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2009年1月27日 (火)

少々遅いですが今年の音楽業界展望

一週間ぶりの更新です。

 世の中は不況の嵐が吹いていますが私はおかげさまで今のところ忙しくしています。オバマ政権も発足し、その政策が注目されていますが本当の不景気の恐怖はこれからです。80年前にF.D.ルーズベルトが大統領になった時はアメリカでも4人に1人(失業率25%!!)という状態でしたが、まあそこまで行かなくともかなりそれに近い状態になるでしょう。昨年末非正規社員の解雇がメデイアをにぎわしましたが、今度は「正社員」それもかなり大量の社員が路頭に迷う事態になるのはおそらく避けられません。そのくらいひどい状況です。だから今は忙しくしていますが何ヵ月後に同じ状態になるという保証はありません。

音楽の世界は残念ながら一番その煽りを食らうでしょう。音楽という「嗜好品」は最初に削 られてしまうからです。表面上今は健全に見えますが、4月ー7月にかけては非常に危険な状況になると思います。何度もいいますが、業界の大再編成は避けられないでしょう。大手レコード会社や大手芸能プロの倒産、吸収合併も80%以上の確率で起きると思います。

 とはいえ私は2008年音楽業界滅亡、なる記事をかいてしまいましたが(笑) たぶん表面上は「滅亡」していないように見えるでしょう。そして一部のネットユーザーは失望するかもしれませんが、業界がどんな状況になろうがJASRACがつぶれることはありません。規模の縮小はあるかもしれませんが..

 というのは演歌とか、クラシックの世界は健全に機能しているからです。演歌は現在メジャーレコードが一部のアーチストを除いて実質殆ど手を引いた状態ですが地方では非常に強力に展開しています。演歌系の人は「営業」で食べていて「営業」でCDとか売っていまして、それが下手なレコード店流通より売れている現状がありますから、正直たとえ今の音楽業界のシステムが崩壊しても演歌の世界は健全に生き延びるでしょう。ちなみにカラオケや有線は演歌系の人の大きな収入源(特に地方都市のカラオケ収入はまだ凄い)になっていますからはっきりいってレコードメーカーが全部つぶれても彼らはびくともしないでしょうね。

 同じことがクラシック系についてもいえるわけで、どちらも個々の金額は小さいですが総体としては実はJASRACを支えるのに充分なものです。したがってJASRACはつぶれません。一部のネットユーザーの間では極めて評判の悪い同団体ですがそれは期待しないほうがいいです。

 しかし早くも水面下ですが業界で動きがあります。私の会社は現在国内CDプレス工場(当たり前ですがいずれもJASRACPhilips認定工場ですが..)いずれも大幅な組織変更を発表しました。具体的には今唯一伸びているBlue rayの生産を主力にして、CDの部署を縮小する動きです。まあCDはなくならないにせよ、今後大幅に伸びる可能性は低いから当然の処置でしょうね。特に大手メーカーの製作体制が実質殆どなくなりつつある現状では当然だと思います。これで業界の製品の生産体制が大幅に変わります。そのうちCDは後回しにされる可能性すらありますね。

 しかしこういう厳しい情報ばかりですが前にも書きましたが決して私は悲観していません。寧ろ大きなチャンスだと思っています。特に幸か不幸かうちの会社は身軽なので。。実は先日その業界状況の影響と思われる動きがありました。ある大手制作会社からドラマ関係でインペグ関係の仕事を受注しました。今まではうちのような会社は無視されていたと思うんですが、おそらく今までその会社が発注していた会社が倒産したか何かしたんでしょうね。これから音楽事務所も制作会社も大幅に減る可能性が高いです。やる人間が減れば当然ビジネスチャンスが現れます。だから決して悲観する必要はないのです。勿論油断はできませんが...

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2009年1月20日 (火)

販促のためのノベルテイCD

私の会社は勿論一般の市販用のCDも多く発売し、また他の会社の依頼によって作ったりしておりますが、実は企業のための販促品、広告代理店用語ですとノベルテイまたはインセンテイブ用のCDも多く作っております。 たぶん企画のみ、というのを含めると日本で一番多くこの手のものに関っているのではないかと自負しております。スポンサーの企業名も結構有名ところが多いです。

ご興味ある方はこちらをご覧下さい。
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/cd_ordermade.htm

Classic1その中でここのところ毎年やっているのはある金属メーカーの展示会の時に配る「クラシック音楽のCD」です。写真は昨年やらさせていただいたジャケットです。2000枚作ったわけで今年は曲目を変えて再度制作しています。音源は弊社でつきあいの長いあるクラシック音楽の事務所の契約を経てご提供いただいております。
昨年は「のだめ」ブームでベートーベンの第七番でしたが、今年はなぜかベートーベンの第六番の「田園」。勝手な解釈ですがおそらく昨今の「エコブーム」の影響があるんでしょうか。

さて、こういうCDのありかたは別に珍しいことでは必ずしもありません。皆さんおぼえていらっしゃるかどうかわかりませんが、ビッグアーチストのプリンスがある新聞社のノベルテイ(付録)に自作のアルバムCDをつけた例があります。

アルバムの無料配布は増える? プリンスがニューアルバムを無料配布
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2007/08/post-b770.html

勿論「無料配布」といっても誤解しないでいただきたいのはプリンスのCDを実質的にこの新聞社が「買っている」ためにこういうことができるわけで、わかりやすくいえば地上波のテレビ番組は見るのは無料ですが、実際にはスポンサーが「買っている」のと全く同じことになります。したがってコンテンツは無料というイメージを持っている人は多いようですが実際には無料ではなく、別の人が「買っている」わけであります。

今回のクラシックCDも全く同じです。ただこれは特殊なケースであることは確かでだからこれをもってこれから「全てのCDはこれから無料配布されるだろう」などという議論が出てくるとしたらそれはあまりに早計であり、短絡的だと思います。そう話は単純ではありません。

まあ最近「無料の」地上波テレビ番組の低レベル化が叫ばれていますが、無料とはいえ音のプロとして恥ずかしくない音を心がけています。音も24bitに立ち上げマスターはDDPにしてあります。

尚、余談ですがベートーベンの「田園」はあの有名な「運命」とほぼ同時期に作曲されました。殆ど同時進行で全く違うイメージの交響曲が作曲されていたわけですが、実はこういう場合の方が作曲作業としてはやりやすいと思いますね。ちなみにベートーベンが聴力を失って自殺まで考えたいわゆるハイリゲンシュタットの遺書の時期の後だったのですが、今日マスタリングして思ったのは、そうしたハードな時期にベートーベンは自分のための「ヒーリング」を目的にこの「田園」交響曲を書いたのでは、という感じもしますね。私自身もどちらかというと自分の精神的疲れを癒すためにヒーリング音楽を書いている時がありますから、同じかもしれません。ハードな時期を過ごしたり、メチャクチャパワーが必要な音楽を書き終えた後は静かな曲を書きたくなる時ってありますからね。

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2009年1月19日 (月)

防犯BGM(万引き防止)関係で取材を受けました

今日は音楽関係ではなく、私の会社で推進しようとしている音コンテンツ事業ー「防犯BGM機器」(写真)の関係でAMラジオの取材ですがTBSラジオ「うわさの調査隊」(17:15-17;30 OA)に出演しました。

音コンテンツにより万引きを防止するという装置の説明です。

Ts3h0010
番組名    ;「うわさの調査隊」(TBSラジオ)

オンエア期日:2月3日の午後17;15-17:30
全国のTBS系ラジオにてオンエアいたします。
まだ先の話ですが、よろしくお願いします。

ちなみに2月3日はあるドラマの場面(たぶんクライマックス)にうちの関係の音楽家(-弦カル)を派遣し、一部簡単な弦のアレンジも行うため場合によっては現場に行かなければならず、私自身は放送を聴けるかどうかわかりません。

ご興味のある方はどうぞチェックしてみて下さい。

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2009年1月18日 (日)

奥津恵ミニアルバムを作ります

Meg_0007_short Meg_0138_short Meg0066_1_short

さて、うちのアーチスト奥津恵(写真)の現在のシングルをいったん廃盤にして新たにミニアルバムに作りなおすことにしました。

現在既に持ち歌が5曲、候補曲は他に2-3曲ありますがとりあえず現在ある音源と、新たな曲を一曲作って6曲組みのアルバムにします。かなりこだわって作りますので、音も32bitまでしてマスタリングしようと思います。

尚、恵の持ち歌の「君の笑顔を見てみたい」の歌の部分が何回か聞いているうちに直したくなった場所が出てきたので、新曲といっしょに録るつもりです。もう少しファルセット、高音部分にもっと伸びが出るように現在本人にトレーニングさせています。

奥津恵公式サイト
http://www.o-megumi.net/

今年私の会社はこの「奥津恵」の件ともう1件の「コンテンツ事業ー防犯BGM」とここ数年の懸案にある程度の決着をつけようと考えています。いわばUnfinished Businessを完成させます。

その2件がある程度メドが立てば、どんな経済恐慌が来ても恐くありません。今までにない急成長が見込めるでしょう。

とにかくそのUnfinished Businessに邁進するのみです。

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2009年1月14日 (水)

そうだーここしばらく作曲をしていないことに気がついた

 成人の日の三連休も終わり、結構多忙モードに入ってきました。音楽家だけでなく制作会社の代表としての業務も行っているわけですが、不況不況といわれている割にはおかげさまで少なくとも今のところは結構忙しくなっています。まあ以前メジャーシーンでそこそこの実績を持った作曲家やアーチストでも今結構仕事がなく暇をもてあましている人間が多いようなので、私などはまだ恵まれている方かもしれません。今日も一つCD製作の仕事を受注しましたし、もう1つ一昨年やった販促用のCDも受注を確定、そして今日は内容はいえませんがあるTVドラマに演奏家を派遣するインペグ関係の仕事も受注の見込みになりました。

 いずれも自分でやっている会社でコンテンツからパッケージまで音楽の面でほぼ全ての業務をカバーしているのが功を奏したようです。CDプレスとかリハーサルスタジオでCD製作とかやっている会社はいっぱいありますが、コンテンツ制作からプロデユースからインペグ、そしてパッケージもデザインから、マスタリングまで全て、それも超ハイクオリテイの制作ができるところって実は以外に少ないので、そこがうちの強みですね。ちなみに現在技術上で考えられる最高の音質のレコーデイング(96KHZ 24bit)とマスタリング(32bir シングルビットまで可能)で最高音質のパッケージを作ることができます。勿論少しお金がかかりますが、興味ある方はお問い合わせ下さい。。こと音に関する制作のノウハウの蓄積は手前味噌ですが誰にも負けない自信があります。映画音楽からビデオ、ゲームのためのコンテンツ制作、勿論普通のうたもの、アーチストもののレコーデイング、テーマソングやCM音楽の制作からナレーション音声コンテンツまで音制作と名がつくほぼ全ての分野にてノウハウを持っています。

 これだけ幅広くやっているのは勿論会社である以上売り上げをあげなきゃいけないからですが、しかし会社の業務はそこそこ忙しいですが、よく考えると本来の私の本職ー作曲ーをここ半年ばかりお留守になっていたことに気がつきました。制作会社の代表として制作業務をやっていますが、私の本職はあくまで「作曲」であります。

 なぜ作曲の人間が制作会社までやっているか、と思う人もいるでしょうが別に好きでやっているわけではありません。本来はこんなことをしなくともどこかの音楽事務所に所属して、というのが普通の作曲家の仕事のあり方ではあるんですが、私の場合なりゆきで自分で自分の事務所を作らざるを得なかったのでした。実は一時的に作曲家の事務所に所属したことがありました。しかし結局思うような仕事にありつけず、コンペとかも通る率が悪かったんで私の方からやめました。たまたま自分であるCDの企画を今から二十数年前にレコード会社に持って言ったら通ってしまい、そこから自分で仕事を始めました。 
それから作曲家が営業をやるって何かやり辛いこともあって、事務所で営業の人間を雇おうとしたことがありましたが長続きせず、結局私自身で動いた方が早い、ということを悟って今日まで来ました。何年か前にある別の事務所の所属することも真面目に検討したこともありましたが、結局自分の事務所以外の所属をせず現在のまま来てしまいました。 
要は誰もやってくれる人がいなかったんですね。勿論私以上に営業能力あり、私の音楽活動とかをよく理解してくれる人がいればいつでもその仕事を任せたい気持ちがあります。 しかし現在のところうちの会社の「営業マン」はうちの会社のホームページですね。おかげさんでネット経由で結構仕事をいただいているんで、それで少しは効率がよくなっています。

 しかし制作の仕事が忙しくなろうが、私自身は誰がなんといおうと作曲が本職だと思っています。しかしここ半年くらいそれがおろそかになっていました。

 とりあえず、今年の早いうちに奥津恵のミニアルバムを出そうと思っていますがそのためにもう一曲書こうと思っています。これが急を要する仕事、あと少し前に「自分のためにアルバムを」などと書きましたがそのための曲も書こうと思っています。内容はここではいえませんが、できあがれば今までにないCDになると思います。

 ということで制作業務で多忙ですが、本来の本職の仕事も手を抜くことなくやろうと思っています。

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2009年1月 9日 (金)

収入減を嘆く前に少しは見るに堪える番組を

■収入減を嘆く前に少しは見るに堪える番組を(日刊ゲンダイ)
http://news.livedoor.com/article/detail/3967213/

まあだいぶ前からわかりきっていたことなのでブログに書こうかどうか迷っていたけど、ここでテレビ界の構造的な問題が事態をさらに悪化させていることが見て取れる。

まず、広告収入源をそのまま制作現場にしわよせさせている現状ー制作費は大幅にカットされ、下請けや孫受けの会社のスタッフは普通の人が聞いたら驚くほどの低賃金で働かざるを得ない状況にある。一方で放送局のアナウンサーを始め経営者たちは普通の会社の平均の数倍の給料を取っている。まず、ここにメスを入れないと駄目だろう。

番組制作スタッフの人たちの現状には寧ろ私は同情する。今の状況は13年くらい前に制作費が大幅にカットされた音楽制作の現場と全く同じである。

加えて費用対効果の大きいネットのアフィリエート広告が既にラジオを超えている現状では、マスメデイアの広告のビジネスモデルはかつてのような花形にはならないだろう。テレビ局の幹部で「景気がよくなればまた広告費は戻ってくるさ」などと発言した人がいたようだが現状認識が甘いといわざるを得ない。

知り合いのライターが最近のおバカブーム、おそろしく低レベルの番組を見る若者を批判したらその番組を支持する若者から非難轟々だったようだが、こういう番組を見て本当に楽しいと感じている若者が少なくないというのは残念ながら悲しいことだ。

ただ若い人に関して少し弁護させてもらうと、10-20代でも逆に我々がたじたじになるほどしっかりしている人間も少なくない。私の周囲に結構そういう人はいる。

要は「知の格差」が10-20代で極端なほどあるような気がする。これも小泉新自由主義や世代的に云って「ゆとり教育」の弊害の一つかもしれない。
その中でテレビとしては高いレベルの人に合わせるよりは低いレベルの人に合わせたほうが視聴率がまだ取れる、だからどんどん内容のない、くだらないものになっていく、 というのが構図だろう。

一番の問題はテレビやネットでもニュースのヘッドラインのみだけで「自分が全てをわかっている」と思い込むー私は「わかったつもり症候群と読んでいますが」-人間が非常に増えている点だろう。

だから「君はわかっているつもりかもしれないが、実は何もわかっていないんだよ」ということを上の世代がうまく教えなければならない。10-20代でも知の上のレベルの人たちは逆に「自分が全てを理解していない」ということをわかっている。低い人ほど「自分は何もわかっていない」ということを理解していない、認識していない傾向がある。

あと若い世代のほぼ共通する「実体験の乏しさ」も問題だろう。「わかったつもり」状態の今の若者が音楽や映画を語るのは、一流シェフの料理の味も知らないでグルメを語るようなものである。「本物」彼らのしらないもっとよいものが存在するにも関らずそれについて知ろうともしない、無関心な状態でいつづけるというのが大きな問題だ。それは上の世代の人間が何とかその良さを教えようとする努力をしないといけないだろう。

いずれにせよ景気が本格的な回復軌道に乗るのはどんなに早くても2年後というのがエコノミストの大半の意見だし、テレビ局も現行の番組は殆ど投げた状態で2011年7月をにらんだ番組制作の準備(前にもいったように有料番組も含む)に主軸を置いているかもしれない。特に「有料番組」が出てきた時に現在の低レベル番組しか興味のない若者たちが見たい番組などなくなってしまうかもしれないつまり「知」と「情報」の格差が今以上に広がる危険性がある。

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2009年1月 8日 (木)

今の時期を音楽業界再興のチャンスととらえよう

もうオトソ気分も脱して本格的に業務に動いている方も多いと思います。

 この「Kyojiの音楽ひとりごと 」では音楽業界の現状をかなり批判し、特に業界のトップに対して辛らつな表現も入れながら何とかこの衰退の流れを変えられないものかと考えておりました。しかし考えてみれば仮に業界のトップの人が私のような取るに足らない人間のいうことに耳に傾けそれなりの対策を打ったにしても今のような経済環境の陥ることは避けられなかったでしょう。このような状況になるのは2000年にアメリカでブッシュ大統領の誕生、日本では小泉政権が誕生した時点ーネオコン、新自由主義(市場原理主義)が世界を支配した時点ーでほぼ避けられなかったといっていいと思います。

 だが実際この世界不況ーまあ恐慌といっていいと思いますがーが来てしまった時点ではあまりネガテイブな情報を流してはかえって状況を悪くするだけだと思います。もう今の時点でレコード会社や大手プロダクションの幹部を批判したところでしょうがありません。寧ろ今の状況をどう生かすか、どのようにポジテイブな方向に持っていくか、今それが一番必要だし大事だと思います。

 今日知り合いの投資会社の社長のメールでなるほど、そのとおりだと思う一文がありましたのでここで引用させていただきます。

「生き残りをかけて」とか「不況を乗り切る」とか
そういう後ろ向きな発想をすれば人間の脳は後ろ向きに
機能します。

「チャンスを活かす」「不況を活かす」という発想すれば
前向きな気持ちになれます。

生き残りをかけて成功しても生き残るだけ、失敗すれば
死んじゃうのです。
不況を活かそうとして成功すれば飛躍できます。
失敗しても飛躍できない(今と変わらない)だけです。

100年に一度の千載一遇のチャンスを貴方はどう活かし、
戦略にしますか?

 はっきりいって音楽業界はある意味自民党の既得権益社会の縮図のような構造でした。体質も古く一部の資金力と「コネ(これは様々な方面の、を意味します)」がある人間だけがよい思いをする社会でした。

 しかし今それが崩れようとしています。今度の経済不況でなくならないにしてもそれらの利権構造はかなり壊滅的な打撃を受けるのは避けられないでしょう。

 だからこそ今は音楽業界がより健全な業界に生まれ変わり、音楽を本当に必要としている人たちに必要な音楽が届くシステムが構築できる絶好のチャンスだとも思うのです。本当に実力のあるアーチストやクリエーターがプロとしてきちんと評価される業界に..

あとはこのチャンスをどう生かすか、だけだと思います。私の悪いクセなんですがどうも詰めが甘い、まだ今の経済状況を生かす本当の術を身につけていない気がします。

私は前の記事で「生き残る」という言葉を使ってしまいました。この言葉自体が後ろ向きの言葉ですね。もう一度頭を冷やしてこの状況をさらに生かすにはどうすればいいか考えようと思います。あとで「詰めが甘かったー」と後悔しないように

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2009年1月 7日 (水)

井上堯之さんが引退

日本を代表する名ギタリストの井上堯之さんが引退されるそうです。

■井上堯之が引退を発表 2月公演払い戻し
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/01/07/06.html

あまり邦楽を聴かなかった私でもこのバンドの演奏だけは大好きでした。特に「太陽に吠えろ!」のテーマは今でも私の教科書になっています。

直接の原因ではないようですが、体調も崩されているようです。

それにしても47年間もの長い間、 ずっと、プロとして活躍し、 ギターを弾きつづけて、 精一杯、音楽と向き合ってきた人が、「音楽以外にやることがみつかった」(事務所関係者談)というのはどういうことなんでしょうか? なにを見つけたんでしょうか?

とても気にかかります。 動機も含めてですが、とても知りたい・

とにかく、長い間お疲れ様でした。

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iTunes Store、全曲DRMフリーに

■iTunes Store、全曲DRMフリーに
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/07/news026.html

新年早々、これはビッグニュースだ。しかし結果的にこれはコピーし放題(全部ではないけど)になるわけでこれで配信数が伸びるかどうかは議論が分かれるところだろう。

ネット時代に入り、また既存のメデイアの影響力が落ちている中でネットプロモーションが大きいウエートを占め始めているのは確かだが、その場合必ず「普及させる=音楽をもっと聞かせる=コピーが可能になる」というのと「音楽の権利を保護する」のどちらを取るかのジレンマに陥る。

ただ一部のIT事業者のようにコンテンツを何でもタダ同然にし、コピーし放題にすれば全てが「ばら色」になる、などというのは単なる幻想である。権利保護を主張するのがあたかも犯罪行為であるかのような考え方をする人がいて、それがあたかも「正論」であるかのような議論がネット内でまかり通っているのは問題である。そういう考え方は必ずコンテンツビジネスを崩壊に導く。

今回の決定はレコード会社側がジョブスの主張に押し切られた感があるが、これがどういう方向に行くか、私は少なくともこれだけで配信ビジネスがばら色に発展するかのような幻想は抱いていない

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2009年1月 4日 (日)

明日から仕事始めです。

改めまして あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします。

2009年は音楽業界のみならず世界の経済環境が厳しいですが、こういう時だからこそ音楽家としては勿論、制作会社の経営者として果敢にチャレンジしていこうと思っております。寧ろこういう時こそ躍進のチャンスととらえております。

まず制作会社の経営者としてですが今年は次のような方針で臨みたいと思います。

1. ハイクオリテイ&ハイパフォーマンスな音楽、音声コンテンツ&パッケージ製作

  大手メジャー会社が実質的に制作機能を失っている現在、今後大手メーカーと同等もしくはそれ以上のクオリテイで音楽やコンテンツ、パッケージを製作する能力のある会社が逆に必要になってくると考えます。私の会社、ハイブリッドミュージックはあらゆる分野の制作を経験し、高音質、高クオリテイな音楽やコマーシャル音楽の制作は勿論のこと、最大32ビットのハイスペックなデジタルマスタリングを始め高品質なCDプレス工場との製作契約等、大手メジャーメーカーと同等、もしくはそれ以上の品質の音楽音声コンテンツもしくはパッケージ製作のノウハウを持っております。そのため弊社は信頼の品質とクライアント様の満足のいくコンテンツやパッケージ作りにこだわります。

勿論コスト面で最大限に勉強させていただきますが、中国メーカーを始めとする海外工場よりはコスト的に高くどうしてもなってしまいます。しかしそれは最高レベルの品質と信頼を保つための保険という認識とご理解いただければ幸いです。弊社はその最高レベルの品質と信頼を可能な限りリーズナブルな価格にてご提供させていただきます

2. 他社と差別化できるサウンドコンテンツ制作

  弊社はCG展示映像やe-learning用の音声コンテンツを始め、ネット放送の「癒しの音楽チャンネル」 また音で万引きを防止する防犯BGMシステム等の他社にはないサウンドコンテンツも制作しております。

1. 「癒しの音楽チャンネル」 

2009年1月1日現在一万七千人の登録リスナーを有するネット放送です。今年はネット放送の枠を超え、既存のFM放送との提携や「癒しの音楽チャンネル」 主催のイベントも開催する予定です。 尚、この「癒しの音楽チャンネル」 を無料で組提供をいたしますのでFM編成局の関係者の皆様でご興味のおありの方は是非お問い合わせ下さい

お問い合わせは当ブログのプロフィールページの「お問い合わせはこちら」からどうぞhttp://kyojiohno.cocolog-nifty.com/about.html

2. 防犯BGMシステム

弊社が開発した音コンテンツによってTs3h0010万引きを防止するこの防犯BGMシステム装置DLBG-1000は数は少ないですが、昨年正式導入の運びとなりました。今年はその機器の拡販に力を入れる所存でございます。音コンテンツによって万引きが減るという画期的なこのシステム、詳しいご説明はこちらへどうぞ。

店舗チェーンのオーナー様で現在万引きの被害にお困りの方は是非当社へお問い合わせいただければ幸いです。

http://homepage1.nifty.com/hyb-music/manbiki.htm

3. プロダクション事業

 「癒しの音楽チャンネル」 のパーソナリテイでもある弊社のアーチストの奥津恵(写真)、その癒し系の声を是非より多くの方にきいていただきたく、全力を揚げます。

尚、アレンジや作曲の依頼等は勿論従来どおり積極的に行いますが、作曲家としてコンペ等は少なくとも2009年の間は行わないと思います。まあ他の人はそのために一生懸命がんばっておられるとは思いますが、私の場合は昨年からの「未解決の課題」があるものですから、(このブログ記事の23の項目)その課題の解決にエネルギーを投入したいと思っておりますので、たぶんそちらの方にエネルギーを投入する余裕はないと思います。実際片手間で作品を作ってコンペに通るほど甘くはないので...

  というわけで本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

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