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2011年9月 8日 (木)

FMラジオの今後の可能性ーネットとの連動

昨日FM戸塚 83.7MHZの10月編成に関してのパーソナリテイーミーテイングがFM戸塚の本社で行なわれた。

番組に関する紹介とかパーソナリテイーの心構えといった内容だったが、興味深かったのは今回64年ぶりに放送法が改正され、それに伴いコミュ二テイFMとはいえ、社会的責任が大きくなった(新しい放送法でいう「基幹放送」という位置づけになった)ことが報告された。

FM戸塚を始めとする多くのFM局が現在インターネットのサイマル放送(同時放送)を始めたことによって表面上既存のラジオといわゆるネットラジオの差はなくなったかのように見える。しかしネットラジオと既存のラジオと根本的に違うのは放送免許が総務省から交付される、という点。そうネットラジオは誰でもできるが、既存のラジオを立ち上げるには免許が必要なのだ。

実はこのたった一点の差が両者を決定的に違うものにしている。
そして不思議なことではあるが、その
放送免許というリアルなメデイアがあることによって不思議に「社会的信頼」、「安心感」というものをどこかに与える。

インターネットではそれを既得権益という枠組みにはめ、忌み嫌う風土がある。
既存のラジオ=マスゴミといった決め付け的な言質が2ちゃんとかに飛び交う。勿論最近のマスメデイアの一部の報道には本当にひどいものもあるし、マスメデイアの報道の内容も信頼感が落ちている。

しかしながらネットでは
いまだに既存のメデイアよりネットの方が優れている、とかネットを中心とした新たなシステムは既存のメデイアやシステムを凌駕するといった類の言質でないと納得しない人間が少なくない。

そうした観点は根本的なところを見逃している。

それは 
リアルがあるからこそバーチャルがある、 という点

そうインターネットは所詮バーチャルでありサイバー空間での話に過ぎない。、実はネット小僧で「俺はテレビなんて見ないし興味ない」などといっている奴に限ってブログを見たらテレビで話題になっていることしか書いていなかった。などということが少なくない。アメブロでFCでも芸能系、社会系、テレビ番組等の記事を書いたものがアクセスの上位を占めている。これはネット小僧がどんなに否定しようが紛れもない事実である。

よく考えれば当たり前の話である。バーチャルがリアルを超えるなんてことはありえないし、ポストモダン論者がいう、シュミラークルがオリジナルをクオリテイで超える、なんてこともありえない。にもかかわらずネットではいまだにそういう類の話が大真面目に論じられている。冷静に考えれば本当にばかげた話である。

今回FM局の幹部といろいろ話ができたことは有意義だった。ラジオは斜陽産業とか旧態依然の産業とかいう人がいるが、それだけに彼らの危機感は相当なものである。今回のサイマル放送(同時放送)が実現(これは特にコミュ二テイ放送にとっては悲願だった)したのも業界団体がJASRACやレコ協に粘り強く交渉してようやく実現したものである。(特にレコ協はこの導入に関して終始消極的で本当にしぶしぶやっと了承したという感じだった)

業界が衰退してもいまだに危機感らしい危機感を示さず、従来の方針に固執しているどこかの業界とはえらい違いだと思った。ラジオはもはやもうかる産業とまでは行かないかもしれないが、彼らなりに必死である。

こんな言い方をすると私がネットを否定しているかのように勘違いするおバカさんが時々いるのでいうが、とんでもない。いくら
サイマル放送(同時放送)があったとはいえ、ラジオは本当に聴かれなくなっている。特に若い世代のラジオ離れは深刻である。

だからこそバーチャルなツールも多く導入しないといけない。幸いにしてネットにはfacebook,、twitterを始めYou tube , U-stream等殆ど無料で使えるツールがたくさんある。タダで使えるんだからこれは使わない手はない。

要は1つのリアルなメデイアをベースにどれだけこうしたツールを使って最大限の効果を得ることができるか、と考えるのが重要なのだ。リアルをベースにネットツールを使って可能な限り広げる努力をする。勿論権利を配慮しての話だ。当たり前だが

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