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2010年12月19日 (日)

小澤征爾、カーネギーホールで奇跡の復活!! スタンデイングオベーション

小澤征爾、カーネギーホールで完全復活! 奇蹟のライヴが早くも1月に緊急リリース!
http://www.cdjournal.com/main/news/ozawa-seiji/35770

まさしく日本の誇る音楽家である。

私事だがまだ父親が健在だった頃、地元のパルテノン多摩大ホールで小沢征爾の新日フィルの演奏を聴きに行ったことがある。クラシック好きだった父親と今となってはいっしょにいった最後のコンサートとなってしまった。もっと良質なクラシック音楽のコンサートにいっしょに行けばよかったと今となっては後悔している。演奏曲目は確かヒンデミートの「画家マティス」があったように記憶しているがあとのプログラムは覚えていない。しかし十分に楽しめた演奏会だった。とかく「教科書通り」にしか演奏しない音楽家が多いクラシックの演奏家の中で、遊び心も加えた小沢の演奏はやはり一味も二味も違った。一流の演奏家というのはやはりそういうものだろう。

今回のカーネギーホールでブラームスの交響曲第一番を選んだというのは何かわかるような気がする。この曲はブラームスの中でも人生の転機となった作品で、「交響曲」に対する思い入れが人一倍強かったブラームスが満足しうるクオリテイの作品にするまで七転八倒した心境が現れている作品である。最後はベートーベンの「歓喜の歌」を思わせるテーマ曲で自分の中の大きな壁を越えることができた喜びを表現している。(そのためこの曲はベートーベンの第十番交響曲とも呼ばれるーいい意味でも悪い意味でも、だが)

癌という病気を克服という「壁」を乗り越えこれから新たな人生を力強く歩んでいく、という小沢征爾の決意の表れだと捉えたい。おそらくその思いもあって病みあがりにも関わらず力強い演奏だったことは想像に難くない。この演奏は是非聴いて見たい。

カーネギーホールは観客総立ちのスタンデイングオベーションだったという。自分に力を与えてくれる演奏かもしれない。


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