Kyoji "metanature"
i-tunesでも好評配信中!!
i-tuneページを表示するにはお客様のPCにi-tunesとquicktimeがインストールされている必要があります。 i-tunes及びquicktimeのダウンロードはこちら





« 第五十二回グラミー賞(2010年)について | トップページ | The Who @ Super Bowl XLIV »

2010年2月 3日 (水)

これからのネットへの取り組み方

何度も書くが先日のウェ ブはバカと暇人のもの (光文社新書) で日頃ネット戦略で感じていたこと、思っていたことを確信に変えたし今までのネット戦略を変更させるダメ押しの決定打にもなった。結論からいってネット戦略を考えるにあたり以下のことを前提にすべきである。

1.インターネットはマスメデイアでなくパーソナルなメデイアである。従ってインターネットが地上波のテレビ等のマスメデイアに完全に取って代わるものではありえない。

2.インターネットでプロモーションできるレベルは基本的にはサブカルチャーレベルまでである。それ以上のレベルに行くとすれば「B級ネタ」のみで、インターネットで
ブランデイングすることはできない。

3.インターネットユーザーやマーケテイングを「性善説」で論じるのは非現実的であり、それを前提に政策や対策を取ると必ず失敗する。

4.BtoBのマーケテイングには向いているが基本的にはB to Cのマスに対する
マーケテイングにはネットは向いていない。

5.そして何よりもIT技術が出てきたから即、社会の革命(いわゆる情報革命)になるのではない。我々はインターネットという仕事に使える便利なツールを得た、それ以上でも以下でもない、という点である。


自分自身の反省でいえば
ネットに過剰な期待をし過ぎていたという一言に尽きる。ネットで告知するのが無駄だとはいわないが過剰な投資をしても回収できる可能性は低い。ネットの原則はいかに最小限の投資で最大限の結果を出すようにするか、を絶えず考えることである。

例えばホームページでフラッシュを入れて「カッコイイ」ウエブサイトにして何十万もかける、というのはいかがなものか、とも思う。これは自己満の世界でしかないのではないか。ユーザーは情報をウエブサイトに求めているのであって、フラッシュを長々と見せられるのは正直「うざい」とすら思う。ウエブ制作会社からすればお金を取れる部分なので提案はしてくるだろうが、あまり効率的な投資とは思えない。同様に有料のECサイトに多額の出展料を払うのも、分野にもよるだろうが多くの場合経験上回収できるレベルまで行かない。なぜならネットはマスに対するマーケテイングには基本的には向いていないからである。

さて以上のことから弊社としてどのようにネットを使った戦略を行なうか、だがネットは従来通り
B to Bに関しては有効だと思うので、それに関する対策を継続する。昨年はリーマンショック後ということもあり低調に終わったが今年は昨年よりは良くなることを期待したい。

アルビントフラーやP.F.ドラッカーのいう「情報革命」というのが本当に起こるかどうかはわからない。仮に起こったとしてもすぐには起きそうにないし、少なくとも今のITからは起きないだろう、というのは昨今の現状から見て明らかである。もうIT革命という言葉に充分すぎるほど翻弄されてしまった。とにかくIT業者やITジャーナリスト連中の口車にはあまり乗らないことだ。

ひとことでいって「こんなもん」「こんな程度」のものである。多額の投資をするほどのものではない。


|

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。