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2011年10月16日 (日)

秋の映像クリエーターBBQ大会

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今年四回目ですが、実は最初の2回が雨にたたられたため一回目は途中中止、二回目は最初から中止と恒例のBBQ大会は今年は何か消化不良のところもあったので、本来なら前回(7月30日)で今年はもう終わる予定だったようですが、急遽開催されました。

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今回は天気に恵まれ、150人以上の出席者がいたようです。若い人が多かったですね。
今の学生さんは幸せです。こういう会で業界とのつながりを持つことができますから、私が学生の頃はどうやって業界関係の人と人間関係を作ったらよいか皆目わからなかったですからね。

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BBQに参加したあとこういう写真を見ると、炭火の匂いがまだするようです。(笑)

この映像クリエーターBBQ大会、昨年から続いていますが多くのプロジェクトが生まれています。私もこの交流会に参加したからこそ、番組の企画実現することができました。

業界交流会って仕事に結びつくことは少ないといわれていますが、この映像クリエーターBBQ大会は比較的うまくいっていると思います。私もいろんな交流会に参加しましたが最近はこうした映像関係の交流会に特化しています。やはり映像音楽、映画劇伴音楽中心にこれから自分はシフトしていこうと思っていますので...

そして何よりも、結局音楽は「映像」という媒体を通してでないと広がっていかない、ということを痛感していますので..  音楽ー聴く、というチャンネルが社会的に相対的に低い位置に追いやられている感じがしますね。それじゃいけない、と思ってはいるんですが...

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2011年10月15日 (土)

アップルと音楽業界「攻防」再び 舞台は「iCloud」 価格決定巡り深い溝

ジョブス逝去からまだ日がそんなに経っていないときにこのニュース

アップルと音楽業界「攻防」再び 舞台は「iCloud」価格決定巡り深い溝
http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A9C889DE1E7E

これについてネットの中の論調の大半は予想通り以下のような感じ

これでまた日本の音楽ビジネスの進歩が世界から数年遅れる結果になるんだろうなぁ… 気軽に買えなきゃどんどん売れないのにね

まあ2-3年前だったら私も同じ意見を持ったと思います。

しかし今は違います。クラウド化は違法コピーに対する対策にはなりますが実は問題はそのクラウド化ではありません。収益性の問題です。

前にも書いたようにこれはアップル云々という問題ではなく実はインターネットの特質の問題で音楽配信というのはそもそもコンテンツホルダーの収益という点でははっきりいってそんなに期待が持てないチャンネルです。将来性は皆さんが思っているほどそんなにない、というのが実態です。

なぜならインターネットで付加価値をつけるのは不可能、そして情報やコンテンツはインターネットの中では価格を下げることはあっても上げることには絶対にならないからです。つまり音楽配信は今の価格よりも将来的には下がる方向に行く可能性が極めて高い、というのがインターネットの特質を考えた時の現状です。。

あと音楽配信の中でおそらくこのブログの読者の皆さんは音楽配信でもダウンロードが多くなればコンテンツホルダーは大もうけするとお思いだと思います。いうまでもなくクリエーターも.大もうけする...

実はそうでもないことをここで皆さんにお示ししましょう。仮にある音楽配信の楽曲が\150100万ダウンロードを達成したとしましょう。まず作曲、作詞家の著作権料はCDと同じ5.9%ですから1ダウンロードあたり\8.85です。それが100万ダウンロードされますと

\8.85 x 100万  =  885万 にすぎません。

それをJASRAC手数料、音楽出版社(多くの場合出版社が介在します)の手数料を引いたあと残りを作曲家と作詞家で分けます。音楽出版社とクリエーターは殆どの場合50-50でわけますから作詞家と作曲家の分は400万余り、つまりクリエーターには100万ダウンロードされてもせいぜい200万程度の著作権印税しか入りません。

つまり音楽配信でクリエーターがもうかることはありません。

そうするとパーセンテージからしますと原盤を持つレコード会社が一番取っていることになりますが、100万ダウンロードの1/3がアップルや配信介在業者の手数料で消えますが、100万ダウンロードで1億弱の売上、CDが100万枚の場合\1000で販売店のコミッションを取っても8億ですから、売上の落ち込みを埋めるには程遠いものがあります。しかも1億で宣伝費、レコーデイング費用、スタッフの給料を賄わなければなりません。「充分な売上」などと思うかもしれませんが地上波のタイアップがないと売れない現実とタイアップ1つ取ると数千万は軽く飛びますから、実は全てを差し引くと殆ど利益が出ていないのです。

しかも先ほど書いたように音楽配信の価格はいずれ間違いなく下がる方向にベクトルが行きます。そうなったら赤字になるのは目に見えています。

勿論100万ダウンロードを達成する曲などそうそうあるもんじゃありません。

まあインターネットというメデイアの中だけで見ると、どうしてもものの見方がネット中心になってしまいます。どうしてもものの見方が頭でっかちになってしまい、断片的な情報のみで全てを判断してしまう傾向がありますが、現実はこうだということはおわかりいただけますでしょうか? 私が最近「ネットマーケテイング」とかアメリカの経済理論とかをうそぶく人間を信用しなくなっているのは、ものの見方があまりにも頭でっかちで断片的な情報で全てを判断する傾向が強いからです。そういう本や情報ばかり見ていると人間がどんどん馬鹿になる、という人もいますが私もそれに同意します。自分が専門とする分野を持っていると余計そういうものが見えてきます。

だから皆さんとは意見が違うでしょうが、音楽配信の動向に慎重な日本のレコード会社の姿勢は必ずしも間違ってはいない、ということです。コンテンツホルダーは自分のコンテンツにいかに付加価値をつけるかということを考えますし、自分の商品の価値が下がるのを承知で売る業者などどの業界にもいないはずです。

インターネットはあくまでも告知宣伝のみにとどめ、音楽配信の場合はあくまでアーチストの目玉曲でアーチストをより多く知ってもらうための「宣伝手段」と考えた方が賢明です。インターネットの特質を考えればそれが正しい選択だと思います。


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2011年10月11日 (火)

NHKのEテレビは民放より頭が柔らかい

さて、既にご存じの通り私が企画したNHKの教育テレビ コーナーがオンエアされました。目玉コーナーにするべく鋭意企画等の構想を練っています。

今日もスタッフの方々と打ち合わせがありましたが、実はこの企画の作業を行なう時に非常に面白いことを実感しました。

おそらく大半の皆さんはNHKの教育テレビー地デジになってからはEテレーというとものすごくお堅い融通の利かないところ、というイメージを持っていらっしゃると思います。

ところが、です。実態は全く違います。
これを聞いて皆さん大変意外にお思いでしょうが、

実は私が見るところEテレのプロデユーサーは民放のプロデユーサーよりはるかに頭が柔らかく柔軟です。

そんなバカな !! と思うかもしれません。が、しかし
はっきりいいます。今回提出した企画は民放なら100%通っていません。

なぜか? 理由は簡単です。
民放の経営はスポンサーで成り立っているからです。
つまりスポンサーが理解できる企画、誰にでもわかりやすい企画でないといけないからです。そしてその企画の大半は電通や博報堂といった広告代理店を通してその企画がスポンサーに提出されます。

そしてその企画が通る決め手は何か? それはコンテンツに素人であるスポンサーでも知っている名前が企画の中に入っているかどうか、

それが全てを決めます。民法のバラエテイを始めドラマ等々に出てくる面子が似たようなものにどうしてもなってしまうのは、スポンサーが知っている名前が出ているのが企画を通す事実上の絶対条件になっているからです。(特に昨今の不況の状況だと尚更です)だからどうしても民放はジャニーズ系AKBばっかりになってしまうんですね。つまりスポンサードされているコンテンツ制作の限界はそこにあります。

NHKは国民の聴取料で成り立っているためそんなものはありません。だからまだ面白いか面白くないかで番組の企画がスタッフによって熱心に議論されます。日本のテレビ制作でまだ健全な部分を残している数少ない分野といっていいでしょう。

だから小学校くらいのお子さんをお持ちの方はおわかりでしょう。最近のEテレはヘタな民放のバラエテイを見るよりはるかに面白いです。とくにお勧めなのは「ピラゴラスイッチ」0655 2355 (元電通で「団子三兄弟」も作った佐藤雅彦氏が企画)他に「日本語であそぼ」を始め知性を刺激する楽しい番組ばかりです。民放の愚民製造機的なバラエテイばかり見ると本当に頭がバカになっていきますがEテレの番組はどれも頭、知性、想像力を刺激し、しかも非常にクリエイテイブな番組が多いと思います。

嘘だと思うのなら是非一度ご覧になることをおススメいたします。

私が現在構想している新しい音楽作品を社会的な認知を高める意味でもこの企画を提出するのが最良の方法だと考え、そのために動いてきました。そしてようやくスタート、これからシリーズ定着のために全力を尽くそうと思います。

ということで続編のオンエアが決まりましたらまたお知らせさせていただきます。
よろしくお願いします

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2011年10月 6日 (木)

また巨星逝くーアップル前CEO、スティーブ・ジョブズ氏死去

■アップル前CEO、スティーブ・ジョブズ氏死去
http://t.asahi.com/462t

■Steve Jobs, Apple founder, dies

今年は訃報の記事を書くことが多いけど、今日のは極めつけだ。先々月だったか「ステイーブンジョブス、Apple CEOを辞任」という記事を書いたがもうその時点で死期を悟っていたのかもしれない。ジョブス自身が次のような言葉を書いている。

「自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法です」

実は大昔サラリーマンをやっていた時代に若かりし頃のジョブスを見たことがある。まだアップルを立ち上げたばかりのジョブスで、ビジネスマンはスーツとネクタイが当たり前の時代に長髪(!-髪の毛はフサフサだった)、GパンTシャツでコンピューターの展示会場を歩き回っていた男。しかしどこか異様なオーラーを放っていた。さしずめ既存のビジネスの体制に反抗するロックンローラーのようなイメージをもった。しかしその男が世の中をこれほど変える人物になっていくとは当時は予想もしなかった。

かつてこれほど多くの分野に影響を与えた起業家がいただろうか、と思う。単にコンピューターというハードウエアだけでなく、グラフィック、デザイン、映像、音楽、いわゆるコンテンツの分野に多大な影響を与えた。I-phoneが発売されたときに「文化よりは文明を選ぶ」などと発言したおバカなIT起業家がいたが、実際にはジョブスは文明だけでなく文化にも大きな影響とイノベーションをもたらした。ジョブスの偉大なところはハードウエアの論理だけを押し通すのではなく、絶えずソフトウエアコンテンツがより有効にパソコンの中で活用できるような環境を作ることを考えていた。つまりソフト、ハードの両方を絶えず目を向けていた点。これが他のIT起業家と一線を画すところではないだろうか?

I-phoneI-pad、この革命的な商品の発売だけで歴史に残るだろうし、音楽配信もいろいろ議論や問題はあるものの、事実上最大の配信サイトを作り上げ、音楽ビジネスのありかたにも貢献した。私はあまり物欲はないのだがI-padは欲しいと思っている。かつてApple社はマイクロソフトに押され一時は倒産の危機すら見舞われたが、いまや完全にマイクロスフトとは立場を完全に逆転しモバイルやタブレット型のパソコンでは他を圧倒しているのは周知の通り。

だが、ここまでの道のりは平坦なものではなかった。Apple社を立ち上げApple IILisaからMacintoshを発売したが、自ら引き抜いたジョンスカリーにApple社の役員を解任されるなど、不遇な時代もあった。NeXTコンピューター(これが現在のOSXの母体となる)を立ち上げ、ピクサーやデイズニーの個人筆頭株主を経て、自分が創立したApple社を再買収できたのはクビになってから十二年、2000年にようやくApple社のCEOに復帰し、それからの活躍は皆さんのご存じのとおり

Macintoshはもう四半世紀以上も前から私の音楽制作ツールだった。今使っているMac Proは都合6代目のマックである。これがないと正直仕事にならない。そして初期のマック(1代目はMac Plus)から現在まで機種を変えるごとに機能がパワーアップし、初期はmidiの打ち込み(シーケンサーと同じ)だったがいまや完全に録音機器であり、編集機能まで持ち合わせており完全なワークステーションとなった。そのおかげで自宅で音楽制作のほぼ全てのことがMac一台でできるようになった。Appleのおかげでスタジオ代とか大幅に節約が可能になった。

ステイーブンジョブスは確かに天才である。しかし才能だけでは決して成功しない。強い情熱と意志を才能と合わせ持った者だけが成功する。ジョブスはその全てを持っていた類稀な人物だった。

人間とはかくありたいものだ。

改めて心からご冥福をお祈り申しあげます

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2011年10月 2日 (日)

テレビやラジオのネット連動-まだまだ脆弱なインターネットのインフラ

冒頭の記事にも書いてありますように、本日FM戸塚 "BIGTIME Music Cocktail”のサイマル放送に不具合が生じたために通常のリンクではサイマル放送を聴くことができす、i-phoneスマートフォンでは聴くことができない事態が発生しました。

BIGTIME Music Cocktail”は出演者の演奏をオンエアする番組でなおかつ、ゲストの出演もありますので、関係者の対応に追われました。結局PCのサイマル放送については対応できたものの、i-phoneスマートフォンの復旧はできないため、本日の放送はFM戸塚 と協議の上、今月の23日に再放送させていただきます。

尚、これに伴い23日放送予定の番組は30日に放送日程を変更させていただきます。

今回のこの事態の原因はわかりませんが「サーバーが見つかりません」と表示されることからDNSの関係でエラーが生じたか、あるいはドメインの更新の手続きに失敗したか(だとしたら極めて初歩的なミス)のどちらかと思われます。

テレビの地上デジタル放送と違い、ラジオはインターネットを通したサイマル放送で自分が住む地域に関係なく放送を聴くことができるわけですが、今回のような事態が起きるとこれは放送というものをインターネットに全部委ねてよいのか、という思いも出てきます。

というのも放送法に明記されていますが、テレビ局もラジオ局も事前の報告なしに「放送を途切らせてはならない」という事情があるからです。もし総務省から放送免許を受けている放送業者がネットとはいえ、事前の報告無しに放送を途切らせることとなれば重大な事態となります。サーバーの不具合は理由にならないのです。このことを知っているIT業者って以外に少ないんじゃないでしょうか?

これを考えると日本のテレビ局の地上デジタル放送がインターネットのネットワークに意識的に繋げていなかったのは寧ろ正解ではなかったか、とすら思いますね、IT系の人はアメリカとこの面で違うから日本のテレビ局の意識が遅れている等、この対応を批判したり、「既得権益保持だ」などと非難したりしますが、もしこういう事態を想定していてこのシステムにしたとしたらかえって正解だったかもしれません。サーバー不具合でネットで視聴ができなくなったとしたら民放の場合もスポンサーに対して重大な事態が発生しますし、NHKも聴取料のからみで重大な事態になります。

サーバーの不具合も基本的にあってはならないですが、実際問題として時々起きます。しかし放送というものはどういう理由があろうと絶対に途切らせてはいけないのです。

今日の事態で少なくとも94のFM放送局がサイマル放送で通常の方法で聞くことができなかったり、i-phoneスマートフォンでは聴くことができない事態が発生しました。詳細な原因はわかりませんが、あとで責任問題等の重大な事態が発生するでしょう。

IT系やネット小僧連中は軽く考えているかもしれませんが、公共に放送する、というのはそのくらいの重みがあるのです。

私は既存のメデイアとネットとの連動は重要だと思っていますが、こうした簡単なシステムトラブルでサービスがいとも簡単に停止するような脆弱なインフラでは、まだまだネットのシステムに関して全幅の信頼を置くことはできません。まして、ネットが既存のメデイアより優れている、とかネットが既存のメデイアを凌駕する、などという妄想話を語るなどはっきりいってお笑い草としかいいようがありません。

注:サイマル放送ですが、先ほどPCもスマートフォン(i-phone)復旧したことを確認いたしました。

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