Kyoji "metanature"
i-tunesでも好評配信中!!
i-tuneページを表示するにはお客様のPCにi-tunesとquicktimeがインストールされている必要があります。 i-tunes及びquicktimeのダウンロードはこちら





« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »

2005年1月16日 (日)

なぜ私は音大へ行かなかったか

昨年から久しぶりにプレーヤーとしての活動を再開したのですが、お陰さまでいずれもお客様からすばらしい反応をいただきました。それ自体はうれしいのですが、時々「あなたはどこの音大を出たのですか?」と聞かれることがあります。こういう時「私は音大は出ていないのです」といいますとたいていの場合びっくりされます。

 私は音大、特に芸大の受験を真面目に考えてそのための準備をした時期があったのは事実ですが結局音楽大学には行きませんでした。そして実は音楽大学に行かなくてよかったと今でも思っています。おそらくもし音楽大学に行っていたら今の自分はなかっただろうと自信をもっていえます。

  なぜやめたかって? 理由はいろいろありますが一番の理由は音楽大学のアカデミズムの体質にどうしても合わなかったのが揚げられます。当時私は音楽の先生の芸大の作曲学科受験を勧められていたのですが、芸大というのはアカデミズムの最高峰、その教育内容、カリキュラムもそうですが何よりもその大学に入っているひとたちのメンタリテイに対して私は終止違和感を感じていました。1年以上続けていくうちに「このままでは自分の音楽の感覚がおかしくなる」と思い始めました。そしていよいよ音大受験の本番という矢先にやめてしまいました。

  これは今思うと正解だったと思います。私はその後普通の大学に入学しましたが、皮肉なことに普通の大学に入ってから本格的な音楽の勉強を始めました。ただしこの場合音大のようなクラシック音楽一遍倒ではなく、ロックやジャズ音楽の語法、バンド活動の参加を積極的に行いました。アルバイトでラウンジピアニストをやったのもこの頃です。そうしているうちに音楽理論の勉強は必要であると感じ、音楽理論を学ぶため再び芸大系の先生の門をたたいたりもしました。そうした折ミニマリズムや新しい音楽の表現にも触れ一時は現代音楽の方向に足を踏み入れたことがありましたがつまんなくなりすぐにやめてしまいました。

続きを読む "なぜ私は音大へ行かなかったか"

| | コメント (0)

« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »