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2010年4月25日 (日)

音楽業界衰退の原因は「音楽の消耗品化」が主原因

さて、今週はゴールデンウイーク前の最後の週となります。今週は「連休前に打ち合わせを」もしくは「連休前に作業終了」という案件が多いため月曜日からびっしりスケジュールが詰まっています。まあありがたいことではありますが、基本的な問題は何ら解決されていませんので、今年から本格化しているさまざまな動きも止めるわけにはいきません。その案件も含め連休前にやらなければならないことが多いので、スケジュールがびっしり状態になってしまったわけです。

既にHMVの買収や新星堂のリストラに始まり、音楽業界の大カタストロフィが始まりつつありますが、これはまだまだ序の口、もっともっとショッキングなことが起きるでしょうね。

さて、この原因の1つに音楽の違法コピーの件があることは確かではありますが、昨今の状況からCDが売れなくなった原因は音楽配信である、という説もどうも違うことが判明しました。 しかし先日の記事にも書きましたが問題はCDのパッケージが高い、とか音楽配信がどうか、とかいうのは単に表面的な問題に 過ぎずそれはコンテンツに魅力があるかどうか、ということが先決なのではない か? という気がしています。つまり今メジャーレコードが本当にユーザーにとって魅力的であるというコンテンツを供給していない、ということの方が大きい のではないか、という気がしています。

実は今日本の音楽業界で「音楽を文化として..」とか「音楽は芸術である」などと云おうものなら罵倒と嘲笑が待っています。してその傾向は年々強くなっています。「音楽は売るもんである」という方針からレコード会社によっては「音楽を理解している人間がデイレクターになってはならない」などという方針を打ち出している会社もあるくらいです。その結果、「売れセン」の傾向の音楽以外は受け付けず、「売れセン」二番煎じ、三番煎じが出すそしてそれがマーケテイングだなどという大勘違いを業界全体で行ってきたという点。その結果「音楽の消耗品化」が徹底して行なわれ 短絡的な「似非マーケティング」「似非ブランディング」が行なわれました。

その結果どういうことが起こったか? どこのCD店も「同じような」商品しか そろえていないし、テレビもラジオも「同じような」音楽しか鳴らなくなってしまい、その結果消費者離れが起こってきた。というのが本当の原因のような気がします。

CCCDがどうのこうの、音楽配信がどうのこうの、CD等のパッケージは時代錯誤だなどという観点は音楽文化の単に表面的な部分しか見ていない観点であり、実は音楽業界衰退の本質的な問題とは無関連とまではいわないにしても、根本的な原因ではないのではないか? と最近思うようになりました。 

だから、私は声を大にしていいます。

音楽は消耗品ではない。 文化である。

音楽業界が今日のような状況になったのは、音楽を「消耗品」にしてしまった音楽業界自身の責任である。「音楽を文化として..」とか「音楽は芸術である」というと罵倒か嘲笑をする体質それが原因だと思います。結果的には自分で自分の首を絞めていたことに殆どの人間が気がつかなかったのです

とはいえ、いわゆる「メジャー」系のレコード会社、音楽事務所の思考の硬直化はもはやいかんともしがたい状況です。はっきりいいますがこういうところはいっそのこと全部つぶれてくれた方が音楽文化のためかもしれません。(もうこの段階になったら媚を売る必要もないのではっきりいいますけどね) 

まあ実際の結果はわかりませんが、いずれにせよ今年から来年にかけて音楽業界、CD業界が壊滅的な状況になるのは避けられないでしょう。寧ろこれを音楽文化再生のための好機と考えた方がいいかもしれません。

とにかく私は他人が我々について何をいおうと我道を行くだけです。



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