Kyoji "metanature"
i-tunesでも好評配信中!!
i-tuneページを表示するにはお客様のPCにi-tunesとquicktimeがインストールされている必要があります。 i-tunes及びquicktimeのダウンロードはこちら





« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月30日 (火)

土屋アンナ舞台事件と濱田朝美さんに見る権利と重大な人権侵害の可能性

私も制作をやっている人間なので権利に関してはかなり気を配る癖がついている。
必ずしも権利者に対していい条件ばかりではないが、(ここだけの話権利を事実上買い取る場合もありうる)その場合も何らかの方法で別の配慮をすることで「埋め合わせ」をすることが多い。音楽でも映画でも「制作」という仕事はクリエーター、プロデユーサー、デイレクター全員のしっかりとした信頼関係に基づいて制作進行しなければならないし、それが当然のありかたである。

だからこの話を聞いて私はわが目を疑った。

発端はこの記事

土屋アンナさん舞台降板…稽古途中から姿見せず
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130729-OYT1T01012.htm

これに対して土屋アンナサイトがずいぶん炎上したようだが、原作者のブログでは

日本一ヘタな歌手☆濱田朝美ブログ☆
http://ameblo.jp/sakura-smile-for-you/entry-11582675117.html

<前略>

皆さんももうご存じかと思われますが、私の本「日本一ヘタな歌手」が舞台化される事になりました。

その事について、どうしても納得がいかない事があり、この場を借りて事実をお話したいと思います。

実は今日、私の舞台の主演である、土屋アンナさんが、自分勝手に舞台練習を休み、そのせいで八月の公演が出来なくなったという内容が、舞台の公式ページに発表されました。
その発表は、全くの事実無根です。
これから、お話する事が真実です。

実は、最初の段階でこの舞台の話に関して、私は制作者側から全く許可を取られていませんでした。
私が舞台の存在を知ったのは、友人からネットに出ていたよ!というメールが来たのがきっかけでした。
その知らせに、慌ててネット検索してみた時には、もう舞台の記者会見の一週間前でした。
その時、私は何が起こっているのか全く把握できず、ただただ驚きました。
何日か後に、こちらから連絡を取り、本の出版社の元担当と舞台の監督(演出家)に会う事が出来、事情を説明して頂きまた。
すると、既に私から舞台化の許可を取ったと言われ、詳細の説明や正式な謝罪もありませんでした。
ですが、許可を取ったという内容を聞いていると、常識ではあり得ないものでした。
一年半ほど前に、私が多摩センターで路上ライブをしていた時
元担当が私の元に監督を連れて来て、"今後何か協力して下さるかもしれないから、ご挨拶して。"と言いました。
私はただ、自己紹介と今後何かありましたらよろしくお願いします。と言いました。
その事を、許可を取ったと言っているようでした。


しかし、その時は舞台化の話などは無く、その後も監督とお会いする事も、元担当からそのようなお話をされる事はありませんでした。

お二方の言い分は、それがこの業界では許可した事になるのだ。という事でした。

私は何度も、それでは許可にならない。と言いました。

すると監督は"そんなに許可と言うのなら、別に貴女でなくとも、障がい者はたくさん世の中にいる。違う人に頼んでも良いんだよ!"とおっしゃいました。
また、原作とは内容が多少異なるため、そんなに許可と騒がなくてもいい、と言う事を言われました。

その言葉に、私は憤慨し、この方にはいくら言っても理解していただけないのでは。と思いました。

一応元担当が、監督を宥め、今度近いうちに舞台の台本を私に見せ、そこで舞台化の許可を正式にして欲しいと言う事になりました。

その後いくら待っても台本は届かず、1ヶ月以上が経ち、突然7月16日のプレミアムライブ「舞台の成功をみんなで祝うパーティー」の案内が届きました

許可もしていないのにそんな案内が届いた事に、とても不愉快な気持ちでした。
しかし、それに行けば監督に会えると思い、参加する事にしました。
ですが、パーティーでは監督とは話をする事は出来ませんでした。

でもそこで、主演の土屋アンナさんにお会いする事が出来ました。
土屋さんはとても親しくしてくださり、"舞台の台本を見ましたか?貴女は本当にこの内容で許可を出したの?"と聞いてくださいました。
私はそこで今までの経緯をお話しし、舞台に関して困惑している事を打ち明けたところ、土屋さんも共感して下さり、協力して下さる事になりました。
そして、何も出来ない私の代わりに、監督に"濱田さんが納得出来るものにしてください。"と掛け合ってくださったのです。
また"原作者が納得し、許可した舞台でないのなら、出演出来ません"と伝えたそうです。
しかし監督はそれを全く聞き入れる事はないそうです。

私の所にはただ一枚の舞台の同意書のみを送りつけ、台本も詳しい内容説明もない状態で、毎日のように同意書にサインするように、と言う内容の電話ばかりかけて来ました。

私は説明も無しにサインは出来ないと思い、内容を教えてくださいとその度に言い、サインを断りました。
やっと台本が送られて来たのが2日前の事です。
そしてその台本を見ましたが、私の本が原作とは思えない程、内容が異なっており、自分の人生を侮辱された様な気持ちでした。

そこでやはり許可はしたくないと感じ、私の作品を原作と書かず、全くのオリジナルとしてやって頂きたいという意向を伝えようとしていました。

そして本日、舞台の公式サイトに、土屋アンナさんが無断で練習に出ないため、8月の公演は中止という内容の記事が発表されていました。
その発表は全くのデタラメで、これが真実です。

それに対し、私はとても怒りが鎮まらず、皆さんに真実を訴えたくなりました。
土屋アンナさんは、全くの無実です。
ただ、私のために監督に伝えて下さっていただけなのです。
皆さん、どう思われますか?
それでも土屋アンナさんが悪いということになりますか?

<後略>

この件で権利ビジネスのことも何もわからんで知ったかぶりをするおバカが中心にあちこちで炎上しているようだが、まず全く当たり前のこととして

権利者が許諾していない、といっている以上は制作者が何と言おうが許諾したことにはならない。

当たり前の話だ、こんな簡単なことがわからん奴が多いのが驚きだ 

(注;これを著作人格権という)

続きを読む "土屋アンナ舞台事件と濱田朝美さんに見る権利と重大な人権侵害の可能性"

| | コメント (2)

現代人は絶えず「音響外傷」の危険にさらされている

皆さんは「音響外傷」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
「音響外傷」とは強力な音波によって内耳の蝸牛が障害を受け難聴などが生じる聴覚機構の損傷を受けることである。
実は現代人はこのたえず「音響外傷」の危険にさらされている。

例えば電車でよくipod スマホ walkman等々で音漏れしながらシャカシャカ音を立てながら聴いている人をよく見かけるが、もしこのことに身に覚えがあるならあなたは「音響外傷」の危険にさらされているといっても過言ではない。

「音響外傷」は聴力の低下、最悪の場合は内耳のダメージを受け、耳閉塞感や耳痛が起こり、その後、耳鳴りや難聴になる。場合によっては、特定の狭い周波数域だけ聞こえが悪くなっていることもある。必ずしも自覚症状が起きずに難聴になる場合も少なくない。

特にこれから夏の音楽のフェステイバルが目白押しだ、そういう時に気を付ける必要がある

■夏フェス後に音が聴こえにくい……音響外傷かも?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00000005-nallabout-hlth&1375057813

大音量で音楽を聞いていると、急性の内耳障害である「音響外傷」を起こしてしまうことがあります。主な症状は、普段はよく聞き取れる音も聞こえなくなる難聴と耳鳴り。

 以前は「音響外傷」というと、仕事中に大きな音を聞くことが多い職場で起きる症状でしたが、コンサートなどで大型のスピーカーが使用されるようになって からは、コンサート会場での音響外傷が増加しました。普段から携帯用音楽プレイヤーで音量を大きくする癖がある人にも注意が必要ですが、夏フェスなどに 行って大音量で音楽を楽しむ人が多いこの季節は、耳の健康にも少し注意するようにしましょう。

<中略>
身近な哺乳類である犬と比較すると、人の聴力は劣っているように思いがちですが、それでも耳たぶや外耳でしっかりと音を集め、直接外気とつながっている耳 道を持ち、鼓膜からの振動を耳小骨で増幅して、内耳細胞で聴く機構を持っている点では、やはり優れた聴覚を持っているといえます。

 このような耳のつくりは小さな音を聞くのに優れていると言えます。そのため大きな音を聞くと、内耳細胞が振り切れてしまった状態になり、本来の構造が破 壊されてしまうことがあるのです。遠くの地震の揺れを増幅して記録する地震計の針をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

■音響外傷の予防法

 音響外傷の予防法は大音量の音を避けるのが一番。特に人工的な音の場合は、スピーカーなどの音源を意識して、少し遠めに距離を取るだけでも予防になります。

 音源から離れると音が小さくなるのは当然ですが、自然の音とスピーカーでは少し異なります。たとえば自然界の大きな音である雷などの場合、音は音源から 三次元に広がっていくので、距離の三乗に比例して減衰しますが、コンサートなどで使う型のスピーカーでは、音は二次元的に広がって行くため、音源のスピー カーからの距離の二乗で減衰します。たとえば音源から4mと8mの場所では音圧が1/4になります。スピーカーから離れた位置に場所取りすることで、音楽 を楽しみながら音響外傷をうまく予防することができるのです。

続きを読む "現代人は絶えず「音響外傷」の危険にさらされている"

| | コメント (0)

2013年7月29日 (月)

音楽評論家が「日本の音楽評論家は信用できない」とレコ大の実情を暴露

先日の拙ブログ記事 ついに業界内で名指しの批判ー「J-POPを殺したのはソニー」 で音楽業界の体質を名指しで批判した麻生香太郎氏がまた吠えた

まあ正直いって音楽ファンの多くは既にこの実情に気づいているし我々音楽業界の人間からすればすでにわかりきっている事実である。
しかしここまで大っぴらに云えるようになったとは、もはや音楽業界もこういう声を黙らすことができなくなったのであろう。

「大手マスコミと芸能界を結ぶ「太い利権」が、ジャーナリズムを殺した」
http://realsound.jp/2013/07/post-19.html

(注;この文章ではA本氏をわざと「あまちゃん」演じた太巻の「古田氏」としている)

『スター誕生!』の時だって、審査委員長の阿久悠さんは、楽曲制作を、自分以外にも振り分けていたものです。だが、誰も番組の中心人物には逆らえない。ス ポーツ新聞もマスコミも、「おニャン子クラブの取材をさせてもらえなくなる」という理由で一切、批判できなかった。批評眼さえなかった。今だと「GMTに 取材ができなくなるから......」ですよね。唯一『週刊文春』はスキャンダル記事を載せて、喧嘩を売っているような(逆・擦り寄りのような)微妙なス タンスをとっていますが、本質的なところを指摘するメディアは今のところありません。こうしたマスコミの利権に縛られている状態が、まとも音楽ジャーナリ ズムが成立しない要因のひとつになっていると思います。

そして次の記事

『レコ大』審査員は利権まみれ! 日本の音楽評論家が信用できないワケ
http://realsound.jp/2013/07/post-22.html

続きを読む "音楽評論家が「日本の音楽評論家は信用できない」とレコ大の実情を暴露"

| | コメント (0)

2013年7月27日 (土)

東京音大

私は結局音楽大学には行かなかったが東京音大は他の大学とは違う思い入れがある。

というのも自分の音楽作品の演奏のリハーサルが行われた場所だったからだ。
それは生まれて初めて自分以外の人が私の音楽作品を演奏したコンサートのためのリハーサルだったからだ。

今は私が行った当時とは異なり建物もすっかり新しくなり全く勝手がわからなくなったが..

130727_150901

食堂からみたA館ロビー

確か作曲家の三木稔先生主宰のコンサートだった。そういうこともあり結構思い入れがある。

高校時代音大の作曲家を受験すべく勉強した時期があり、東京芸大や国立音大には何回か行ったが、なぜか東京音大の方が印象に残っているし自分の中でもいいイメージを持っていた。そしてその数年後、東京音大は日本の音楽教育としては革命的なことをやってのける。

それまでクラシック音楽一辺倒だった日本の音楽教育にポピュラー、ジャズ系の音楽教育のカリキュラムを導入し、カシオペアの鳴瀬さんMugenの難波弘之さん を教授に迎え「放送音楽コース」なるカリキュラムをたぶん四年制の音楽大学としては日本で初めて導入した点であろう。これを私立の音楽大学でもトップクラスのレベルだった東京音大が導入したということで音楽教育の世界は当時、蜂の巣をたたくほどの大騒ぎとなった。

Ifukube

その導入を決定したのが当時学長だった伊福部昭先生(写真)、そうゴジラのテーマ等の円谷プロの音楽を始め、多くの日本の映画音楽で多くの実績を作った大作曲家である。日本の映画音楽の作曲家として私が最も尊敬する作曲家の一人である。

その伊福部先生の強い意志で日本のバークレー音楽院のようなものを東京音大に作ろうと考え、プロフェッショナルな音楽家の教育にも力を入れてきた方である。そしてそれは実に見事に結実したと思う。変な話私はあと十年生まれるのが遅かったら躊躇せず東京音大に入ろうと思ったかもしれない、少なくとも芸大よりは居心地が良さそうである。

実際私の経験上も東京音大出身のミュージシャンは実に仕事がしやすい。こちらの趣旨をきちんと汲み取ろうと努力をしてくれるしさまざまな協力もしてくれる。我々作曲や編曲をやっている人間からすれば実にありがたい。それも伊福部先生の主旨ではなかったかと思っている。

続きを読む "東京音大"

| | コメント (1)

2013年7月25日 (木)

チームカラハリ 『アイドル7×7監督』DVD 8月27日に発売!!

今年の初め渋谷アップリンクにて公開しました「7監督×7アイドル」のDVDが8月27日に発売されます。私は竹藤監督の「だから私は眠れない」の音楽を担当しています。他の作品も結構面白いのばかりですので興味ある方は是非ご覧ください

Kyoji19xx_001b

¥3000

1.『それにしてもミクのやつ』主演・石原 美優 × 監督・太田 博
2.『EVIL/NOBLE』主演・工藤 耶 × 監督・天野 邪子
3.『ふたりあそび』主演・黒澤ゆりか × 監督・渡邊 世紀
4.『だから私は眠れない』主演・橋元 優菜 × 監督・竹藤恵一郎
                                           (大野音楽担当作品)
5. 『じんたいせいぞう』主演・疋田 紗也 × 監督・マッケンジー・荒
6.『空蝉(うつせみ)』主演・森江 朋美 × 監督・世 志 男
7.『全く捨てられない女』主演・太田 千晶 × 監督・賀川 貴之

(「キネマ旬報社」データベースより)

映像集団チーム・カラハリを中心にした7人の監督が旬のアイドル&タレント7人を主役に競作した短編映画第1弾。石原美優主演の『それにしてもミ クのやつ』ほか、工藤亜耶、黒澤ゆりか、橋本優菜、疋田紗也、森江朋美、太田千晶が主演した全7作品を収録。

内容(「Oricon」データベースより)

その可能性は49にも100にもなり、はたまた0にもマイナスにもなる?!映像集団チーム・カラハリを中心に7人の監督が旬のアイドル・タレント7人を主役に起用して描く短編映画の第1巻

8月27日 に発売です。現在予約可能!!

;

| | コメント (0)

2013年7月16日 (火)

ついに業界内で名指しの批判ー「J-POPを殺したのはソニー」

正直いって記事自体は私のこのブログを読んでいただいた方なら「何をいまさら」ということになろう。主張内容も私にいわせれば特に新しいものはない。

■「J-POPを殺したのはソニー」 知られざる音楽業界のタブー
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130715/wlf13071512010009-n1.htm

Wlf13071512010009p5

麻生香太郎氏

J-POPを殺したのはソニー!?不振にあえぐ日本の音楽業界、中でも「J-POP」が抱える病巣に踏み込んだ著書「誰がJ-POPを救えるか?マスコミ が語れない業界盛衰記」(朝日新聞出版)が話題だ。著者で音楽評論家の麻生香太郎氏(写真)は、儲け優先に舵を切ったメーカーなど業界の構造をはじめ9項目の問題 点を指摘。「タブーに声を上げないと、音楽業界はダメになる」と話している。

この記事に意味があるとすれば、今まで業界で表だって言えなかったことが、曲がりなりにも産経新聞という一応大手といわれる新聞の記事で特定のメーカーを「名指し」した上で出ている点だろう。

 ちょっと前にこんな記事を書こうもんなら業界から永久追放ものだった。しかし今やメーカー自体にそういった「強権発動」する力はもはやなくなったことを示している。私的にはJ-popだけでなく日本の音楽文化をダメにしたのはソニーミュージックだけでなくエ〇ベック〇の二社がA級戦犯といっていいと思うのだが..(ちなみにA〇B出しているキ〇グの曲はそもそも「音楽」を売っていないから対象外)

いずれにせよもはや業界の体すらなさなくなった音楽業界。もはや音楽評論家は元より作曲家、作詞家、ミュージシャンを満足に食わせられなくなっている現状ではどんなえらそうなことをいってももはや人はついてこないだろう。

正直いっそのこと全部つぶれて本当に一度更地になってくれた方がいいと思うのだが..

;

| | コメント (0)

2013年7月11日 (木)

映画音楽制作とスタジオ

現在映画祭出品を念頭に置いたある短編映画の音楽をやっています。

基本構想はだいたいできあがっていますが最後にあるクラシック曲のピアノを入れるんですが、その生ピアノのレコーデイングをしようかという話があります。しかし低予算なので然るべきスタジオできちんと録る予算などなくどうしようかという話になっています。
実は以前なら安い価格で生ピアノをレコーデイングできるスタジオがいくつかあったのですが、時代の流れなのかことごとく閉鎖されており、一定の予算を用意しないと生ピアノの音のレコーデイングは難しいかもしれません。まあどうにか知恵を絞って対策を考えますが..監督がどうしても、というのならやはりその予算を考えてもらうしかありません。

たまたま昨日地上波でジブリの「風立ちぬ」の音楽の録音模様が放送されたのをひょんなきっかけで見ましたが大ホール借り切って読饗のオケとピアノのレコーデイング。これだけ音楽にお金かけてくれるのは今やジブリとNHKくらいでしょうね。ハリウッド映画ならともかく日本の市場規模では普通の日本映画ではここまでの音楽制作の予算は残念ながらとうてい出ません。たまにはあのくらいのオケ(僕の知っている範囲では読饗はたぶん日本で一番うまいオーケストラだと思います)で自分の曲をレコーデイングしたいものですが、まあそれには世界市場に出るべく画策するしかありません。今いろいろ動いているのはそのためでもあります

まあ普通は「生オーケストラっぽく作ってね」といわれてもモノホンのオケなんか使える予算など出ないので (実は数人のミュージシャンを雇うほどの予算もないことが多い)結局ソフトシンセで殆どの作業をやらざるを得なくなります。まあViennaKontakt playerというソフトシンセがあるからある程度生音風にはできますが、そうはいってもソフトシンセは所詮フェイクの域を出ない音源です。.

むかし久石さんのスタジオが六本木、今の六本木ヒルズの場所にあったころよく私はそのスタジオで自分の曲のレコーデイングしていました。私の知っている範囲ではジブリの草創期では久石さんは生オケを使わずに、愛用のフェアライトCMI (といっても殆どの人がもう知らないでしょう? 昔のサンプリングマシンの最高級機で今のPro toolsのようなことができるサンプリングシンセコンピューター)で作っていたと思います、私がレコーデイングしている隣の部屋で一人黙々と作業をしていたのを思い出します。たぶん「トトロ」くらいまではそうしてやっていたんじゃないかと思いますが、実際はどうだったんでしょうか?

ちなみに「風立ちぬ」は大ホールで録っていましたがよく考えれば早稲田にあるAvacoスタジオビクター302 401(通称サザンスタジオ)を一日ロックアウトで抑えるよりは大ホールの方が安上がりだと思います。その代りPro toolsやレコーデイング卓を持ち込まないといけないですが、たぶんそのコストを入れても安いでしょうね。..スタジオがつぶれる要素はここにもあります。

映画音楽の制作 楽なものは1つもありません。数えきれないほどの映画音楽を手掛けた久石さんも同じことをいっていましたし、何度も疲れ果ててボロボロな状態になっている久石さんをスタジオで見ました。まあ私なんか楽してる方かもしれませんが、 いやボロボロになるのはこれからかもしれません。(@_@;)

まあとにかくよい映画を作るためには音楽の予算ももう少し考えていただけると助かりますが... まずは今目の前にある仕事を片付けます。

| | コメント (0)

ミュージシャン、クリエーターの皆さんへお願い。表現の自由を守るために今回は自民党以外に投票しましょう!!

21日の参議院選挙投票にあたり今回は「ネットでの選挙活動」が可能ということなのでガイドラインに沿った形で当ブログでもやってみようと思います。なぜなら今回このままいけば自民党がたぶん大勝し衆議院と参議院の両院で2/3以上を獲得すれば「公約」どおりに憲法改正に動き出すことになるからです。

尚当たり前ですが私はいかなる候補者や政党とも関係はありませんし言うまでもないですが金銭の授受関係もありません。

さて自民党の憲法改正案の最大の問題はその内容です。安部首相は96条だけを変えたいのではありません。

その内容は以前も書きました自民党の憲法改革草案
http://bit.ly/15xRXNT

9条改悪も問題ですが私たち音楽家、クリエーターにとって最も切実な問題は言論、表現の自由に抵触する21条改悪の問題です。

チバレイこと千葉麗子さんの画像をシェアさせていただきます。

1003855_685510654798222_303820845_n

これは我々音楽家、表現する人間にとって切実な問題です。今回の参議院選挙が終わると衆議院解散ということがないかぎり3年間は選挙はありません。その間に96条改正を皮切りに、この21条が「国民の大多数が気が付かない間に」改悪される可能性は十分にあります。

つまり

1.自民党公明党 衆参両院で絶対安定多数獲得(議席の2/3以上)

        

2.憲法96条改正案通過(議席の2/3以上)

        

3.国民投票で採決

        

4.憲法改正達成

        

5.なし崩し的に9条(戦争放棄)

 12条(基本的人権

 21条(言論、集会の自由) 改悪

このことにより理論上は戦前の悪名高い「治安維持法」の復活が可能になります。

そうするとどういう社会になると思いますか?

 

政府の政策へのプロテストソングを歌っただけで牢屋行き

自由にライブがしたくてもできない社会。集会に制限集会に参加しただけで牢屋行き

作りたい映画も作れなくなってしまう

なんていう世の中に3年後にはなっているかもしれません。

3年という年月はそれらのことを実現するには十分な時間です。

それを阻止する意味でもミュージシャン、映画関係その他クリエーターの皆さん。今度の参議院選挙には投票に行きましょう。;

いや、あえて選挙運動ー 今回だけは自民党、公明党に投票するのをやめましょう!! 

(日本維新の会も同様)

          

はっきりいってこの政党は論外!! まさかこの政党をまだ真の改革政党だと思っている人はいませんよね? 日本人って騙されやすい。まさか橋下の風俗発言お忘れではないでしょうね

表現の自由、言論の自由を守るためにあえて「ネット選挙運動」をさせていただきました。

大野 泰史

kyojiohno@yahoo.co.jp

| | コメント (0)

2013年7月 6日 (土)

「クリエーターズ」EXPO雑感と音楽ビジネスにからんでのひとりごと

水曜日の記事のクリエーターズEXPO/プロダクションEXPOの記事にちなんで、
昨日その「第二回クリエーターズEXPO」が終了した。私の友人も出展していてかなりその友人にとっても有意義なものだったようだ。

前の記事にも書いたが今回の「第二回クリエーターズEXPO」個人のクリエーターが出展できるという画期的なものである。とかく会社中心にしか動かない日本においてこういうものが実現できたことは驚きである。少なくとも私はこういう内容のイベントは聞いたことがないし、その意味では経産省が推進している「クールジャパン」の構想とは一線を画すもののような気がする。

Creator5

出展ジャンルはデザイン、イラスト、写真、アート、書道、作家等多岐にわたりまさしくクリエーターが自分の作品を特に各業界関係者に発表、展示ができるもので、ここから新たな仕事の流れに結び付いたり新しいクリエーターのスターが生まれるといいと思う。

今回の「第二回クリエーターズEXPO」の出展を行うにあたり「仕掛け人」が起こした説明会場には各分野のクリエーターが殺到し、入りきれない状態だったという。これは以前私がNHKのEテレの「シャキーン」のコーナーをやっているときに感じたのだが、「シャキーン」で 「面白い企画ならコーナーで採用する」という情報がソーシャルネットその他で流れたこともあり、持ち込みの企画が殺到しデイレクターも処理しきれない状態 になった。おかげで私のコーナーのオンエア回数も激減する羽目になったのだが、逆にいうとそれだけ今の日本にはクリエーターが自分の作品を発表する 機会が非常に少ない。ということの表れでもある。

続きを読む "「クリエーターズ」EXPO雑感と音楽ビジネスにからんでのひとりごと"

| | コメント (0)

2013年7月 5日 (金)

JASRACによる選挙運動での音楽利用の注意事項

「あまちゃん」のテーマソングの都議選での活用が問題になりましたが.

どうやら「みんなの党」だったようです。
http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%81%82%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93+%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E5%85%9A&ei=UTF-8

但し一部に「複数の政党」という情報もありますので他の政党も使用した可能性があります。

そしてご存じのとおり昨日参議院選挙が公示されました。

JASRACは参議院選挙で同様の事態が発生しないように「JASRACが選挙運動での音楽利用の注意事項を案内する窓口」を開設 しました。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130703/489143/

130703zu

選挙運動で音楽著作物を利用する場合、通常の利用許諾手続き以外に、事前に著作者の同意を得るなどの手続きが必要になる。JASRACは、「このたびブログやWebサイト、動画サイトなど幅広いインターネットメディアにおけるインターネット選挙運動が解禁されたため、より一層の注意が必要」と指摘す る。

 こうした動向を踏まえ、インターネット選挙運動を含めた選挙運動全般における音楽利用に向け専門の窓口を設置することにした。Webページも開設し、窓口の連絡先のほか、実際の手続きの手順に関する図を公開している(上図)。

一部のITギーグ系の人たちでいまだ著作権の存在自体に否定的な人間がいるだけに同じような問題が起きる可能性があります。

詳しくは

 一般社団法人 日本音楽著作権協会

選挙運動音楽利用窓口

担当 送信部 前川・岡村

電話(ネットワーク課) 03-3481-2120

Email senkyo2013@jasrac.jp

,center>

| | コメント (0)

2013年7月 3日 (水)

クリエーターズEXPO/プロダクションEXPO 初日に行ってきました。

先日のバーチャルリアリテイ展に引き続き、東京ビッグサイトにて「第二回クリエーターズEXPO」に行ってきました。同時開催で「第一回プロダクションEXPO」を始め以下の展示会も同時開催、(勿論1つに登録すればすべての展示会を見ることができます)

・第十七回電子出版EXPO
・第一回コンテンツ制作・配信ソリューション展
・第三回ライセンシングジャパン
・第二十回東京国際ブックフェア

Creator1

その中で私は「第二回クリエーターズEXPO」「第一回プロダクションEXPO」を見てきました。制作会社関係も多く出展するという情報も得ましたので..

まあ近い業界だから当たり前なんですが、先日のVR展よりは見る所も沢山ありましたね。
でもやはりCGやアニメ、ゲーム関係が多いでしょうかね。少ないですが音楽制作会社もありました。
映画関係は少なかったですね。イマジカを映画関係といっていいならイマジカくらいかもしれませんが、一展だけ自主制作からみのブースもありました。それは追って別の記事に書きます。

Creator2

Creator3

内容は思った以上に良かったです。先日の経産省の出した「クールジャパン構想」の内容を見て正直「あまり期待持てないな」という風にも思っていたのですが、なかなかどうして。

その関係にはこの「第二回クリエーターズEXPO」、 他の展示会にない特徴を持っていたからです。

続きを読む "クリエーターズEXPO/プロダクションEXPO 初日に行ってきました。"

| | コメント (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »