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2011年12月30日 (金)

来年に向けてー音楽文化の「革命」は可能か

先日も書いたように短編映画のMAは年明けに先送り、そして企画の方も年越しの作業になることが確実になってしまいました。すっきりした形で2011年を終えたかったんですが残念です。
まあ年末年始で小休止、この流れを来年になって続けるということでしょう。

一年最後に当たり毎月今年一年の回顧を行なうわけですが、既に書いているように今年は 新たなサウンドコンテンツのありかたを模索する二つの流れがスタートしました。来年はまだ入り口にたったばかりのこの二つのプロジェクトをいかに大きな流れにしていくか、がポイントになります。決して簡単な作業ではないしそもそも私が理想としている状況にすることができるかさえもわかりません。とにかくそれに向けて全力を揚げるしかありません。

とはいえ、どちらも本格的なステージに行くまで時間がかかりそうなので、やはり第三の柱を作らないといけません。以前の記事にも書きましたがもし、第二の産業革命といわれる「情報革命」というものがもし本当に起きるとするならば、それは情報やコンテンツがその「革命」によって本質が変わることになると思います。

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2011年12月29日 (木)

短編映画 今日で完成のはずが..

今日は官庁の御用納めの日ということもあり今日で仕事終わりという人も多いと思いますが

私も今日MA作業で短編映画が完成、ポストプロダクション終了、 となるはずでしたが

結果としてMA(マルチオーデイオ作業)ができず私としては無駄足を食らわされた形になりました。これは監督と映像編集スタジオ側にコミュニケーションが円滑でなかったのが原因ですが、これは明らかにスタジオ側がおかしいです。

そもそも音声の整音を含めMA作業をクリスマス前後にやりたいという点を監督からオペレーター側に再三再四、だいぶ前から打診をしておりオペレーター本人も百も承知のはずなのですが、この関係で監督の方には一切何の連絡もなく、しかもそのMA関係の作業は結果として殆ど何もやっていなかったというのはやはり常識的にいっておかしいと思います。
もしその作業がスタジオ側で対応が不可能であるならばそれは予め何らかの連絡があって然るべきで、今日完成を期待した私としては結果として無駄足をさせられたことになりました。
まあ無駄足を食らったから怒っているのではなく、問題はやりかたです。これが久石譲さんとか小六禮次郎さんとかのビッグネームの作曲家だったらこのスタジオ大変なことになりますね。

これは我々音の世界ですと、サウンドエンジニアが途中経過等の何の連絡もしないでそして結果として作業も何もやっていなかったという状況と同じですから普通はクビにされでもおかしくない状況です。これは明らかにスタジオ側、編集のオペレーター側に大いに問題があるといわざるを得ません。

まあ新年早々別のオペレーターでMA作業をやることにはなりましたが、何か終わるはずのものが終わらないで一年がおわってしまうのは何かとても気持ち悪いですね。

いずれにせよ今年もあと3日、最後は少し納得のいかない形で終わりましたが、新たなサウンドコンテンツのありかたを模索する二つのプロジェクトの両方が動き始めた年ということで私自身の人生勝負がいよいよ始まった年でもあります。それはそれで記念すべき年といっていいでしょう。しかしまだいずれも第一段階の入り口に立ったに過ぎません。これをもっと押し進めて私が理想とする状態にまで持っていくまでにはまだまだ長い道のりがあります。そもそも私が理想としている状態にまで行くかどうかも定かではありません。

また今後事業として展開していく際にこの二つの柱だけでは不充分であることもわかり、来年はその第三の柱も構築しなければなりません。そのため今ある企画を考えていますがまずはこの企画を何とか通すことに全力を揚げようと思います。

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2011年12月27日 (火)

奥津恵 FM戸塚番組終了を受けて

もう一昨日の話になりますが、FM戸塚"のBIGTIME Music Cocktail”の最終回の放送が終わりました。2011年7月より続けていましたが、奥津本人にとってもいい経験になったと思いますし、リスナーや局側の反応も上々なので本人も自信を持ったと思います。

今回のパーソナリテイーの件で奥津がラジオ系の仕事にかなり適性があることがわかりましたのでまた機会があればどこかの番組でお目にかかることができれば、と考えます。

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庄野真代さんにスタジオに来ていただきました。

まあコミュ二テイFMではあるのでプロモーションの費用対効果という面で果たしてどうか、という議論があります。正直以前の「癒しの音楽チャンネル」の方がリスナーの数はたぶん多かったと思います。しかしそれでもやはり今回のBig time経由はそれなりに意味があったと思います。本人の経歴として大きなプラスになりますし、奥津の別の可能性も見つけることができました。

あと残り三ヶ月多少無理してでも続けようと考えないわけではありませんでしたが、やはり費用対効果の面、これを続けるためにこちらが負わなければならないリスク等を考えますとまあここらあたりが限界かな、というのが正直なところです。Big time事務局側がもう少し我々に対するサポート体制を考えてくれるなりしてくれればもう三ヶ月続けることも考えないわけではありませんでしたが..

いずれにせよ私はこれからいわゆるマネージャーではなく本来の制作の仕事に完全に戻ります。まあ奥津がからむと多少マネージャー的な仕事をするのは避けられないんですが、基本的には私の制作の仕事の中で組み込めることが可能なら奥津を組み込んでいこうと思っています。また現在企画中の案件が具体的になれば奥津をその中で活躍させることも考えています。あくまで企画が通ったらの話ですが..

というわけで今まで半年応援、ありがとうございました。
またそう遠くないうちにどこかで奥津を露出できればと考えております。


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2011年12月21日 (水)

映画テーマソングレコーデイング終了

先週から現在手掛けている短編映画「お前にお父さんと呼ばれたくない」 のエンデイングのテーマソングをどうするか、ということで監督と協議の上試行錯誤していましたが、本日ようやく内容が固まり、うちの奥津恵のボーカルでレコーデイングが行なわれました。

それがなんと、恵1人の声アカペラによる演奏。

曲は某有名なアイルランド民謡に私と監督による日本語の訳詞をつけたものです。
どの曲かは映画を見てのお楽しみ(^^)

実は当初何パターンかこの曲をアレンジサンプルを提出し、監督から「可能な限りシンプルなものにしたい」との意向で当日はピアノ伴奏のみによるパターンエンヤに近い環境音楽のパターンと両方で本レコーデイングに臨みました。監督がアカペラくらいの気持ちで」といっていたのですが、まさか本当にアカペラになるとは思いませんでした。

しかし今までコーラス、合唱グループによるアカペラのTDならやったことありますがボーカリスト1人の声によるTD(一応エフェクター等を通したりいろいろ編集したり等の作業はありました)というのはやったこともないし、私の周囲でもそういう作業をやったということは聞いた事がありません、というか普通はやらないですよね(笑) でもそれが監督のイメージに一番合っていたのだからそれでやるしかありません。それだけ奥津恵の声質を気に入ってもらっているということでしょうね。

何せソロボーカルだからゴマカシが聞かないですし、歌唱力がモロにわかってしまいますが、恵の声だから何とかなったという面があります。またブレスノイズの処理も全部とってしまうとかえって不自然なので気にならないレベルまで下げます。これが難しいんですね。

でも何とかやりました。これであとはMAの作業をするだけです。

この作品は別所哲也さんの「アメリカンshort short」「カンヌ国際映画祭」に提出する予定です。よい結果になると期待したいですが..

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2011年12月17日 (土)

FM戸塚 寒い中のモレラクリスマス野外イベント

本日懸案であるFM戸塚"の主催野外イベントに奥津恵が出演しました。奥津がパーソナリテイーをやっている間に出演させたかったんですが、なぜかBIGTIME Music Cocktail”の公開ライブの日程と重なっていたため出演できませんでした。

今回
BIGTIME Music Cocktail”を奥津恵が卒業する関係で公開ライブの出演の必要がなくなったためようやく出演できるようになりました。

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気温7℃ だけどビル風が吹いてきたため体感温度はもっと低かったです。

めっちゃ寒かった

でもこんな中
熱心に聴いて下さるお客様がいるというのはありがたい。でもあまり若い人が多くないのが寂しいとは思いました。こんな中奥津のCDを買っていただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございました。

とりあえず今回のイベントで半年間お世話になりましたFM戸塚"とはひとまず離れましたが、また機会があれば何らかの形でおつきあいさせていただければと思います。

とりあえず半年間。お世話になりました。
スタッフの皆さんお疲れ様でした。

明日午後七時の奥津の番組がオンエアされます。
ゲストは
金丸明日香さんです。

金丸明日香公式サイト

http://asukakanemaru.p1.bindsite.jp/

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毎週日曜日19時オンエアー  再放送 同日26時
です。

放送をお聴きになりたい方はclickして下さい 
Btn_radio

クリックするとwindows mediaが立ち上がります。尚、i-tunesは立ち上がりません尚i-phoneでもアプリをダウンロードすることで聴くことができます。詳しくはこちら

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番組では皆さんのお便り、リクエストをお待ちしております。
番組へのメッセージはこちら

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2011年12月16日 (金)

奥津恵 FM戸塚Big time music cocktail最後の収録

本日奥津恵がパーソナリテイーをやっているFM戸塚"のBIGTIME Music Cocktail”の最後の収録が行なわれました。

最後のゲストである金丸明日香さんとの記念写真

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そして12月25日の最終回にはなんと私も番組に出ます。今までは黒子に徹していましたが今回は私のキーボードと奥津のボーカルによるスタジオ生ライブです。

スタジオにはもはやビンテージシンセといっていい、この楽器を持ち込みました。

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クロースアップ

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知る人ぞしる、DX7ですね。YAMAHAの

今では当たり前となっているmidiのキーボードの先駆けとなったシンセで、この
DX7の普及がmidiという音楽企画の普及の大きく貢献しました。

最終回では奥津が多くの曲をその場で歌います。奥津の声質が好きな方、是非お楽しみ下さい。

半年間 お世話になりましたBIGTIME Music Cocktailも今日の収録で最後です。また機会があればどこかのFM局で番組をやるかもしれません。

取り急ぎスタッフの皆さん半年間お疲れ様でした。

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2011年12月 9日 (金)

ステイーブジョブスと音楽業界

今年逝去した著名人物の中でも現代社会に最も大きな影響を与えた人物には違いないアップルの前CEOのSteve Jobs (1955-2011)

日経に「世界を変えた作品 スティーブ・ジョブズ」という記事が掲載されている。

i-Mac

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20111205/1039398/?P=1

i-pod

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20111205/1039398/?P=2

i-pad

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20111205/1039398/?P=3

 自分が身を置く音楽業界に関しても莫大なインパクトを与え、i-tunes等いわずもがなのプラットホームを作り音楽配信を普及させた功績は大きいことはいかに保守的な音楽業界人でも認めざるを得ないとい思います。何度も云いますが彼ほどコンピューターの世界にとどまらずあらゆる分野に強い影響を与えた人物はいないでしょう。その点ではMicrosoftといえども足もとに及びません。

とはいえ、ここであえてネットに氾濫するジョブス礼賛論とは一線を画する記事を書こうと思います。勿論スティーブ・ジョブズの功績にケチをつけるつもりは毛頭ありません。しかしスティーブ・ジョブズとて聖人ではありません。

確かにスティーブ・ジョブズi-tunesのプラットホーム建設という大きな実績を残しました。しかし一つだけ忘れてはならないことがあります。

それはスティーブ・ジョブズは音楽業界の人間ではない、ということです。

実はあることがおき始めています。、i-tunes経由でユーザーにはうれしいかもしれませんが我々コンテンツホルダー側から見ればたまったものではないことが起きはじめています。

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2011年12月 1日 (木)

いわゆる「情報革命」とコンテンツ産業のありかたについて

さて、今年もあと一ヶ月です。

今年は実はインターネットのありかたを始め、音楽配信、その他のことについてさまざまなことが見えてきた年でした。それまでのネット内の「定説」や論調には私には言わせれば「正しくない」面が多々あることが何となく見えてきましたし、私のブログを長く読んでいただいている方は私の論調、主張内容がガラっと変わったことに驚きや戸惑いを覚えている人も少なくないかもしれません。

ネットの中でコンテンツについて語る場合、多くの場合システムにばっかり目が行きコンテンツのありかた、コンテンツの内容について論じることは残念ながらあまりないようです。しかしそれこそが問題の本質であって、システムというのは単なる手段に過ぎず問題の本質的な部分ではありません。正直言ってコンテンツを語る場合システムや「形」しか見ていない議論が多すぎます。

CD等のパッケージはもはや無用の長物で音楽配信こそがこれからの音楽のビジネスモデルだ、などというのはまさにその典型的な論調の例ですが、今年見えてきた私なりの結論をもう一度はっきりいいましょう。認めたくない人が多いでしょうが..

音楽業界の未来は音楽配信にはありません。

音楽配信はいまやすっかり業界には定着していますが、実はこの普及で音楽業界が回復のきざしを見せているか、というと残念ながら、です。

そもそもシングルなら\1500 アルバムなら¥3000に比べ音楽配信は\150 高くても\200なわけですが、価格が一桁下がれば販売数は一桁あがらなければ売上減になってしまいます。(単純なたし算です) つまりダウンロード数一千万というものがでないと音楽配信がビジネスの面でパッケージに完全に取って代わるとはいえませんが、少なくとも有料配信でそんな例が出たというのは国内外でも聞いたことがありません。結局は多くて100万ダウンロード、せいぜい売上は1億5千万程度(実際にはappleを始めとする業者のマージンがありますからレコード会社には1億弱しか入ってきません)前にも書きましたが音楽意配信はもうかるはずだ、などという人がいますが1億弱でタイアップ宣伝費、スタッフの給与、レコーデイング費用その他モロモロをカバーしなくてはなりませんから実際は殆ど何も残ってないというのが現実です。

そして何よりもインターネットの特質というのも見えてきました。結論からいってインターネットのみでブランデイングや付加価値をつけるのは不可能、ネット経由で販売されるものは最終的にはデフレスパイラルに巻き込まれるのは避けられない。という点が見えてきたわけです。つまり音楽配信はいずれ値崩れするのは避けられない。

そして既にその現象がi-tunesにおいておきています。

■使ってみて驚いた! 「iTunes Match」は便利で太っ腹 (1) ジョブズ氏が語った"音楽アップグレード"は本当か?

http://s.news.mynavi.jp/articles/2011/11/18/itunesmatch/

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短編映画の劇伴作業その後

先々月から作業している短編映画の劇伴作業。

監督からおおむねOKをもらい、あとはテーマソングの歌録りを残すのみとなりました。全体としては14分少し切るくらいの長さですがなかなか見応えのある作品になったのではないかと自負しております。この作品の完成は間近です。この作品は来年のカンヌ映画祭に提出する予定です。監督はかつて短編映画「おはぎ」(D.グリーンスパン監督)アシスタントプロデユーサーとしてパルムドール受賞した経験があり、今回受賞すれば二度目の受賞(監督としては初)になります。正直いって作品のできばえを見れば二度目の受賞は決して非現実的なものではない、と思います。まあこればっかりはどうなるかわかりませんが..

とにかく今年は私が始めている私自身の人生をかけたプロジェクトが動き出しました。まだまだ入り口に入ったばかりで、今年の半ばくらいまでは第一ステージが始まるための仕込み、そして今やっと第一ステージが動き出したという感じです。今年もあと一ヶ月ですが、来年はその第一ステージから次のステージに進むために一つ一つハードルをクリアしていかなければなりません。

簡単なことではありませんし、何年かかるか全くわかりませんがステージを這い上がるための戦いを続けていこうと思ってます。

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