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2010年11月29日 (月)

龍馬伝の音楽の佐藤直紀氏

さて、NHKの大河ドラマの「龍馬伝」、私個人は一年間楽しませてもらいました。

詳しい感想はこちらをご覧いただくとして

ここでは今年の「龍馬伝」の音楽を担当した佐藤直紀氏について述べたいと思います。

佐藤直紀氏についてはwikiをご参照いただくとして
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9B%B4%E7%B4%80

実は今回の「龍馬伝」の音楽はNHKにしてはかなり斬新な音楽の使い方をしていると思います。賛否両論あるようですが私はかなり劇伴音楽の作品として評価しています。
今回の佐藤直紀の音楽にはインド風の音楽、時にはスパニッシュギターの音楽、また時にはエンヤを思わせるようなサウンド(龍馬が暗殺された時にも使われていました)と実に変幻自在。、歴史ドラマ、時代劇では普通は使わない音楽にしておりそれが不思議に映像にマッチしていました。今までの大河ドラマのクラシック一辺倒のドラマ音楽とは明らかに一線を画しています。武満徹さんが時代劇の映画にガムラン風の音楽を使ったという例がありますが、今回はかなりそれに近いですね。正直聴いていてなかなかやるな、と思いました。

正直私は今までのNHKの大河ドラマの音楽はあまり好きになれませんでした。特にいかにも「芸大的なサウンド」のドラマ音楽には正直壁壁としていました。ちなみに昨年の天地人はド ラマとしては最悪でしたが、大島ミチルさんの音楽はよかった。大島さんはユニット「式部」のメンバーで私はその片割れの篠崎正嗣君と仕事をしたことがあります。やはりポップス的な感覚をきちんと持っている劇伴作家でないとこれからは駄目ですね。

劇伴や映画音楽をやる場合、クラシック音楽の素養は確かに大事です。だけどクラシック音楽の語法だけではもはや不充分といえましょう。私はよく久石譲さんのスタジオでレコーデイングしていましたが、(今のスタジオではなく、前の六本木のスタジオー現在の六本木ヒルズの場所です)久石さんもクラシックが基本だけど、ちゃんとロックやジャズ、テクノといった素養も持っています。だからこそあそこまで成功したのだと思いますね。

佐藤直紀氏もクラシック系は勿論、ポップスの感覚もありかなり幅広い音楽の素養を持っています。なかなか新鮮な感覚のドラマ音楽も楽しませてもらったと思います。

私も負けないようにしなくては


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