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2010年7月19日 (月)

ネットとイノベーションの中のコンテンツ知財の権利について3ー商材と非商材の違い

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さて、前項ではコンテンツには非商材コンテンツ商材コンテンツの二種類があることを述べましたが、ここでこの両者の区別のしかたについて論じたいと思います。

ここで大事なのはその
コンテンツ何を目的として制作されたものかについて考えることです。単純にいえばそれは販売を目的としたコンテンツなのか、それ以外の目的で制作されたものか、という点です。物品に例えた方がわかりやすいかもしれないので例えますとある物品が試供品なのか、販促品なのか、それとも商品なのか、そのいずれでもないのかという違いです。今ネットでコンテンツを語る際、上記のように試供品、販促品、もしくはそれ以外と商品を全く同じ次元のものとして論じているというのが現実であり、その観点でコンテンツを論じ続ける以上は、コンテンツプロバイダーとそれ以外の人たちの間での認識のギャップは永久に埋まらないといっていいと思います。

テレビCMテレビ番組は「タダ」なんだから、音楽や映画も
「タダ」でいいではないか。という人がいますが、テレビCMテレビ番組は広告のスポンサーの予算によって制作されたものであり、いわば視聴者の変わりにスポンサーが「買っている」わけです。それは最終的に「広告」という目的によって作られたコンテンツであり、オンエアされる場合は非商材コンテンツとしてオンエアされます。

ネットに関しても同じで、例えば先日もCDショップについての議論についての記事を書きましたが、皆さんがU-streamのトークショーを行なったとします。

緊急特別企画 真夜中の討論会
「私をCD屋に連れてって」

http://www.ustream.tv/recorded/8169605

そのU-streamのトークショーは確かにコンテンツですが、その「トークショー」は販売を目的として作られたわけではなく、寧ろ無料公開することによって「音楽業界の問題」を世の中の方に広く知ってもらうという別の目的があるためこれは非商材コンテンツとしてネットに公開されています。最近、Youtubeにて映画のトレーラー「予告編」を公開するのはほぼ当たり前になっていますが、これも宣伝を目的とした非商材コンテンツなので無料公開しています。

しかしやっかいな点はこの
非商材コンテンツ商材コンテンツの区別にはグレーゾーンが存在します。例えばテレビドラマはオンエア時には「広告」という目的によって制作された非商材コンテンツですがそのあと一般市場で「販売」される商材コンテンツ に変化してしまう場合です。こういうケースはテレビの場合決して珍しくありません。これが両者の区別を難しくしている点でもあります。

そのため制作サイドもユーザーにとって
非商材コンテンツ商材コンテンツの区別がしやすいように、最大限の配慮しなければなりません。そういう観点からしますとU-streamYoutubeにて無料公開されているものは非商材コンテンツに限定しなければなりません。しかしアップロードされている膨大なコンテンツを背景に違法アップロードしている例は後を絶たないのが現状で摘発も追いついていないのが現状です。

コンテンツホルダーの観点から考えれば、ネットで公開する場合非商材コンテンツの場合は非商材なりの公開のしかた、を考えなくてはならずそれが結果的に音楽の場合45秒以上は配信、といった「縛り」に結びついています。(この「縛り」の決め方には議論があるでしょうが,,)

また著作権についての誤解、無理解もかなりあります。それは世間の人にわかりやすく啓蒙することを怠ってき た既存の音楽や映像のコンテンツ業界の責任も大きいです。

次項ではこの著作権について論じます。

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