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2010年10月30日 (土)

音楽ビジネス革命-「残響レコードの挑戦」レビュー

Onngaku_kakumei

実はここしばらく自分の会社のレーベルに関して手詰まり感があった。かなり悩んでいた時にマーケテイングの専門家の友人に勧められて読んだ本、その彼いわく「マーケテイングのバイブル」といっていい本だという。

というわけでAmazon経由で購入した。とても読みやすくすぐに読破できる。

基本的な考え方はこのブログで書いていることと殆ど変わらない。扱う音楽のジャンルは違うにせよ、音楽とそのビジネスに関する取り組み方、志向しているベクトルは私とほぼ同じといっていい。しかし河野氏はフリーターから年商2億のレコードレーベルにまで成長させた手腕の持ち主だが、私の方はなかなか頭で考えていたように物事が運ばず悶々としている、その違いはどこにあるのか、何かヒントがないか、と思い読んでみた。

結論からいうと読んでいて私の方で反省点が多く見えてきた。なかには私自身かなり耳の痛いことも書かれていた。ホント反省しきり、である。

1.まず音楽の見せ方、打ち出し方に詰めの甘さがあった。

手前味噌だが音楽のクオリテイには自信があるつもりだ。しかしその「見せ方」「打ち出し方」に第三者に対してインパクトがまだ足りなかったのではないか。

2.ライブその他イベントに関する戦略の詰めの甘さ

河野さんは結果的に赤字のライブでもその1つ1つに明確な目標を決め、それを着実にプラスに運んでいった。そこの部分がきちんとできていなかったように思う。

3.いわゆる「インデイース」であるにも関わらずどこか「メジャー」的な感覚でプロモーションをしていた傾向がある、

河野さんは「音楽業界を知らなかったから今の成功がある」と自分でいっているが、その面でいうと自分はいわゆる「メジャー」の世界で中心に仕事をしてきた関係で、どこかまだその時の感覚でプロモーション等の仕事をしていたのではないだろうか? 結果的にそのためどこか中途半端になってしまったのではないか?

いずれにせよ自分に甘い面がずいぶんあったと反省している。

特に第五章の「河野式ビジネス哲学」は私としても共感する点が多い。共感と私自身の反省と両方感じた本である。

このブログを読んでくださっている方にも是非お勧めしたい本である。

 

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