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2004年9月20日 (月)

ピアノにこだわる理由

私は一昨年からピアニストとしての活動を再開した。実はそれまで十数年も人前で演奏することをあえてしなかった。唯一演奏したのはレコーデイングスタジオにおいてのみ、
以前はラウンジで弾いたりいわゆる「営業」を自分から積極的 に行っていたのを急にやめたのは、作曲や編曲、レコーデイン グの仕事を優先したためではあるが、正直な理由は単に「面倒 くさかった」のが理由である。

実はライブを続けるというのはかなりのエネルギーが 必要である。ライブに人を呼んだり、そのための練習、 リハ、通常の仕事をこなしながらこれを続けるのはー もはや「オヤジ」の年齢になってしまった人間としてはー かなりしんどい。
それでもあえて再開したのはやはりライブをしなかった 十数年、自分は音楽家をやってなかったのではという反省 があったこと、それともう1つレコーデイングをしていて やはり「自分らしさ」を一番出せるのはピアノを弾く時だ ということを発見したためである。

私は一応プロレベルで仕事をしているので、ピアノだけ でなくシンセやオルガンも必要に応じてやる。DTMなどは プロである以上できて当たり前である。そのいずれも私は プロの平均レベル以上できる自信はあるが、「自分にしか 出せない」個性を一番出せるのはやはりピアノである。 もうこの楽器とのつきあいは40年以上になる。

いうまでもないことだが、今、巷ではDTMで作られた曲ー いわゆる打ち込み音楽があふれている。かくいう私も かなりそういうものを作ってきた人間である。しかし それをやっていて私自身、どこか「不完全燃焼」の部分 がありそれがずーっとひっかかっていた。曲の仕上がりは 「まあこんなもんだろう」と思っていても、何かしっくり いかないものがどこかにあった。しかしピアノで自分で 弾くとあまりそういう部分がない。その意味では僕は DTMの世界だけでは満足できないのかもしれない。

というわけで今再びアコーステイック路線に戻っている しかもただアコーステイックというのは芸がない、という ことでピアノの機種にもこだわろうと今考えている。

日本人はブランド好きだからピアノというとすぐ スタインウエイという人が多いが実はスタインウエイは 僕はあまり好きではない。特に日本の調律師で高音部分を やたらキンキン鳴らす調律をする傾向があるがこれは私に いわせれば最低の調律である。(キンキンならして音を通る ようにする調律がいい調律だという勘違いをする調律師が少なくない)

Cbs1401961all150 私の個人的な好みはベヒシュタイン(写真左ー戦場のピアニストの 主人公が愛用したピアノ)かザウター(写真左下ーモーツアルトの時代 からあるピアノー現在のピアノの原形はこの会社が作った) である。実はヨーロッパではスタインウエイなどより、ベヒ
シュタイン、ザウターなどの方が評価が高く有名なのだが、 日本ではなぜかあまり知られていない。でも実際に弾いて 見ると音質の違いは歴然としている。これはピアノにあまり 詳しくない人でも違いはわかる。ちなみにベヒシュタインは チックコリアが愛用している。
一応この輸入業者とは知り合いなので、次回のレコーデイング
には是非使いたいと考えている。

Sauter160traditional130_2

ちなみにこのベヒシュタイン、ザウターを試弾させてくれる ショールームがあるので興味がある人は問い合わせてみた らいかがだろう。
ユーロピアノ株式会社 烏山ショールーム Tel (03)3305-1211(03)3305-1211

(2004年09月20日掲載)

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