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2011年4月17日 (日)

音楽の「価値観」の破壊を目指す

皆さんは音楽にありかたでB.G.Mバックグラウンドミュージック というものがあるのはご存じだと思う。

というか今「音楽の使われ方」というものをよーく分析してみると、カラオケで歌う、着メロといったものを除いたら今、殆ど音楽というものはそういう使われ方をされていないだろうか?

車でドライブでもそうだし、何か事務作業をしたり、料理をしたり、家に帰ってくつろぐてもいい、今B.G.Mとして音楽はあちこちで使われている。

かくいう私もかつてBGM制作会社で働いていた時代があった。店内放送やラジオCM,
チャイム、ジングル、それだけでなくヒーリングミュージック環境音楽、いわゆるB.G.Mの中のB.G.Mといわれるようなものを作ってきた。おそらく業界で仕事している人間でも私にとって特にこの分野はある意味「専門分野」といっていいかもしれない。

今、手がけている映画のフィルムスコアも考えようによってはB.G.M制作といえるかもしれない。また自分でもこの劇伴、映像音楽分野は得意分野の1つだと自負している。ただ私は映画音楽を手掛けるにしても単なる映像のBGM制作に終るつもりはない。だがそれはまた別の機会に書くことにする。

つまり私の音楽人生を振り返るとB.G.M制作そのものかもしれないのだ。

しかし実は今そうしたB.G.Mバックグラウンドミュージック という概念そのものを真っ向から否定、破壊しようと考えている。音楽が産業化し、有線放送その他で町中に音楽があふれる今、その分野に関わってきた私がその根幹であるB.G.Mというものを否定しようとしているのは奇妙に思えるかもしれない。

実は今ある企画を考えている。その企画は現段階では詳細はいえないが、よく見ると昔私がやってきたことのある意味焼き直しのように表面上は見えるかもしれない。しかしベクトルは明らかに逆方向を向いている。勿論そもそも企画自体が通るかどうかもわからないから実現するかどうかわからないが...。

だが冷静に考えてみると自分が今までやってきたB.G.Mという概念真っ向から否定、破壊しようている考え方にもみえるのだ。つまりある意味今まで私が音楽人としてやってきたことそのものを否定、破壊することになるかもしれない。なぜならこの企画によってもしかしたら世の人の「音楽の聴き方」を変えるかもしれないからだ。

実は私はそこに閉塞状況にある音楽そのものの活路になればいいと思っている。新しい音楽のムーブメントを起こすにはやはり、何らかの価値観の破壊、根本的な発想の転換が必要だ。そのためにもこの企画を何とかして実現させたい。

具体的内容はまだいえない。今週打ち合わせがあるけど実現しそうになったら余計いえなくなる。しかしこの企画の目的はまさに音楽の既成概念そのものを破壊することである。

そう考えるとこの仕事は結構楽しい。

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