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2013年2月 6日 (水)

もう1つのNAMM デジタル楽器全盛からアナログ復権へ 二者択一ではなく両者共存の時代へ

多忙な時期だったので書けませんでしたが、一週間前に恒例のNAMMがアメリカにて開催されました。典型的な記事としては

「NAMM Show 2013」ついに開幕!初日レポートその1 編(島村楽器ブログ)
http://shimamuramusic.hatenablog.com/entry/20130125/1359085254

これ以外にも詳細なレポートに興味のある方は以下のリンクをクリックしてください

例年このNAMMのレポートを読んではいますが、DAW  DTM関係からスマホで使えるmidi機器等がありますが、実際に見てきた人から話を聞きまして感じるのはアナログシンセの価値の復権の側面が強くなっている感じがします。

象徴的な内容として以下のものが揚げられます

アナログシンセの名器のプロフェットシリーズの新商品 Prophet 12(Dave Smith Instruments)

King Korg Synthesizer

Korg_index

http://www.korg.co.jp/Product/Synthesizer/KingKORG/

最近思いますのはデジタルでなく「アナログ」が復活しつつあること。実際CDから音楽配信の時代なのにアナログレコードの売り上げも伸びてきていますし、今回のNAMMも例年と比べましてもデジタル関係は勿論ありましたが、アナログシンセの新製品がかなり目立ってきた感があります、やはり没個性的なデジタルサウンドは飽きられてきたという面もあると思います。 これは私はとてもいい傾向だと思います。

但しこんな書き方をすると、私が「昔がよかった」とか「デジタルに否定的」な見解を持っていると受け取る人がいるかもしれませんが、決してそうではありません。なぜなら私は日常的にソフトシンセやDAW機器等、業務でデジタル機器を使っているからです。デジタル機器がいかに「便利」で使いやすく、またコストダウンにも有効な手段である事実は身を持って体験しています。

しかし一方ではデジタル機器は便利ではあるけどそれで表現の可能性が広がったわけでは決してなく、寧ろ表現が画一的になりがち個性がかえって出しにくいツールだということもわかってきたんでしょうね。人間の本性は本来アナログだしやはりアナログでないと個性的な表現ができないということもわかってきました。

しかし私がここでいいたいのはデジタルでなければアナログ(あるいはその逆)といった右でなければ左、白でなければ黒、という二者択一の議論をいっているのではありません。寧ろデジタルとアナログを共存させ両者を適材適所でバランスよく使い分ける必要がある、ということではないでしょうか? 

これは何も電子楽器に限った話ではないと思います。たとえば既存のメデイアや実生活(リアル)とインターネットでの世界(バーチャル)の両者を対立関係で見る風潮がネットでは根強くあります。最近はリア充(リアルの生活が充実している人)がネットに多くなったと「引きこもり、暇人系の人」のぼやきとか聞きますが、元々両者を二者択一の対立関係で見ようとすること自体が本来はおかしな話です。しかしインターネットでは「ネットがマスメデイアを凌駕する」とか「リアルな世界よりネットの世界の方が優っている」などといったはっきりいえばバカげた見解があたかも正論であるかのようについこの間まではいわれていました、

そうした見解は全くのナンセンスであります。ネットにリア充が増えてきたのはそれだけインターネットが従来のオタク系、引きこもり、暇人系中心の世界から本当の意味で一般的な社会に定着した証しでもあるわけですし、要は(リアル)(バーチャル)を対立関係に考えるのではなく、両者をバランスよく利用した生活こそがこれから重要になっているわけで、四六時中ネットにはりついているのが情報社会での健全な生活のありかたではありません。

話はそれましたがこうしたアナログデジタルリアルバーチャルといった相対するものを適材適所で使いこなす、ということがこれから大事になるような気がします。今回のNAMMはそのことを示しているような気がします。

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