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2008年8月 6日 (水)

MUSIC BiZ NITE: 「音楽業界の動向と新たなる可能性」交流パーテイー

実は本日は本来地元の商工会のつきあいで花火大会に出席する予定だったのですがご存じの通りの雷雨で中止!!  そこで友人の朝瀬蘭君に誘われてMusic Biz の音楽業界イベント「変動を続ける音楽業界の新しい可能性を探る」交流パーテイーに出席するために六本木のClub 57まで出かけました

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何でもイギリス大使館が後援してイギリスやイギリス連邦関係の音楽業界人と日本の音楽業界人の交流を目的としたものらしく、そのため出席者も大半がイギリス系の人たちでした。日本人もいましたが、あまり日本の音楽関係者はいなかったような印象があります。会話も当然殆ど英語でした。

Ts3h0013 パーテイーではシンポジウム、やパネルデイスカッション、そしてイギリスのインデイース系レコード会社のプレゼンテーション等が行われ、私は「デジタル音楽の日本での可能性」というシンポジウムに出席しました。パネリストはhearjapan.comNathan Reaven氏、Theta MusicのSteve Meyer氏、Last FmのMakiko Allum女史の三名。会話は全部英語でしたが、私が出席したものだけなぜか通訳がついていなくて、後のプレゼンやパネルデイスカッションは全て通訳がいました。

シンポジウムでは日本の音楽配信で携帯の着メロの売り上げが圧倒的であることが驚きをもって迎えられたようですが、これはネットがまだPC中心である欧米社会と若者を中心にコミュニケーションが完全に携帯中心になっている日本との違いだと思います。シンポジウムではNapsterやdocomoの音楽配信の定額方式がうまくいっていないこと、少なくとも日本国内に関しては日本のメーカーが騒ぐほどネットでのコピー「海賊版」が配信の売り上げに悪影響を与えていないことが報告されました。(これは私も同感) シンポジウムでは既存のレコード店がどんどん閉鎖していく一方で「ツタヤ」のようなCDレンタルショップは寧ろ売り上げを伸ばしている現状が報告され、そこに音楽業界としての活路があるのでは、という意見も出されました。この点はなるほど、と思いましたね。

ただ、パネラーがこのことによって日本のポップスももっと海外で聴かれることになるだろう、(?) などと発言していましたが、それを聞いて質疑応答の時少し意地悪な質問をしてみました。「日本のJ-popは殆ど日本語の歌詞だが、それが欧米社会にどれだけMarketableなのか?」という内容。実は私はアメリカ人は一般に「歌詞が英語でない」というだけで聞かない傾向が強いことを知っているためで、同じように映画も「英語でない」「字幕」というだけで見ないアメリカ人が多い、と少なくとも私の中ではそういうイメージを持っているからです。それに対してReaven氏は、その事情は少し変わりつつあり今アメリカ人が海外の新しい曲を求めつつある、という答えでしたが果たして本当でしょうかね?ちょっと目から鱗でした。

まあ確かに最近下手な日本人より「アキバ系」に詳しいアメリカ人やフランス人が増えているのは知っていますが、まだそういう人たちは多数派だとは思えませんけどね。海外の文化への関心が強ければ、ブッシュなんかに投票して再選させないと思うんですけど...

しかしもし本当だったとしても、日本の音楽業界人の殆どは自分の曲が海外、それも欧米で売れるなんて考えもしないでしょうしね。考えるとしたら細野さん、坂本さんといった人たちくらいでしょう。

尚、もうひとつ「i-phoneは音楽配信シーンを変えると思うか?」という質問には「うーん。何ともわからない」という答えが返ってきました。これは正直な答えだと思います。日本のIT系のジャーナリストなんか、もうそれを信じて疑ってない人が少なくないですからね。日本人はムードに流されやすいけど、欧米の人はやはり冷静でした。

ちなみにこの交流会、日本人が欧米の業界に売り込むというよりは何とイギリスの音楽業界人が日本の市場にどうやって売り込むか、という主旨だったようでなるほどだからイギリス大使館が後援しているんだ、と理解できました。それにしても音楽業界の深刻さは日本だけでなく欧米もかなり深刻であることを改めて実感しました。でも、何で日本の市場へ? 知らない人もいるでしょうが、アメリカの次に大きな市場らしいです.。 要は日本人ってまだ金を持っていると思われている、というのもあるようです。

まあ結構楽しい時間を過ごさせてはいただきました。こんなに英語しゃべったのは久しぶりだー。

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