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2012年3月10日 (土)

欧米のインデイースシーンで使われている音楽プロモーションツール

↓下の記事の続き

実は何で急にこんなことを言い出したかというと、私は元々そういう欧米の音楽プロモーションツールのアカウントをいくつか持っていた。しかし日本国内で立ち上げようとしていたさまざまなプロジェクト関係(多くは失敗に終わったが)やこのブログで何回も述べたがこれから自分の人生の勝負に出るためのさまざまなプロジェクト。それらについて頭がいっぱいだった関係で、そうしたプロモーションツールを長い間放ったらかしにしておいてしまっていたからである。

しかしよく考えればそれは大変損をしていることに気づいた。改めてそうしたプロモーションツールをよく見ているうちにもっと前から積極的にやっておけばよかった、といえるようなものがたくさんある。

そして今自分がやろうとしていること。

音楽に関する全く新しいコンテンツの開発これはいずれ今までにない作品を世に出すことを目的としている。

そして先日も私がフィルムスコアした作品がカンヌ映画祭に提出されたが、作曲家としては映画劇伴音楽作家としても動こうとしている。

これらはいずれも最終的には日本国内だけでなく、いずれは世界じゅうに対してプロモーションしなくてはならないプロジェクトである。その場合日本国内の業界の常識など全く無意味である。その際にはアメリカの音楽のプロモーションツール、欧米の音楽のプロモーションやアーチストのインキュベーションのメカニズムをもう一度検証し、理解することはこれからの自分の音楽人生にも極めて重要なことだと考える。この場合はっきりいって日本の音楽業界の常識などクソくらえである。

なぜ欧米社会では地上波のテレビのタイアップもない、いわゆるシチュエーション作りもない状態で音楽がプロモーションされているのか、なぜ次から次へと新人アーチストが育ちインキュベートされているのか?

それは欧米のアーチスト向けのインデイース、新人アーチストのプロモーションツールが非常に充実している。というのも大きいと思う。日本もいわゆるインデイース市場が大きく伸びているが、欧米ではそれ以上にどんどん伸びているのはそのためである。

それではどんなプロモーションツールがあるかというと

1 CD BABY    http://www.cdbaby.com/

日本でも知る人ぞ知るアメリカのインデイースCDのデイストリビューションサイトの最大手。アメリカ国内のリテールショップやアマゾンを含むネットショップ、そしてi-tunesを始めとする大手配信会社でのデジタル販売が可能。そこまでなら同じようなサイトがあるがCD BABYですごいのはラジオへのプロモーションを始めとする、多くのサイトと連携し自分の曲のプロモーションやテレビ映画、you tube等へのライセンシング推進プログラムまでついている。このCD BABYから多くのバンド、アーチストがインキュベートされた実績があり、海外で自作を発表したい人はここのアカウントを取ることを私は推奨したい。費用もそんなに高くない。

ちなみに私のCD baby サイト http://www.cdbaby.com/cd/kyoji

奥津のCD babyサイト http://www.cdbaby.com/cd/megumiokutsu2

2.  Sonicbids   http://www.sonicbids.com/

主にアメリカ国内のギグ(ライブや音楽祭等)への参加を効率的に行なう目的だが自作のプロモーションやライセンシング獲得(多くの場合追加料金がかかる)も可能。自分のプロフィールと作品の試聴をできるプロフィールサイト(EPK )を作ることができ、海外のプロモーター、プロデユーサーに見せるための機会を作ることもできる。CD BABYfacebookのアーチストページとも連動可能。有料会員になれば10曲まで自作のサンプルをアップロードできる。

3.  Reverbnationhttp://www.reverbnation.com/

CD BABYと同じようにプロフィールサイトとCD販売機能やi-tunesの配信も可能。但しCD BABYと違うのはソーシャルネットに特化している面がある。というのもこのサイトがfacebookと密接な関係があるためだが、CD販売機能も有料設定なので私もこのサイトはあるもののそんなに使っていない。

私のReverbnationサイト http://www.reverbnation.com/kyojiohno

音楽プロモーションツールサイト

・ jango airplay    http://airplay.jango.com/

全世界で700万人のリスナーを抱えるインターネットラジオ。ジャンル別に分かれており音楽の趣味の近い層に音楽を聴かせることができる。CD BABYi-tunes、公式サイトにも常時リンクを貼っているのでリスナーを誘導しやすい

music SUBMIT  http://www.musicsubmit.com/

全米のairplayやインターネットラジオだけでなくカレッジ(大学)ラジオ、地方のラジオといったリアルば媒体へのプロモーション、オンラインミュージックマガジン等にプロモーション等ができる。実際の電波系のパワープレイも入っているので上記のjango airplay よりは費用がかさむが、新人のインキュベーションにはアメリカではカレッジチャートが大きな影響力を有しており、資金力があればこちらをプロモーションにする方法もある。とはいえ、日本のラジオのパワープレイーと比べると遥かに安い。

Headliner      http://headliner.fm/

インターネットラジオとソーシャルネットを融合した音楽プロモーション。アーチストの好きなファンを集めやすいというメリットがある

その他 参考

songtrust  http://www.songtrust.com/

曲のライセンシングや音楽配信、インターネットラジオの権利を管理する団体。欧米では日本以上に違法コピーや海賊放送が多いため、それを保護する目的で存在するサイトのようである。

Pledgemusic   http://www.pledgemusic.com/

日本でも一度こういう動きがあったが、アーチストに対する投資を呼びかけるサイト。投資家の投資で音楽活動を行い、収益を配当するというシステム。実際どの程度機能しているのかわからないが、投資大国のアメリカなのである程度の成果は出ているのだろうか。

これらのサイトはお互い提携しており、取り分けCD BABYSonicbidsは提携サイトが多くうまく連動しやすいように作られている。これはひとえにプロモーションといっても様々な作業があるので、1つのサイトが全ての作業をやろうとするとどうしても無理が生ずるため、各サイトがお互いの得意分野で提携して補完するようにできている。

日本にもVibirth (http://www.vibirth.com/ )や MonsterFMhttp://monstar.fm/ )というインデイースプロモーションサイトがあるが、残念ながらCD BABYSonicbidsのように効率よく機能しているかというと疑問である。これは1社のみで全ての作業をやろうとしている面があるからだと思われる。もっとも日本にはmusic SUBMITやjango airplay に相当するプロモーションサイトがない、というのも問題だ。

あと欧米と日本の決定的な差はラジオの影響力の差だ。ラジオ大国のアメリカはブッシュ政権時代は「ブッシュのプロパガンダ機関」といわれたクリアチャンネルがアメリカのラジオ局の大半を支配した時代があり、その間アメリカのラジオは急激に信頼感と影響力を失っていったが、クリアチャンネルの当事の経営者の数々の不正やリスナーを裏切る行為が判明した関係で永久追放となってからは、またかつての活力を取り戻している。アメリカで地上波のタイアップがない状態でも新人アーチストのインキュベーションが可能なのはラジオの影響力が健在だからと思われる。

一方日本のラジオの影響力は貧弱なものである。今若い人は殆どラジオなんて聴かないしキー局といわれるところでもスポンサー獲得に苦労している始末。当然音楽のプロモーション能力も高いとはいえない。これが欧米と日本の大きな差の原因の1つにもなっている。

今回の一連の件で久々にこうしたツールを使ってみようという気にはなった。差し当たり比較的お金のかからないairplayから始め、資金的に余裕ができればmusic SUBMITをやってみようと思っている。

ちなみに当たり前だが上記のサイトはいずれも英語である。CD BABYにはかつて日本語サイトがあったが最近はなくなったようである。

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