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2011年1月20日 (木)

KAT-TUN側がボーカロイド楽曲の『影響があった事実』を認める 

個人的な事情だが実はいったん頭の中を空っぽにしようと思っていたので、「ネットの時間を最小限にして頭の中を整理したい」と思っていた矢先だったのだが、今朝たまたまブログのアクセスをチェックしたら普段とは桁違いのアクセスがあったことに気づいた。

原因はこれらしい。
■KAT-TUN側がボーカロイド楽曲の『影響があった事実』を認める 「事実を認めて頂き然るべき処遇をして頂く」             

ご存じの方も多いと思うが実は昨年の12月のこういう記事を書いた。

■KAT-TUNのボーカロイド曲盗作騒動に見る制作体制の御粗末ぶり
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2010/12/kat-tun-3543.html

「影響があった」となどという回りくどい言い方をしているが、上の私の記事で両者を比較しているのでどうにも「言い逃れ」ができなくなった、ということかもしれない。両方聴けば誰の眼にも明らかだからである。

上記の記事を書いた手前、これに関して何か書かなければ、と思ったがもともとが呆れた内容なので「やっと認めたか」としかいえない。現在制作スタッフが大変なことになっているのは想像にかたくない。というかこれどう考えてもプロの仕事じゃないだろ?

何よりも怒りを通り越して呆れるのはプロがどシロウトの曲を盗作した事実に関して何とも思っていないこと。これじゃ日本の音楽制作スタッフがアマチュアになめられても仕方ない。一応プロレベルで仕事している自分としては恥ずかしいとしかいえない。

「円満に解決」はおおいに結構だが、それでは今回の問題の本質を解決したことにはならない。現在の音楽の制作体勢、特にコンペの体制が本質的に機能していないことが今回の事件で明らかになった。それと全部他人まかせ、スタッフの問題意識の欠如、さまざまなことが重なって今回のことが起きた。ここの部分を徹底的に洗い直し制作体制を根本から見直すことから始めないと再発防止にはならないだろう。

何よりもコンペが当たり前になったことでプロの作曲家を尊重する風土、音楽のプロに対して敬意を微塵も払わない風潮が音楽界、芸能界にすっかり定着してしまった点が大きな問題だ。制作される音楽の質がますます低下し、音楽を百均の消耗品のごとく使い捨てにするのが当たり前になった業界。この風潮に対して何の疑問も持たないレコード会社のスタッフ。それら全てをもう一度0から見直すべきだと思う。音楽業界の再建はまずそこから始めないといけない。CDが売れないとか違法コピーがどうのこうのという以前の問題だ、


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