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2013年6月29日 (土)

音楽ファンを大事にしなくなった音楽業界ー「クラシック音楽愛好家」の集まりに参加して

先々月より制作してきた化粧品メーカー用の環境音楽ーヒーリング音楽、昨日正式に納品されました。7年前にも同じ仕事をしましたがその時は単に「サロンに流す音楽」ということでそれほど大々的なものではなかったのですが、今回は私の名前も出てしまい、しかもかなりメデイア展開も行われるようなので、正式に情報解禁になりましたら当ブログでもお知らせいたします。

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昨夜はその化粧品メーカーのプロジェクトの監修の方である美容ジャーナリストの方のお誘いで西麻布の隠れ家的なサロンにて「クラシック音楽愛好家」の集まりに伺いました。実は今回の化粧品メーカー用の音楽のプロデユーサーとはもう結構長い付き合いなんですが、こんなにもすごいクラシック音楽の愛好家であったことを今まで知りませんでした。その美容ジャーナリストの方も大変なクラシック愛好家で、打ち合わせの際にそのプロデユーサーと意気投合してその関係で今回の仕事が終わった関係で集まりに私も呼ばれたという経緯があります。

まあ私も昔は「クラシック少年」でしたし、音大も受けようとした時期があり少なくとも音大生なみのクラシック音楽の知識は持っていますが、かなりクラシックに関してはマニアックな集まりで私自身もタジタジになるくらいでしたが. しかしこういう人たちの集まりがこういう形で定期的にあるというのは驚きでもありました。

私の会社も業務で「ホール録音」を行うことがありますが、

http://homepage1.nifty.com/hyb-music/hall.htm

最近はメジャーメーカーであまりクラシック音楽を発売しなくなった関係で、元レコード会社のデイレクターで小さいながらもクラシック音楽のレーベルを運営している人たちがいますが、今日の集まりの人たちもそういう人たちとのつながりも持っています。

音楽にお金を使わない、音楽文化というものを尊重しない人が増えているという一方でこういう人たちがまたいるというのは音楽文化にとって救いでもあると思いますね。そしてこの人たちの音楽に対するパッション、愛情を感じているうちに今の音楽業界の現状に関してますますもどかしい、というか腹立たしい思いが込みあがってきます。

要するに日本の音楽業界、メジャーメーカーはこういう音楽愛好家を蔑ろにしてきた、といってもいいからです。

マスに対して音楽を売る、というビジネスモデルに固執するあまり、音楽の質を著しく落とし、「コンペ」と称してシロウトに毛の生えたレベルの連中に曲を書かせ、あげくの果ては音楽を売るのではなく「握手券」を売るという本末転倒のことを行う、おまけにそれを批判した人間に「暴言だ」などと非難する。

当たり前ですが音楽業界というのは「音楽を売る」業界です。そして本来は音楽をこよなく愛する人たち、アーチストをこよなく愛する人たちにそれを届けるのが社会的使命のはずです。しかし音楽業界は「マスに売る」ということに、特にバブル時代以降顕著に固執しそしていまだのバブル時代のそのビジネスモデル維持に固執しています。そして残念ながら「マス」といわれる人たちの中には必ずしも音楽愛好家、音楽をこよなく愛する人たちがいるわけではありません。(まあ「音楽好きですか?」と聞かれたらそういう人たちも「好きです」と答えるでしょうけど、心底本当の意味で好きなわけではありません

そして音楽をたいして好きでもない人たちに対してしらじらしいマーケテイングを行い、それを続けていたためにリスナーも音楽に対してお金を払わなくなったり、音楽自体を蔑ろにしていく風潮が出てしまったといっていいでしょう。音楽業界衰退の原因はいろいろありますし、確かにインターネットの出現も無関係ではありません(これはいつか記事にまとめようと思います)しかし、最大の原因は音楽業界自身にあるといえます

実は今回の化粧品メーカーとの仕事で今後の音楽を始めコンテンツのビジネス展開にとって大いに参考になる点があることがわかりました。実は化粧品というのは昔から顧客へのダイレクトマーケテイングをやってきたノウハウがあり、その関係で各社独自のブランド戦略、マーケテイング戦略を持っています。日本の会社、メーカーはマーケテイングが下手といわれますが日本のさまざまな業種の中でもっとも優秀なマーケテイング戦略を持っているのは化粧品業界であるという点を今回の仕事で感じました。そしてそのマーケテイング戦略は日本の音楽を始めとするコンテンツ業界にとって間違いなく大いに参考にできる話のはずです。

この案件が情報解禁にならないとこの話はできませんのでしかるべき段階でこの点について述べようと思います。

今回のこの仕事で私自身、本当に久しぶりにヒーリング音楽の分野に手を染めましたが、この仕事をやることでいろんな意味で得たものが大きいと感じています。関係者には熱く御礼を申し上げます。

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