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  • 奥津恵 プロモショット

    私がプロデユースしているアーチスト「奥津恵」のプロモショットです。よろしければご覧下さい
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    このブログの作者 大野恭史の公式サイトです

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2006年12月28日 (木)

今年の総括(長文)

さて、官庁の御用納めも終わり私自身も本日を持って本年の業務の全てを終了させていただきます

今年は私自身、音楽家としては大きなコンサートイベントをやったり、アレンジや作曲の仕事も多々やらせていただきおかげさまで非常に充実した一年を過ごさせていただきました。また会社としてもいくつか重要なプロジェクトが立ち上がりおそらく何年か先には非常に重要な一年として位置づけられると思います

弊社は4年前の2003年頃から音楽制作だけでなく、音のパッケージ製作(CDプレス、マスタリング)等の事業に乗り出し音楽のみならず一般のCD-ROMコンテンツまでCD製作を音楽やコンテンツの製作からCDプレスを始めとするパッケージ製作を一貫で行う会社に鞍変えしそうすることによってこの長い音楽業界の不況を乗り切ってきました。これは音楽制作費の極端な削減の流れを受け、それを補うための方策でしたが、それは今まで一定の成果を収めてきたといえると思います。特に昨年度は一時はバブル時の最高額に迫る勢いでした(とはいえ元々の売上額自体はたいしたことありませんが..)
基本的にこの路線転換は間違っていなかったと確信できる状態でした。

しかし同時に4年目を過ぎて少々軌道修正や新たな方向性に向かう必要性を感じました。また今までやってきたことで必要なもの、不必要なものもそれぞれ見えてきたことからそれらを整理する必要性も生じました。年明けを持って終了する業務もいくつかございます。終了する主な業務として

1. CD-ROMコンテンツ制作(pdf.html,Flash etc etc)
2. Mac仕様のプレマスタリング  HFS, Hybrid仕様
  
尚、CD-ROM,DVD-ROMプレスは従来通り承ります
過去その関係でお世話になったお客様には申し訳ございませんがご理解のほどをお願い申し上げます.

それを踏まえ私の会社ハイブリッドミュージックは引続き以下の事業を来年行っていきます

1.今まで通りCD製作会社、音楽制作会社としての活動を行います。オリジナル音楽制作(作曲、編曲)CD製作(CDプレス、DVDプレス+マスタリングorオーサリング事業) その他録音(コンサート、イベント、ナレーション)等の業務を引続き行います

2. コンサート、演奏家派遣事業(インペグ)ー今年は京王閣始めリリーズのコンサート等幅広く活動させていただきました。2007年はさらにこの活動の場を広げこの分野を強化したいと思います

更に新規事業として

3.コンテンツ新事業
 具体的な商品の内容は現段階ではまだいえませんが、音源(音楽、SE、音声)をメモリー基盤のRomのハードに組み込んで音コンテンツとハードで新しい商品を発売するプロジェクトが実は6月頃から水面下で動いております。現在少なくとも3つの分野の商品の開発を行っておりその中の一つを何とか年度内に発売できればと現在画策しております。早く発表できる段階に行ければと思っております

4.アーチストプロダクション(エージェント)事業
 今まで弊社は請負中心の業務でしたがやはりより利益を出すためには一般市場向けに発売する商品がないと駄目だという結論に達しました。弊社のいくつかの商品はメジャーレコード会社を通して現在も発売されておりますが今後は弊社自身がメーカーとして市場に商品を出して行きたいと考えております。その手始めとして弊社でアーチストを所属させようと考えております
 但し、所属とはいっても従来のプロダクションのような形(アーチストの給料etc)ではなく基本的にはエージェントとしての活動が主になります。従来のプロダクション的な形も考えられなくはないですがエージェント業の方が多くなるでしょう。その中でアーチストのブランデイング、新人のインキュベーションに関するコンサルテイングを兼ねたプロダクションで、特にロングテールマーケテイングの手法でインキュベーションを行う音楽業界ではおそらく誰もやっていないプログラムでアーチストを世に出して行きたいと考えております。その手始めとして「奥津恵」というヴォーカリストを弊社のモデルケースとしてこの「実験」を行いたいと思います

5. ネットショップ/ネットメデイア事業ー
弊社はwww.healingcd.net というネットショップを現在所有しております。しかしさまざまな観点から現在のショップのありかた、メルマガのありかたを見直すと同時に弊社独自のネットメデイアを導入して「プロモーションができる」ネットショップのありかたを模索していきます。これは上記4のアーチストプロダクション(エージェント)事業、ロングテールマーケテイングの手法とも関わりが出てきますし、その関係でさまざまな強化を行っておきます


昨年も新事業をにらみ某ネットラジオやポータルサイトの計画等々がありましたが、正直な所それでどうやって収入を得るのかについては全く見えていなかった状態でした。今はありがたいことにある程度見えます

そんなわけで来年は私の会社、ハイブリッドミュージックにとってある意味勝負の年になります。実り多い一年になってほしいものですが、どうなりますやら..

最後に弊社のお仕事に関わっていただいた皆さん。本年は本当にお疲れ様でした。これに懲りずに来年もよろしくお願いします。

皆さん よいお年を!!

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2006年12月27日 (水)

[コラム」モーツアルト記念の年の最後ですがいわゆるモーツアルト効果について

以下のコラムは2年ほど前に私のメルマガの「Kyojiの音楽談義」に掲載されていたものです
今年はモーツアルト生誕250周年に当る年でその年末ですが念のためこのコラムを掲載した方がよいと思いここにも掲載します。尚、最後の部分は今回掲載するに当って一部加筆いたしました
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もうだいぶ前ですが北野武の番組で「モーツアルト効果」なるものが紹介されて、大反響だったようです。この「モーツアルト効果」というのはモーツアルトの音楽を聴くと単にリラクセーション効果だけでなく発想力や思考力が高まるといった内容でフランスの医師、ドンキャンベルが提唱したもので、それがたけしの番組でまことしやかに流れたものだから、大変な反響で発売元にユニバーサルはうれしい悲鳴を上げたとかという話です。

 私自身、モーツアルトの音楽は結構好きですが、しかしながら私自身はこの「モーツアルト効果」というものには懐疑的です。モーツアルトの音楽の特徴としてよく揚げられるのは

1 ダイナミックレンジが狭く、テンポの変化も少ないのでリラクセーション効果はある。
2 わかりやすいメロデイと高い芸術性が見事に融合している
3 音楽の構想が精密で厳格なため逆に展開も予想しやすい

といったものが揚げられます。ドンキャンベルはこの3つの要素が人間の思考を高めるといっていますが、まず1については殆どのニューエージ、環境音楽からイージーリスニングも同じ音楽の特性を持っており何もモーツアルトに限ったことではないと思っています。それに私が最もおかしいと思っているのはキャンベルが推奨しているモーツアルトの音楽のリストがあるのですが、その中の曲でテンポでかなり早い曲―たとえばプレストのような超早い曲も入っていることです。これは音楽療法の基礎である同質の原理を全く無視しており、人間の脈拍より遥かに早い曲をリラクセーション効果のある曲として推奨していること自体、このキャンベルという人は音楽療法の基礎をあまり知らないといわれても仕方がありません。どうも私の見たところ単にキャンベル氏の好みで曲を揚げているという風に考えた方が自然です。(ちなみにキャンベル氏はフランスのモーツアルト協会の理事もやっています)

2についてはモーツアルトの天才たる所以だと思っていますが3に関しては私は異論があります。モーツアルトは確かに音楽史上は「古典派」といわれ音楽の形式はきちんとはしていますが、それを持って展開が「予想できる」というのはあまりにも表面的な解釈しかしていないように思います。いずれにせよ上記の2,3が人間の頭脳、発想力をよくするという根拠は私にはまだ曖昧に思えます。
 実はモーツアルトに関してはこの「モーツアルト効果」だけでなくうつ病によいとか、胎教によいとか何かと音楽療法の議論の時に出てくるのですが、どうもすっきりしないものを感じるのです。モーツアルトの音楽の何曲かは確かにリラクセーション効果があるのは事実です。それを否定するつもりはありません。(但しモーツアルトであれば何でもよいとは限りませんけどねードンジョバニの幽霊のシーンとか、トルコ行進曲とかをリラクセーション効果があるという人ははっきりいって頭がおかしいと思います) しかしモーツアルトの音楽だけがリラクセーション効果があるわけではありません。

私の音楽コラム「ヒーリングCDとその効果について」にも書いていますがお医者さんにはなぜかクラシック好きな人が多く、彼らが音楽療法について語る時にどうしてもクラシック音楽中心になってしまうのがどうも私はなじめないのです。特にキャンベルの本を読んでいると、どうもきちんとした科学というよりはキャンベルの個人的趣味からモーツアルトといっているような気がしてならないのです。

<加筆>
先日NHKの視点・論点「まん延するニセ科学」という番組を見ました。
http://www.youtube.com/watch?v=9LNRYsyWgEY

見かけは科学のようで実は全く科学的ではないものの情報が氾濫しています。どこどこの大学の先生が云ったからといってそういう情報をあまり鵜呑みにししない方がいいのではないでしょうか?

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2006年12月25日 (月)

花屋敷

先日久々に会ったイベントプロデユーサーのT氏

実はイベントの演出家としても業界ではかなり知られた人である。その人と何と浅草の花屋敷遊園地の仕事をすることになりそうだ。

花屋敷はオープンは何と江戸時代末期(!!!)の1853年、そうあのペリー黒船来航の年にオープンしたという日本最古の遊戯施設で当時は見世物小屋やからくり屋敷、おばけ屋敷等のアトラクションだったらしい。古いとは聞いていたがまさかそこまで古いとは..(^^;;)

経営難に陥り何とあのバンダイが買収。数年間プラニングをしつつ結局花屋敷のカラーは保ちつつも、時代にあった新しいアトラクションの改装作業に着手するらしい。今回はその施設用の音の演出用のコンテンツ制作、以前私は富士急ハイランドのスリラー館、ショック119や映画「戦慄の閉鎖病棟」の音楽、音を制作した経験があることから私に声がかかった。

花屋敷内の建物のいくつかは老朽化で建築基本上立て直さなければならない建物が多く、順々に解体し新しい施設を作るらしい。

で今日の話は実は何と3年後には確実にこわされてしまう施設である。この(C塔というらしい)セクション全体が取り壊されるのだがその建物の前にトイレがあるのだがこれは和式で古く汚いトイレなのでいくら3年後に立て直されるにしても今のまま汚いままではお客に不評になる。そこでまずはそのトイレだけ改装するのだが同じ作るのなら「面白い、話題のあるトイレにしたい」というのがバンダイー花屋敷側の意向である。そこで音楽や音の演出が欲しいということで私が音楽や音響効果その他の音コンテンツの制作を行う予定

バンダイというのはご存じの通り今日本で一番もうかっている会社である。しかもこの会社はご存じの通りいろんなキャラクター物を扱っているだけに他の会社とかなり違う。「遊び心」を大事にする会社なのだ。従って演出もちょっとやそっとのものでは受け入れてくれない。

T氏との打ち合わせであるアイデアがわいた。どういうアイデアかはここでは云えません、がたぶんバンダイが受け入れてくれる企画内容であるとほぼ確信している。

年内に企画をまとめ年明け早々にも具体的に動く予定

ちなみに面白いのはこの新しいユニークなトイレ、まだ最終的に何を、どういうものをやるのか決まっていないのに既に何と着工日が既に決まっている( 2月6日!!!) これも普通の会社では考えられない。

バンダイ、いわゆるマンガやジャパンアニメのコンテンツだけでなくハリウッドですら一目置く、一大組織。しかし中身を見ると結構興味ある会社だ

ちなみに私は某ゲーム会社を通してバンプレストのガンダムのアーケードゲームの仕事をした経験がある。その時のバンダイの自由闊達な雰囲気にどこかの業界の雰囲気とはえらい違うなあと感じたことがある

この件、うまくいけば次につながる可能性があるのでまた続報をお伝えします

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2006年12月24日 (日)

リリーズクリスマスライブ無事終了!!

さて、今回のクリスマスライブーリリーズにしては小規模なライブでしたがLive inn Magicでのリリーズのクリスマスイヴライブは先ほど無事終了いたしました。

今年はリリーズのライブは3回行われその3回とも関わらせていただきました。25年ぶりの新曲のアレンジも担当しライブのアレンジも担当するなどさまざまなお仕事に関わらせていただきました。今年はめでたくリリーズの復活の年になりましたが来年は更なる飛躍を期待したいと思いますし、この私にできることがございましたら引続きお手伝いさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします


クリスマスライブの曲目です

1. 水色のときめき
2. 好きよキャプテン
3. 小さな恋のメロデイ
4. 妖精たち
5. 恋は魔法
6. シュガーキャンデイ
7. オレンジマーマレード

バンドインスト  - ジングルベル
           ザ、クリスマス ソング

8. ホワイトクリスマス
 プレゼントコーナー(夕張のメロンワイン12名様プレゼント)
9. Your Song
10.スカボロ フェアー
11.恋のバカンス(ピーナッツナンバー)
12.可愛い花(ピーナッツナンバー)
13. 太陽がいっぱい
14. カリンガ
15. ドラゴン
16. すずらんの花

アンコール
水色のときめき
お客様リクエストによる リリーズナンバーアカペラ演奏
きよしこの夜

関係者の方お疲れ様でした。来年も引続きよい年にしたいと思います

尚、私自身の話で恐縮ですが今年はライブをおかげさまでずいぶんやらせていただきました。その意味では非常に充実した一年でした。今日で私は今年の演奏納めです
これからまたレコーデイング関係の仕事が控えています
でもあまりせかせかせず、のんびり年末の雰囲気を楽しみたいと思います(^^)

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2006年12月22日 (金)

忙殺のあとに懐かしい友人からの便り

昨日はリリーズのリハ、そして本日は先日のナレ録りの続きと相変わらず忙殺されているがそんな中本当に久しぶりに昔の仕事仲間、友人から連絡が来た

イベントプロデユーサーのT氏でイベント業界ではちょっと知られたプロデユーサーである。古くは今から16年前に幕張で今も語り草になっている大イベントでいっしょに仕事をした。
スポンサーはH建機で全世界の顧客を呼んで、シンセ+オーケストラ+レーザー+UFO(??)等で大規模な演出をしたイベントで今考えるとメチャクチャバブリーなイベントだった。(バブル真っ盛りの時代だったしー今じゃ絶対に考えられない)その時の音楽を担当したのが私だった。

いろいろ話をしていて何と去年までそのT氏が京王閣のイベントの担当だったと聞いてびっくり、(!!)今年は僕が関わっているんですよという話になって盛り上がると同時に世間の狭さを実感した。まあ業界狭いからねー

しかし最近イベント業界も不況に苛まれここしばらくいっしょに仕事をすることはなかったが、久々にいっしょに仕事をすることになりそうで月曜日打ち合わせをすることになった。まだ今の段階ではいえないが下町っ子なら誰でも知っているあの遊戯施設の仕事らしい。

またちょうど私の会社のハイブリッドミュージックはこれからプロダクション化を本格的に目指し、今年の京王閣以上にいろんなところで音楽家派遣も仕掛けようかと考えている。T氏はいろんな場を提供してくれる可能性が高いので、これがいいステップになるかもしれない。

懐かしい友人からの便りでそれが仕事に結びつくのなら最高である。

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2006年12月20日 (水)

リリーズリハそして「俺たちの世界」の関係者忘年会

本日朝10時より今年のクリスマスイブに行われるリリーズクリスマスライブのリハが行われました


奇跡的に六月のメンバーがほぼ全員揃いました。(今回は予算の関係上弦カルではないですが)

しかし時期が時期だけに全員揃うのは今日だけです。
でも半年近くのブランクも関係なくリハは順調に行われました

あとイヴに行われるライブなのでリリーズからの「プレゼント」という情報があるとかないとか
このライブに行くあなた、ひょっとしたらリリーズからプレゼントをもらうなんてことはある「かも」しれません(^^)

まだ申し込んでない人はこちら
http://form1.fc2.com/form/?id=132635

あと年末の慌しいときですがようやく年末らしく「忘年会」という遊びの話ができます(^^)

映画「俺たちの世界」の関係者の忘年会です
私もよく知らない方で持ち寄りの忘年会のようです

ここで初めてCG映像を含めた「完全な形」での映画が見れます
実は私もまだ完全な形をみたことがないので今日はとてもわくわくしています

それにビックニュース!1
「俺たちの世界」の主演の谷口吉彦さんが現在テレビで放送中のkonamiの「ウイニングイレブン」のCMに出演しています。

アドレスはこれ → http://konami-we.jp/

主役をはってます。イケメン系のサラリーマンというのは実に彼ははまっていると思います。これを機会にテレビドラマの声とかかかるといいですね

谷口君出演のCMを見たい人はこちら
http://konami-we.jp/cm/cm1.html

http://konami-we.jp/cm/cm6.html

http://konami-we.jp/cm/cm3.html

またこの「俺たちの世界」既に映画業界関係者から強い関心も呼んでいるようです。楽しみです(^^)

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2006年12月14日 (木)

ついに東芝イーエムアイ株を売却 東芝、音楽事業から撤退へ

ついにこの日が来たかという感じですね
東芝は売りたくて売りたくて仕方がなかったのだがなかなか買い手がみつからなかった

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20061214dde007020068000c.html

しかしこれからもっと前途多難でしょうね。これで100%外資系になったためにもっときちんとアーチストを育てることは難しくなったと思います。

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2006年12月11日 (月)

勉強会「音楽業界におけるロングテールメーケテイングの可能性」まとめ(長文注意)

先日のイベントにおける勉強会のまとめです。内容をここで公開いたします。以下まとめです
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ロングテールとは図のように売れ筋(グラフの左端―赤の部分)のヘッドよりも尻尾(黄色の部分)を集合積分すると結果的に売れ筋の部分よりも売り上げが多くなる現象をいい、Wired誌のクリスアンダーソンが提唱したもので主に流通に関する現象である。その成功例としてGoogleやAmazonが揚げられ新しいマーケテイング手法として注目されている。本勉強会はこのマーケテイング手法が低迷する音楽業界で応用可能かどうかについてのパネルデイスカッションである。

まずロングテールマーケテイングについては以下のような議論から始まった

1, ロングテールマーケテイングが仮に一般的になってもテール(尻尾)の部分厚みを増すということはないのではないか?
 
 今注目されているマーケテイング手法だがこの手法が一般的になっても全体的な底上げにはならないのではないか? 結局ヘッド部分が高くないとテールの部分は厚くならないのでは?

2. ロングテールマーケテイングは一つ間違えるとかえって一極集中を招く可能性もあるのでは?

ロングテールに関する警告を書いた「グーグル、アマゾン化する社会」(森健著―光文社)にも書いてあるようにロングテールが普及することによってかえってヘッドの部分が高くなり結果的にはかえって一極集中を招く危険性があることを述べている

3.ロングテールとはいってもいつまでもテールに甘んじてはいけない

尻尾の部分を厚くするよりは尻尾の端からヘッド(頭)や背中に近い部分まで以下に移動させるかについて考えた方がよい。テールを大きくするのではなくテールの中の場所を移動する

音楽業界にロングテールの理論を応用することは可能か
音楽業界のプロモーション現状

1.地上波TV番組とのタイアップ
広告費300-1000万→リクープできないケース増加
従来のマスに投げかける広告手法のみ

2.ネットにおけるJASRAC音源の規制
1. 44秒の法則 
2. Jasrac登録メジャーアーチストのネット放送出演を事実上禁止

先日経団連がストリーミングサーバー、IPマルチキャストという条件のもとであればそこで流す音源は「放送」と見なすように業界に提言したもののレコ協とJASRACはこれを拒否。その後奥田会長自ら再度提案した時には何とレコ協関係者はその場を退席したという。
JASRACは、あまり映像には関わりたくない?
           ↓
ロングテールマーケテイングはネットを中心に宣伝、販売を行う(ネットだけではないが..)
           ↓
現状ではメジャーメーカーやJASRAC登録の音源のアーチストがロングテールマーケテイングを行うのは事実上不可能である。またそもそもメジャーの場合ロングテールマーケティングは必要ない。


ロングテールの基本手法
1. アフィリエート
2. Widget (ブログのサイドバーにつけるバナーのようなもの)
3. メルマガ
4. Adwords Overture
5. HPに関するSEO対策及びユーザーがアクションを起こし易くするHP作り
6. ネット放送
7. 上記1-6のモバイル環境化

以上はネット、バーチャル世界での対策

8 パブリシテイ HPや新聞、雑誌等話題を作り記事にする
9 ライブ  リアルの世界→ 集客の問題は残る

問題点

1ユーザーがネットでどれだけ音楽の情報を得るのか?

現状ではまだ地上波のテレビの影響が大きい。ユーザーが検索するのはテレビ番組等で得た情報を詳しく調べるために検索するという傾向が強い。情報に対して受動的(パッシヴ)な人が圧倒的に多く、自分の好きな音楽をわざわざ検索して捜す人は稀である。
 しかしサイトの話題性の提供で変化する場合もある。今回の出席者All aboutのToshiyaさんによるとランキングを提示することがアクセスが変わる場合があるという。All aboutはアクセス数の「伸び率」でランキングを作りランクインしたサイトの注目度を上げている

2.音楽情報を自主的に検索する人がどれだけいるのか?

基本的には1.と同じだがコアな層は検索して捜すという話もある

3 ネットだけで全てのプロモーションが可能なのか 充分なのか?

答えはNo です。 ネットといえども1メデイアに過ぎません。しかしネットというものが最も安価で参入障壁が低いメデイアであることは事実なのでこれを利用しない手はありません。

ロングテールを応用してインキュベーションを行う場合のポイント

1. コアなファン層を中心にマーケテイング、ブランデイングを行う

アーチストに関して熱烈なファン、コアな層を作り基本的にはその層を中心に数を増やす方向で考える。コアや熱烈なファンが増えることによってブランデイングが可能になる
今後の方向性として、「1アーティスト、1レーベル」ということも。メジャーレーベル(総合百貨店)に対する、レーベル(専門店)。その間で「フィルター」(DJ)の役割を果たす存在(セレクトショップ)が必要か?

2. アーチストの情報に関するコミュニテイ(ファンクラブ、SNS,ブログetc)を作りそこから枝葉のサイトも作る。

現代ある膨大な情報を一般人が取捨選択するのは不可能(特に日本人は)そこでそうした情報を中間でコーデイネートするセクションが必要。これがファンサイトという場合もあるし、FMのパーソナリテイやクラブDJだったりする場合がある

3.ユーザーが関心を持つような話題作り、記事になるようなパブリシテイの素材を考える

パブリシテイや記事は広告費をかけずに宣伝可能な手段である。この手法をもう一度見直すべきだろう。


追記
ここで述べているのは必ずしも従来のマスに向けての広告手法を全て否定するものではありません。寧ろあるアーチストがテールの部分から背中やヘッドに近い段階になれば必要があれば従来のニッパチ的な手法を行う必要があると思います。
 だが新人が基盤もないのにいきなりニッパチ的な方法でプロモーションを行うよりはこのロングテールの手法によってコアなファン層を固めた方がより現実的でありアーチストとしても長持ちすると思います。この手法にはさまざまなトライアンドエラーが必要だとは思いますが是非とも成功例を1つ作り出したいと考えます。
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以上です。またこの続編を機会があれば行いたいと思います




グーグル、アマゾン化する社会

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2006年12月10日 (日)

勉強会+オフ会終了

mixiの「音楽&マーケテイング」及び「音楽業界の未来を考える会」両コミュの共同イベントとして勉強会「音楽業界におけるロングテールマーケテイングの可能性」が終わりました

出席者は総勢5名と少なかったのですが皆さん関心の高い方、問題意識の高い方ばかりでしたので非常に中身の濃い有意義なパネルデイスカッションになりました。3時間半くらいでしたが本当にあっという間でした

勉強会の内容のまとめをいずれ当ブログにおいてご報告したいと思います。私自身も来年を睨んで参考になることが多々ありました。

二次会は会場近くの焼き鳥屋さんで行いました
そこでも話は大いにはずみました

年末のお忙しい中、また足元の悪い中皆さんが集まっていただいたおかげで非常に貴重な時間を過ごすことができました
ありがとうございました

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2006年12月 7日 (木)

勉強会(兼オフ会) 「音楽産業におけるロングテールマーケティングの可能性について 」

9月に行われたマーケテイング庵の勉強会「音楽業界」の続編で今回は他のコミュでの開催ですが念のためこちらでも告知させていただきます。尚、二次会でオフ会兼忘年会も行う予定です

ご存じのように長い間低迷している音楽業界、地上波のテレビとのタイアップを中心とした宣伝、販売戦略に対して限界が叫ばれております。

 こうした中従来の「ニッパチ」と呼ばれるマーケテイング手法に変わる「ロングテール」によるマーケテイング戦略が注目されいくつかの業界で成果を上げ始めています。従来のような大量の宣伝広告費を投入しないで済むこの手法をアーチストやCDのマーケテイングに生かすことができるのか。できるとすればどのようにすればよいのか、について様々な観点からパネルデイスカッションをしながら考えて行きたいと思います。

【日時】  :  12月9日(土) OPEN:17:30
     
【会場】  :代々木区民会館会議室

  (会場は21:45まで使えます)

http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_yoyogi.html

 (二次会では別会場で忘年会も兼ねたいと思います)

【会費】  :\500 (会場費+飲み物、お菓子代)

20人用の会議室なので定員になり次第締め切ります
ご参加いただければ幸いです。

「ロングテール」というのはいわゆる「売れセン」ではない商品をターゲットを絞って売る戦略のことをいい、各ターゲットを結ぶと恐竜の尻尾のように長くなることからその名がつけられています。要は個別のターゲットをたくさん結集させることによって売上額を揚げるという物で従来のマスに向かって広告費を大量に投げる方法とは対極にあるものです。

このメソードの利点は
1.ターゲットを絞った広告戦略のため広告費が少なくて済む
2.市場の小さなニーズにも対応できる
3.高い広告効果を揚げることができる

といったものが揚げられます。

この手法はEコマースや高級化粧品、ファッションなどで既に成果を収めつつある手法ですが、これを音楽、特に新人アーチストのインキュベーションに応用できないかと考えております。もしこれが実際本当に応用、実用が可能になった場合は音楽業界の既成概念、常識を根本からくつがえすほどの革命的な方法論になりえます

この勉強会では実際にそれが可能なのかどうかも含めてその可能性について論じて行きたいと思います
ご興味がある方は是非ご参加下さい。よろしくお願いします

参加ご希望の方はこちら

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2006年12月 3日 (日)

クリスマスライブ終了!!

えー大野のクリスマスソロライブ無事終了いたしました。
寒い中ご来場いただきましてありがとうございました

今回は12月ということもありクリスマスナンバーを多くいれました。まあクリスマスまでまだ3週間近くありますが一応もう街はクリスマス的な雰囲気なので...


曲目です

第一部
1. ホワイトクリスマス
2. My Favorite thing
3, Lost Forest(大野オリジナル)
4. C minor Nocturne (大野オリジナル)
5. O Holy Night
6. Pet Music 新安らぎのテーマ(大野オリジナル)
7 X mas メドレー(もろびとこぞりて、グローリア、ノーエル リトルドラマーボーイ)
8. 聖者が街にやってきた

第二部
1, ザ クリスマス ソング
2. My Love Joy of my desiring (大野オリジナル)
3. 穏やかな夜(大野オリジナル)
4. 映画俺たちの世界より悲しみのテーマ(大野オリジナル)
5. X mas メドレー(We wish you a Merry Christmas,シルバ-ベルス、ベスレヘムの道、きよしこの夜)
6. Short Story(大野オリジナル)

第三部
1, Have yourself a Merry little Christmas
2. Night Waltz(大野オリジナル)
3, Hymn (大野オリジナル)
4. 君にしか聞こえないーCalling you(大野オリジナル)
5.A-flat Nocturne(大野オリジナル)
6. Gotham City Waltz(大野オリジナル)
7 X mas メドレー(サンタが街にやってきた,ジングルベルロック、赤鼻のトナカイ、クリスマスツリ-の歌、ジングルベル)

以上です

次回のライブは年明けの1月10日の予定です
今度はゲストを登場させたいと思います

よろしくお願いします

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2006年12月 1日 (金)

リリーズ12/24クリスマスライブのサポートメンバー

既にお知らせしておりますように12/24のクリスマスイヴにリリーズのライブを行いますがその時のサポートメンバーが最終決定いたしました

時期的にタイトな時期であるにも関わらず6月の"Fantastic Forest"
のメンバーがそのまま出演可能になりました(正直奇跡に近いです(^^))

出演

リリーズ

バイオリン;斎木なつめ
チェロ  ;柴田和砂
ピアノ  ;大野恭史
ギター  ;本庄寛国(当日16時入り)
ドラム  ;川口伸王
ベース  :山室広史

というわけでよろしくお願いします

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