Kyoji "metanature"
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2009年3月29日 (日)

オーケストラのライブのアレンジ

年度末ということもあり会社の業務をこなしながら、いよいよ今週の土曜日と迫った「コンサートア・ラ・カルトー宇宙からロックからオペラまで」の準備もしておりました。

今回は3年前のコンサートでの楽譜も使いましたが、いくつか手直しも行ないました。前回は基本的にロックの名曲をいかに「クラシック的」な枠組みにあてはめるか、という考え方で行なっていましたが今回は、前回演奏していない「Smoke on the water」もやります。

この曲では他の曲と違い、「ロック」の中にクラシックオーケストラをはめ込むという他の曲とは全く逆の発想で編曲されています。そのためノリが強烈になります。偶然にも同じ週にデイープパープルが来日しますが、パワーだけは負けないようにやろうと思っております。

尚、残念なお知らせもしなくてはいけません。今回私の編曲によるバッハの「シャコンヌ」もやる予定でしたが、バイオリンのソリストと出演の条件が折り合わず、やむを得ず断念することにいたしました。残念ですがまた別の機会でやれればと思います。皆さんにはご期待にそむくことになったかもしれず、申し訳ございませんでした。しかし他の曲ではそれを補ってあまりある演奏になると思います。

クラシックオーケストラのアレンジとロックバンドのアレンジ、双方による競演は私のアレンジテクニックの総意を結集したものです。お花見の季節ですが是非皆さん、いらしてください

ご興味のある方は是非お誘いあわせの上ご来場下さい。まだチケットあります。
日程   : 2009年 4月4日 (土) 17:00 開場 17:30開演
場所  :代々木オリンピックセンター大ホール
チャージ:¥3000
オーケストラ:アンフィニサロンオーケストラ
会場地図 http://taste.reenta.jp/amusement/00001069_map.html

チケットご予約はこちら
FAXでのご注文も可能です。FAXでのご注文はこちらをクリック
お問い合わせは042-375-3475042-375-3475
ご来場お待ちしております

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子供のピアノ発表会

年度末もいよいよ近づいていますが、今日は子供のピアノ発表会。3年ぶりで親戚なども来たりして対応に追われました。そして例によって私はビデオ係りーこのあわただしい時に家族サービスです。

私が覚えている限り「ピアノ発表会」なるものに参加したのは中学生だったような気がする。モーツアルトかハイドンを弾かされた覚えがある。今日の発表会はちっちゃな子から高校生まで幅広い、一生懸命練習したらしい子、全然練習してなくて弾けなかった子、まだ指もろくに動かないけどがんばった子、さまざまである。

演奏曲はクラシックから童謡、アニメソングからJ-popにいたるまであった。ピアノの各先生が生徒用に編曲したものらしい。個人的には何もそんなに流行りものにこだわらなくとも、と思わなくもなかったがここまでしないと取り組んでくれない生徒もいたのだろう。

こういう子たちを見て思うのは「音楽をやることの楽しさ」というものを理解して欲しいということ。そして心の底から音楽を好きになってほしいこと。それだけである。

音楽を文化として認めない人たち、編曲、作曲という「クリエートする作業」は簡単ではないということを理解しない人たち、苦労してコンテンツを作ったクリエーターに対して尊敬や敬意もこれっぽっちも感じていない人たち

こんな人たちが社会の多数派になってほしくはない、今日ピアノ発表会で演じた子達にそれぞれ演奏して拍手をもらった、花束をもらった、その思い出から音楽文化を愛し、その価値を理解する人たちが増えてほしい

そう願ってやまない。残念ながらネットの世界に関してはそうでない人たちが多数派になっているように見える。

悲しいことである。音楽を文化ではなくただのファイルとしか考えていない人たちのいかに多いことか。

今日演奏した子供たちにはそうなって欲しくない


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2009年3月27日 (金)

ロックの名曲のオーケストラアレンジ

さて、いよいよ4月4日の「オーケストラ:アンフィニサロンオーケストラ」コンサートまであと10日を切りました。ここでロックの名曲をオーケストラに編曲するとどういう感じになるか、わかりやすい例として次の映像を見てください。

ご興味のある方は是非お誘いあわせの上ご来場下さい。まだチケットあります。
日程   : 2009年 4月4日 (土) 17:00 開場 17:30開演
場所  :代々木オリンピックセンター大ホール
チャージ:¥3000
オーケストラ:アンフィニサロンオーケストラ
会場地図 http://taste.reenta.jp/amusement/00001069_map.html

Leaflet_01

コンサート自体は4部構成で

・第一部:ユニバース(17:30-18:10予定)

作曲家の桃井聖司さんと映像作家遠藤湖舟さんとのコラボレーションを藤木明美さんのピアノとアンフイニサロンオーケストラの演奏で幻想的な空間を演出します。

・第二部:ロック(18:20-19:00頃予定)

ここがわたしの担当で、先に申しましたように前回と違いますのは前回がオーケストラのみのインストルメンタルでしたが、今回は一部の曲のヴォーカルも入れようと思います。勿論ドラムスやエレキギターも入ります。

演奏曲目:
Smoke on the water, Angie 天国への階段、
ラヴオブマイライフ 明日への扉(癒しの音楽チャンネルのオープニングテーマです)

演奏者   :大野恭史(Pf) 奥津恵(Vocal)
本庄寛国(Gtr) 川口伸王(Drums)
小山尚希:ベース(ウッド+コントラバス)

※奥津恵の新作ミニアルバム「未来」が先行発売されます

・第三部:ザ・オペラ(19:20-20:00頃予定)

テノールの坂口卓也さんとアンフイニサロンオーケストラがオペラの名曲を歌います。

・第四部:アラ・カルト(20:10-20:50頃予定

メゾソプラノの日向由子さんとソプラノと尾崎知穂さんとアンフイニサロンオーケストラとの競演
上記のように番組のオープニングテーマの「明日への扉」もこのライブで演奏します。番組のリスナーの方も是非お誘いあわせの上ご来場くだされば幸いです。

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2009年3月18日 (水)

マスタリングをMerging Pyramixで行ないました。

ここ数日全く身動きができない状態でしたが、ようやく先ほど納品が終わりました。coldsweats01

さて月曜日は実はマスタリングと音声コンテンツ収録の現場のダブルヘッダーだったんですがマスタリングは新作ミニアルバムのマスタリングでした。こういう時代だからこそ音のクオリテイのこだわりたいと思いシングルビットのマスタリングを行ないました。長年のつきあいのマスタリングエンジニアのS君のスタジオで行ないました。

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090316_135501 システムはスイスのMerging社のPyramix(左)でWindowsベースで動きます。マスタリング素材は24bitのaiffで持参し32 bitの音質で編集、今回はにぎやかな曲からものすごく静かな曲までバラエテイに富んでいるので、逆に高音質のマスタリングでないと恐いんですね。 私の知る限りでは今最高音質のマスタリングが行なえると思います。

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音の取り込み中、-コンプレッサーやEQを通したあとMergingに入れ込みます。

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曲を何曲か入れ込んだ状態です。

以前にも書きましたがデジタルの音の方はどんどんハイスペックになっていくのに今はmp3が主流になりつつあるというのは大きなパラドックスですね。またデジタルというだけでmp3とCDが同じ音と思っている人たちが驚くほど多いのも問題です。実際はmp3ははっきりいってジャンクフードの音のレベルですし、やはりジャンクフードレベルの音ばかり聞いていたら感性も想像力もどんどん退化してしまいます。CDもデジタル技術草創期に作られた規格なので、先日のソニーのBlue Spec CDじゃないですが、一刻も早く高品位なサウンドを一般の人たちが手軽に聞ける環境を再構築してもらいたいと切に願います。

弊社のマスタリングにご興味のある方はこちら

http://homepage1.nifty.com/hyb-music/mastering.htm 

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2009年3月15日 (日)

怒涛の一週間が終了して

先週一週間は本当に怒涛の一週間でした。作業は毎日午前2時ー3時まで行い少々睡眠不足です。それでも昨夜ようやく全ての作業が終わりました。
しかも殆どが「自社もの」関係での業務です。いずれも既にお知らせしている件ではありますが

まず奥津恵の残りの曲のTD作業、かなりポイントは抑えていたので比較的順調に行ったと思います。ミニアルバムは6曲入っており、手前味噌ですが曲のクオリテイではどこにも負けない自信があります。

明日マスタリング予定です。自社ものには当然シングルビットの高品位マスタリングで行ないます。

そしてこれが一番大変でしたが、4月4日のコンサートの楽譜作業とアレンジ作業、アレンジは1曲 Smoke on the water、さらに以前行なった曲(バッハのシャコンヌ)ですが少し手を加えました。そして今回運営側から早めに楽譜を提出するようにいわれましたので、この作業に忙殺されました。

普通我々バンドマンですとだいたいコード譜だけ書いていれば済むんですが、クラシックオーケストラの場合はそうはいきません。楽譜を、それもかなり詳細におたまじゃくしを記入したものを書かないと、クラシック系の人たちは何もできないので、以前、アレンジした曲の楽譜チェックから始まり、新曲や手直しもの等のパート譜を作る等メチャクチャ手間がかかります。

今回はベルリン風サロンオーケストラなので比較的パート譜の数は少なくて済んでいるんですが、(これがジョンウイリアムスのような大オーケストラだと数倍の手間がかかります) それでもフルート、クラリネット、弦楽5部の楽譜を作らねばならずこれが手間でした。オーケストラというのは演奏家の人件費だけでなく、こういう作業も必要ですからお金がかかるんですね。とにかく生のオーケストラほどお金がかかるものはありません。

しかしできあがった音はやはりそれだけの手間をかけても十分価値のあるものにはなります。だからソフトシンセやDTM DAW がどんなに発展しても生音の作業はなくならないんですね。またこういう音の価値を理解する風土は残さないといけません。

以前「ジャンクフード文化症候群」なる記事を書きましたが、本物の生音の価値を理解できる感性を退化させてはならないと思っております。どんなにソフトシンセやサンプリングが発展しようと、それをもって「生音は無用の長物だ」などと考える向きがあるとしたらそれは音楽文化にとって自殺行為だと思います。

というわけで是非一度生のオーケストラの音を体験することをお勧めいたします。

4月4日のライブ詳細はこちら
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2009/03/44-b7dd.html

明日月曜日はマスタリングと、こちらは請負の方ですが音声コンテンツの収録と現場が2つあります。請負の方の売上ももっと伸ばさなければなりません。明日もハードな一日になりそうです。

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2009年3月 6日 (金)

文化庁への意見書公開

先日の当ブログの2月24日の記事にて現在文化庁が検討しているブルーレイディスクの政令指定に関するパブリックコメントを送付するように皆さんにお願いしました。

お願いした以上、私自身も送信しないわけにいきませんので呼びかけをした責任もあり、私の場合の文化庁に対する意見をあえてこのブログにて公開させていただきます。勿論特に一部のネットユーザーとは著しく意見を異にすることは承知の上ですが、これからの文化を守る上でも必要と考えました。

以下に公開します。

*************以下文化庁に対する意見書**********************

 著作権法施行令の一部を改正する政令案に関する意見

 

1.法人

2.氏名 有限会社ハイブリッドミュージック

3.住所 〒206-0013 多摩市桜ヶ丘1-38-5

4.連絡先 xxx-xxx-xxx5 FAX (xxx) xxx-xxx9

 xxxxxxxxx@xxxx.com

5.御意見

  弊社は音楽制作会社であり音楽出版社でもあります。コンテンツの制作現場の立場から今回の意見を表明させていただきます。まず、コンテンツビジネスというのは権利のビジネスであり、知財―知的財産―のビジネスであります。コンテンツは知財ということを大前提としてなぜ「録音による補償金」というものが必要なのか、をご説明させていただきます。なぜならとこの点が大変な誤解をされているように思うからです。ユーザーの方の多くが「なぜ自分の好きでない音楽の分まで払わなければならないのか?」という風にお考えのようですが、気持ちはわからないではないですが、それはものごとの表面的な部分しか見ていないと思います。

まず大前提としてメデイアに録画、録音するという行為は映像や音楽という「コンテンツ」という知財をコピーするという行為であり、これはコンテンツの中身がいかなるものであっても「個人使用」として世間一般の方が家電を使って著作者の許可なくコピーする行為であり、本来は「個人使用」する場合に権利者に支払われるべき対価がある工程で「支払われなくなる」という事態が発生することになります。ブルーレイに関して今行わようとしている改正は「個人使用」に際して本来は「支払われるべき」対価に対して権利者に対して目をつぶりなさい、といっているに等しい改正です。 勿論ユーザーの方がJASRACなり何なりに「個人使用でコピーした」という報告をしていただければいいですが、現実問題として個人使用のレベルで誰かどの曲をどれくらいコピーした、などと把握することなど不可能です。そのためにハードから一定率の金額を回収した金額を権利者に公正に分配する、という方法しか現実的にありません。

 

メーカーの方には補償金を「個人使用」の権利の侵害であるかのようにお考えの方が多いようですが、そういう方にお聞きしたいのは、もしハードの特許や実用新案を全く誰かが「個人使用」という目的で無許可でメーカーの特許や実用新案の技術を無断で使用された場合、「個人使用」に際して本来は「支払われるべき」対価に対してメーカーとして目をつぶりますか? 万が一その無許可で特許や実用新案を使った技術で、誰かが大もうけしてそれで特許料等の知財に関する費用をびた一文払いません、といわれたら「ああそうですか」といって引っ込みますか?

 

 特許もコンテンツの権利も細かいシステムは違いますが基本的には同じです。私は危惧するのはデジタル時代でコピーが簡単になったため、知的財産や知的所有権に関する意識、それを尊重する風土が年々低下している点であります。某大手IT企業の代表で「全てのコンテンツは無料であるべき」などといってはばからない人物もいる始末です。しかし「無料」というのは価値がない、ということであり、音楽や映像のコピーに対する対価を支払うのを拒否するのは音楽や映像の文化の価値自体を認めないといっているに等しく、このような態度は日本の音楽文化、映像文化を滅してしまいます。あえていいましょう。「全てのコンテンツは無料であるべき」という考えは逆に情報化社会をゴミ同然の価値のないコンテンツや情報であふれさせることになり、情報化社会を確実に崩壊させます。

 

そういう事態を避けるためにも、そして権利者が安心して新しいコンテンツを作れる環境を作るためにも今回の改正は大きな禍根を残すことになるでしょう。

 

最後にどうも総務省にも経済産業省にもコンテンツ業者が「何も企業努力を苦労していない」などと考えている人間がいるようですが、そういう方は一度映画や音楽の制作現場を見学されることをお勧めします。少なくとも皆さんが考えているほど音楽も映像も「簡単に」「楽に」できるものではないことがおわかりになると思います。クリエーターがどれだけ身を削る思いでコンテンツを作っているか、そのことを理解していない人、何か著作権料等のロイヤリテイによって「楽な生活をしている」などと本気で考えているような人間が少なくないような気がして仕方ありません。そういう方はぜひ一度レコーデイングや映画の撮影の現場を見てみるといいです。「楽をしている」人など一人もいないはずです。

 

 目先の利益のために文化やコンテンツの価値を何が何でも犠牲にするか、もしそういう選択をした場合は十年後はそもそもコピーしたくなる映像やコンテンツ自体がなくなってしまうでしょう。せっかく家電が普及してもそれを一般ユーザーが機器を使う機会自体がなくなる可能性があります。それでもコンテンツー知財の価値を犠牲にするべきだと思いますか?

 

                   (おおの きょうじ 作曲家、

                  有限会社ハイブリッドミュージック代表)

 

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以上です。賛成する人、反対する人さまざまでしょうが、私は以上の意見を提出いたしました。私の意見が少数派でないことを祈りますが,,,


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音楽著作権処理を一元化 JASRACや配信業者など新組織

■音楽著作権処理を一元化 JASRACや配信業者など新組織
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/06/news079.html

コンテンツホルダーとしてはこのことによって楽曲の権利の管理が簡単になることはありがたいことではあるが..

しかしこれで実質的に配信の世界はある一つの団体に牛耳られるということにもなる。結局このシステムからはじき出されるとコンテンツの配信が事実上不可能となる。

しかもJASRAC以外のイーライセンスとかダイキとかたいした管理曲のシェアなどないから、結局JASRACが一番得するだろうな。俺もこれならいっそうちの音楽出版を使って権利楽曲を管理した方が無難ということになるかもしれない。

しかしこれで音楽配信ビジネス自体が発展するかどうかは別問題。

音楽配信といっても9割が「着メロ、着うた」という現実を忘れてはならない。
ちなみに「着メロ、着うた」がこんなに大きな市場になっているのは世界的に見ても日本だけである。寧ろ欧米の人が「あれが商品になる」ということ自体に驚いたくらいである。

いくら伸びているといっても、私は現行の環境のままの配信ビジネスには楽観的になれない。

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