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2010年7月25日 (日)

「CX26時間テレビ」ー今の地上波テレビは「愚民製造機」

昨日まで家族旅行行っていたのだが、帰るなり娘がCXの「26時間テレビ」を見るにつけ、やはり相も変わらずくだらんお笑いをやっているなあ、と思ってしまった。
まあ私は日テレの「24時間テレビ」に対しても批判をしたが一応あれはまだ、その実施方法、手段等には問題があるが一応建前上「チャリテイー」という大義名分があった。しかしCX「26時間テレビ」はいまだにどんな意味があるのかさっぱりわからない。ただ延々とお笑い連中がどうみても内容のないバラエテイーを流しているだけである。それも芸をしているんじゃなくて、アホな失敗や「いじめ」に近いしうちにして視聴者のお笑いを取る手法。 これは「笑わせている」のではなく「笑われているーつまり嘲笑されている」状態である。

芸人は本来なら自分の実力で笑わせるものだと思うが、今の芸人はカメラの先にある視聴者の顔色を窺ってるだけ。というか、そうじゃないとテレビメデイアに出れないようになっていると思われる。 こんなものを見ていると脳みそが溶けそうで耐えられん。

あるいは、権力者がマスメデイアを使って一般庶民の「脳みそ」を溶かし、庶民全員を「思考停止」させ、ただメデイアや権力者のいいなりになる国民に洗脳する

もしかしたらそれがメデイアとそれを操る権力者たちの本当の目的なのか?

注:マスメデイアが権力と対立する、などというレトリックを本気で信用している人間はいないだろう。記者クラブの例を見る間でもなく、権力者たちの情報操作に加担しているのは明らかである。

そう勘ぐりたくもなる。

今の視聴者が求めているのは「芸」ではなく「嘲笑」

同じように音楽も伝えたい音楽なんか全く求められていない。ただメデイアのBGMと化し使い捨てにされるものしか求められていない。

あえていう、

音楽にしろ、「お笑い」を始めとする「芸」にしろ、そして勿論アートにしろ、地上波のテレビが全て駄目にした、といっても過
言じゃないと思う

はっきりいおう 今の地上波テレビは「愚民製造機」である

もしこれがこの国の権力者たちの陰謀だったとしたら ?


音楽、アート、芸能。全てを使い捨ての消耗品にして、メデイアを通して権力者のいいなりに気がつかないうちにさせられているとしたら?

あなたはそれでも地上波のテレビを見続けますか?

だが、残念ながら、 この国はおそらく永久に地上波のテレビがダントツの影響力を持ち続けるだろう。
少なくとも日本ではそれは揺らぎようがない。残念ながら...

「オレはテレビなんか見ない」なんているネット小僧も、ブログや掲示板に書いている内容を見れば地上波のテレビで話題になっていることばかりだ。 ブログにしても2ちゃんにしたって、結局は地上波テレビねたの記事が圧倒的にアクセス数を稼いでいる。 これは否定しようがない紛れもない事実だ。

ここが変わらない限り、文化の使い捨て状況は続くだろう。
そしてテレビが作る大量の愚民が、文化、芸術の存在価値を理解する必要性というものに関して極端なほど鈍感になっていく。

それはもう絶望的なほどにだ。

誰かがこれを変えなければならない。 いっそのこと地上波テレビは全てつぶれてくれないか、とさえ思う。
でないと、21世紀後半には殆ど「文化」「芸術」というものがこの世から消え去ってしまうであろう。

そしてそうなっても愚民製造機である地上波テレビによって洗脳された人々の大半はそれに対してなんとも思わなくなるだろう


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2010年7月21日 (水)

ランデイ ジャクソン

さて、Inzuzoのライブイベントでいっしょにやっている事務所がマネージメントをやっているアメリカのアーチスト、Randy Jackson の初めての日本ツアーの締めくくりのライブが下北沢のBarのFree Factoryにて行なわれました。(マイケルジャクソンのお兄さんと同姓同名ですが別人です)

Randy Jackson はハードロックバンドのZebraのギタリスト・ボーカルで始めて音楽を聴いたとき明らかにLed ZeppelinDeep Purpleの影響を受けているなと瞬時に感じましたが、日本ツアーの紹介でも「Led Zeppelin の再来とうたわれている」と紹介されました。実はRandy Jacksonフルシンフォニーオーケストラを従えたLed Zeppelin Show を全米で行なって大反響を得たこともあり、その点が私が「ロックサウンズ」「オーケストラ、ア・ラ・カルト」「天国への階段」等をオーケストラとバンドでやったこともあることから、接点が出てくる可能性があるかもしれません。この2つのコンサートでは「天国への階段」をインストでやりましたが、やはりダイナミックなボーカルで演奏する機会を持ちたいですからね

Zebra228fix_2

右端がRandyです。 
公式サイト http://randyjackson.com/

そしてうたい文句どおり、Zeppelinのナンバーをメドレーでやりました。メドレーの中で大好きな曲の"Thank You"を歌ったのがうれしかったし、他に12弦ギター弾き語りでImmigrant Songを歌ったのも圧巻でした。やはりこういうのを聞くと血が騒ぎますね。

今日のライブでは十二弦ギター二本で演奏 チューニングで使い分けたそうです。 ギターはめっちゃうまい。 ギター一本でも充分な迫力です。こういうのを見ると俺もピアノめちゃ弾きしたい衝動にかられます。

ライブの後Randyと直接話しましたが同じニューヨーク州のロングアイランドにいたので話が盛り上がりました。Randyに先ほどの音楽の影響について聞いたら本人はそれを認めた上で他にMoody Bluesからも影響受けたといいいました。 わかるような気がしますね。Randyは気さくでいい男でした。 音楽の趣味も近いのでいやー話が盛り上がりました。 (^^)久々に楽しい時間を過ごさせていただきました。

ちなみにRandy、なんとYesJon Anderson と仲がいいという。

うらやましい!!


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2010年7月11日 (日)

武満徹は現代音楽の作曲家というよりは本質的には映像音楽の作曲家ではないだろうか

さて、今地上波の番組はどの局も参議院選挙の選挙結果、勿論これはそれなりに大事ですが、全ての局が同じ番組だとさすがにげんなりしますね。
まあどうやら衆議院、参議院のねじれ現象は寧ろ拡大する見通しのようですね。個人的には庄野真代さんにはがんばっていただきたいですが....

さて、さすがにずーっと選挙番組ばかり見ていると飽きてきましたので珍しくN響アワーで武満徹の特集をやっていたので見てしまいました。

私は以前「現代音楽」に関わっていた時代が少しあったのですが、そのきっかけを作ったのはこの武満徹さんの音楽でした。はじめて武満の音楽を聴いたのはNHKスペシャルの「未来への遺産」という番組で武満さんが音楽を担当していたんですが、その音楽が今まで聴いたことのない音楽に感じました。響きが古代の雅楽のようでもあり、中近東の音楽のようでもあり、西洋音楽のようでもある。本当に「どこの国の音楽かわからない、今まで聴いたこともない音楽」だったのです。それをきっかけにノベンバーステップスカトレーンといった作品だけでなく、「怪談」(小林正樹監督)や「心中天網島」(篠田正浩監督)などの映画音楽にも惹かれていきました。

この「未来への遺産」は武満さんの作品ではマイナーな作品というか、あまり語られることがないんですが、この作品のおかげで現代音楽からミニマリズムジョンケージブライアンイーノという方向に「道をはずした」わけです。(笑)

まあプロになってから、商業音楽とかやっていてからあまりこうした種類の音楽の影響が影を潜めていましたが、決してこの方向から足を洗ったわけではありません。そんなわけでいつのまにか聞き入ってしまいました。

僕はポピュラー肌の人間だけど武満の音楽は映像や映画音楽から入っていきましたので、結構影響は受けました。映画音楽もやっているので武満の音楽にはかなり参考になります。武満さんの音楽の最大の特徴は弦楽器独特の包み込みようなハーモニー(これをテクスチュアと呼びます)で、これがなんともいえない雰囲気を作りあげます。

武満徹というのは作曲家でありながら殆ど演奏技術を持ち合わせていない人でした。音楽教育自体も殆どまともに受けていません。なのにこれほど複雑でアトナールでありながらどこか調性を感じさせる音のテクスチュア、これは何なんだろう?、と思います。

作品は殆ど基本的にはクラシックベースの「現代音楽」なんですけど、ジャズやポップスもそれなりに研究していたようです。 それが他の「現代音楽」 の作曲家と違うところ。だから音楽は決して親しみやすいとはいえませんが、どこか心地よい響きに聞こえるから不思議ですね。

武満さんの映画音楽、劇伴音楽は単なるBGMに終わっていることは殆どありません。音楽も映像の中で「登場人物」のような役割を果たしています。武満さんの音楽がないとその映画、映像が生きません。しかし決して出しゃばっているわけではありません。

要は武満徹という人は結果的に「現代音楽」の作曲家といわれるけど基本的には映像音楽の作曲家ではないかと思います。僕もVPのような商業音楽からCM,劇伴とやっていた関係でどこか自分でも入って行きやすい部分があるのかもしれません。他の「現代音楽」の作曲家にはなかなかこういうのを感じません。

日本人が世界に誇れる数少ない作曲家の1人ということができます。特に映画音楽では伊福部昭先生とならぶ存在といっていいです。確かに中にはちょっと古い感じのする曲もありますが、映像音楽という観点ではやはり私にとっての「教科書」になりますね。


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2010年7月 8日 (木)

CD DVDプレス工場の最近事情

私の会社はGoogle「CD制作」「CD製作」のキーワードで検索するといずれもベスト10に入る。会社としてパッケージ請負を初めてもう8年になるがかつては会社の売上の中心を占めていたこともある。

しかしご存じのとおりここ3-4年急激に市場が冷え込み、うちの会社も現在パッケージ製作から音声コンテンツ(特にe-learning系の)の制作に主軸を移し始めている。(またこちらの方が同じ売上高でも利益率が高い) 

工場も国内工場を2社、海外工場2社(共に台湾工場)との取引を行なっている。特に国内工場はいずれもJASRAC認定工場+メジャー工場直だ。これもここ数年で格段に工場のレベルが上がったわけだが、ちょっと前だったらうちのような会社ははっきりいって見向きもされなかったであろう。そのくらいのレベルの会社だ。(どこの会社かの実名はご勘弁下さい)
海外工場も台湾ではトップクラスの工場を使っている。少なくともバルクで作る範囲では国内工場とそんなに遜色ない。

しかし困るのはやはりパッケージ不況なのだろう、国内外とも新規の会社の売り込みがすごいのだ。月に何回かは必ず来る。だけどうちも今の取引先ですらそんなに満足な発注数を出せていないのだ。だから売り込まれても発注を出せるかわからない。しかし売り込みは来る。今日も2件来た。特に最近台湾系の会社の売り込みが凄まじい。

今年の始め思い切った料金改定を行なった。

■CDプレス料金表  
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/cd_price.htm

■CDプレスセット料金(マスタリング+ジャケットデザイン)
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/setpricecd.htm
■DVDプレス料金表
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/dvd_price.htm

これでも高い、と思っているお客様がいるのだが、正直この金額がうちにとってもう限界、これ以上だと赤字になってしまうギリギリの料金体系である。確かにこれによってアクセス数も増え、受注数も少し増えたが正直まだ利益が出るほどの受注数は獲得できていない。正直いってこの事業からの撤退も考えているんだが、社会的責任上完全にやめるのは難しい、それに自社ものもあるし...

ただ音楽に限っていえば音楽配信も頭打ちという状態なので、音楽配信が出たからCDやDVDが売れないというわけではない。もっと根本的な部分だろう。何かを変えないといけない。

この面で可能性があるとすればブルーレイがどれだけもっとコストダウンできるか、がポイントだ。あとCDに変わる高音質のメデイアというものが果たして出てこれるかどうか、

いずれにせよ音楽の市場が復活するための何かを引き続き考えていかないと、このパッケージ事業自体も復活できない。


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2010年7月 3日 (土)

映像業界BBQ大会に出席

さて、新たなビジネスチャンスと人間関係を広げるべく私はかなり「交流会」というものに出席している方ではありますが、最近は明確な目的と出席者がどういう人が来るかわかる「交流会」にしか出席していません。

その中でmixi経由ですが「映像業界BBQ大会*二子玉川*」のオフ交流会が多摩川河川敷でありました。ちょうど二子新地駅から田園都市線のガード下のあたりで行なわれました。

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出席者は最終的には180名(!!)  映像クリエーター、映画監督、広告代理店、カメラマン、照明、俳優、女優、モデルさん、そして私は映像音楽作家として参加しました。映像関係者や役者でバンドやっている人はいましたが、いわゆる音楽業界関係者は私が気がついた範囲では私しかいなかったように思いますが、もっともこれだけ大勢だと全員と話をしたわけではないので、もしかしたらいたのかもしれません。(いたらごめんなさい)

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やはりバーベキューは楽しいですね。肉を焼くいいにおいと、炭火の匂いが立ち込めます。

いずれにせよ音楽関係者がいなかったのはかえってチャンスだったかもしれません。元々私はVPやCMの音楽制作会社にいたのでこうした映像のための音楽は一番長くやっている分野といっていいです。映像や映画の世界も厳しいですが映像がなくなることは絶対にありえないので、この分野のニーズはまだまだ増えていくと思われます。

しかしこんなに集まるのはすごいですね。音楽関係者でBBQしてもこんなに集まるかなあ

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二子玉川も久々ですね。かつて池尻大橋に住んでいたころは時々来ていましたが最近は来る機会が全くなくなってしまいました。

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いつのまにかこんな高層マンションが立ったんですね。

会場は日本の業界関係者だけでなく海外のクリエーターも出席していました。オーストラリアとアメリカの映画関係者が来ていましたので後半は殆ど英語を話していました。

実はデモ資料も持っていきましたが全部なくなりました。まあそれなりに意味があったでしょう。

ところでこのBBQ大会学生さんも多数参加していました。映像業界にホントに多い、日芸(日本大学芸術学部)から早稲田、駒沢の学生等、
今の学生は幸せですね。学生時代から現場の人間と接触できて多くの情報と、人間関係のコネを作れる。我々の学生時代にはこんな業界関係の交流会なんてなかったし、あっても学生なんかとても出席させてもらえなかった。

コンテンツ業界の未来を担う人たちだけにいろいろ経験して、学んで、人間関係を作って欲しいです。

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