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2012年11月13日 (火)

記事「作曲家とレコード会社が骨肉の争いを繰り広げ…」について

例によって興味深い記事を見つけました。そういわれてみればキャンデイースの曲がラジオから消えましたが、こういうことだったんですね。

キャンディーズ「春一番」がカラオケから抹殺されていた
http://www.asagei.com/9137

「作曲家とレコード会社が骨肉の争いを繰り広げ…」

 キャンディーズの往年のヒット曲「春一番」と「夏が来た!」が、カラオケから突然消えてしまった。その背景には、レコード会社と作曲家のバトルがあったというのだ。

 発端は今年の3月31日まで遡る。「年下の男の子」や「微笑がえし」などキャンディーズの数々の楽曲を手がけてきた穂口雄右氏が、「日本音楽著作権協会」(JASRAC)を退会したことがキッカケだった。

 本来、楽曲の著作権を管理するJASRACから離脱することは、著作権の管理を穂口氏自身が独自で管理することを意味する。

 穂口氏が語る。

「『春一番』『夏が来た!』の2曲は私が作詞作曲しているため、一人の判断でファンの皆さんに安心して低価格で楽しんでいただけるよう、自己管理としました」

 ところが、こうした穂口氏の対応に周囲の反応はさまざまだった。NHKはすぐに年間契約に合意したものの、ソニーグループが「春一番」の音楽配信を止めるなどの措置を講じた。

 つまり、カラオケなどでキャンディーズの一部の楽曲が、歌えなくなってしまっているのだ。

 だが、穂口氏が、このタイミングで音楽業界に一石を投じたのには理由があると言う。

「テレビ局が特定の曲を優先的に放送してヒット曲を作り出したり、CDに『握手券』をつけることで、作品の完成度とは無関係に売り上げを伸ばそうと する業界の体質に疑問を感じました。そうしたことが可能なのも、広告代理店系列の音楽出版社がJASRACが管理する多くの楽曲の著作権を取得しているか らです。音楽著作権を1社で20万曲も集め、これを武器にアーティストや楽曲の囲い込みをやっている。こうした行為は音楽産業を衰退させるだけです」

 つまり、楽曲の著作権を独占的に管理する音楽業界の体質を問題視しているのである。

<後略>

まあ私のブログを読んでいただいている方は私がどのような結論を出すかおわかりでしょう

私は穂口先生の上記の発言を全面的に支持します。

但し、先生はtubefireの違法ダウンロード問題にもかかわっており、そこにレコード会社との訴訟もからんでいますので話はそう単純ではないですが..

理由は先生の発言の以下の部分

「テレビ局が特定の曲を優先的に放送してヒット曲を作り出したり、CDに『握手券』をつけることで、作品の完成度とは無関係に売り上げを伸ばそうとする業 界の体質に疑問を感じました。そうしたことが可能なのも、広告代理店系列の音楽出版社がJASRACが管理する多くの楽曲の著作権を取得しているからで す。音楽著作権を1社で20万曲も集め、これを武器にアーティストや楽曲の囲い込みをやっている。こうした行為は音楽産業を衰退させるだけです」

これについては私のブログでも何回も指摘しました。そしてこの発言内容に関しては全くその通り、です。 そしてこのブログでも何回も指摘していますように、放送局とのタイアップがこの状態を呼び、それが日本の音楽文化を蝕んでいるいるという紛れもない事実があるからです。

勿論JASRAC以外にe-licenceとかダイキとか一応信託期間として存在しますが、事実上JASRACの独占状態、この現実はわざわざ書かなくてもわかることだと思います。

「著作隣接権」といっても著作権の詳しくない方にはわかりにくいでしょうが、それはレコード会社の「原盤」を使うからそれが発生するのであって、つまり「著作隣接権」とは「原盤」を所有することによって「著作権を寡占的に使用する」権利であり、穂口先生の曲はタイアップその他からみの権利と「原盤」による縛りから、レコード会社が流してきた音源をカラオケや有線、そしてラジオ等のオンエアに関する権利の管理をレコード会社が行う権利を持っているわけです。(だから禁止もできる) 。

逆に著作者である穂口先生が独自の音源をレコーデイングして新たな「原盤」を作ってカラオケなり何なりに出せばレコード会社も口を出せなくなるわけです。その場合はカラオケだろうが>you tubeだろうがどこだろうが出しても問題ありません。

この記事で問題にしているのはテレビ局とレコード会社の癒着の体質が音楽のクオリティをないがしろにしてきた今のレコード 会社の体質が問われています。

私としてはこういう行動を私のような取るに足らない者がいうのではなく、もっと大勢のビッグネーム、大御所の先生方に穂口先生のような行動を取っていただくように望みます。今の音楽産業をダメにしたレコード会社にこういう形で叛旗をひるがえしてほしいですね。私のような人間がいくら云っても「雑魚がなんかいっとるわ」くらいにしか思われませんから。 心ある音楽家の先輩たちに今、音楽文化を再生するために何をするべきかを行動で示していただきたいし、そうしない限り今の音楽業界はよくなりません。

音楽産業の停滞は勿論ネットの違法コピーとかの問題もありますが、このブログで何回も書いておりますように、最大の原因音楽を文化としてではなく、100均ショップで売るような使い捨ての消耗品に音楽産業がしてしまった、という点が大きいと思います。

そろそろ現場の作曲家のビッグネームの方がこういう問題にもっと発言をしていただくことを希望するものであります

<追記>

えーと 上記の記事ですが穂口氏側にもいろいろと問題があるようです。

いわゆるtubefireの違法ダウンロードに関わっている点がありましてhttp://www.mynewsjapan.com/reports/1581

その点でもレコード会社と訴訟が起きています。その点もありまして穂口氏も全く「真っ白」というわけではありませんので若干上記の記事を修正させていただきました。

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コメント

私実は、ほとんどテレビみてない(使って
ない)です。

投稿: 年下の初老老人 | 2012年11月28日 (水) 11時01分

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