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2010年6月13日 (日)

著作権とネットの「技術革新」の間で

昨日の記事は結構反響があったらしく当ブログのアクセスもかなり上がりましたが、やはり著作権、知財の扱い方がネットの中で新たなメデイアがでて来た時に、結果として権利を侵害させる方向に云ってしまう点が問題だと思います。

勿論、既存の権利を保護する法体系がそうした新たなメデイアが現れるときに対応しきれていない、という面は確かにあると思います。

著作権が「技術革新を阻害」という議論をネットの中でよく耳にしますが、多くは知財に対する対価に対するシステムを全く考慮せずに、結果として権利を阻害する ことを正当化するような議論がよく見られます、驚くべき話ですが学識関係者にすらイノベーションのためなら著作権を犠牲にしてもかまわない、と受け取れる発言をしている人物がいます。

しかし技術の推進はソフトウエアや知財を使う以上、然るべき「手続き」を踏んだ上で行われるべきではないでしょうか? その然るべき「手続き」= 技術推進を阻害、という短絡的な議論がこういう新たな知財販売を論じる際に少々多すぎる気がします。

私は昨日の記事の例のように新たなメデイアの出現や電子化がけしからん、などというつもりは毛頭ありません。しかしそれらは著作者、権利者に対する対価の配慮ー上でいう然るべき「手続き」-が行なわれた上で推進されるべきです。

この記事でpdf販売している業者は全くそのような「手続き」を踏んでいません。だから問題なのです。

これからも新たな電子の商品形態が出てくることでしょう。それに対してソフトウエア、コンテンツビジネスの発展のためにどのようにすればいいか、これをコンテンツ関係者の中で連携して考えていく必要があると思います。

いずれにせよ著作物、知財等の権利が損なわれないようにしながら、新たなビジネスの発展にも結び付けられるようにしなければなりません。

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