2012年4月27日 (金)

今後の自分の方針

先ほども書きましたがここ一ヵ月半くらいの大口の案件をとりあえず本日納品を終えました。昨年度の終わりからほぼ突貫で続けていましたが、まずは一段落。とはいえ教材の制作ですので、おそらく何らかの形で修正の作業がこれから発生すると思います。何にせよ大手からの発注で、しかもこの案件は今後も続く可能性が高いことから、久々に柱となりうる仕事の流れができたことになり、これは今後の仕事の進行に大きなプラスになると思います。

一方、昨年から今年の始めにかけてさまざまないろんなことがありましたので、少々頭の中を整理したいと思います。正直今年の始めに大きな目標や計画をたててその中の大半が一方では頓挫したり、期待はずれだったりというものもありました。

しかし基本方針としては

1.本来の仕事ー制作屋 に完全にもどったのは正解である、ということ。これからは自分のプロフェッションー得意分野を徹底的に生かして前進していくこと。

2.しかし音楽業界の今後の状況はさらに悪化するのは必至(今すでにどうしようもない状態ですが)なため新たなマーケットを模索する活動は続ける。但しあくまでコンテンツ制作、自分の足がしっかりついている得意分野での事業を大前提とすること。

これらを踏まえて次の方向性を打ち出します

1.昨年から始めていて、現在諸事情により一時停滞している新しいサウンドコンテンツのありかた、打ち出し方の動きを再興させる。

2。「日本の音楽業界的」な視野を捨て、音楽コンテンツのマーケットをグローバルに打ち出す、具体的には今までややおろそかだったCD Babyを始めとするグローバルなマーケットに積極的に打ち出す。とにかく従来の「日本の音楽業界的」な視野を放棄すること。

3.映画、劇伴音楽制作の件数を増やすための作業を一層強化する。そのための対策も考える、

尚、グローバルなマーケットといっても日本のマスコミや財界でいわれているようなグローバリズムとは私は一線を画した見解を持っています。いわゆる特定の国の価値観を押し付けたグローバリズムではなく、全世界が対等でつながっている状態での全世界の人に自分の音楽を聴いてもらうような仕掛けをあらゆる形で強化する。という点です。

日本の音楽業界は今でもそうですが日本国内のマーケットしか見ていません。見ようとすらしていません。しかしながら私は世界に自らの制作した音楽コンテンツを打ち出して行きます。国内しか見ないで井の中の蛙でいたい人はそれで結構。そういう人たちと行動や価値観を共有する義務はありません。今年は本格的にそれを始めるつもりです。

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2012年4月10日 (火)

原点にもどってー制作屋にもどって正解と実感する今日この頃

今から5年前から昨年末くらいまで、「音楽業界の変化に対応」という名目でいろんなことをやってきて私の本来の仕事でないものを数多くやってきた。しかし何でも経験という若い頃ならともかく人生の勝負をかけようか、という人間が自分に向いていないことなどやるべきでない。そのことを昨年の後半辺りから嫌というほど痛感してきた。特に自分は制作屋であってマネージャーでもなければプロモーターでもない。今さらながら「営業」は私が最も苦手とする分野の仕事だということを実感する。それを5年前あることがなりゆきでやらざるを得なくなってしまった。しかし結果としてそれは大失敗だった。

そしてもうこのことを精算していい時期だ。


 自分は制作屋である。クリエーターであり職人である。職人はやはり営業苦手なのだ。そしてもう私の年齢になったら苦手なことはやるべきではない。

 自分は作曲、編曲、デイレクター、サウンドエンジニアからマスタリングやオーサリングを含むCDやDVDのパッケージの工程等には自分でいうのも何だが自分はその各分野に精通して内容も熟知している。そこが私の戦場であり、私が勝負すべき分野である。この仕事をやれば誰にも負けない自負がある。人生の勝負は自分の得意分野で行なうべきだ。だからこの範囲から逸脱すべきではなかったのである。

 これから制作屋に徹しようと昨年末に考え始めてから、いろいろ紆余曲折もあったが、今のところ順調に物事が動き始めている。昨年やろうとしたことで目標どおりにならなかったものもあるが、それはまた再挑戦すればいいだけのこと。自分が昨年始めた新しいサウンドコンテンツのありかたについては引き続き取り組んでいく。誰もやっていなかったことだからそう簡単にできるはずなどない。どんなに時間がかかろうがこれだけはやってしまわないと死ねない

 昨年まで自分がマネージメントのまねごとをしていた娘は、今後の自分が昨年より始めた新しいサウンドコンテンツの企画(実はNHK以外にも企画がある)の中ではめこむことができればはめ込むし、今後の制作案件で歌モノが必要になるケースも出てくると思うのでそういう場合に起用を考える。でももうプロモーターはできない。やるべきではない。自分は本来その仕事ではないし、自分で向いていないことも嫌というほどわかっている。

 とにかく現在の制作案件の工程、今の所は順調である。結局元の仕事、元の鞘にもどった方が結果がいいのかもしれない。それをふまえた上で衰退の道を進んでいる音楽業界を少しでもいい方向に動くように取り組んでいく。

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旧山手どおりと西郷山公園を通って

今日は4つもそれもいずれも渋谷界隈で打ち合わせがあったのですが、一部打ち合わせと打ち合わせの間が空いていたのでかつて自分が住んでいた場所の近くの旧山手通りの近辺を少しぶらつきました。

Yamate1

この目黒区の大橋ー青葉台方面に私は10年くらい住んでいました。現在の実家に引っ越してからもう13年の月日が経ち街は変わってしまいました。

ずいぶんお店も変わりました。しかしこの旧山手通りは思ったほど変化していません。モンスーンカフェも健在でしたし

Monsoon_daikannyama

旧山手通りには多くのアパレル本社が今もあります。

Yamate2

しかし特に以前も書きましたが大橋と246の辺りは巨大なインターチェンジができた関係で大きく変わりました。大橋近辺はもはや私が住んでいた時とは全く違う街です。

勿論物事がいろいろと変化していくのは避けられません。どんなものでも同じ状態でいることなどありえません。ただ問題はよく変化するか、悪く変化するか、です。 

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2012年4月 2日 (月)

新年度を迎えていわゆる「ブロガー」を卒業しようと思います

先ほども書きましたが2012年度が始まりました。

新年度が始まりさまざまな心境の変化等がありましたが、実はこのブログを始めもう1つのKyojiのよろずひとりごとの2つのブログを書いていまして、まあいわゆる典型的な「ブロガー」だったわけですが、(笑) 新年度を迎えて重大な決断をいたしました。

それはいわゆる「ブロガー」を卒業しようと思っている、ということです。

いや。全く記事を書かないわけではありません。ただ今までのような頻繁な更新はもうないと思います。よく考えればかなり「無駄な」記事が多かったような気がしますので

もともとこのブログ「Kyojiの音楽ひとりごと」は音楽業界の状況がますます厳しくなるにつれて自分の考えをまとめる意味もあって書き始めました。その際にこうした状況にもかかわらず一向に危機感を示さない業界のトップや業界の革新に取り組もうとしない業界関係者の多くも批判してきました。
その考えに多くの方の理解や賛同も得られましたが、同時に多くのも作ってしまったのも事実です。

まあも作ってしまったのはある程度覚悟の上ですが、最近思うのは「ブログ」を書く意味って一体なんだろう、と思うんですね。

ブログのアクセスを上げる、それは一体何の意味があるのか? まあ雀の涙程度のアフィリエートの収入は得られるかもしれませんが、そんなことはたいしたことはないですね。
私は雑誌の記事等に原稿の依頼を受けたことが何回かありますが、どうせならそういう仕事にエネルギーを費やしたほうが遥かにメリットがあるのが正直なところ。勿論ブログは自分の好きなことを書くことができますが、雑誌の記事やコラムがそうはいきませんけどね。

でもちゃんとしたブログ記事を書くのもすごく手間と時間がかかるのも正直なところです。

また情報のコンプライアンスの問題もあります。私自身何回も失敗していますがネットの世界にどっぷりつかると「公開すべきではない情報」もうっかり公開してしまう、ということがありました。ウエブやブログでの情報は公開されている、という当たり前の事実を忘れてしまうことがありました。ネットの世界にどっぷりつかるとそういう情報のコンプライアンスに対する感覚が鈍感になってしまうことに気がつき愕然とします。「ブロガー」でありつづけることはそういうリスクもあるわけです。

またどこどこで何を食べたか、とかどこにいったのか、なんてことはよく知っている人間同士ならともかく、見ず知らずの人が多く見るブログに書くことじゃないですね。一般の人にとってはどうでもいい情報で、ゴミ情報といっていいものでしょう。そういうのは友人のみにしか公開しないソーシャルネットに限定しようと思います。私の場合はfacebookですが..

じゃあこれからどんな記事のみをアップするのか? 大きく分けると以下のようになるでしょう。

1. 一般の人にとっても有益な情報、是非知ってもらいたい情報

まあ公開するんですから、当然見ず知らずの人が読んでも、何か役立つ情報なら必要性に応じて書いてもいいかもしれません。この場合「速く」情報を伝えるのではなく「確実」な情報を伝えることが重要です。昨年の大震災の時に「速く」情報を伝えようとしてかなり誤った情報(デマ)が氾濫しました。情報を「速く」伝えるのは大事なことですが、それがデマだったら何にもなりません。それに一番「速く」伝えたところで別に賞金や賞品をもらえるわけではありませんしね(笑)
尚、このブログでは結構専門的な話も書きますので、一般の人にはわかり辛い記事もあるかもしれません。ご了承下さい。

2. イベント、番組の告知
まあ100-200程度のアクセスしかないこのブログにどれだけの告知効果があるかわかりませんが、しないよりはマシなので...

3. コラム、論文その他
最近めったに書きませんが、気が向いたら書くかもしれません。

よく考えれば昨年このこのブログ130の記事、一昨年は何と181件の記事を書きました。正直いって書きすぎだと思いますし、いかにヒマだったかということも表しています。だいたい仕事で忙しい時にブログ記事なんてそんな書けません。
まあ正直昨年度も一昨年もかなり業務の面では正直ヒマでした。その状況を今年度こそは変えたいと思っています。まあ今年度はある程度そのメドはついているのでまだ希望は持てますが

ということで本年度もよろしくお願いします


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2012年3月24日 (土)

体勢の立て直しと再チャレンジの準備

先日バッドニュースグッドニュースについて述べたが今日も残念なバッドニュースを書かなければならない。

私がフィルムスコアした短編映画が世界三大映画祭の1つ、カンヌ映画祭に出品された記事を先日かいたが、昨日監督より連絡が来て、結局カンヌ映画祭の落選が決まったとの連絡が来た。意気洋々とスタッフ全員がエントリーしたにもかかわらず残念な結果となってしまった。カンヌ映画祭に上映されるかどうかは4月中旬までにわかる、との話でそれまでに連絡がなければカンヌ映画祭に入選という話だったのだが、まあ来て欲しい連絡は来ないけど来てほしくない連絡は来てしまうものである。

これで昨年から自分の今後の方向性を打ち出すための一連の動きは期待したほどの成果が得られないまま、一旦頓挫した形にはなるが、上記の短編映画は元々これをベースに次のステップに行くための手段として考えていた。その次のステップというのは大きく分けて半歩前進一歩前進、そして大きく前進の3種類があるが、今回カンヌ映画祭の落選が決まったので大きく前進の可能性はなくなったものの、まだ半歩前進一歩前進の余地は残されておりそれに向って動いてくれるものと期待する。私はただ依頼されて協力しただけであるがスタッフは資金をかけ手間もかけ、時間もかけていることを考えるとそれらに向けて当然動いて何らかの成果がもたらされるように動くだろうと思う。

いずれにせよこの劇伴音楽にせよ、私が考えている新しい音楽コンテンツの形にせよ昨年一年これに向けて動いてきたが、今年に入り僅か三ヶ月で見直しや今後の具体的な打ち出し方について再検討をすることを余儀なくされてしまった。まあ人がやったことのないこと、人がやりたくてもなかなかできないこと、両方に取り組んでいるわけだからそう簡単にいくはずなどない、ということはわかってはいるが...

というわけで現在の受注案件を取り組みつつ、これを事業の柱にしつつそれをじっくりやって足元をまず固めてから、もう一度昨年自分がやろうとしていることを腰をすえて再度チャレンジしろ、ということだろう。

昨年進めようとしたことが早くも停滞状態に入り、いささか凹んではいるが昨年やったことで無駄なことがあったとは思っていない。いや、大きな財産にはなっていると思う。そしてこれからはその財産をベースに、足元にきちんと足を根付かせてからこれをいかに発展させるかについて考える。簡単な道であるはずがないのだからチャレンジすることを忘れては駄目だ。

そして何よりも今受注案件の業務がある。昨年の今頃は計画停電が始まり、悪夢の時期だった。それよりは今はよほどよい状況である。(我々を殺すのに刃物はいらない、電気を止められたらお手上げである

というわけで体勢の立て直しと再チャレンジの準備をこれから行なおうと思う。

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2012年3月20日 (火)

新しいコンテンツ開発停滞も長いトンネルを抜ける気配が

2011年度ももうすぐ終わってしまう。現在私の状況はバッドニュースグッドニュース両方が混在する。

まずバッドニュースは昨年度から始めている新しいコンテンツの試みが諸事情によりしばらく停滞を余儀なくされてしまったこと。中止ではなく保留という状況だが、かなりエネルギーを投入しようとした矢先だけに残念だ。だが同時に最終目的である全く新しいサウンドコンテンツによる商品の社会的認知を広めようとする面で現況の戦略のみでよいのか、ということも考えなくてはならずいずれにせよ戦略の見直しを余儀なくされている。なかなか思うようには進まない。

もう一件も結局年度開けてからの動きになる模様で今年の始め意気揚々と準備していたものが結果として空回りになってしまった。しかし新しい流れなどそう簡単に構築できるものではない、こちらも気長にやっていくしかない。

しかしグッドニュースは久々に大手メーカーより大口の制作案件を受注し、しかもそれが今後大きく発展する可能性も秘めている点。実はうちの会社は多くの音楽事務所にとって悪夢の年である2002年以来、事業の柱となっていた大手発注元の流れが崩れてしまい、2002年はうちの会社も普通なら倒産してもおかしくない状況になった。それの穴埋めをすべく、うちの会社はネット経由のBtoBの受注をかき集め凌いできたため、2000年代の中頃は一時業績を回復させることができたが、2007年以降の新事業の失敗、そしてリーマンショックダブルパンチを受け、さらには1年前の大震災の影響等でトリプルパンチとなり正直会社としてはかなりヤバイ状況だった。しかし今回はその大手メーカーとの関係が構築し1つの流れとして周っていけば、ほぼ10年ぶりに事業の柱となっていた大手発注元を手に入れることになる。長い長いトンネルを抜けられる可能性が出てきた。そのために現在この仕事に全精力を傾けるつもりである。

そのためこの事業に今は全力投入し、会社としての事業の柱を構築しつつ引き続き新しいコンテンツビジネスの構築を模索、制作し続けることにしようと考えている。その意味では現在停滞、戦略の見直しを余儀なくされている案件も腰をすえてそれらに取り組む環境が整うことになる。その意味では2011年度はもう多くは望めないが、2012年度はかなりは明るい見通しが持てるのではないかと思う。これだけ来年度に明るい見通しができるのは本当に久しぶりのような気がする・

この流れが変わらないことを祈るのみである。

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母校の大学が100周年

私の大学が今月で創立100周年だという。

■成蹊学園 100周年特設サイト
http://www.seikei.ac.jp/gakuen/100th/index.html

その関係で創立者の中村春二に関する映画「たしかなあしぶみ」が作られ式典にて上映されるという。(中江裕司監督) 早稲田の大隈重信や一万円札の慶応の福沢諭吉などと違いうちの大学の創立者など誰も知らないと思うが、大正デモクラシーの流れの中で「真の自由人の教育とは何か」ということを模索した人物だという。人物伝を読むと共感できる面も多く、「自由」「自分勝手」の差が理解できない人間が増えている昨今の日本の現状を見ると、もっと中村春二の教育理念が知られてもいいと思う。  

在学中にチラッと耳にしたことはあったが、私が在学当事のうちの大学は(というか今でもそうだと思うが)某三菱グループがスポンザーになった大学で(毎年相当数の学生が「推薦」三菱グループ各社に就職している。就職だけはいい大学だった)教授も東大の学閥で占められていた。しかも安倍晋三元首相のような国家主義者(自民党代議士も複数輩出しているがなぜかいずれも「タカ派」である)も輩出した大学なので私の中で「リベラル」なイメージは大学に対して残念ながら残っていない。寧ろ私が大学でゼミを囲んだ教授は「思想の科学」で活躍した市井三郎(公式サイト:http://www.ichiisaburo.com/)で、思想各界で活躍し本来なら大学の看板教授になってもおかしくない人だったが、そうであるがゆえに東大学閥に煙たがられ大学の中では「窓際」に追いやられていた。そういうこともあって創立者の基本理念なども私に中では忘却の彼方にいってしまったのである。

ちなみに余談だが安倍晋三元首相がなぜリベラリズムを憎み国家主義に走ったかについてはOBの中で有名な逸話がある。もう首相はとっくに辞任したし、もはや政権政党にすらいないので発表しても差し支えないと思うが、安倍晋三が国家主義に走ったのは幼い時の「いじめ」トラウマが原因である。祖父である岸信介が当時60年安保の政策で大きな批判を呼んでいた時に、晋三の当時の小学生の同級生が「安保!! 反対!!」と晋三の席の周りを執拗に行進して周る事件が発生。晋三は毎日泣いて帰宅していたという。これは当時の成蹊小学校のPTAでも問題になり、「安倍君の近くで「安保!! 反対!!」と云わないようにとわざわざ生徒に対して指導をしたという。安倍晋三はこれが今でもトラウマになっているようで、かくして父親の故安倍晋太郎以上にタカ派になり、本来ならA級戦犯で収監されなくてはならないはずの岸信介の影響を最も強く受けた人物となってしまった。まあ大正デモクラシーの思想で創立された大学のOBとしては、どうであろうか?  

話がそれてしまったが、式典には「有名人」となった多数のOB OGが駆けつけコンサートも行なわれる。うちの大学はカシオペアの鳴瀬さんを始め本田俊之さんそして大御所では服部克久先生等、OBにミュージシャンが多い。しかしオープニングセレモニーで演奏する東儀秀樹がOBだとは知らなかった。その他司会進行のMCはアヤバンこと高嶋彩(政治学部卒業) アヤバンは元ミス成蹊で放送部だったから在学中から放送局に目をつけられていた。だからフジテレビに入局しても誰も驚かなかったのである、そして中村春二の映画「たしかなあしぶみ」の主演は鶴見辰吾もOB(これも知らなかった) なぜか映画のナレーション役にとどまっている今ドラマで人気の中井貴一は学部が違うが同期である(在学時によく見かけた) たいした大学ではないと思っていたがこうしてみると意外に有名人が多い。  

さて100周年記念式典、OBは早いもの勝ちで申し込めるようだが、さてどうしようか。100周年なんていう機会はそうそうあるもんじゃないので、行ってもいいかなと思うが正直卒業した学部と今全然違う仕事をしているのが大学に足を運ぶ動きを鈍らせている。どうするかはもう少し考えよう。そもそも式典なんて得意ではない、というか正直苦手なのだが式典で上映される映画は見てみたいと思っているので迷っている。  式典は5月12日、その前に短い曲とはいえ50曲の編曲→レコーデイングの仕事を済ませなくてはいけないので今はそれで頭がいっぱいではあるのだが,,

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2012年2月 1日 (水)

退院一週間で自分の生活革命中

突然の緊急入院から退院、今日でちょうど1週間になる。加えて月も改まりこれから反転攻勢に出るべく動こうと思う。体調は100%とまではいかないが、普通に打ち合わせしたり動いたりすることはできるようになった。とにかく1月分の空白を何とか埋めようと努力している。

今回の入院をきっかけに特に食生活で劇的な変化を余儀なくなれた。というのも今回の入院の原因である腸閉塞というのは再発性の高い病気である。別の医師からのセカンドオピニオンだと開腹手術をするとどんな手術でも腸の癒着のリスクは生じるという。そのリスクを最小限にする方法はただ1つ、ー 減量することである。

恥ずかしながら今までは食に関しては殆ど自制心のないくらい、美食や量をむさぼっていたが今回の入院をきっかけにそれをパタッとやめた。食事に可能な限り時間をかけるようにし量も可能な限り少なくしている。実際にどこまで減量できるかわからないが腸閉塞再発のリスクを最小限にする意味でもこれをやらなくてはならない。

このブログでも私は現在人生の勝負の時期に来ていると書いた。そしてその勝負の年に動こうとした矢先に今回の緊急入院ーもし神様というのがいるとすれば私はこれは神様よりの警告ではないか、と思っている。自分の人生をかけることをこれからやるのであればまず生活習慣から改めて体調の面からもそれに備えよーということかもしれない。実際現在の映画、劇伴関係の作家としての活動や今までにない音楽コンテンツに発展していこうと思うプロジェクト、そしてもう1つ時間がかかるかもしれないが音楽の新たなビジネスモデル構築の仕事ー最終的な結果はわからないが、いずれもこれをやりとげないと自分の人生に終止符を打つことはできない、と考えている。

さらにこの3つとは別に1曲だけ、ポップカルチャー、ジャズ、クラシック等の要素を取り入れたオーケストラによる芸術作品の構想がある。これも完成させてからでないと死ねないと思っている。なぜなら作曲家として生涯に一曲くらいは大作といわれる芸術作品を残したいと思っているからだ。

少なくともこれをやりとげるまでは入院などできない。だから苦しくとも自分の生活習慣を革命的に変えるしかないのだ。あることをやりとげるためには自分から代償を差し出さなくてはいけない。自分にとってはそれが代償かもしれない。

ちなみに私が成年後見人をしている伯母も腸閉塞の手術を一昨年行なっている。伯母の場合は私以上に深刻だ。小腸を切ったのだから。伯母の方が再発する可能性が高い。ここのところ毎年入院しているが今年はそういうことがないのを祈る。しかしアルツハイマーでもある。こちらも心配だ。

いずれにせよこんな状況なので、緊急入院という事態を二度と引き起こさない意味でも生活革命を実施するしかあるまい。

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2012年1月 4日 (水)

2012年サウンドコンテンツ事業展望ー今年も激動に立ち向かいます

改めて明けましておめでとうございます。

今日から官庁の仕事始めでもあり、多くの会社で仕事始めになったようです。
今年も音楽業界は言うに及ばず、サウンドコンテンツ全般もよりいっそう厳しい環境になると思いますが、ひるまず挑んでいこうと思います。

既に何度も書いていますように昨年立ち上げた二つのプロジェクトがあり、今年のトッププライオリテイとしてこの2つの流れを大きくしていくのが目標ではありますが、それ以外にもう1つ可能であればプロジェクトを立ち上げようと思っております。というのも事態は私が予想している以上に動いている感があり、ここでもっと大きな流れを急いで作らないともしかしたら手遅れになるのではないか、という危機感も持っています。

CDが売れなくなった、といわれてから久しいですが、かといって音楽配信音楽業界の救世主になるというのはあらゆるデータを見てもそれは違うと思います。やはり音楽やコンテンツ全般の事業を復活するには根本的な発想の転換が必要だと思います。勿論私は音楽配信を否定するつもりはないですし、CD等のパッケージが無用の長物になったとも考えておりません。ただ、CDのパッケージのありかたは以前の形と大きく変わらざるを得ないということはいえると思います。いずれにせよ以前のような音楽業界のビジネスモデルが有効になることは「たぶん」二度とありません。

そこで今年は実現できるかどうかわかりませんが音楽の新たなビジネスモデルを作る試みを1つやってみようかと考えております。そのため現在企画をブレスト中ですが、企画なので通るかどうかはわかりません。でもトライする価値はあるのではないかと考えます。私的には決して非現実的な企画を書こうと思っているわけではありません。寧ろこちらの方がすぐに大きくなる可能性はあります。

とにかくいろんなことを仕掛けていかないとこの2012年は昨年よりもっと厳しいかもしれません。口開けて待ってたって仕事なんか来やしません。どんどん仕掛けることが重要だと思います。仕事はもらうもんじゃなく、作るもんです。

世界情勢や経済情勢を見ても今年が昨年よりよくなると考えられる材料は少なくとも今現在では何一つありません。そして今年は多くの国で選挙があり政権交代の可能性があります。私は日本も今年は解散総選挙の可能性がかなりの確率であると考えています。いずれにせよ激動の一年になるのは避けられないですし、たぶん円高株安の傾向がすぐに収まるとは到底思えません。ただ昨年の震災や原発のようなことは起きて欲しくないと思いますね。これは皆さんもそう思っているでしょう。

というわけで今年も精一杯がんばろうと思いますし、結果的には楽しい一年だったといえるような年にしたいと思いますので本年もよろしくお願いします

 

あけましておめでとうございます
   本年もよろしくお願い申し上げます

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2011年12月30日 (金)

来年に向けてー音楽文化の「革命」は可能か

先日も書いたように短編映画のMAは年明けに先送り、そして企画の方も年越しの作業になることが確実になってしまいました。すっきりした形で2011年を終えたかったんですが残念です。
まあ年末年始で小休止、この流れを来年になって続けるということでしょう。

一年最後に当たり毎月今年一年の回顧を行なうわけですが、既に書いているように今年は 新たなサウンドコンテンツのありかたを模索する二つの流れがスタートしました。来年はまだ入り口にたったばかりのこの二つのプロジェクトをいかに大きな流れにしていくか、がポイントになります。決して簡単な作業ではないしそもそも私が理想としている状況にすることができるかさえもわかりません。とにかくそれに向けて全力を揚げるしかありません。

とはいえ、どちらも本格的なステージに行くまで時間がかかりそうなので、やはり第三の柱を作らないといけません。以前の記事にも書きましたがもし、第二の産業革命といわれる「情報革命」というものがもし本当に起きるとするならば、それは情報やコンテンツがその「革命」によって本質が変わることになると思います。

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2011年11月20日 (日)

備忘録ー本来の職務、職種に復帰するにあたって

実は2006年の暮頃、だいたい5年前の今くらいから現在まで本来の自分の仕事である作曲、編曲その他「制作」の仕事とはだいぶわき道にそれた活動を多くしていた。

自分は業務としてはさまざまな分野に対して対応可能な能力はあるつもりだが、基本は制作屋である。音楽だけでなく音声、音響、その他サウンドコンテンツを制作するのが私の本来の仕事であり私が最も得意とする点である。しかし音楽業界が衰退し既存の業務による売上が大幅に減ることを予想(ただ事態は私が想像した以上に深刻に展開している)した関係もあり、本来の私の仕事でないことを行なうことを余儀なくされてきた。

それがマネージメントやプロモーターとしての仕事だったり、ハードウエアをも巻き込んだシステムを売るビジネスマンだったりしていた。後者はもう2年前から事実上失敗に終わったし、奥津恵のプロモーターとしての仕事も、いくつか小さな成果はあったものの決して芳しくはない。特にビジネスマンとしてはともかく、私はマネージャーとプロモーターには向いていないことは自分でわかっているし、正直もう私の年齢くらいになるとあまり向いていないことはやるべきではないと思っている。特に私はただでさえ人よりは遠回りした人生を送ってきた。若い頃そうした遠回りは大いに役に立ったと思っているが、もういい加減そんなことをする必要はないだろう。もう充分すぎるくらい自分本来の仕事以外の経験を積んできたと思っている。

昨日FM戸塚"のBIGTIME Music Cocktail”のライブ公開録音が終了したことで一つの区切りができた。奥津恵のプロモーターの仕事を完全にやめるわけではないが、今後は私の制作の仕事(特に劇伴、映画音楽関係)の中で奥津恵の能力が発揮できる部分に参加してもらおうと考えている。今後ライブ活動を一切やらない、という意味ではないがリスクとメリットとの兼ね合いで充分にメリットがありそうなものだけをやるつもりである。(尚、奥津恵FMのパーソナリテイーとしてはかなりいいセン行っていると思うので、その方面のプロモーションは引き続き行なおうとと考えているーこれも「制作」の仕事である)今まで月1-2回のペースで行なってきたライブの回数も必然的に減っていくが仕方あるまい。

とにかくこれからは私は完全に本来の自分の仕事である制作屋に戻ろうと思う。そうした中で自分のノウハウ、能力を発揮し、他の制作会社との明確な差別化、コアコンピタンスを全面に打ち出していく。多種多様のノウハウを持っている点では誰にも負けないと自負している。

<蛇足> 例によってネットの連中に突っ込まれたが、私は一般的に使われるコアコンタンスコアコンタンスと書いている。これは実際の英語の発音はコアコンタンスの方が近いからである。 それにしても粗捜しに執念を燃やす輩はネットには多い(笑+汗)

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2011年11月18日 (金)

明日のライブーそして今後について

twitterやfacebookその他でお知らせはしていますが、明日奥津恵のFM戸塚 Big time music cocktail公開録音があります。

・11月19日(土)16;30 Open 17:00スタート

場所;芝浦Studio Cube 326 Cafe Libro

チャージ\2500 ドリンク別\500
 

17:50~18:20       福神崇仁

18:25~18:45         優峰

18:50~19:20         奥津 恵

<ドリンク・タイム休憩>

19:30~20:00      かぐら(仮)

20:10~20:40      金丸明日香

20:50~21:20 浪漫★喫茶
(エフエム世田谷83.4MHz  11/26(土)23:00-BIGTIME Plus-sum スペシャルLIVE収録)

チケットご購入はこちら



実は都合により奥津がBig time music cocktailのパーソナリテイーをやるのは年内までということになりました。都合というのはBig time 側ではなく弊社の都合で、まあ一年間このBig timeシリーズに関わってきて、奥津恵のFM戸塚 パーソナリテイー就任。そして奥津がラジオのパーソナリテイーとして充分やっていけるという手応えを得たという収穫もありましたが、さまざまな状況を分析した結果Big timeシリーズから一度離れた方が得策、(潮時)と判断したためです。

丸一年間お世話になったと同時に、ここ半年くらいに関しましては貴重な体験を奥津ならびに私がすることができました。その意味でもBig time事務局には感謝したいと思っております。

今後ですがしばらくこういう定期的なライブ活動はしないと思います。全くやらないという意味ではありませんが、然るべき条件や参加するメリット等も慎重に考慮しながら以後のライブ活動に関しては考えたいと思います。

尚、奥津の新番組についてはまた機会があればと考えており、番組も鋭意企画中です。年明けからそう遠くない時期に再開できればと考えております。

まだ12月分の番組収録が残っていますが、それが終了次第Big timeシリーズ終了となります。

私自身5年近くマネージャーの真似事のようなことをやってきましたが、以後は本来の仕事の制作屋に戻り制作の仕事に専念しようと思っております。尚、奥津は現在私が制作している短編映画とアニメ、計二本のテーマソングを歌うことが決まっており、奥津は今後私の制作の仕事に時折顔を出すと思います。

いずれにせよ明日で私も当分人前で演奏はしないと思いますので、是非見てみたいと思う方は土用の夕方、芝浦のStudio Cubeまでお越しください。

よろしくお願いします


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2011年9月28日 (水)

事業、音楽家としての転換期

人生の転換期というのは誰でも訪れるものだが、今自分は人生で何回目はわからないがその転換期を迎えているのを感じる。

音楽家としてはかつての「ヒーリング音楽」「癒し系音楽」の作家というのはもはや過去のものになりつつあるし、今10月5日にてNHKのコーナー企画を皮切りに形になるのがいつかわからないが、今までにない(と思われる)音楽作品の創造への手順を始めている。たぶん形になるには1-2年はかかると思われるが、うまくすれば私の代表作になるかもしれない作品になる。ここで詳しくはいえないがエンタテインメント性も芸術性も両方そなえたものになるだろう。

そして元々私はこれから出発はしているのだが、映画、劇伴作家としても完全にシフトしていく。勿論うたもの等もやらないわけではないが、奥津恵のようなアーチストを少なくとも1からプロデユースするのはたぶんもうやらないかもしれない。

一方会社の経営という観点からいうと特に東日本大震災以降経営環境は厳しい状況が続いている。問い合わせの案件も減り、事業展開も厳しい。その中でいくつかの事業から撤退することにした。

■インペグ(音楽家派遣)事業
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/impeg.htm

お客様各位
 
いつもお世話になります。
 
今まで多くのお客様のご愛顧をいただきました弊社のインペグ事業でございますが、昨今の市場状況(特に東日本大震災以降)ならびにブッキング等のトラブル も多発している現状も踏まえ弊社としては収益性の低下もさることながらリスクも大きくなっていると判断し、勝手ながら本年(2011年)8月末日を持って インペグ事業から撤退することにいたしました。
 
今後は本業の音楽制作とサウンドコンテンツ事業に専心し業績の回復を図る所存でございます。
 
お客様には今まで格別なお引き立てをいただきましたことを心から御礼を申しあげると同時に、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 
2011年8月31日
 
有限会社ハイブリッドミュージック
代表取締役
大野泰史

さらにパッケージ事業も大幅縮小し、本業の音楽制作とサウンドコンテンツ事業に専心しようと考えている。一方では先ほどの番組コーナー企画や奥津恵 番組制作もやっていこうと考えている。

特にBig time music cocktail だが実は奥津恵のパーソナリテイーにはかなり手ごたえをかんじたので今後このBig time シリーズに限らず機会があればパーソナリテイーとして展開させたいと思っている。

特に実はBig time music cocktail だが事情により10月からの新クールは「奥津恵のBig time music cocktail」になる。

これは10-12月の3ヶ月限定の処置だが結果的に奥津恵の単独1時間番組としてオンエアしていくのでこれをフルに利用していこうと思っている。というわけで弊社の奥津恵をよろしくお願い申し上げます。

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2011年8月 9日 (火)

転換期に差し掛かりいろいろと整理を開始します。

いわゆるお盆期間が近づいてきましたね。
私の会社ハイブリッドミュージックも8月11日ー17日の間は夏期休業に伴い業務を停止します。

とはいえクリエーターには休みなどあってないようなものです。実際近日中に制作中のCGアニメ"Legend"の打ち合わせがCGアーチストと監督の3人で予定されています。また他のも必要あれば始まるでしょう。

今まさに自分はここ10年やってきたことの転換期に間違いなく差し掛かっており、それに伴いさまざまなことを変えていかなければなりません。

まず会社の事業をいくつか整理します。というか今までやってきたものの大半を整理することになるでしょう。すぐに完全にやめられないものもありますが、もうきっぱりやめてしまったほうがいいものもあります。

結論からいって音楽も映像もコンテンツ事業ですが、付加価値がつけられないものは基本的にやめようと思っています。付加価値がつけられる、あるいは付けられる可能性のあるものだけ続けます。
株式市場等を見てももはや深刻な状況です。景気の大幅な上昇は残念ながら当分の間見込めないでしょう。いわゆる「下請け」に近い仕事はただでさえもはや限界なのにいっそうのコスト削減要求が間違いなく出てきます。仕事を受ければ受けるほど赤字になる、なんていう事態になりかねません。(というかそうなるでしょう) そうなるともう地獄です。

うちの会社もかなりコスト的に強いという自負はありますが、おそらくコストダウン要求、そしてコストダウンしても、それを補うほどの受注を得られる状況ではとてもないことを考えますと既存のクライアントを除いてそれほど熱心にやる必要はないでしょう。場合によっては既存のクライアントですら、もはや仕事を請けるのは難しくなるかもしれません。(でもどんな無茶な条件でも「誰かが」やっちゃうんですけどね。仕事欲しさに)

でもそんな事業に将来なんてありません。

というわけでここ1-2ヶ月くらいで少しずつですが整理していきます。今動いている3つのプロジェクトも完全に軌道に乗り、回るまでまだ2-3ヶ月かかりますかね。まあ少しずつそちらの方に主軸を動かしつつ、既存の事業で無用なものをやめていきます。

ちなみにこのブログの記事も800記事を超えましたが、いくつか記事を削除もしくは非公開にしようと思います。特にこのブログを立ち上げた当時と現在ではインターネットプロモーション(あるいはインターネットそのものに対する)スタンスが殆ど180度変わった部分もあり、それに関する記事を保存しておくが私の現在の見解と矛盾する点が多々あり、誤解される可能性もありますので、そういうのは削除しようと思います。ブログの記事って残って検索の対象になってしまいますから面倒ですよね。記事数が多いので少し時間がかかりますが、

尚、いまだの当ブログで圧倒的なアクセス数を測る以下の記事

■コラム「音楽業界の現状と将来、そしてある取るに足りない者からの業界への提言」(長文注意)   http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2006/07/post_1324.html

これは2006年7月に書かれたものです。現状の私の考えとは大きく違う部分があるのですが希望者も多いので残すことにします。

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2011年7月 1日 (金)

2011年7月に入り、ここからが本当の始まりになる

今日から7月、今年は震災だけでなく個人的にもいよいよあったけど6月はいろんな意味で大きくことが前進した月でした。

既に何回もここで書いていますが7月3日の日曜日夜7時から弊社の奥津恵FM戸塚 の”BIGTIME Music Cocktail” のパーソナリテイーとして活動を始めます。奥津恵がようやくコミュ二テイとはいえ地上波にレギュラー出演ということになりましたが、奥津恵がうちに来て5年、そのうち半分以上は回り道させてしまった感がありますので、このパーソナリテイーが蟻の一穴として展開してくれればと思っております。

また私が仕掛けている番組企画ー番組の内容はここではいえませんがNHK教育の番組(ここまでいってしまってもいいでしょう)のコーナーもこれから本格的にスタートします。オンエアは9月、いや10月からかもしれませんが今時の小学生なら誰もがみているあの番組に新コーナーが出現します。音楽、音をテーマとした新コーナーです。

あと私のペットミュージックは毎週土曜日「ペットワンダーランド」という番組でFM世田谷にてオンエアされています。

また個人的には音楽制作環境に新しいMAC PROが導入されました。Mac歴20年を超える私としてはまさかCPUがIntelになるとは夢にも思ってませんでしたが..

そして関係ないかもしれませんが我が家に新家族の仔猫が加わっています。

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というわけでいろんな意味で自分にとって新時代が始まろうとしているのかもしれません。

しかしこれはまだスタートラインにたったに過ぎません。これからが本当の勝負です。上記からどのような展開になるか、果たして私、私たちにとって望ましい展開になるか、それは今後の私たちのがんばりにかかっています。

まあ疫病神はどうスキを突いて奈落の底に引っ張り込もうとするかわかりませんので1つ1つ慎重にことを運ぼうと思っています。

というわけでいい報告ができるように頑張りますのでよろしくお願いします


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2011年5月29日 (日)

軌道の大幅修正

毎年今頃そうだが、今年も決算書作業が終了、明日提出に行くがその作業をしているうちにいろんな考えが浮かんできた。

基本的にここ十年以上取り組んできた会社の事業のありかたその他について大幅に見直し方針を転換しようと思う。元々は値切られまくっていた音楽制作の売上に上乗せするために手をつけた事業が3部門あるが、どれも今後大きく伸びる見込みのある分野はない。だからそういうのは既存のクライアントのみの留め、積極的に打って出るのはやめようと思っている。

元々これらの事業の将来性についてはそれほど期待はしていなかった。CD,DVDプレスのパッケージ事業はうちが参入していた時から既に値段のたたきあいだったし、今は案件も減り価格も下がるという最悪のパターン。インペグだってもうそんなにもうからない。(半分つきあいだ) そして音声コンテンツの制作も年々コスト削減圧力が高くなっている。こちらでナレーションブースを作りなおしたがそれでも充分な利益を確保できるかは未知数だ・

昨年の今頃はまだ数年前から立ち上げようとしていた新規のコンテンツ事業が動くかもしれない、という雰囲気があったがそれも昨年の七月頃から止まったまま、事実上失敗に終わった。もともとこの事業を始めたのはうちにしかできないエクスクルーシブで付加価値のある事業を行なうことで利益を確保しようという目論みで始めた。残念ながらうまくいきそうにないが基本的な動機は間違っていない。

例えばうちはコストパフォーマンスの面ではかなり自信があるつもりだが、それでも上記の3つの事業は他の会社でも代用可能である。しかもこの経済環境だと値切りの圧力がこれから強くなることはあっても弱くなることはないのは明らかだ。だからこれらの事業を中心に事業計画を立てること自体もはやナンセンスといってもいいくらいだ。

そこでもう一度うちにとって付加価値の付けられるものは何かもう一度考えようと思う。今取り掛かろうとしている劇伴、映画音楽の件とテレビ番組の企画の件はまさしく付加価値につながるものだが、もう1つ柱になりうるものを作り上げて会社の体力、体勢を立て直そうと思う。何とかここ半年くらいでメドをたてたいが...


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2011年5月19日 (木)

監督との打ち合わせと劇伴音楽に関するつぶやき

今日現在制作中のCGアニメ"Legend" について監督と音楽についてさまざまな意見交換を行なった。とても有意義な時間だった。結果としては最初のサンプルとは全く違うものを作ることにはなるが、その内容については詳細はここでは書けないがこの監督のこの作品に関する思い、だけでなくさらにもう1ひねり、2ひねりも加えた深いコンセプトメーキングの話を行った。その結果私にとっては新たなチャレンジになるプロセスであることがわかったからだ。

こういう打ち合わせはとても楽しい。クリエートする(創造する)というのはこういうことなのだ。このくらいのクリエーター同士のぶつかりあいがないと、世界で闘える作品にはならない。前にも書いたが映画作品はさまざまな分野のクリエーターのコラボレーションである。そのコラボレーションが全員で足し算になればものすごい作品になる。今回のプロセスにはそれがある。だからこそやる気が出る。

先日、とても残念なことだがあるプロジェクトで監督のやりあったため、私自身プロジェクトから脱退した。最初はOK出しておきながらそれを見ず知らずの別の作家(音大系らしい)に見せ私の音楽が「劇伴の基礎、マニュアルに沿っていない」などと評しその一言で態度をガラッと変えた。 

音大等で「劇伴の基礎」なるものを教えているカリキュラムがあるのは知っていたが実は私はそんなものをバカにしていた。なぜならそうした「教科書、マニュアルなどを勉強しても実際の制作現場は「教科書、マニュアルどおりに動くはずなどない。また20数年映像音楽を作った経験を持つ私からいわせれば、もともと作曲や劇伴に教科書的マニュアルなんてないのだ。仮にあってそれを勉強したとしてもそんなのは何の役にもたたない。学校と実際の現場は違うのだ。だからどんな有名な音大でいくら優秀な成績で卒業しても現場では使い物にならないケースが多いのはそのためだ。実際の制作現場なんてそんな甘いもんじゃない。

ところがその監督は私の音楽が「教科書、マニュアルに沿った作り方をしていないといわれたことがよほど気に食わなかったらしい。腹立たしいのは一度全部自分で聞いてOKを出したくせに、第三者の一言でコロッと変わってしまった点。(というか普通できあがったプロの作品を全然無関係の人間に別に作らせるか? この行為だけで非常識極まりない)これは信頼関係を崩す行為である。映画というコラボレーション芸術はクリエーター同士の信頼関係があって始めて成り立つ。こういう人間とはとてもいっしょに仕事はできない。

残念だが教科書的なものでないと駄目と主張するクリエーターはどんなに才能があろうともあるレベル以上には絶対にいかない。それだけでその人間の限界がわかってしまう。その一連行為でこの人間に幻滅し、失望してしまったのは事実である。

今日"Legend"の監督とも話したがオスカーを始めとする世界的な賞を取りたければそうした「教科書的」なものを超え一ひねりも二ひねりもしないと世界の競争には打ち勝てない。プロの世界ではきれいに「うまく」作る人間などはいて捨てるほどいるからだ。それによってそこそこまとまった作品にはなるがそれ以上のレベルはいかない、ましてオスカーやカンヌのパルムドールなど受賞などそれだけでは無理である。

結局私とやりあったその男はそのことを理解できなかったのだろうと思う。百人が聞いて百人が気に入る音楽などこの世に存在しない。なのに外野の誰かが「教科書的でない」私の音楽のコメント一言でOKをひっくりかえした。それだけでその人間はそれ以上いかないということがわかる。優等生的な作品「教科書的マニュアル」しか受け付けない人間はしょせん「うまい」だけでそれ以上はいかない。何よりも状況が千差万別に変化する現場などに対応などできない。

いずれにせよその監督とは決別してかえってよかったと思っている。いくら才能があっても所詮それ以上はいかない人材だとわかったから。その作品も結局その程度のレベルで終わるだろう。日本国内は闘えても世界では闘えるようにはならない。

”Legend"の監督はクリテイテイブが何たるかをよくわかっている。だからこの監督とはずっと仕事をしていきたい。今日も1つ新たな短編プロジェクトが加わったという。これで”Legend"を含み短編を4つ、長編1つ、この監督と予定している。うち2つは海外がらみでありこの監督のすごいのはいずれも資金を調達している点。とにかく世界で闘える作品を作り、実際に賞を取れば勝ちである。


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2011年5月 1日 (日)

音楽制作の海外への展開

前にも書いたように日本の音楽、映像の業界関係者の殆どは日本国内だけを見て海外への展開など考えたこともない、あるいは考えたにしても周囲から叩かれたり馬鹿にされたりするので口に出せない、といった状況にもある。先日のJIN-仁-のような例は本当に例外的な事項である。

だけど私自身も本当にクリエイテイブな仕事をしようと思ったらやはり日本では難しい、少なくともそれをやろうとした場合活動の範囲は非常に限られる、ということを実感している。

たまたま私がこれから頻繁に仕事をするだろうと思われる映画監督も日本脱出を大真面目に考えて具体的な行動に移している。その監督とは「みんなでレッドカーペットを歩きましょう」プロジェクトを推進しようとしている、

こんなことをいっただけで「何寝言云っているんだ、バカじゃねえかおめえ?」などと日本だといわれてしまう可能性が高いけど、前にもいったしもう一度いいますが「我々は大真面目ですww」

その監督とは差し当たり3つの短編映画(1つはアニメ)の制作を予定しており、そのうちの1つが以前公開して制作費の公募を行ったパイロットCGアニメ"Yama-Oni "の本バージョンである"Legend"である。特に"Legend"は音楽が作品のポイントになるため、昨日監督から「音楽を先に作って欲しい」といわれたので、しばらく構想を練ることになる。あとの2つについても考えなければならない。

いずれにせよインターネットの存在もあり、コンテンツは国境を簡単に越えて伝わる。もう日本という狭い国の範囲にこだわる必要はないというのも事実である。

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2011年4月14日 (木)

昨日の続きーデマとリテラシー、情報の信憑性について

さて、昨日の記事で不覚にも釣られてしまったが、本来はこの記事私のもう1つのブログで書くべきものだったのだが、なぜこちらの音楽ブログに書いたかといえば要は「ネットにおける情報」のありかたとそれが音楽業界にどのように影響しているか、という話に持っていきたかったのだ。しかし孫正義氏のtwitterでの大騒ぎまでに発展したことと、週刊ポストのデマ記事に不覚にも翻弄され本題に入れなかったというのが実情。

昨日の記事でも書いたように今回はデマの拡散にマスコミが大きな役割を担っていることがわかっている。記憶に新しいコスモ石油の「有害物質が降ってくる」というデマも(ご丁寧にチェーンメール化までしたし) ジャーナリストの岩上安身氏が情報源であることがわかっており、同氏は福島第一でも「死の灰が降る」(原爆ではないのに)などというデマも飛ばしている。

http://twitter.com/iwakamiyasumi
 

http://togetter.com/li/110829

こうした状況を見ると日本のジャーナリズムの情報の信頼性に?をつけざるを得ない。

要は私はブログにて「ネットで特に恐いのは"広くいったモン勝ち"という傾向がある点。例え嘘でも大勢の人間がいってしまえばあたかも「真実」「正論」になってしまう点であるといおうとしていた。例えば音楽業界に関しては今でも以下のことを真実だと思いこんでいる人間が多い。

1, インターネットでコンテンツを無料でコピーし放題にすれのが最良のプロモーション方法である。

2.CDが売れなくてもライブで稼げばいい。それでミュージシャンはやっていけるはずだ。

3.インターネットは低価格でプロモーションでき、そのうちマスメデイアを凌駕する影響力を持つはずだ。

これらはネットで不特定多数の人間が繰り返し書いているために、あたかも正論、真実であるかのように広まった見解である。しかしどうもこういう傾向はネットに限らない。

これはネット云々でなく情報の伝達のありかたそのものに原因、問題があるということを今回の震災のデマの伝わり方によって感じた。国会に出入りしている有名ジャーナリストだからその情報の信頼性があるとは限らない、ということはデマを拡散した岩上安身氏上杉隆氏の例で明らかだし、マスコミ自身もかなりデマ拡散に貢献していることが昨日の当ブログの記事で証明された。

一方で「福島第一原発がチェルノブイリと同じレベルの事故」というのが実はデマではなかったことも今回で証明された。

としたら我々は一体「情報がデマが真実か」を一体どのように区別すればいいのだろう? 複数の情報を確認したところでその情報が真実だとは限らない。上記のように情報は"広くいったモン勝ち"、例え嘘でも大勢の人間がいってしまえばあたかも「真実」「正論」になってしまうという部分があるからだ。

ひとつだけいえるのはいかなる情報でも、それに対して冷静に対処するクセをつけることだろう。例えマスコミの情報でもデマの可能性がある現在では情報を聞いてあわてて行動するというのはさけるべきだ、ということになる。

日本人は特にパニックに弱い、デマに弱い、ということが今回の震災で明らかになった。この教訓をどうやって生かすか。難しいが同じ過ちを犯さない意味でも考えなければならない。

それにしても情報化社会というのは「情報の質の低下社会」?、今まさにそうなりつつあるような気がする?


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2011年3月21日 (月)

不謹慎ではない。大震災と計画停電の間でも仕事をしなければならない。

皆さんお元気ですか? ご無事ですか?
福島の原発もまだ予断を許さない状況ですがようやく収束の方向に向っているようです。
東北の私の友人は取り合えず全員無事が確認できて安心しています。

それにしても震災から10日、あまりにも多くの人命が失われあまりにも多くのものを失いました。しかしその失うものを取り戻すためにも、再び立ち上がるためにも仕事をしないわけにはいきません。それを不謹慎だなどという人の方が寧ろおかしい。

友人のミュージシャンはライブ、イベントその他の多くがみんなキャンセルになってしまい、業界関係者の大半が震災以後、仕事になっていないと思います。震災の犠牲者や被災者の方がいるとはいえ、東京は計画停電があるとはいえ被災していませんので、そもそも買いだめデマに振り回されること自体がおかしいのです。東京の放射能の値が上がったなどと騒いでいる人がいますが、通常の1.4倍に上がった程度でそれが人体に影響を与えるなどということはありません。レントゲンや胃カメラの時に受ける被爆値より低いです。

そんな中私は現在 CGアニメ短編時代劇(コメデイです)の映画の2つのフィルムスコア(劇伴)を手掛けています。一昨年から劇伴映画音楽の作家として主軸を動かすという方向で動いており、一応仕事としてやっていますのでまだ他のミュージシャンと比べると恵まれている方かもしれません。

しかし計画停電というものがあるので、これがあるとかなり仕事の進行に影響を受けます。残念ながら4月の初めくらいまで覚悟しないといけないかもしれません。あとは東電が少なくとも春場計画停電をしないで済むくらいに、いつ電力供給力を復旧してくれるか、ですね。何せ我々音楽は仕事で電気を使いますから電気がないと仕事になりません。明日も昼間計画停電が実施されますので、その間はピアノの練習にあてます。

私の住む地域では計画停電は少なくとも3月の平日は間違いなく行なわれるでしょう。それを前提に作業工程を組むしかないです。



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