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2007年11月30日 (金)

鵜川氏逝去と彼の桐蔭学園について

お断り:当ブログは「音楽関係のブログ」のため本来は私のもう1つのブログ”Kyojiのよろずひとりごと"に転載すべき内容ですが、この記事を書いていた当時はブログをかき分けていなかった点と、記事の反響が予想以上に大きかった点とこの記事の内容に嘘偽りがないことをOB関係者のコメントによって証明されたこともあり、記事をこのままにしておきました。念のためこちらにも同様の記事を掲載しております。
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20071201

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正直いってこれをブログに書こうかどうか迷っていた。正直かなりの葛藤があった。もしかしたら「死者を鞭打つ」ことに結果的になるかもしれないから、 また当学校OBに鵜川氏を熱烈に尊敬し、中には本当に「神」のように崇めているいる人すらいるのも事実。そういう人たちを刺激するかもしれない、実際この関係で当ブログのアクセス数も増えた。

だがこの学校の本当の姿は卒業した人間でないとわからないであろう。それについてあえて今だからこそ公開した方がよいと思った。一部のOBからの批判や反発を買うことを承知の上で

一昨日(日付では3日前)、ブログ記事では建前上「ご冥福云々」と書いたが、ここであえて本当の本心を書かせていただきます。

率直な印象は
「驚き」はした。だけど「ふーん」という感じ

正直いって悲しみなど覚えない。もっとはっきり本心をいうと「どうでもいい」

寧ろ私がお世話になった大学の市井三郎教授が急逝した時は本当に深い悲しみを覚えた。また高校や大学の同級生でまだ若いのに他界したのを聞いた時も悲しい気持ちになった

だが今回はそれが     

ない

確かにあの高校にいたから、インフルエンザで最悪の体調で大学受験しても現役で大学に入れた。滑り止めしか受からなかったけど一応現役で入れた。

それは感謝すべきことなんだろう。

高校時代に本来ならもっと経験すべき多くのことができなかったが、それは別にあの校長のせいではない。それは私自身の責任、問題、校則が厳しかろうがいわゆる男子校(当時は女子部はなかった)という制度のせいにはできない。もっと私なりに創意工夫があればその程度の問題は乗り越えられただろう

だが

あの学校で行われたのは本当に教育だったのか

というと 

断じて それは

違う ..........

よく考えて欲しい

一学年600人、これだってまともな教育をしようと思えば多すぎる数だ。

それが女子部が増えたとはいえ、今は一学年1800人 (!!) 

この人数では教師の数がどんなにいようが行き届いた教育などできるはずがない。これはもはや学校ではない。 没個性的な規格人間の工場である

そう、あの学園は某M菱が作った学校、 上司のいうことに盲目的に従い、与えられた枠の仕事のみをきちっとすることだけを考える没個性的「企業人ロボット」の培養工場、というのが正しい表現だ。

実際あの鵜川氏の理想は「官僚主導の国家主義的資本主義」 そしてその理想に最も適した人材を養成する、それが桐蔭学園の基本理念である。

そう、岸信介からの戦前のメンタリテイを色濃く反映した保守右派の考え方である。鵜川氏はその熱烈な支持者だった

そのため校則は戦前の軍隊学校を思わせる内容だった

そしてそれに従わない者には容赦ない「鉄拳」が待っていた。普通の学校なら暴力沙汰で大問題になるはずがなぜかこの学校では全て不問、私の記憶が確かなら在学中も少なくとも教師の暴力で4-5人の入院者が出ている。そして言葉による今でいうパワーハラスメントなど日常茶飯事。

ちなみに私の頃は男子校だったので教師も遠慮なしにそういう行為に走っていたが、女子部ができても同じような行為をしていたのだろうか。まさかいたいけな女の子に拳でぶんなぐり、竹刀で何回もぶったたき、なんてことを実際したかどうかまではわからない。いくらなんでもそこまではしていないと思いたいが...

まあ、そんな学校を作った人物である

だがこの理念は日本の保守層(特に右派や殆ど右翼(いわゆる経済右翼と呼ばれる人たちが中心)といっていい人たちまで)、自民党の右派や財界関係者にはものすごく受けた。そして「学校ビジネス」としては大成功した

東大が一時100人に迫った? 早大、慶応の合格者は他の学校を圧倒 !?
そりゃそうだ、一学年の1800人もいればね。

鵜川氏は教育のビジネスマンとしては間違いなく一流である。なんといっても一代で膨大な学園地を作り、横浜市の丘と藪しかなかった場所に巨大な学校を建てた。それはいい悪い、好き嫌いは別としてすごいことだ。

だがあくまでビジネスマンとしてだ。  教育者としてではない

少なくともこの学校から私が直接受けた人生観やその他の精神面での影響は

皆無といってよい 

お前には愛校心がないのかって?

そりゃ少しはありますよ。 最近は全然駄目だけど野球部が甲子園に行った時はうれしかったし、今はラグビーも強いようだ。スポーツでも名を上げている学校ではあるが...

しかし残念ながら早くもほころびが見えてきた
鵜川氏の他界の前日に不祥事が起きた

桐蔭学園高1年の男子柔道部員を逮捕/横浜・青葉区で路上強盗【速報】
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiinov0711605/

まずいことにこの柔道部員「先輩と酒を飲んだ」と供述しており事実だとすればこれは一人や二人の退学処分では済まない。

柔道部は桐蔭の運動部の中でも伝統ある運動部であるだけに
不祥事が発展すると
桐蔭のダメージはかなり大きい

たぶん、不祥事はこれだけじゃないと思うけどね。表に出ていないことがおそらくたくさんある。

ついでにいえば

桐蔭は「受験もスポーツも強いー文武両道の人材を育成している学校だ 」
などとプロパガンダしていますが




真っ赤な嘘 

スポーツ特待生と普通の受験生が両方いる

1800人もいればピンキリです

ちなみに次期校長と目されている榊原氏
我々は「バラキ」と彼を呼んでいた。 元野球部の部長
鵜川の腰ぎんちゃくといわれた男(私が言ってるのではありません、念のため)
勿論カリスマ性では鵜川氏に数段劣る。

誰がなっても鵜川氏のような指導力を発揮するのは無理

この学園の 周落は
避けられない   残念ながら

だから申し訳ないですが、この方が死んでも
悲しみは特に感じません。
もっとはっきりいえば  「どうでもよい」

これが私の本心です。 

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2007年11月28日 (水)

続ーベーゼンドルファー買収について

10日ほど前の世界三大ピアノメーカー(御三家ともいう)「ベーゼンドルファー」の買収の話の続報です

YAMAHAが全株式を獲得すべく優先交渉権を獲得したようです

ここでおさらい。
世界的な高級ピアノのブランドとして「世界御三家」と呼ばれるピアノに米スタインウェイ、独ベヒシュタインそしてオーストリアのベーゼンドルファーがあります。
日本では高級ピアノ=スタインウェイというイメージが強いですが、べーゼン独特の深みのあるやわらかい音質はこの会社しか出せないといっていいです。あと不思議なのはヨーロッパでは一番メジャーなベヒシュタインがなぜか日本では殆ど知られていないというのが私には理解できません。なぜなんでしょう?

まあそれはさておき、YAMAHAがベーゼンドルファーを傘下に収めるのはほぼ確実な様子です

ヤマハ、ピアノ名門ベーゼンドルファー買収へ
http://www.asahi.com/business/update/1128/TKY200711280298.html

海外のリンク
http://business.timesonline.co.uk/tol/business/industry_sectors/consumer_goods/article2943387.ece

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/classical_music/?1196164729

まあどちらかというと「一般市民用」のピアノというイメージが強く、はっきりいって音質はベーゼンとは水と油の部分もあるんですが、YAMAHAとしては販売力を生かして「高級ピアノ」の市場を開拓するのが目的らしいです

ベーゼンのファンとしてはあのやわらかいベーゼンならでは音質をくれぐれも崩さないで欲しいと願うばかりです

それにしてもYAMAHAは先日Steinberg(レコーデイングソグトのCubaseのメーカー)を買収したばかり。そんなに買って大丈夫か? という気もしなくはないんだけど...



全部共倒れ、なんてことにならないで欲しいですけどね




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2007年11月27日 (火)

映画「俺たちの世界」またまた海外の映画祭へ!!

私は音楽を担当した映画「俺たちの世界」(中島良監督ーぴあフィルムフェステイバル三部門受賞作品)が先日のバンクーバー映画祭に続いてまたまた海外のしかも2つの映画祭に参加することが決定いたしました。

先日のバンクーバーは新人部門のノミネートでしたが今回は招待作品として上演されます

1.ロッテルダム国際映画祭(開催期間:2008年1月23日ー2月3日)
http://professionals.filmfestivalrotterdam.com/default.aspx

決定したばっかりなのでまだページができあがっていませんが「俺たちの世界」(This world of ours)のページです
http://professionals.filmfestivalrotterdam.com/eng/search/film.aspx?id=%207b3b60cc-6c1f-4c8c-9d16-9428ce2050b3



2、第10回サンフランシスコ・インディペンデント映画祭(開催期間:2008年 2月7日ー2月19日)
http://www.sfindie.com/

まだ決定したばかりなので上演日時等はわかりませんのでわかり次第発表いたします。

先日のバンクーバーは惜しくも受賞を逃しましたが一部の映画関係者から高い評価を得、今回の両映画祭で招待されることになったようです。
どこまで飛躍しますか、「俺たちの世界」(英語名:This World or Ours)




最新映画、話題作を観るならワーナー・マイカルで!

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2007年11月22日 (木)

モリース ベジャール死去 80歳ースイスローザンヌで

スイスのバレエの振付師のモリースベジャールがスイスのローザンヌで死去、80歳だったそうです

日本語のリンクはまだありません。とりあえずフランス語のリンクで
(後ほど日本の記事が出次第発表いたします)

「振付師のモリースベジャール死す」
http://www.20minutes.fr/article/196191/Culture-Maurice-Bejart-est-mort.php

フランス語は私は若干つたないですがだいたいの訳を書きますと
「ベジャール氏が創立者で20年以上代表を務めるスイス、ローザンヌ ベジャール現代バレエ団はモーリスベジャールが木曜日に80歳で死去したことを発表した。
 バレエ団として公式な発表は午後2時に次席代表のエリックトロール氏が発表したが、詳細で正確な情報はこれからとのこと
 ベジャール氏はここ数週間、肝臓の疾患で入院しており、ベジャール氏の訃報は同病院の12階(日本だと十三階に当たる)で行われた。 」
訳に一部不正確なところがあるかもしれませんー英語ほど自信がないので...)

ついでに

「振付師のモリースベジャール死去」
http://www.france-info.com/spip.php?article41470&theme=36&sous_theme=40

日本語のリンクです
・訃報:モーリス・ベジャールさん80歳=振付家
http://mainichi.jp/enta/art/news/20071123k0000m060109000c.html

もうあのボレロは見れないんでしょうかね

ちなみにYou tube にQueenとMozartを効果的に使った映像があります
http://www.youtube.com/watch?v=K5crrernfAY

ベジャールの言葉に「私のスペクタクルは、裏返しにはめた私の愛の手袋」
すばらしいですね。
また最高の表現者が逝ってしまいました。
心からご冥福をお祈りいたします




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2007年11月18日 (日)

ベーゼンドルファー売却へ

先日楽器フェアでなぜかベーゼンドルファーが見つからないので変だなと思ったらこういうことになっていたのか。

□ピアノ名門ベーゼンドルファー売却へ=ヤマハも有力候補-オーストリア
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2007111800097

はっきりいおう。私はスタインウエイなんかよりベーゼンドルファーの音色の方が好きだ。特に日本の調律師がやたらに「通る音にするために」スタインウエイの高音部を変にキンキンした音で調律したりするのを聞くと思わず耳をふさぎたくなる。おまえら、ピアノの本当の美しい音を理解しとるんか、とどなりたくなる。

私の敬愛するドナルドフェイゲンさん始め、バーンスタイン、オスカーピータソン、カウントベーシーなどはベーゼンドルファーの愛用者である。かくいう私もかなりのファンで金と置く場所さえあればベヒシュタイン、ザウターと共に欲しいと思っているピアノである。そのベーゼンドルファーが経営難に陥っていたとは..

それにしても ショック、誰かの言葉を借りるとが現代は「良いものが存続し辛い世の中なのかもしれない、何でもビジネスの論理が優先されすぎるのも問題かも

ヤマハが売却先として有力だそうだが、どこが買収するにしてもあのベーゼンならではのやわらかくて暖かい音色を堅持してもらいたい。ベーゼンドルファーというブランドに傷をつけることだけは避けてもらいたい




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2007年11月 3日 (土)

楽器フェア2007行ってきました

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071103_140001_2 えー久しぶりなんですがパシフィコ横浜で行われている楽器フェアに行きました。こういうところに行くと知っている顔に出会ってしまうものなんですが、今回も何人かに会ってしまいました。「仕事?」とか「どこのブース?」とか聞かれたりしますが今日は単なるお客さんです。(笑)そうですね。本来ならこういうイベントにプレーヤーとして呼ばれるようでないと駄目なんですけどね。バンド仲間の本庄寛国さん、リリーズのバンドでもごいっしょさせてもらっていますが、korgのブースで一生懸命デモをしておりました。お疲れ様でした(写真)

実は今回DTMやソフトシンセ、特にReason関係のデモがあればもう一度みたいと思っていましたがそのお目当てのPropeller Headは出展していませんでした。勿論Appleも、ということで肩透かし、こちらは放送機器展(Inter BEE)で展示されるそうです。Inter BEEは今月幕張で行われますが、うちから幕張までどうがんばっても片道2時間以上かかります。(汗)

キーボードDTM関係はあるにはありましたがかつてのような華々しさはないですね。特にキーボードシンセはどちらかというとプロではなく一般の人が楽しく使えるような商品が多く、「指一本であのアーチストの曲が弾ける」といった類のものが多かったですね。

DTMではRolandがCakewalk(Windowsのmidiシーケンスソフト)のハードでイスクRecordingソフト(Windows版デジタルパフォーマーみたいなやつ)のSonar 7のデモをやっていたがMOTU歴20年の私には興味なし。確かに使いやすそうだったですけどね

まあそんなわけでシンセ、DTM関係は早々に引き上げアコーステイックブースの方に

楽器フェアの楽しみのひとつに普通ではなかなか弾けない超高級ピアノを指弾できるというのがあります。一応ピアニストの端くれなのでピアノの音には人一倍こだわりを持っているつもりです。

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ピアノというと日本人は「スタインウエイ」と連想しますが、前にも言ったかもしれませんがヨーロッパでは「べヒシタイン」「ザウター(世界最古のピアノメーカーー写真左)」の方がメジャーなんですね。べヒシタインは映画「戦場のピアニスト」の主人公が愛用したピアノ、チックコリアも愛用していますし、「ザウター」はモーツアルトが愛用したピアノです。なぜか日本ではあまり知られていないピアノですが、弾いてみると音の違いがすぐにわかります。

ちなみに会場はパシフィコ横浜ですが、展示場なので音が回ったりしてよいピアノを弾いても音がわかり辛い環境でした。スタインウエイも「クラシックスタインウエイ」とかを折角展示していてもこれだけ音がガンガン回っていたら辛いですね。その分、ベヒシタイン、ザウターの代理店のユーロピアノ社は展示場の二階の会議室をメインの展示場にしていました。これは正解ですね。

まず普通に和音を弾いただけで響きが違います。私が弾いたのは490万のザウターと800万のべヒシタインです。弾いた音を聴くとなぜそれだけの値段がするのがわかります。音の広がり、暖かさ、深さはその辺のピアノとは比べ物になりません。こういうピアノでレコーデイングしたいですね。混み合っていたために試弾時間が10分しかなかったのが残念です。

ちなみにそういえばなぜかベーゼンドルファーの展示がなかったですね。これも私のお気に入りのピアノなんですが今回は弾けなくて残念。

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ちなみに2年前にうちの会社でオーケストラとピアノのレコーデイングを行った「新白鍵」なる白鍵しかないピアノ(写真左)の仕事を行ったことがありますが、覚えていらっしゃいますでしょうか? そのピアノも展示されていましたね。あれから2年、まだがんばって売っているんだなと思いました。それにしてもどこかCなのかこのピアノわからない(~~;)

まあ情報収集目的としてはいまひとつでしたが、最高級のピアノで遊びに行くにはいい機会でした。

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