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2011年5月17日 (火)

小さな音楽会社の備忘録ー芸能界と音楽界

芸能界と音楽界はお互い密接にリンクしているが違う。しかし基本的なシステム構造は同じである。基本は「マネージメント」「制作」に別れ前者はタレント、アーチストのブッキング、スケジュールを作り後者は 写真、映像、音楽等の「コンテンツ」を創る。私はずーっと後者の制作畑を歩んできた。今でも弊社アーチストの奥津の「マネージメント」の真似事をやむを得ずやっているが基本は「制作屋」である。

「制作屋」とはいってみれば「職人」である。作曲、編曲、レコーデイングからデイレクションまで創ることを仕事としている人間である。この分野に関してはその辺の制作会社の連中と比べかなりのノウハウを持っていると自負している。私は骨の髄まで「制作屋」である。

しかし芸能界と音楽界、両者は密接にリンクしているだけに体質も似ている。そしてそれは日本社会の縮図といっていい。

ひとことでいえばどちらも「力」が支配している世界である。「力」のある制作会社、「力」のある芸能プロ、これらが実質的に支配している。日本の経済界もそうである。中小企業は法人の数では95%をしめるがたった5%しかない大企業が実質的に日本を牛耳っている。いわゆる一部の製造業の分野はメーカー同士の競争は存在するが、それ以外の重電、建設、流通、金融、そして何よりも今問題となっている電力など最たるものだが、そういった部分は実は殆ど政治で商売をしていてそこに正統な競争など殆どない。会社同士の「力」関係で売上が決まる。

そして芸能界と音楽界には最初から競争はない、競争などという概念すらない。全て会社、事務所の「力」関係で決まる。音楽業界の衰退といわれていても基本的な「力」の関係は今もって全く変わっていない。これが現実である。

日本の経済界もそうであろう。いわゆる小泉、竹中といった連中が唱えた「改革」によって本当にどの分野でも正統な競争が行なわれるようになったか? 答えはいうまでもなくNOである。、基本は全く変わっていない。おきたのは「自己責任」という魔法の言葉で弱者切捨てを正当化されて大量にどん底に突き落とされた人たちが発生したこと。そしてその人たちに「再チャレンジ」の機会は二度と与えられず、実質的には「格差」を固定した1種の「身分社会」ができあがったこと。これは今も基本的には何も変わっていない。一度「失敗」をしたら二度と元に戻れない。そんな社会を作ったのが小泉と竹中だ。

今の日本社会が閉塞しているって? そういう社会を作ったのは誰だ?あんたらだろう? 二度と人間が再チャレンジできないシステムを作ったのだから こんな社会は閉塞しないほうがおかしい。しかしちょっと前まではこういうのを批判したら「自己責任おバカなネット小僧連中に攻撃されたが、まだこんなことをいう奴らはいるんだろうか?

しかしどんな世界にも隙間がある。私などはその隙間を渡り歩いてきたといっていい。会社といっても実質個人商店が「力」で勝てるわけはない。しかし小回りと頭を使えば勝てる、かもしれない。「力」の連中は独楽鼠のように動くことはできないから。

かといって芸能界や音楽界の「力」の連中の奴隷になるのは私は嫌だ。それが結局どういう結末になるかわかっているから、 自分がそういう連中の奴隷になっているのも知らずに有頂天になっている連中を見るとかわいそうですらある。いずれ使い捨てにされるのも知らないで..

正直こういうところは早くつぶれてくれんかな、と今でも思っているが日本の企業フューダリズムはまだまだ変わりそうにない。高級官僚、大企業、政治のなあなあ癒着の三点セットがある限り結局日本では変わらないのかもしれない。(マスコミも腐りきっているし..)

とにかく徹底的に隙間を動き回っていくしかないだろう。そして頭を使うことだ。なぜなら芸能界も音楽界のトップは頭を使うことに慣れていないから..


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コメント

>しかしちょっと前まではこういうのを批判したら「自己責任厨」のおバカなネット小僧連中に攻撃されたが、まだこんなことをいう奴らはいるんだろうか?

こんな奴ばっかりです。
身近にSEとかwebの仕事してる奴がいますが
一応にそういった幻想を持ってる感じがします。

それに一般人に対して自らの目線を「下げて」
会話をしようとしないのでさらに厄介です。

正直、愕然としています。でも、これが今の社会ならおっしゃるとおり、隙間で生きていくのがいいのかなと思いました。

投稿: なべ | 2011年5月18日 (水) 02時14分

なべさん ご無沙汰しています。

まあIT系の人全てがそうだとは思いませんが得てしてネットの情報を詰め込むと自分が世の中の全てをわかったかのような錯覚に陥ることがあるようです。

よくまともな人の間では「ネットマーケテイング」の本ばかり読んでいると人間がバカになっていくという話がありますが、SEとかweb関係の人にそういう人が多いのかもしれませんね。

とにかく今私たちにできるのは「隙間」を大きくすることじゃないでしょうか? 「隙間」を大きくすることによって相対的に「力」で押す人たちを弱めていく。

日本のコンテンツ産業を良くするのはそれしかないかもしれません。

投稿: Kyoji | 2011年5月18日 (水) 11時58分

ネット関係の人って
言葉で話さないんですよ。「文字」で話すんです。それですら面倒なのに
さらに困るのが、そこで起こったトラブルに対して「大人の対応しろよ!」とか言う始末で。
しかも、いきなり「〇〇〇。JK(常識を考えろって意味です)」とか書いてきて会話が成立しないんです。

君らの世界の常識と一般人の常識を一緒にすんな!って感じです。

こういう人を相手にするには
どうしたらいいんでしょうか?

投稿: なべ | 2011年5月19日 (木) 02時12分

なべさん こんにちは

結論からいいますとそういう連中は相手にしないほうがいいです。(笑) 相手にする方がバカをみます。

SEかWeb関係の人間全員がそうだとは思いませんが(というかそうでない人も知っていますので.) その手の人たちの一部の人の中にはネットの情報で過剰に頭でっかちになり、しかもリアルな体験が極端に不足しているため、人間的にはだんだん欠陥人間(バカ)になってしまう人も少なくないです。

特に始末が悪いのは2ちゃんなんかに入り浸っている連中でこういう連中はネットでも普段でも自分が「勝った」という気持ちにならないと気がすまない連中がいます。精神的に非常に幼いんですね。

従って私も何度も経験していますがこういう連中とネットでやりとりしていると突然「荒らし屋」に変貌することがあります。

「荒らし屋」の発言パターンはだいたい以下のとおりです。

1.こちらの質問や問いには一切答えない。
2.こちらの発言の揚げ足取りに終始する。
3.都合が悪くなると恫喝する。
4.投稿するときに存在しないメールアドレスで投稿する。(いわゆる「荒らし」逃げ)

要は自分が「勝った」という気持ちをもてないとこういう行動に走る人間が時々います。こういう連中がネットのレベルを下げているのだから本当に困ったもんです。

こういう連中とは議論、話しがかみ合うことはまず期待できません。ですから適当に受け流していくしかないです。そして自分だけが「優秀な人間」などという大勘違いして生きていきますからある意味かわいそうな連中です。

ですからまともに相手にしようとは思わないほうがいいと思います。

投稿: kyoji | 2011年5月19日 (木) 09時46分

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