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2010年7月 8日 (木)

CD DVDプレス工場の最近事情

私の会社はGoogle「CD制作」「CD製作」のキーワードで検索するといずれもベスト10に入る。会社としてパッケージ請負を初めてもう8年になるがかつては会社の売上の中心を占めていたこともある。

しかしご存じのとおりここ3-4年急激に市場が冷え込み、うちの会社も現在パッケージ製作から音声コンテンツ(特にe-learning系の)の制作に主軸を移し始めている。(またこちらの方が同じ売上高でも利益率が高い) 

工場も国内工場を2社、海外工場2社(共に台湾工場)との取引を行なっている。特に国内工場はいずれもJASRAC認定工場+メジャー工場直だ。これもここ数年で格段に工場のレベルが上がったわけだが、ちょっと前だったらうちのような会社ははっきりいって見向きもされなかったであろう。そのくらいのレベルの会社だ。(どこの会社かの実名はご勘弁下さい)
海外工場も台湾ではトップクラスの工場を使っている。少なくともバルクで作る範囲では国内工場とそんなに遜色ない。

しかし困るのはやはりパッケージ不況なのだろう、国内外とも新規の会社の売り込みがすごいのだ。月に何回かは必ず来る。だけどうちも今の取引先ですらそんなに満足な発注数を出せていないのだ。だから売り込まれても発注を出せるかわからない。しかし売り込みは来る。今日も2件来た。特に最近台湾系の会社の売り込みが凄まじい。

今年の始め思い切った料金改定を行なった。

■CDプレス料金表  
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/cd_price.htm

■CDプレスセット料金(マスタリング+ジャケットデザイン)
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/setpricecd.htm
■DVDプレス料金表
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/dvd_price.htm

これでも高い、と思っているお客様がいるのだが、正直この金額がうちにとってもう限界、これ以上だと赤字になってしまうギリギリの料金体系である。確かにこれによってアクセス数も増え、受注数も少し増えたが正直まだ利益が出るほどの受注数は獲得できていない。正直いってこの事業からの撤退も考えているんだが、社会的責任上完全にやめるのは難しい、それに自社ものもあるし...

ただ音楽に限っていえば音楽配信も頭打ちという状態なので、音楽配信が出たからCDやDVDが売れないというわけではない。もっと根本的な部分だろう。何かを変えないといけない。

この面で可能性があるとすればブルーレイがどれだけもっとコストダウンできるか、がポイントだ。あとCDに変わる高音質のメデイアというものが果たして出てこれるかどうか、

いずれにせよ音楽の市場が復活するための何かを引き続き考えていかないと、このパッケージ事業自体も復活できない。


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