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2010年1月22日 (金)

音楽業界の改革の予感?ーCDショップ大賞

昨日は自分のイベントとかがあったのでコメントが遅れてしまいましたが、昨日全国のCDショップの投票によってアーチストを選ぶCDショップ大賞の発表が行なわれました。

http://www.cdshop-kumiai.jp/cdshop-taisho/

詳しい受賞者は上記のリンクを見ていただくとして、今まで既存の「日本レコード大賞」を始めとする賞自体はそれを受賞することによってCDの売上に貢献する、ということはなく逆にある意味で音楽事務所の政治力もからみ「音楽ユーザー」から離れている部分があるのは否めませんでした。このCDショップ大賞は投票の集計結果によって決まるという意味で公正な審査をモットーとしている画期的なもので、それによってCD売上にもよい影響を与える等の期待がもたれています。

まあCDの販売不振の時代になぜCDショップ大賞なのか?という疑問の声や「音楽配信」の時代にパッケージはもはや時代遅れである。といういわゆるIT系の人たちからの声も出ていたようです。しかし私が以前このブログでも書きましたように「配信があれば全てのモノの商品は無用の長物である」という配信を絶対視する人たちはエンタテインメントの現場や産業の本質をあまりにも理解していない見解であると思います。なぜならエンタテインメントはファンあってのビジネスであり、ファンというものは「モノ必ずしもCDとは限りません、Tシャツやその他のノベルテイもあります)を欲しがるものなのです」

実はこのCDショップ大賞の仕掛け人は私がよく知っている音楽制作会社の社長のS氏で、音楽業界をよく変えたいという強い情熱を持っている方です。時々その情熱が強すぎて、なおかつ少々ざっくばらん過ぎる(?)発言の仕方からmixi等のコミュニテイで「バカと暇人」にからまれて炎上状態になることもあるんですが(苦笑) 、その熱意と実行力、勇気には心から敬意を表したいと思います。

ただ残念なのは今回のCDショップ大賞ーこれだけ盛り上がっているにもかかわらず、それによって一番恩恵を受けるはずのCDショップチェーンで広告の面で協賛した会社がただの一社もなかった、というのは気になります。

もうかりそうなものはただ乗っかるだけ、しかし自分からは何もしないしたいした協力もしない、というのはちょっといかがなものでしょうか。S氏が最近機嫌が悪くなる理由はわかりますね。まあ死に体の業界なんてそんなもんかもしれませんが...

それにしてもちょっと前までは業界の惨状を語ることすら業界内ではタブーでした。私などはいまだにこのブログで圧倒的なPVがある「コラム「音楽業界の現状と将来、そしてある取るに足りない者からの業界への提言」(長文注意)」

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2006/07/post_1324.html

を書いたときなんか複数の脅迫めいたメールが私の所に来ました。「お前二度と業界で仕事できないぞ!!」 「お前なんかつぶすの訳ねえぞ!1」 etc etc (笑)  この人たちは業界が今のような状態になっても考え方は変わらないでしょうか?

そういえば先日ネット雑誌「サイゾー」からこんな記事がアップされました。

作詞も作曲も......実は自分で作ってない? Jポップ界の"偽装表示"疑惑

http://www.cyzo.com/2010/01/post_3654.html

ちょっと前だったら間違いなく音楽事務所につぶされた記事です。こういうことを大っぴらに記事にできるようになっただけでも少しはマシな世の中になってきたのかな、という期待もありますね。はい。実は音楽業界の中ではもう半ば常識です。これについては別の機会に書きます。

もはや死に体の音楽業界、今日のCDショップ大賞を始め少しはよい方向に動いてくれるような気がします。

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