Kyoji "metanature"
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2009年12月24日 (木)

クリスマス狂騒曲

はい、今日はクリスマスイブですね。

この日をワクワクした思いで過ごす人もいるでしょうが、ユーウツな気分で迎える人も多いのではないでしょうか? まあテレビやラジオのCM等を聞いて何か1人でクリスマスイブを過ごすのがあたかも最低の人間であるかのようなキャンペーンにうんざりしている人も多いでしょう。

今年たまたまある仕事でスペインのクリスマスソングの編曲をする機会がありました。日本では殆ど知られていない曲で、日本のクリスマスソングとあまりに雰囲気が違いますので戸惑う人も多いでしょう。


Ven a Belen

Campana_sobre_campana

Ven a Belen (降誕人形の来場) とCampana sobre Campana (鐘の上に鐘)の2曲です。編成はソプラノ、ピアノ、バイオリン、チェロですが、ソプラノパートはシンセになっています。(打ち込んだものです) いずれもスペイン民謡です。

あと伝説のチェロ奏者のパブロカザルスの十八番だった「鳥の歌」(カタローニャ民謡)も実はクリスマスソングであったということは意外に知られていません。この「鳥の歌」は日本人の感覚だとクリスマスソングというにはあまりにもの悲しい印象を受けますが、これはカザルスの出身地のスペインのカタローニャ地方が歴史的に虐げられてきたからです。このカタローニャ地方というのはスペインの都市バルセロナがあるところですが、他にもピカソ、ミロ、ロルカといった著明なアーチスト、詩人を多く輩出しています。歴史的に虐げられてきた人たちがイエスキリストに希望を見出し、明日の幸せを祈ったせつないクリスマスソングです。

どんな曲か知りたい人はこちらをお聴き下さい。放送の中間部にその「鳥の歌」を聞くことができます。

■「クリスマスの癒しの音楽」(「癒しの音楽チャンネル」2008年12月放送)

http://www.iyashi-channnel.com/2008/12/post-563f.html

日本では本当にうんざりするほど「恋人と,,,」なんていうキャンペーンが繰り返されますが、スペインや南イタリアのようなカトリックの国では日本のようなギラギラした飾りなど殆どなく、あまりに地味なので拍子抜けする日本人も多いと思います。そもそもイルミネーションやクリスマスツリーはプロテスタントのものでカトリックのものではありません。カトリックの人にとってはクリスマスは厳かで神聖な日なので、日本人のように「恋人とホテルで...」なんていう発想すらないんですね。まあだからあまりマスメデイアのキャンペーンに踊らされる必要はないと思います。

クリスマスはイエスキリストの誕生日とされていますが、そもそも12月25日は本当のキリストの誕生日ではありません。この12月25日というのはローマ帝国時代の原始宗教であるミトラス教の習俗を尊重し取り入れ融合した可能性が高いといわれ、本当の誕生日は1月8日とも、4月7日ともいわれ実はわかっていません。そもそもキリストの誕生した年を紀元0年としていますが、実際にキリストが誕生したのは紀元前4年であることはほぼ間違いないといわれています。

つまりクリスマスというのは作られたお祭りなんですね。そして商業主義によってどんどん拡大していった。というのが実態です。

まあそんなわけで今日明日の「クリスマス狂騒曲」あまり気になさる必要はないのではないかと...

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2009年12月20日 (日)

CDを買わなかったというある「ファン」の方からのメール

私の音楽を気に入ってくださった方からのメール
音楽を気に入ってくれたのはありがたいのだけど、図書館にあったものをコピーして「とても気に入りました」といわれても..

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私は、約十年前、専門生の時に、学校近くの新宿中央図書館で、ミュージックのCD二枚を借り、MDに録音、かなり気に入って、今に至るまで、愛聴させていただいています。
ただ、学生の忙しさを理由に、その時にしっかりコピーなどせず、CD題名や曲名を走り書きしたメモだけが頼りで、二年前くらいに、気になり出して、新宿中央図書館在庫検索で、やっと二枚が詳しくわかり、mixiでも検索、作曲者様、大野 恭史さんにたどり着きました。(後略)

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うーんツタヤのようなところから借りてコピーしたのならまだしも、図書館かあ。実は著作権法には次の項目があります。

「図書館は利用者の求めに応じ、利用者の調査研究を目的として、公表された著作物の一部分を、1人につき1部のみ複製できる。」(著作権法第三十一条第一項)

これはいわゆるフェアユース(学術や非営利、教育のための使用に関しては文化の発展のために権利を主張しないことを認める用途のこと。国際的に認められている権利だが、原則非営利目的に限定する)に相当するし、著作権に関する答申でもこの分野に関しては基準をゆるめる方向にいっている。勿論完全に学術目的ならいいのだが、実際問題としては一般ユーザーもかなり図書館にある「一般市場に流れているCD」をコピーしているのが実態。ツタヤと違って費用もかからないから、公共の施設とはいえ著作者からすれば「対価なし」でコピーされている現実は変わらない。

最近は不況の影響もあって図書館はどこも満員だという。人気の本は何ヶ月待ちの状況でもある。一応作者の保護を目的に「新刊」の貸し出しはどこの図書館も行なっていないはずであるが、実はこれが現在貸し出し可能な方向に議論が進んでいるという。そうするとますますCDや本を買わなくなる人が増えてくるだろう。

正直いって図書館の存在が著作者にとって好ましくないという部分もあります。(但しメーカーにとっては「買い手」でもあり税金でパッケージを購入してくれる相手でもありますーそこがまたジレンマです)一方でユーザーにとっては著作物の一部分しか複製できないということを生真面目に実行すると、市民の苛立ちが大きくなります。

「個人使用の自由」(著作権法第三十条)と学術目的(フェアユースー著作権法第三十一条)のためにかなり著作権法の扱いにグレーゾーンが大きくあり、それがある意味著作権法を始め知財そのものの誤解につながっていった。デジタル時代に入りこのグレーゾーンがますます大きくなり、いまや音楽業界や出版業界の存続すらおびやかす状態になっています。

行政も政治も「知的所有権、知財を尊重する」と口先ではいっていますが実際にやろうとしていることは全くその逆をやろうとしています。ネットでの著作権の主張を事実上できなくする「ネット法」の推進を始め、コピーされる対価の補償金をなくす方向で現在、業界団体と裁判沙汰にまで発展しています。(行政は当然 業界団体側にたっています)

「個人使用の自由」は確かに難しい問題ですが、著作権や知財はハードウエアのような「モノ」とは根本的に違います。一度購入したらあとは消費者が何をしようと勝手、自由ーということではないんですね。無償コピーを友人を始め第三者に渡すのは著作権違反なんですね。役人も政治家もここを全く理解していません。「モノ」と知財は同じ商品でもその特性上根本的に違う部分があるんです。ここをもっと声を大にしていわないといけないでしょうね。

また携帯の着うたが既に実売の数字以上に違法ダウンロードされているという実態があるのに行政も警察も取り締まりには極めて消極的に見えます。

違法コピーが音楽業界衰退の原因ではないと誰がいったのか?
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2009/10/post-4c4f.html

またこのことを表明するとネットではほぼ例外なく袋たたきにあいます。例の「自己責任論」という奴を持ち出すわけですが、これは以前のブログ記事でも書きましたように、「無関心である」ことが心地よい、その「無関心」を正当化できるのが「自己責任論」であり、それを脅かす言動に対してはヒステリックなまでに叩く、という今のネットの構造です。これは近々私のもう1つのブログでも述べますた小泉、竹中を始めとするかつての権力者たちが作ったワナでもあるんです。

■被害を受けている音楽の権利者がなぜ非難されなければならないのか?
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2009/11/post-6b88.html

いずれにせよ「個人使用の自由」の適用範囲を罰則も含めて明確に規定する必要がありますね。もうこれ以上グレーゾーンを広げてはならないです。

自分にとっても切実な問題だな、と今日CDを買わなかったある「ファン」からのメールを見て痛感しました。

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2009年12月16日 (水)

aruhaさん

今年私が吉岡とも子さんのGluck(写真)の編曲の仕事をさせていただきましたが,

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その吉岡さんの姪に当たる方がアーチストaruhaさんです。

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実はmixiを通じてだいぶ前からお知り合いになっているんですが、実際にライブを聴いたのは今日が初めてです。うちの奥津恵を連れて表参道のFABでのaruhaさんのライブにおじゃましました。

カバー曲とオリジナル曲を混ぜながら観客を飽きさせないプログラム、そしてその曲も1曲1曲丁寧に作られているのが聞いていてわかり、ひじょうに聞いていて心地よかったですね。aruhaさんはご自分のことを「ココロウタイ」と呼んでおられますが、気持ちがメロデイといっしょに乗っかっているのがわかります。ラブバラードからR&B(マイケルジャクソンとホイットニーヒューストンのカバーも歌いました)ロック調の曲まで幅広いスタイルで歌いこなされました。

aruhaさんは「地球のためにできることをしたい」と述べられて自らデザインされたエコバッグも会場で販売していました。(うちの恵は1つゲット!) また何でもレシピの本を出されるとのことで、何とその本にミュージシャンらしくCDもついているらしいです。レシピと音楽って私の中では相通じるものがあると思ってますので、私は違和感がないですけどね。

こういうことからも本人の美貌もさることながらボーカリストとして、アーチストとして、人間としてもすばらしい方であることがわかります。今年いっしょに仕事ができる機会に恵まれましたが、またそういう機会があればいいなと思います。

それにしても今回大規模な編成でしたね。ドラム、ベースにギター2人、キーボードと男性コーラスまでいました。今回は東京と大阪のツアーだったようです。うちの恵もこのくらいでツアー組める日はいつになりますか、何とか早いうちにそうしなければなりませんね。

ちなみに「癒しの音楽チャンネルaruhaさんで何らかのコラボレーションをするかもしれません。具体的になったらこのブログで発表いたします。

aruhaさん公式サイト  http://aruha.net/

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2009年12月12日 (土)

音楽(?)業界大忘年会

はい、忘年会の季節ですねー  

Y本興業で業界で知る人ぞ知るSさん主催の大忘年会を今回はこちらも業界で「企画屋」さんで通っているAさんの企画運営で開催された忘年会に何年ぶりかで行って来ました。場所は芝浦MAGーむかしGoldといっていたクラブです。

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まあ音楽業界も芸能界もはっきりいって狭い業界です。こういう大規模な会では名前は一致しなくてもどこかで見た顔は何人かいます。しかし今回は主催関係者以外ではっきりとした知り合いはMPJのAsさんだけでした。

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久々に来たのですが、実は毎回必ず多くのミュージシャンのライブが行なわれるはずなんですが、今回は初っ端のボーカリストの小池真輝さん以外は全員お笑い関係、SさんがかつてのEMI出版からY本に移った関係もあるのかもしれませんが、出演したお笑い芸人でY本所属の人間はいないそうです。それでも大阪風のコテコテのお笑いがありましたけどね。(悪いけど私の趣味じゃない)

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それにしても音楽業界の忘年会のはずなのに見世物は「お笑い」ですか。何年か前にはクラブDJやいろんなアーチストのユニットが出演していたのに、本当に音楽(?)業界の忘年会という感じですね。今の世相がそうなのかなあ。

やっぱり世の中の人は音楽を求めていないんでしょうか? 音楽よりお笑いなんでしょうか? 何か会場にいるうちに悲しくなってきました。加えて途中からものすごい人で移動もままならなくなり、半分酸欠の状態ー というわけでオールナイトのイベントらしいですが途中で切り上げてきました。

来年はますます音楽業界は厳しくなるでしょう。もうレコード会社は会社としては残っていても実質機能停止ー死に体の状態のところが殆ど。

そんな中でも何とか知恵を絞って生きていこうと思っております。とにかく飲んだけどなんかあまり酔えなかった。(涙)

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2009年12月 5日 (土)

青木まり子さん

70年代フォークが好きなある年齢以上の方はご存じだと思います。かつて「ジャネッツ」「シモンズ」で活躍されたボーカリストの青木まり子さん。とある会でお知り合いになったのですが、昨夜うちの奥津恵を連れて毎週ライブをされている六本木のライブハウスKNOBに伺いました。

ある年齢以上の方なら誰でも知っているナンバーを歌ってくださいましたが、恵は自分が生まれる前の曲であるにもかかわらず結構そのナンバーを知っていました。

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青木さんはこのKNOBに二十年以上拠点にされて歌っておられましたが、現在青木さんは北山おさむさん(元フォーククルーセーダース)プロデユースの再結成された「五つの赤い風船」のボーカルとしてレコーデイング、ツアーを控えており、それに伴い二ヶ月ほどこのKNOBでのライブができなくなる関係で何とうちの奥津恵にお声をかけていただきました。実は「メデイアコミュニテイ」なる交流会で一度青木さんとごいっしょさせていただき、その時の奥津恵のパフォーマンスを覚えてくださっていました。とてもありがたいことです。

その関係で来年の2月26日にこのKNOBにて奥津恵がライブすることが決定いたしました。このKNOBは青木さんだけでなくマイク真木さん、猫さんなど層々たるメンバーが出演しています。恵では役不足かな、と思わないでもないですがまあがんばりたいと思います。是非皆さんも2010年2月26日(金)たぶん午後7時半頃の開演予定、六本木のKNOBにお越し下さい。

KNOB ホームページ
 http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/townguide/livehouse/knob/jazz_knob_info.php

五つの赤い風船公式サイト
http://www.5fusen.com/index.html

青木まり子さん 公式サイト 
http://www.geocities.jp/aoki_mari/

ちなみに青木さんも近々ライブがあるそうです。

Marikosan_liveflyer

12月17日(木) Open : 18:00 Stage 19:30-
Year End in Akasaka LIVE
ノベンバーイレブンス1111
Charge \3675  当日\3900
http://www.risedragon.jp

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