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2011年8月15日 (月)

音楽業界私なりの結論2-他人を頼るな!!クリエーターアーチストは自分で道を開け!!

私なりの音楽業界に関する「卒論」(笑) の第二弾です。

前回の記事で音楽業界の衰退の主原因を音楽を使い捨ての「消耗品」として売ってきたことをのべ、また音楽配信はCDに取って代わるものではありえないネットでは情報やコンテンツの価値が下がることはあっても上がることはないということを述べました。だからクリエーターもアーチストも自分の作品が使い捨てにされないためには残念ながら音楽配信以外のオプションを考えるしかない、と述べました。

前回の記事を見る

しかしCDは売れないしじゃあどうすればいいのか、という議論もありますがそれを語る前にまずアーチスト側の意識、自覚についても述べなくてはなりません。なぜならこれからの時代、音楽クリエーターとして生きる、アーチストとして生きるには茨の道が待っているからです。

私はこのブログでもはや「メジャー」「インデイース」の違いなど意味はない、と何回も発言してきました。実際もはやメジャーレコードは自力でアーチストをインキュベーションする力など殆どなく、かつての「アーチスト育英金」(一応一部のアーチストでは細々と残っているようですが)などというのはもはや過去の話、実は「メジャー」となっても冠はつけられるかもしれませんが、実はそれ以外はたいしたメリットはありません。

それに日本で「メジャー」といってもレコ協に加盟しているかどうか、だけの違いであってやりようによっては個人でも実は「メジャー」を自称することも実は不可能ではないのです。実際私の知っている音楽事務所のいくつかはどう見ても個人商店なのに、「俺たちはメジャーだ」などと自称しているところがあります。確かにレコ協に加盟していればそれは嘘ではないんですが、はっきりいって大威張りするようなことなのか、とも思ってしまいます。

実はこういう体質がまだ音楽業界に根強く残っているんですね。そのためどういうことがおきるか。

例えば私が知っているとあるアーチスト、シンガーソングライターで声もいいし作る曲もよくて、某レコード会社と契約して実質飼い殺し状態になっている人がいます。しかも契約関係があるために身動きがなかなか取れにくいんですね。いっそのこと契約を解除したら、などとも思うんですが、そのアーチストのマネージャーいわく「それをやったらそのアーチストは自殺しかねない」といいます。

要はメジャーレコードと契約しているというのがそのアーチストのアイデンテイテイになっていたりするんですね。メジャーレコードと契約関係を維持していればいつかは道が開ける、などと別に根拠もない「幻想」だけを頼りにしている。まあ確かに平井堅のようにクビになる直前で某コミュ二テイFMの番組からブレークした例もあるけど、何にもせず待っていたって奇跡が起きない限り道など開けるはずはありません。変な話宝くじが当たるのを待ているのと同じです。

はっきりいいますが、有名事務所や有名レコード会社に所属しているから将来は安泰、なんてもし考えているアーチストがいるとしたらそれはアホです。そんな甘いもんじゃありません。勘違いしてはならないのは、事務所やレコード会社がブランドになるのではなくアーチストは自らをブランド化しなければならないのです。事務所やレコード会社はその手段に過ぎません。

私もほんの一瞬ですが作曲家事務所にいたことがあります。しかし僅か数週間でやめました。結局思うようなチャンス、仕事が来そうにないと判断したからです。そこで自分で自分を音楽制作会社やレコード会社に営業に行き、自分で音楽サンプルを作り企画も提案しました。そこから自分の道が開けました。別にやりたくてやったわけではありません。誰もやってくれなかったから自分でやった。結果的にはそれがいい方向に動きました。

でもこれは音楽業界が非常に順調だった時代の話、あの時は「メジャー」「インデイース」はまだ今と比べはっきりとした違いがありました。しかし今は違います。今の「メジャー」はかつての「メジャー」ではありません。そして永久に過去の「メジャー」に戻ることはありません。これは断言できます。

事務所だってアーチストと組んで「もうかる」と思わなければ、所属にしてくれるはずなどありません。いろいろありますがプロである以上、ビジネス的な要素を排除することは不可能だからです。

だからこれからの時代、他人に決して頼らず自らを「ブランド」にすべく自分から積極的に動いていきましょう。それが結果的に必ず自分のためになります。自分が飼い殺しにされているという認識があったら、躊躇せずその状況から脱するべきです。それは時間を無駄に浪費しているだけです。

幸いにして音楽業界は他の業界と比べ自分で音楽配信をしたり、CDを流通でながしたりすることは難しいことではありません。その面他の業界(例えば建築とか、クスリとか)などと比べれば規制が殆どない業界ですので個人商店でも充分にやることが可能です。

これからのアーチストは「メジャー」とかそんなこと関係なく自分から道を切り開くことを心がけましょう。

勿論人には向き不向きがあります。また1人でやると雑用雑務も多くこなさなければなりませんが、忙しくなれば人を雇えばいいと思います。自分に不向きなことは他人に任せるということも時には必要です。しかしそれができるシチュエーションは自分で作るしかありません。これからのアーチストは自分でセルフプロデユースし、自分で自分のプロジェクトを経営、運営もできるようでないと難しいかもしれません。

いずれにせよ他人を頼るな、自分で道を開け、です。

それを踏まえて次の件、プロモーションに進みます。

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