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2011年10月 2日 (日)

テレビやラジオのネット連動-まだまだ脆弱なインターネットのインフラ

冒頭の記事にも書いてありますように、本日FM戸塚 "BIGTIME Music Cocktail”のサイマル放送に不具合が生じたために通常のリンクではサイマル放送を聴くことができす、i-phoneスマートフォンでは聴くことができない事態が発生しました。

BIGTIME Music Cocktail”は出演者の演奏をオンエアする番組でなおかつ、ゲストの出演もありますので、関係者の対応に追われました。結局PCのサイマル放送については対応できたものの、i-phoneスマートフォンの復旧はできないため、本日の放送はFM戸塚 と協議の上、今月の23日に再放送させていただきます。

尚、これに伴い23日放送予定の番組は30日に放送日程を変更させていただきます。

今回のこの事態の原因はわかりませんが「サーバーが見つかりません」と表示されることからDNSの関係でエラーが生じたか、あるいはドメインの更新の手続きに失敗したか(だとしたら極めて初歩的なミス)のどちらかと思われます。

テレビの地上デジタル放送と違い、ラジオはインターネットを通したサイマル放送で自分が住む地域に関係なく放送を聴くことができるわけですが、今回のような事態が起きるとこれは放送というものをインターネットに全部委ねてよいのか、という思いも出てきます。

というのも放送法に明記されていますが、テレビ局もラジオ局も事前の報告なしに「放送を途切らせてはならない」という事情があるからです。もし総務省から放送免許を受けている放送業者がネットとはいえ、事前の報告無しに放送を途切らせることとなれば重大な事態となります。サーバーの不具合は理由にならないのです。このことを知っているIT業者って以外に少ないんじゃないでしょうか?

これを考えると日本のテレビ局の地上デジタル放送がインターネットのネットワークに意識的に繋げていなかったのは寧ろ正解ではなかったか、とすら思いますね、IT系の人はアメリカとこの面で違うから日本のテレビ局の意識が遅れている等、この対応を批判したり、「既得権益保持だ」などと非難したりしますが、もしこういう事態を想定していてこのシステムにしたとしたらかえって正解だったかもしれません。サーバー不具合でネットで視聴ができなくなったとしたら民放の場合もスポンサーに対して重大な事態が発生しますし、NHKも聴取料のからみで重大な事態になります。

サーバーの不具合も基本的にあってはならないですが、実際問題として時々起きます。しかし放送というものはどういう理由があろうと絶対に途切らせてはいけないのです。

今日の事態で少なくとも94のFM放送局がサイマル放送で通常の方法で聞くことができなかったり、i-phoneスマートフォンでは聴くことができない事態が発生しました。詳細な原因はわかりませんが、あとで責任問題等の重大な事態が発生するでしょう。

IT系やネット小僧連中は軽く考えているかもしれませんが、公共に放送する、というのはそのくらいの重みがあるのです。

私は既存のメデイアとネットとの連動は重要だと思っていますが、こうした簡単なシステムトラブルでサービスがいとも簡単に停止するような脆弱なインフラでは、まだまだネットのシステムに関して全幅の信頼を置くことはできません。まして、ネットが既存のメデイアより優れている、とかネットが既存のメデイアを凌駕する、などという妄想話を語るなどはっきりいってお笑い草としかいいようがありません。

注:サイマル放送ですが、先ほどPCもスマートフォン(i-phone)復旧したことを確認いたしました。

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