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2010年10月17日 (日)

音楽の世界からジャーナリズムまでー体質劣化は必然か?

先ほど私のもう1つのブログにて先日の日本のマスメデイアが中国国内の反日デモは報道しても日本国内の2600人規模の尖閣諸島に関するデモは全くスルーした件について述べました。

http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20101017

詳しい内容は記事を読んでいただくとして、ここで問題にしているのは左とか右とかいう陳腐な議論ではなく、海外のメデイアが大々的に取り上げたにも関わらず。2600人規模という大きなデモを朝日から産経、NHKに至るまで全く無視した、という非常に気持ち悪い状況について書いたものです。

記事にも書いてありますが、この件に関して先日知り合いの某マスコミ報道関係者にぶつけてみました。その時に帰ってきた言葉は

「我々は報道する自由も勿論あるが、報道しない自由もあるのだ

さすがにこの言葉を聞いて唖然としました。

これは明らかに国民の「知る権利」を侵害した、と受け取られても仕方がない行為であり「情報管制」と国民だけでなく海外からも受け取られてしまうでしょう。

私の知る限り大手マスコミに所属している人間でそれに対して疑問に感じる人間が非常に少ないという事実に愕然としたと同時に、何かこの状況どこかで見たことがあるな、と思いました。

このブログをよく読んでくださる方ならおわかりでしょう。

そう

どこかの業界の体質と全く同じなのです。

実際私はテレビ関係者と話をしていても特に地上波関係の人間はレコード会社の連中とメンタリテイが極めて似通っているので、うんざりする時も少なくないです。はっきりいって同じ穴のムジナ、といってもいいでしょう。

どうやら日本のマスコミジャーナリズムも同じような体質を持ってしまったようです。

音楽業界は80年代末から90年代前半にかけてわが世の春を歌いました。今の状況と比べるとはっきりいって夢物語のようです。そして地上波のテレビも今でも影響力自体はまだダントツですが、視聴率の低迷でもはやわが世の春とはとても云いがたい状況です。しかも地上波のテレビも体質改善が非常に厳しい状況でこのままいけば今音楽業界が直面している存亡の危機に立つ可能性が非常に高いです。

そして今回の状況を見てジャーナリズムよお前もか? という状況になってしまうのではないか? いや既になってしまっているのではないか?

非常に危惧します。

それにしても音楽業界も一時大きくなりすぎた時期があり、地上波のテレビも同じです。

わが世の春を歌った世界の体質劣化は必然なのでしょうか?

特にジャーナリズムの崩壊、健全なジャーナリズムの存在がなくなるということは民主主義の根幹である思想言論の自由が実質的に機能しなくなるということを意味します。ある意味では音楽業界の崩壊以上に深刻な問題だと思います。

勿論今回の事態を憂慮し、ジャーナリストとしての矜持を持って仕事をしている方もまだ少なくない、と信じたいです。

その方々には是非がんばっていただいきたい、そう切に願います。

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