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2010年6月17日 (木)

都青少年健全育成条例改正案:都議会本会議で否決

さて、この件も先日の当ブログの記事
性描写規制改正案、都議会で否決の公算

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2010/06/post-799c.html

昨日この改正案が都議会で民主、共産など野党会派の反対で否決されました。

都青少年健全育成条例改正案:都議会本会議で否決 9月にも再提案

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100617ddm012010052000c.html


しかし都としては飽きもせず改正案を練り直し、9月定例会以後に再提案する方針だという。何度もいうように何が猥褻で何が猥褻でない、などということを明確に定義することなど不可能である。これは過去何回も試みがなされ、いずれも失敗している。そしていうまでもなく表現の自由にも抵触する問題である。

こういう問題を論じるときに危険なのは一部の人間の独断と偏見で訳のわからない線引きがされる可能性が高い点で、今回の都の基準でも水戸黄門の由美かおるやドラえもんの「しずかちゃん」の入浴シーンがよくて他は駄目、なんというあまりにも馬鹿馬鹿しい議論が大真面目に論じられるという事態が発生している。

「青少年の健全な育成」、というのは確かに大事なことだがそもそも「健全な育成」の定義は何か。そこの部分すら曖昧のまま、表現についての猥褻論議をするなど笑止千万である。何度もいうが芸術表現とは何たるかを理解していない人間がこんなことを論じることの危険さ、滑稽さはもう一度考えてみるべきだろう。

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