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2011年3月 2日 (水)

岐路にたつ「ネットラジオ」

ご存じのとおり私は「ネットラジオ」を運営している。もうすぐ4周年になる。podcast登録者本日現在で7万4026人(但したぶん「のべ人数」だと思うので実際の視聴者数はもっと少ないと考えています)のネットラジオです。

実はtwitter等で「いつやめようかモードに入っている」などと書いたことがあります。実はこう考えるに至ったもっとも根本的な理由が以下の記事です。

大手民放ラジオ13社、ネット同時放送解禁へ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100210/212732/?rt=nocnt

NHK以外の民放ラジオがインターネットと電波のサイマル放送を今月から来月当たりから始めると発表しました。(スタート時期は各局で多少ばらつきがあります) 全国のコミュニテイFMも待ってましたとばかりに、ほぼ全ての局がサイマル放送を4月頃からスタートさせます。 半年の試験放送を経て今年の秋口からの本格放送を目標にしているそうです。

但しNHK受信料との兼ね合いからネットとのサイマル放送を始めるのは難しいと思われます。その点では民放より不利な面はあります。

これらは勿論JASRACレコ協(ネットとのサイマル放送は特にレコ協がしぶった)との合意が得られたために可能になったわけですが、これによっていえることは既存のラジオと「ネットラジオ」を区別する時代が事実上終わったということです。

殆どの「ネットラジオ」は個人レベルもしくは少人数で運営されており、いわゆるコンテンツの豊富さバラエテイの豊富さはいわゆるキー局は勿論のこと、コミュニテイFMにですら太刀打ちするのは不可能です。いわゆる「既存のラジオ」のサイマル放送にまともに対抗してもほぼ勝ち目はありません。個別の番組単位ではpodcast化を行なうことも可能です。(既にキー局の番組によってはpodcast配信を行なっているものもあります。)

となると、我々のような既存の「ネットラジオ」がやっていくにはどうすればいいでしょうか?

それはキー局コミュニテイですら作れないコンテンツを作っていくしかない、ということになります。彼らと同じようなものを作っていては未来がない、ということになるでしょう。その中で「小さくともキラリと光る情報メデイア」としてやっていくしかないかもしれません。

もっとも「ネットラジオ」のみで収益を出すというのは難しいというのは私は肌で感じているので、もし続けるとしたら告知を目的として収益度外視して続けるか、他のメデイアに吸収されるか、いずれにせよ「ネットラジオ」の今後のありかたは岐路に立っているのは間違いないと思います。


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