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2009年2月24日 (火)

皆さんへお願いー著作権のありかたについて皆さんのご意見をお聞かせ下さい

大先輩にあたる松武秀樹さんの呼びかけに応じて、松武さんのお許しをいただき転記させていただきます。このブログをご覧の方はかなりこの問題についてご関心がおありのことと思いますので、ブルーレイブルーレイディスクの著作権に関する政令指定に関して皆さんのご意見を文化庁の方に送っていただきますようお願い申し上げます。

まずメーカー側JEITAの言い分

http://home.jeita.or.jp/lip/inf.html

権利保護のCulture Firstの意見
■「著作権法施行令の一部を改正する政令案」に対する意見
http://www.culturefirst.jp/news/2009/02/post_3.html

どちらが正しい意見なのか民意に問いたいです。

両方の文章をお読みになり、こちらからブルーレイディスクの政令指定に関するパブリックコメントの送付をお願いします。(3/4〆切り)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=185000369&OBJCD=&GROUP=

以下のpdfをダウンロードして下さい。

意見募集要領

著作権法施行令の一部を改正する政令案の概要

新旧対照条文

以下文化庁文章の引用です。

著作権法施行令の一部を改正する政令案に関する意見募集の実施について
平成2 1 年2 月3 日
文化庁長官官房著作権課
この度、文化庁では、著作権法施行令の改正を予定しています。
つきましては、本件に関し、行政手続法第39条に基き、意見募集を実施いたします。
御意見等がございましたら、下記の要領にて御提出ください。
【1.案の具体的内容】
→【別添】参照
【2.意見の提出方法】
(1)提出手段電子メール・FAX・郵送
(電話による意見の受付は致しかねますので、御了承ください)
(2)提出期限平成21年3月4日必着
(3)宛先
住所:〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
文化庁長官官房著作権課法規係宛
FAX番号:03-6734-3813
電子メールアドレス:ch-houki@bunka.go.jp
(判別のため、件名は【著作権法施行令の改正案への意見】として下さい。また、
コンピューターウィルス対策のため、添付ファイルは開くことができません。必
ずメール本文に御意見を御記入下さい)
【3.意見提出様式】
以下の項目に従って、ご記載ください。記入事項を満たしていない御意見については、
受け付けられない場合がありますので、予め御了承願います。
1.個人/団体の別
2.氏名/団体名(団体の場合は、代表者の氏名も御記入下さい。)
3.住所
4.連絡先(電話番号、電子メールアドレスなど)
5.御意見
※メールでご意見をお送りいただく場合は、件名は、「著作権法施行令の改正案への意
見」としてください。件名が異なる場合、セキュリティの都合上メールを開封しな
い場合があります。
【4.備考】
① 様式を満たしていない御意見については、受け付けられない場合がありますので、あ
らかじめご了承願います。
② 御意見に対して個別には回答致しかねますので、あらかじめ御了承願います。
③ 御意見については、氏名、住所、電話番号を除いて公表されることがあります。なお、
氏名、住所、電話番号については、御意見の内容に不明な点があった場合の連絡以外の
用途では使用しません。
(文化庁長官官房著作権課法規係)

21世紀に文化がきちんと残るかどうかの今極めて大事な時期だと考えます。皆さんの積極的なご意見を文化庁に具申のほどをお願い申し上げます。

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2009年2月23日 (月)

アカデミー賞ーOscar 2009

■アカデミー賞、「スラムドッグ$ミリオネア」が最多8冠

http://special.reuters.co.jp/contents/oscar2009.html

いろんな雑務等に追われ、ゆっくり見る暇がなかったが...

インドの貧しい少年が愛と金を求めてテレビのクイズ番組に挑戦するストーリーらしいが見てみたい映画だ。日本では4月公開予定

個人的には「ダークナイト」で鬼気迫るジョーカーを演じたヒースレジャーが受賞できたのがよかった。処方薬の過剰摂取が原因での死のようだが惜しまれる。死去後にアカデミー賞を受賞したのは、1976年のピーター・フィンチ以来2人目で、今回受賞したオスカー像は、レジャーの3歳の娘マチルダちゃんが18歳になったときに贈られることになっているという。本当に惜しい俳優を亡くした。心からご冥福をお祈りします

主演女優賞:「愛を読むひと」のK・ウィンスレット
助演女優賞;、「それでも恋するバルセロナ」のP・クルス
主演男優賞:Milk(原題)」のショーン・ペン


個人的には気になる映画音楽は今回8冠の「スラムドッグ$ミリオネア」インド人のA.R. Rahman。主題歌も「スラムドッグ$ミリオネア」の同じくRahman氏による"Jai Ho"となった。 ところでJai Ho"や"Say-yo"の時にインド舞踊とインドパーカッションの後ろで叩いていたのは和太鼓だったが、音楽に和太鼓が使われいたようだ。そこのつながりがどうなっているのか興味あるところである。

よい映画音楽の映画作品は是非見てみたいし、個人的には見なければならないと思っている。

それにしても「スラムドッグ$ミリオネア」は有名スターなどは出演していない、予算も殆どなく実質自主映画といってよい映画でもアカデミーでこれだけの賞を獲得できるというのは面白い。大スターがいるからオスカーを取れるとは限らないということだろう。

また今回は日本人の作品がオスカー受賞した。「外国語映画賞」に滝田洋二郎監督の『おくりびと(英語題:Departures)』そして短編アニメーション部門でも加藤久仁生監督作品『つみきのいえ』が受賞。

あと詳細を知りたい方は英語ですが http://www.oscar.com/

日本人の作品が海外で評価されるのはいいことだが、肝心のコンテンツや権利を尊重する体制が呆れるほど貧弱なのが心配。先の経済産業省の官僚の発言を見ると本当に情けなくなるし、日本の文化の行く末を案じずにはいられない。

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経産省はコンテンツ業界を見下しているーこんな連中にまかせていいのか?

今日はオスカーの発表の日だが、この記事を見て経済産業省のコンテンツ産業の認識があまりにひどいことに怒りを通り越して呆れた。

■コンテンツへの愛が感じられない経産省

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT12000023022009&landing

経産省のコンテンツ担当課長は以下のような発言をした。

「コンテンツ産業が儲かりたいから政府も支援しろと言うだけでは、その辺の兄ちゃんが“ボクは大事だから支援してよ”と言うのと同じ。制作の現場が本気で海外で成功しよう、成長しようと思っているのか極めて疑問。“今のビジネスが今の規模できっちり守られればいい。色々言われるけど何が悪いんだ”というのがコンテンツ制作で力を持つ人の本音ではないか」

 「ソフトパワーを支えるクリエイティブの現場は、どこもみんな下請け。資金調達も販促活動も自分でやらずに発注だけ待ち、当たるかどうかのリスクは取る。これは普通のビジネスセンスで言えば、“研究開発はやります。でも事業化に向けた販促活動はしません。資金集めもしません。でもボクに開発費はください。なんで君たちはそんなに冷たいんですか”と研究開発部門が言っているのと全く同じ。ビジネスリスクを取って努力するということをしていない」

 「“コンテンツ流通くそくらえ”と思っている。勝手に投資してチャンネルをたくさん作って、コンテンツが足りないから流通促進しろと言う人がいるが、流通で恒常的に過剰投資が起きているだけ。カネが余っているなら制作側に投資しろと言いたい。しかし、逆に言えば、制作側は投資を集める努力をしてきたか。資金調達はしない、販促活動はしない、当たる当たらないのリスクは取るけれど、そこまで全部おんぶに抱っこの状態なのに権利取られるとかガチャガチャ文句言って、どっちもどっち」

呆れたのは岸さんも記事で書いているようにコンテンツ担当課長とあろうものが、ハードの世界とソフトの世界の業界の体制やしくみ、その世界で仕事をしている人間のありかたを全く理解していないことである。こんな人間に日本のコンテンツビジネスの未来を託さなければならないことを見てはっきりいって寒気を感じた。役人の頭の悪さ、コンテンツ、ソフトの制作現場に対する理解のなさがここまでひどいとは思わなかった。

これに関しては岸さんが同記事内で論じている内容に同感するので以下に引用する。

この発言を聞いて、正直驚いた。部分的に正しいことを言ってはいるものの、経産省のコンテンツに対する冷酷さがにじみ出ていると言わざるを得ない。

 第一に、コンテンツ産業を製造業などと同列視している。しかし、クリエイティブな産業は、業界構造やマネジメントなど多くの面で一般産業とは異なるのである。非効率やビジネス的な緩さが素晴らしい作品を生み出す原動力の一つでもある。それなのに、製造業などの常識からコンテンツ産業のこれまでのやり方をばっさりと全面否定するのはいかがなものだろうか。

 第二に、コンテンツビジネスの実態に対する理解の欠如を感じる。著作権は、弱い立場の制作側が所得を得るための唯一の拠りどころなのに、それに代わるスキームを示すことなく“権利取られるとガチャガチャ文句言う”と発言するのは、制作側に対する無理解以外の何物でもない。

 第三に、コンテンツ業界に関係する者として耐え難いほどの“上から目線”である。コンテンツや制作現場に対する愛が微塵も感じられない。制作の現場が努力してないと本当に思っているのだろうか。誰もリスクを取っていないと本当に思っているのだろうか。勘違いも甚だしい。

これを見て国は本気で日本をコンテンツ大国にしたいと考えているとはとても思えない。ソフトよりもハードの論理を優先し、知的財産を始めとするコンテンツを犠牲にしてハードメーカーの利益を優先しようというのが本音だとしか思えない。何よりもコンテンツ担当課長がコンテンツの制作現場や業界の体制を全く理解していない、勉強すらしていないことが明らかになり、この国の政策には到底期待できないことが明らかになった。

こんな状況では日本で音楽や映画を作る人間がいなくなるだろう。みんな海外に「亡命」してしまうだろう。また世界のコンテンツも日本の市場に持っていこうなどとは考えないだろう。それほどこのコンテンツ課長の無知無理解の実態は深刻だ。Blue-rayとかが普及してもそれを再生するソフトがなくなってしまう事態にこのままではなりかねない。

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2009年2月12日 (木)

生とリアルの価値が理解できない病気=ジャンクフード文化症候群

二次元の女と三次元の女、見つめたいのはどっち?

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/12/news017.html

女性の生肌よりアニメの「理想化」された視覚の方がよいと思う人たち、
この問題をいわゆるバーチャルとリアルとかを対比して論じるつもりはないし、いわゆる「オタク文化」に対する偏見を助長させるつもりは毛頭ない。アニメや二次元の画像を始め、DTM等の打ち込み音楽(「ノイズ」を排除した文化)の存在自体を否定するものではない。私自身その関連の仕事もしているのでその価値は理解しているつもりである。しかしこの問題は現代の文化を論じる面ではかなり深刻な問題を宿している。

実は音楽でも全く同じことが起きている。

生のフェンダーローズの音よりもシンセの「エレピ」の音の方が「よい音」と感じる若いミュージシャンが驚くほど多いし、ギターのフレットの音やバイオリンやチェロの弓の音を「ノイズ」だといって嫌う人間も多い。ピアノのサステインペダルの踏む音を「耐えられない」という若いミュージシャンがいたのを覚えている。

つまり全部市販のシンセの音が基準になり、シンセの音が全てよくて「生」の音は「ノイズっぽい音」「良くない音」という風になってしまう。

アニメの女性が良くて実写の女性を受け付けない、というのはまさにこれと同じ

例えて云えばカップラーメンやファストフードの味が基準になり、レストランの一流シェフの味の価値が理解できなくなる、そういう味が耐えられなくなってしまうのだ、私はこれを「ジャンクフード文化症候群」と呼んでいる。これははっきりいって立派な「現代病」である。つまりジャンクフードという客観的なレベルからみれば基準以下のレベルのものを「良い」と考え、基準以上のレベルのものを「悪い」と考える、つまり物事の価値の判断基準が本来の文化の基準と比べ完全に倒錯してしまう状態をいう。

実はこの現象、10代ー20代の若者に非常に多い。この状況はかなり深刻である。当然ながら本当の「本物の文化」を理解する感性などないし、その感性を磨かないで成長してしまったため、「本物の味、音。視覚等」を理解する感覚がすっかり麻痺あるいは退化してしまった状態である。

私はこれは現代の文化にとって極めて危機的な状況だと考える。「本物の料理、本物の音楽、本物の絵や美術」を理解する能力がなくなってしまえば、これらの文化が後世に伝えられることはないだろう。もしかしてそれらの価値を理解できない人間が、文化に対して取り返しのつかないことをする事態が起きることを懸念する。

オタクだから必ずしも生身の女性を受け付けない、ということとは限らないが、こうした「生」のものに対する「ジャンクフード文化症候群」がいわゆる「アキバ系」の大半になっているとしたらこれは問題だ。

人間の感性の危機かもしれない。特に従来の質の高い文化、伝統文化を「ノイズの多い文化ー無価値な文化」として理解されず、廃棄すらされてしまう可能性を大きく危惧する。

ちなみに音楽で以下の点に1つでもあてはまる人がいればあなたは「音のジャンクフード文化症候群」にかかっている可能性が高いといえよう

1.ギターのフレット(指が弦を押さえる音)をノイズ、うるさいと感じる

2.ピアノのペダルの音をノイズ、うるさいと感じる

3.ウッドベースの指が弦を押さえる音をノイズ、うるさいと感じる

4.トランペットやSAXなどの吹奏楽器から漏れる息の音をノイズ、うるさいと感じる

5.バイオリン、チェロ等の弦楽器の弓が弦に触れる音をノイズ、うるさいと感じる

6.バイオリン、チェロでフォルテ(強い音)を弾くときの弓の音(カチ!って音)をノイズ、うるさいと感じる

7.ドラムの皮を緩めたときになる共鳴音(周囲に伝わる振動音)を聞くとノイズ、うるさいと感じる


8.生ピアノやエレピよりシンセのエレピやピアノの音の方が「良い音」と感じる


9.ビンテージシンセの音より安物シンセの音の方が「良い音」と感じる。



まだまだあるけどこのくらいにしておきます。

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2009年2月 9日 (月)

グラミー2009 ロバートプラント/アリソン・クラウス 五冠!!

仕事でドタバタしていたので、録画しながら見ていました。

ツエッペリンが好きな私としてはプラントがグラミーをしかも何と五部門も取ったのはうれしいですね。新人賞はAdele,(どう見ても二十歳に見えない、すごい老成している)が取りました。

主な受賞者は以下の通り

・最優秀レコード(Record of the year)  Please Read The Letter
                                          Robert Plant & Alison Krauss

・最優秀アルバム(Album of the year)  Raising Sand
                                         Robert Plant & Alison Krauss

・最優秀ソング(Song of the year)   Viva La Vida
                                        coldplay   

・新人賞 (Best new artist)             Adele       

・最優秀女性ヴォーカル(Best Female Pop Vocal Performance ) Chasing Pavements
                                                                        Adele

・最優秀男性ヴォーカル(Best male Pop Vocal Performance ) Say
                                                                   John Mayer

他にもたくさんありますがキリがないので興味ある人はグラミーのこちらを見てください。(英語ですが.)  http://www.grammy.com/grammy_awards/51st_show/list.aspx

尚、オスカーでもそうだがこういうビッグに音楽イベントだと過去のアーチストの功労者に賞を与える機会をもうけ、音楽文化を大事にするグラミーの姿勢が見えてうれしかったりする。今年はフォートップスが功労賞を受賞、意外だがモータウンであれだけの名曲を生んだこのグループもグラミーはノミネートが一度のみで、受賞が一度もないというのは驚かされる。久々にスモーキーロビンソンがステージで歌っていたが(モータウンの元社長でもある)この人相当な年だと思うのだが元気である。

あとニールダイアモンドも音楽家の仕事の環境(音楽の必要な制作環境)を作るために奔走した功績を認め特別賞が与えられるようだ。実はアメリカやヨーロッパの音楽業界の状況はある意味で日本以上に深刻である。CDコピーで音楽が売れないという話だが、日本などは実はまだいい方で、欧米はある意味もっと深刻である。新人アーチストが活動する機会はどんどん減っており、音楽を満足に作る機会すら与えられないアーチストも多い。ニールダイアモンドはそういう時に自ら自腹を切って立ち上がり音楽家にチャンスを作ろうとしている、と同時に音楽文化のすばらしさを伝えようと活発に音楽イベントも主宰している。グラミーではアメリカ人なら誰でも知っている"Sweet Caroline"(日本人でもメロデイを聞けば一度はどこかで聞いたことがあるはず)を歌っていたが、やはり全盛期と比べるとちょっと声が出ていなかったように思う。まあ仕方ないか。

だがニールダイアモンドの活動を見て考えさせられた。日本でもいわゆるB層を中心に全ての音楽やコンテンツはタダであるべきと考える向きが強い、またクリエーターの作品、そして権利に対して全く敬意というものを感じていない人間が残念ながら少なくないこれは音楽のすばらしさ、音楽で感動した経験がない人間が特に10代-20代に少なくないからであろう。やはり業界のシステム云々よりもそちらの問題が今日の世界的な音楽文化の危機的な状況を生んでいるような気がする。

 私自身は音楽家としてたいした力はないが、音楽のすばらしさ、音楽の感動を作りより多くの人に伝えるにはどうすればよいか、今年のグラミーを見てそれを考えさせられた。

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