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2010年3月29日 (月)

中途半端に「メジャー」になっちゃったアーチストは「メジャー」という肩書きにこだわる傾向がある。

今日ある事務所の社長との打ち合わせの最中、もしかしたら自分がかかわるかもしれないアーチストが実はまだ某メジャーの契約下にいることがわかり、現時点では開始したくてもできない状況だという。

意外に知らない人が多いと思うので「メジャー」として契約したところですぐにデビューできるとは限らないし、実はタイアップやメジャー側が「売れる」という状況にならないとCDはでない。しかも最悪なのは昔なら「アーチスト育英金」なるものが出たが今はそんなものビタ一文出ないから、結局アルバイト等をしないと生活していけない。例えていえば給料0で手に縄をかけられて身動きできない状況ーはっきりいえば「飼い殺し」(それもエサなしの)状態である。実は「メジャー」として契約したアーチストは意外にこういう状態の子が多いのだ。特にこの某メジャーS社はそういう傾向が強い。(私も昔のアーチストで経験がある)

普通に考えれば「だったらいっそのこと契約を解除したら」と思うが、ところが事務所社長によるとそれをやったらこのアーチストは自殺しかねないほど絶望するという。その社長はかなり困った表情でこれを話していたが、実はこういう例はものすごく多い。

私も昔ある「メジャー」アーチストの事務所とつきあいがあったが、そのアーチストは一度オリコン上位に入った経験があるものの以後ははっきりいってそれほど目立った活躍はしていない。しかし「自分はメジャーだ」というプライドだけは人一倍持っていて、はっきりいって時々「てめえ何様だ」と思いたくなることがあった。あえていうがこういう中途半端に「メジャー」になっちゃったアーチストは「メジャー」という肩書きにこだわる傾向がある。

ちょっと考えれば「世の中が見えていない」ということになるのだが、変な意味のプライドがジャマをして現実が見えなくなっているんだな、ということがわかる。実はこういう傾向が「メジャーレコード」を付け上がらせているといってもいい。

私にこういう相談をしてきたのはどうも私のブログを読んでくれたかららしい。しかしこれだけプライドによって現実が見えなくなってしまう人間の目を覚ますのは簡単ではない。でもせっかくこのアーチスト、いい声質で曲もいいのにもったいないと思うのも事実。

さて、どうしたものか think

ちなみにこの事務所とは今後何をやるかはこれからだけど協力しましょうということで合意した。これからの弱小プロダクションと制作会社は業務提携しないと生き残れない。

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2010年3月18日 (木)

「パ・リーグがネット中継有料化へ」に見るネットコンテンツのありかた

パリーグが今季4月以降のリーグ公式戦とセ・パ交流戦(パ球団主催分)、パのクライマックスシリーズについて、これまで無料で配信していたインターネットの生中継を 有料化するという

【プロ野球】パ・リーグがネット中継有料化へ

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100313/bbl1003130130000-n1.htm

あえていおう、今まで無料にしていたこと自体がおかしい。おばかさんの多い2ちゃんでは「無料だからみていたのに」などとブーイングが出ているようだが
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1268811853/

情報もコンテンツも全てがタダであるべきであり、それがネット社会を発展させる唯一の方法である、などということがいまだにあたかも正論であるかのように語られている。だが、何度もいうが「タダ」というのは価値がない、ということである。
ネットの情報やコンテンツが全てタダになるということは、ネットには価値のない情報とコンテンツのみ存在する、というのと同じことであり、それはネット内に信頼性の薄い情報やクオリテイの低いコンテンツのみが存在する世界へと導く。そしてそれは結果的にネットの情報社会を崩壊に確実に導く。

ちょっと考えればわかりそうなことなのだが、こんな簡単なことを理解できない人間(驚くべきだが学識関係者にすらいる)がなぜこんなにも多いのか、と思ってしまう。

だが、この2ちゃんに出ている「無料だからみていたのに」というのはネットユーザーの多くの本音かもしれない。しかし「無料のコンテンツ」というのは結局のところ「無料なりの」扱いしか受けないのだ。当然のことだが対価を払わないものに関しては、そのコンテンツを大切にしようなどどは到底思わないから、用済みになったら簡単に捨てられてしまう。だから何度もいうが「無料のコンテンツ」の殆どは最終的にはゴミかゴミ同然の扱いしか受けないものなのだ。

その「無料のコンテンツ」大量に配布しているうちにそのコンテンツの価値を理解し結果的にそのコンテンツのファンが増えていく、などという理屈があたかも規定の事実であるかのように語られているが、3年間ネットラジオやネットプロモーションのありとあらゆることをやってきた私の実感からするとその理論は幻想に過ぎない、といっていいと思う。

まあ「無料のコンテンツ」(例えば音楽)を何回も聞いて、その音楽のアーチストのファンになる可能性はない、とはいわない。

但しそれが起きる可能性は極めて低い、と断じざるを得ない。

つまり0ではないが可能性は限りなく小さいのだ。

残念ながらこれがここ5-6年、特にネットラジオなどを始めとするネットプロモーションのありとあらゆることをやってきた私の実感である。私のやっている「癒しの音楽チャンネル」というネットラジオ、熱心なリスナーも勿論いるが私のみるところ「タダだから聴いている」というリスナーがだいたい8割近くいるだろうと踏んでいる。

いい加減コンテンツを無料にすればよいプロモーションになりファンが増えるとか無料にすればコンテンツプロバイダーにもメリットが出るなんという幻想を捨てたらどうだろうか?

パリーグ、そりゃ巨人戦などと比べれば確かに人気はないかもしれないが、立派なプロフェッショナルなプレーを見せるクオリテイの高いコンテンツである。これを今まで無料にしていたこと自体がおかしいのだ。

ちなみに地域の制約で日本で見ることはできないが、アメリカ国内ではメジャーリーグの試合を全試合、ネットで見ることが可能である。(勿論有料ー月$20(\1800くらい)年間$995(\9000くらい))
http://mlb.mlb.com/mlb/subscriptions/index.jsp?product=gameday


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2010年3月17日 (水)

芸術表現が何たるかわかっていない人間が「猥褻」の定義なんかできるのか

■都の漫画の性描写規制案 結論先送りの方向

http://www.news24.jp/articles/2010/03/17/07155505.html

例の「児童ポルノ」の件もそうだが、一体何が芸術で何が猥褻なのか、
それを一体誰が判断するのか?

非常に曖昧だし、やはりこれは危険な行為である。

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子供の裸=児童ポルノというのならレッドツェッぺリンの「聖なる館」のジャケット(写真)が猥褻になってしまうのか、
裸が猥褻というのならヘルムートニュートンはポルノなのか、

それと同じでデビルマンやキューテイーハニーが「漫画の性描写」に当たるのか、

こういうものを一部の人間の独断と偏見で決めるのはやめるべきだし、表現の自由を否定するものである。
こういう議論はずーっと昔からあって、結局判断基準が曖昧のまま進んでしまう。
完全な決着を見たためしがない。

芸術の価値もわからん人間が勝手に自分たちの基準で定めてしまうことに非常な危険を感じる。
芸術表現が何たるかわかっていない人間が「猥褻」の定義なんかできるのか

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2010年3月 9日 (火)

今日の天気のように寒い「仕事がない」音楽業界

もう3月の中旬に入ろうかというのに寒いですね。もう1つのブログにも書きましたが私の住んでいるところはです。snow 駐車場に車を入れる時にタイヤが一瞬から回りしました。(汗)

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さて、昨日は久々の音声コンテンツの収録だったんですが、スタジオ関係者や制作会社関係者の話を聞くと、やはり業界の状況もお寒い限りですね。sweat01 どこも本当に仕事がないようです。かなり大手のところもそうで、私なんか逆に「仕事ない?」て売り込まれる始末です。(汗)

先日の音楽配信の売上が減少傾向になった、そしてCDが相変わらず売れない、と業界はお先真っ暗です。もっと明るい話をしたいんですけど本当にそういうネタがありません。

まあそんな中で私もそれなりの手は打っているんですが、私に限って云えば今日あるアーチストの新曲のアレンジの仕事が入りましたし、近々イベントで使う奥津恵新曲レコーディング、そしてCDの企画と、ありがたいことにとりあえず向こう3-4ヶ月はかなり忙しくはなりそうです。加えて「事業構造の変換」による新事業(コンテンツのコンサルテイング)も動かします。これら全てにおいて結果を出すべく全力を揚げます。

外は寒いですが家の中は暖房で今は暖かいです。例え業界は真冬が続いても、自分は暖房をつけ続けることができるようにとにかく全力を揚げるしかありません。


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2010年3月 8日 (月)

オスカー2010年 NFLファンの私は"Blind side(邦題「しあわせの隠れ場所」)がおすすめ

今日は仕事で外出していたので始めの部分しか見れませんでしたが、司会がステイーブマーチンとアレックボールドウインの二人の息が結構合っていた印象があります。
「アバター」のキャメロン監督とキャメロン監督の元妻のキャスリン・ビグローの一騎打ちとなりましたが結果は以下のとおり、元奥さんのピグロー監督がいろいろとゴタゴタがあったにもかかわらず圧勝となりました。

▽作品賞
「ハート・ロッカー」

 ▽監督賞

キャスリン・ビグロー(「ハート・ロッカー」)

 ▽主演男優賞

ジェフ・ブリッジス(「クレイジー・ハート(原題)」)

 ▽主演女優賞

サンドラ・ブロック(「しあわせの隠れ場所」)

 ▽助演男優賞

クリストフ・ワルツ(「イングロリアス・バスターズ」)

 ▽助演女優賞

モニーク(「プレシャス」)

 ▽オリジナル脚本賞

「ハート・ロッカー」(マーク・ボール)

 ▽脚色賞

「プレシャス」(ジェフリー・フレッチャー)

 ▽長編アニメーション賞

「カールじいさんの空飛ぶ家」

 ▽長編ドキュメンタリー賞

「The Cove」ルイ・シホヨス監督

 ▽外国語映画賞

「瞳の奥の秘密」(アルゼンチン)

 ▽美術監督賞

「アバター」

 ▽撮影賞

「アバター」

 ▽衣装デザイン賞

「ヴィクトリア女王/世紀の愛」

 ▽編集賞

「ハート・ロッカー」

 ▽メイクアップ賞

「スター・トレック」

 ▽作曲賞

「カールじいさんの空飛ぶ家」

 ▽主題歌賞

“The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)”(「クレイジー・ハート(原題)」)

 ▽音響編集賞

「ハート・ロッカー」

 ▽音響録音賞

「ハート・ロッカー」

 ▽視覚効果賞

「アバター」

 ▽短編アニメーション賞

「Logorama」

 ▽短編実写映画賞

「The New Tenants」

 ▽短編ドキュメンタリー賞

「Music by Prudence」

さて、今年のノミネート作品の私のおすすめは実は「アバター」でも「ハートロッカー」でもありません。やはり映画の王道をいっている作品でしかも実話の"Blind side(邦題「しあわせの隠れ場所」)です。
これは今年入団したNFLのボルテイモア レイヴンスOT(オフェンシブ・タックルーオフェンスチームのフロント5人で「司令塔」クオーターバックを守るのが役目)の実在の選手、マイケル・オーア( Michael Oher)の半生を描いたストーリーです。マイケル・オーアを保護して養子にしたリー・アン・トウーイーさんサンドラ・ブロックがやってます。
黒人のスラム街のホームレス少年を保護し、養子にして実の子同様に育てマイケルをプロのNFL選手にした、というおとぎ話のような実話を映画にしたものです。まだ人種差別意識の強い南部州でのできごとを、事実を淡々と描いているのが余計に感動を呼びます。
ちなみに"Blind side"のトレーラーです。



ちなみに実在のリー・アン・トウーイーさんはこういう感じの人です。


実在のマイケル・オーア選手です。(Baltimore Ravens)

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アメリカンフットボールを知らないと理解できない部分もありますが、純粋に感動できる映画としておすすめです。見て損にはならないと思います。

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2010年3月 5日 (金)

「聞く」音楽から「体験する」音楽へ

本日mixiでもマイミクになっている人に誘われておそらくは日本で最初のサラウンド専用の制作スタジオであるstudio-spacelab.に行って来ました。

スタジオ スペースラブ
http://studio-spacelab.com

実は私は今から20年ほど前になりますが、ダミーヘッドを使った3Dレコーデイング等の企画に携わったことがあります。これはもともとヒーリング音楽のアルバムをプロデユースする際に立体音響を使った新しい空間サウンドの制作を導入するというコンセプトでもありました。当時はとても話題になりました。またこれ以外にも最近聞かなくなりましたがRolandのRSS(フィードのことではなりません(笑))システムなども使いました。

元々私は新しいサウンド作りに興味があったためこうしたシステムをかなり積極的に導入していたのですが、実はこれを突き詰めていくとステレオの2チャンネルではどうしても足りなくなりますが、当時はCDしかなくこれをメデイアで販売することは不可能でした。結局一部の映画やクラブや博覧会等のイベントで使用されたにとどまり、一時的なブームとして収束してしまった経緯があります。

しかし最近映画「アバター」で再び立体音響に対する関心が高まったこともあり、またDVDやブルーレイでサラウンドや立体音響をメデイア化することが可能であるため、再び私の中でも昔消化不良気味で終わった立体音響に対する情熱がまた沸いてきました。たまたまmixiでマイミクになっている人にその点を話をして盛り上がったことが今回の訪問のきっかけでした。

実は私が立体音響やサラウンドに対する取り組みを復活させているにはもう1つ理由があります。それは昨今の音楽業界の現状と大きく関係があります。

実は後の日記で詳しいデータを書きますが「音楽配信がCDや録音メデイアにとって替わる」という点があたかも規定の事実であるかのように論じられています。おそらくこのブログを読まれている方の大半がそうお考えだと思います。

が、しかしここ3-4ヶ月の状況をよく分析しますとそれは幻想に過ぎない。ということがわかってきました。後の日記で詳細なデータを書きますが実は音楽配信の売上は頭打ち、音楽業界の頼みの綱である着うたに関しては寧ろ売上が減り始めています。

つまりCDだけでなく頼みの綱である音楽配信ですら売上が落ち始めているのです。信じられないという人もいると思いますので、近々そのデータをまとめて公開します。私が先日の日記で「音楽業界、今年こそマジにやばいかも」と書いたのはそうした背景があります。つまり音楽配信が出てきたからCDが売れなくなった、というのは必ずしも正しくない、という点です。

この原因はおそらくいろんな背景があります。ただひとことでいえば音楽ビジネスモデルはもはや完全に崩壊した、といっていいと思います。全く新たな音楽コンテンツビジネスのモデルを待ったなしで構築する必要があるということです。

そこで1つの対策として「音楽」というものの原点にもう一度たってみよう、という発想になりました。つきつめていえば音楽というのは空間芸術である。という点です。実は音楽不況といわれながらクラブやライブイベントの入場者は増えているという面もあります。つまり実際に踊ったり、歌ったり等参加できるイベントの入場者は逆に伸びている、という点です。

つまり音楽の愛好家は音楽をただ「聞く」のではなく「体験する」ということを求めているのではないか、

そんな気がするんですね。そしてそのためのサラウンドや立体音響は「体験する音楽」の絶好のツールになりえます。

そんなわけでクラブイベントだけでなく、この立体音響システムを施設やお店等の常設で「体験できる」ようにする企画を今後共同でやっていこうという話になりました。これは私のもう1つの会社「コンテンツのコンサルテイング」の事業にもつながるものです。

ということで ただ「聞く」音楽から「体験する」音楽への動き、まずは企画を作ることからですが、

始めます。

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