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2010年3月 5日 (金)

「聞く」音楽から「体験する」音楽へ

本日mixiでもマイミクになっている人に誘われておそらくは日本で最初のサラウンド専用の制作スタジオであるstudio-spacelab.に行って来ました。

スタジオ スペースラブ
http://studio-spacelab.com

実は私は今から20年ほど前になりますが、ダミーヘッドを使った3Dレコーデイング等の企画に携わったことがあります。これはもともとヒーリング音楽のアルバムをプロデユースする際に立体音響を使った新しい空間サウンドの制作を導入するというコンセプトでもありました。当時はとても話題になりました。またこれ以外にも最近聞かなくなりましたがRolandのRSS(フィードのことではなりません(笑))システムなども使いました。

元々私は新しいサウンド作りに興味があったためこうしたシステムをかなり積極的に導入していたのですが、実はこれを突き詰めていくとステレオの2チャンネルではどうしても足りなくなりますが、当時はCDしかなくこれをメデイアで販売することは不可能でした。結局一部の映画やクラブや博覧会等のイベントで使用されたにとどまり、一時的なブームとして収束してしまった経緯があります。

しかし最近映画「アバター」で再び立体音響に対する関心が高まったこともあり、またDVDやブルーレイでサラウンドや立体音響をメデイア化することが可能であるため、再び私の中でも昔消化不良気味で終わった立体音響に対する情熱がまた沸いてきました。たまたまmixiでマイミクになっている人にその点を話をして盛り上がったことが今回の訪問のきっかけでした。

実は私が立体音響やサラウンドに対する取り組みを復活させているにはもう1つ理由があります。それは昨今の音楽業界の現状と大きく関係があります。

実は後の日記で詳しいデータを書きますが「音楽配信がCDや録音メデイアにとって替わる」という点があたかも規定の事実であるかのように論じられています。おそらくこのブログを読まれている方の大半がそうお考えだと思います。

が、しかしここ3-4ヶ月の状況をよく分析しますとそれは幻想に過ぎない。ということがわかってきました。後の日記で詳細なデータを書きますが実は音楽配信の売上は頭打ち、音楽業界の頼みの綱である着うたに関しては寧ろ売上が減り始めています。

つまりCDだけでなく頼みの綱である音楽配信ですら売上が落ち始めているのです。信じられないという人もいると思いますので、近々そのデータをまとめて公開します。私が先日の日記で「音楽業界、今年こそマジにやばいかも」と書いたのはそうした背景があります。つまり音楽配信が出てきたからCDが売れなくなった、というのは必ずしも正しくない、という点です。

この原因はおそらくいろんな背景があります。ただひとことでいえば音楽ビジネスモデルはもはや完全に崩壊した、といっていいと思います。全く新たな音楽コンテンツビジネスのモデルを待ったなしで構築する必要があるということです。

そこで1つの対策として「音楽」というものの原点にもう一度たってみよう、という発想になりました。つきつめていえば音楽というのは空間芸術である。という点です。実は音楽不況といわれながらクラブやライブイベントの入場者は増えているという面もあります。つまり実際に踊ったり、歌ったり等参加できるイベントの入場者は逆に伸びている、という点です。

つまり音楽の愛好家は音楽をただ「聞く」のではなく「体験する」ということを求めているのではないか、

そんな気がするんですね。そしてそのためのサラウンドや立体音響は「体験する音楽」の絶好のツールになりえます。

そんなわけでクラブイベントだけでなく、この立体音響システムを施設やお店等の常設で「体験できる」ようにする企画を今後共同でやっていこうという話になりました。これは私のもう1つの会社「コンテンツのコンサルテイング」の事業にもつながるものです。

ということで ただ「聞く」音楽から「体験する」音楽への動き、まずは企画を作ることからですが、

始めます。

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