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2011年5月28日 (土)

会社の決算と転機に来た会社のwebプロモーション

私ごとだが、会社の決算がだいたい終わった。あとは清書するだけ。

二年連続ひどい決算書になってしまった。普通の会社なら倒産だろう。そのくらいひどい。

これというのも5年前から仕込んでいたあるコンテンツ事業が完全な失敗に終わったこと。こういう事態を見透かしてさまざまな手をうったつもりだったがことごとく失敗した。まあそれを今云っても仕方がない。

幸いにして今これからやろうとしていることがある程度見えてきているが、それがある程度回ったにしてもこの現状から脱するにはまだ足りないかもしれない。

私の会社は音楽関係の会社にしてはかなりネット対策を率先してやってきた会社だと思う。そして一時はそれがかなり成功した時期があった。だがそれもここ数年は低調である。特にAdwordsに関しては年々効果が薄れている感じがする。少なくとも広告費の割には効果が上がってない。

その対策のためにGoogleの「オンラインセミナー」なるものを受けたことがあるが、正直あまりこれだ、という話はなかったし実際それによって成果は上がらなかった。はっきりいって特にここ数年はかなりの無駄なお金をGoogleに支払っていたことになる。今年度は大幅にこれを見直す

意外に知られていないがホームページは露出やアクセス数が多ければいいというものではない。一番大事な点は「どういう人」「どれだけ」見るかが重要なのだ。特にB to Bの場合はそうだ。つまり「見てもらいたい人」、「すぐ仕事に結びつきそうな人」をできるだけ多く誘導するにはどうすればよいかを考えるのが重要だ。どんなにアクセスが多くても仕事に無関係な人、どシロウトの人、勘違いする人、などが大勢見たって何の効果もあがらない。実際一番困ったのはAdwordsで露出が増え、確かに問い合わせも増えたがその中で「勘違い」の問い合わせーナンセンスインクワイアリーがものすごく増えたこと。これは業務にも大きく支障をきたした。

また問い合わせに関する成約率も年々落ちている。いずれにせよ根本的な戦略変更が必要だ。そこの部分を強化して「既存の業務」の方も可能な限り方策を取るしかない。

勿論、パッケージビジネスにもはや将来はない。そして音声等のコンテンツビジネスはコストダウン圧力が予想以上に強く年々苦労している。インペグなど震災以来、自粛ムードもあり再開のめどがいまだに立っていない。

とにかく今年度の決算は昨年や一昨年のようなことは避けたい。一応今ある方向性は堅持しつつ、さらに方策を足さなければならない。

それにしてもコンテンツビジネスで多大な利益を得ようとするとかなりのリスクを負うことを覚悟しなければならない。またリスクの少ない請負になると今度はコストを叩かれてしまい、非常に薄利なビジネスをやらざるを得なくなる。

コンテンツビジネスをこんな風にしてしまったのは誰なんだろうか。

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言論を守るべきテレビ局が俳優の言論や思想を封鎖していいのか?

既に報道でもご存じのとおり、twitterでも炎上状態になっているが

■山本太郎、反原発発言でドラマ降板か

俳優山本太郎(36)が26日までに、福島第1原発事故後、反原発を訴え続けたことでドラマを降板させられたと自身のツイッターで明かした。山本は 25日午後9時40分過ぎにツイッターで「今日、マネジャーからmailがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になってお り、なくなりました。』だって。マネジャーには申し訳ない事をした。僕をブッキングするために追い続けた企画だったろうに。ごめんね。」とつぶやいてい た。

 さらに同日の午後11時半ごろにも、「抗議するからTV局、プロデューサー教えて、などなど励まし有難う! 外されたドラマでも、現場には迷惑掛けられ ないから言えない。一俳優の終わりの始まりなんて大した事じゃない。(中略)皆で日本の崩壊食い止めよう!」とつぶやいた。

 山本は4月9日にツイッターで「原発発言やリツイートはCHECKされ必ず仕事干される(中略)だからって黙ってテロ国家日本の片棒担げぬ。親不孝許 せ」と宣言し、翌10日に東京・高円寺で約1万5000人が参加した反原発デモに参加。さらに23日に文科省前で行われたデモにも参加し、同省が定めた放 射線量年間20ミリシーベルトの撤回を訴えていた。

実はテレビ局が出演者やスタッフ関係者のブログやtwitterをチェックするのはよくあることである。但しそれは目的があってオンエアする番組の情報が事前に漏れないようにチェックするためである。それは少々神経質すぎると思うくらいチェックされ、それくらいテレビ局というのは守秘義務に関する要求が厳しい。

だがこのケースはその守秘義務とは全く本質的に違うものだ。おそらくスポンサーに原発関連か電力関係がいた、というのも影響しているのだろうがしかし仮にそうであってもそれは俳優やスタッフ関係者個人の思想、言論を統制してよいという理由にはならない。業務上の守秘義務とは全く別のものである。

上記の記述がもし事実だとすればテレビ局と仕事する以上、その人間には思想や言論の自由がない、といっているようなものである。山本氏は原発反対というのは1人の人間として行動したのであって、俳優の場合は1人のプロの俳優としての仕事を行なってきた。なぜその2つが混同されなければならないのか。テレビ局と仕事をする俳優もスタッフも日常生活にて自己の意見、考えを述べることは許されないことなのか?

何よりも今回の問題で深刻なのは伝えらる内容が事実だとすれば本来言論を守る府になるべきテレビ局側が山本さんの言論や思想の封鎖を行なったこと。ドラマ部は報道とは部署が違うから関係ない、などというのは言い訳にならない。こんなことが続くようでは今の民放テレビ局に言論の自由を主張する資格などない。

日本はマスメデイアですら成熟していないことをこの事実は示している。いずれどこの局かわかってしまうと思うので、そういう放送局はみんなで視聴ボイコットすべきであろう。それが彼らにとって一番恐い制裁のはずだから

<追記>

山本太郎さんは今回の騒ぎで事務所を離れられました。日本社会がいかに成熟していない社会であるかを証明する事態です。事務所側は「原発関係の降板」の事実を否定していますが、そうだとすれば今回の山本さんの行動と矛盾しており、上記の記述がほぼ事実に乗っ取ったものである可能性が高い、と判断せざるを得ません。。

山本太郎さんの今後のご活躍をお祈り申しあげます

山本太郎、反原発で事務所辞めた「これ以上迷惑かける訳いかない」
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110527-OHT1T00277.htm

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2011年5月23日 (月)

映像&クリエーターBBQ&暴風雨

昨年同様に映像&クリエーターBBQ大会が多摩川河川敷にて開催されました。

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昨年と違うのは河川敷に行政が介入して¥500川崎市に払わねばならなくなったこと、そして昨年はあるスペースだいたい全体が映像&クリエーターBBQ大会で占めていたのでのんびりできたんですが、今回は他のBBQの人と混在していたので、かなり間違えてしまいどこまでが関係者なのか非常にわかり辛かったです。まあゴミを散らかしたり電車に向けて花火したり、といった一部のマナーの悪い人間がいるというのが問題なんでしょうけどね。最近はこういう輩がいろんなところに増えたのが本当に困ったもんです。

そして予報が「午後から雨」とのことで何とか終了予定時間まで持ってくれ、と思ったんですが途中からすごい暴風(おかげでカバンが砂埃だらけ)そして午後二時頃ついに降ってきました。せめてあと1-2時間持ってくれたら、と思ったんですが今回は会費の元はちょっと取れなかったかも...

というわけで今回は名刺交換の数も少なめでした。

また夏くらいにやる予定だと聞いていますので、その時にリベンジしますか。

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2011年5月17日 (火)

小さな音楽会社の備忘録ー芸能界と音楽界

芸能界と音楽界はお互い密接にリンクしているが違う。しかし基本的なシステム構造は同じである。基本は「マネージメント」「制作」に別れ前者はタレント、アーチストのブッキング、スケジュールを作り後者は 写真、映像、音楽等の「コンテンツ」を創る。私はずーっと後者の制作畑を歩んできた。今でも弊社アーチストの奥津の「マネージメント」の真似事をやむを得ずやっているが基本は「制作屋」である。

「制作屋」とはいってみれば「職人」である。作曲、編曲、レコーデイングからデイレクションまで創ることを仕事としている人間である。この分野に関してはその辺の制作会社の連中と比べかなりのノウハウを持っていると自負している。私は骨の髄まで「制作屋」である。

しかし芸能界と音楽界、両者は密接にリンクしているだけに体質も似ている。そしてそれは日本社会の縮図といっていい。

ひとことでいえばどちらも「力」が支配している世界である。「力」のある制作会社、「力」のある芸能プロ、これらが実質的に支配している。日本の経済界もそうである。中小企業は法人の数では95%をしめるがたった5%しかない大企業が実質的に日本を牛耳っている。いわゆる一部の製造業の分野はメーカー同士の競争は存在するが、それ以外の重電、建設、流通、金融、そして何よりも今問題となっている電力など最たるものだが、そういった部分は実は殆ど政治で商売をしていてそこに正統な競争など殆どない。会社同士の「力」関係で売上が決まる。

そして芸能界と音楽界には最初から競争はない、競争などという概念すらない。全て会社、事務所の「力」関係で決まる。音楽業界の衰退といわれていても基本的な「力」の関係は今もって全く変わっていない。これが現実である。

日本の経済界もそうであろう。いわゆる小泉、竹中といった連中が唱えた「改革」によって本当にどの分野でも正統な競争が行なわれるようになったか? 答えはいうまでもなくNOである。、基本は全く変わっていない。おきたのは「自己責任」という魔法の言葉で弱者切捨てを正当化されて大量にどん底に突き落とされた人たちが発生したこと。そしてその人たちに「再チャレンジ」の機会は二度と与えられず、実質的には「格差」を固定した1種の「身分社会」ができあがったこと。これは今も基本的には何も変わっていない。一度「失敗」をしたら二度と元に戻れない。そんな社会を作ったのが小泉と竹中だ。

今の日本社会が閉塞しているって? そういう社会を作ったのは誰だ?あんたらだろう? 二度と人間が再チャレンジできないシステムを作ったのだから こんな社会は閉塞しないほうがおかしい。しかしちょっと前まではこういうのを批判したら「自己責任おバカなネット小僧連中に攻撃されたが、まだこんなことをいう奴らはいるんだろうか?

しかしどんな世界にも隙間がある。私などはその隙間を渡り歩いてきたといっていい。会社といっても実質個人商店が「力」で勝てるわけはない。しかし小回りと頭を使えば勝てる、かもしれない。「力」の連中は独楽鼠のように動くことはできないから。

かといって芸能界や音楽界の「力」の連中の奴隷になるのは私は嫌だ。それが結局どういう結末になるかわかっているから、 自分がそういう連中の奴隷になっているのも知らずに有頂天になっている連中を見るとかわいそうですらある。いずれ使い捨てにされるのも知らないで..

正直こういうところは早くつぶれてくれんかな、と今でも思っているが日本の企業フューダリズムはまだまだ変わりそうにない。高級官僚、大企業、政治のなあなあ癒着の三点セットがある限り結局日本では変わらないのかもしれない。(マスコミも腐りきっているし..)

とにかく徹底的に隙間を動き回っていくしかないだろう。そして頭を使うことだ。なぜなら芸能界も音楽界のトップは頭を使うことに慣れていないから..


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2011年5月 1日 (日)

音楽制作の海外への展開

前にも書いたように日本の音楽、映像の業界関係者の殆どは日本国内だけを見て海外への展開など考えたこともない、あるいは考えたにしても周囲から叩かれたり馬鹿にされたりするので口に出せない、といった状況にもある。先日のJIN-仁-のような例は本当に例外的な事項である。

だけど私自身も本当にクリエイテイブな仕事をしようと思ったらやはり日本では難しい、少なくともそれをやろうとした場合活動の範囲は非常に限られる、ということを実感している。

たまたま私がこれから頻繁に仕事をするだろうと思われる映画監督も日本脱出を大真面目に考えて具体的な行動に移している。その監督とは「みんなでレッドカーペットを歩きましょう」プロジェクトを推進しようとしている、

こんなことをいっただけで「何寝言云っているんだ、バカじゃねえかおめえ?」などと日本だといわれてしまう可能性が高いけど、前にもいったしもう一度いいますが「我々は大真面目ですww」

その監督とは差し当たり3つの短編映画(1つはアニメ)の制作を予定しており、そのうちの1つが以前公開して制作費の公募を行ったパイロットCGアニメ"Yama-Oni "の本バージョンである"Legend"である。特に"Legend"は音楽が作品のポイントになるため、昨日監督から「音楽を先に作って欲しい」といわれたので、しばらく構想を練ることになる。あとの2つについても考えなければならない。

いずれにせよインターネットの存在もあり、コンテンツは国境を簡単に越えて伝わる。もう日本という狭い国の範囲にこだわる必要はないというのも事実である。

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