2006年12月11日 (月)

勉強会「音楽業界におけるロングテールメーケテイングの可能性」まとめ(長文注意)

先日のイベントにおける勉強会のまとめです。内容をここで公開いたします。以下まとめです
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ロングテールとは図のように売れ筋(グラフの左端―赤の部分)のヘッドよりも尻尾(黄色の部分)を集合積分すると結果的に売れ筋の部分よりも売り上げが多くなる現象をいい、Wired誌のクリスアンダーソンが提唱したもので主に流通に関する現象である。その成功例としてGoogleやAmazonが揚げられ新しいマーケテイング手法として注目されている。本勉強会はこのマーケテイング手法が低迷する音楽業界で応用可能かどうかについてのパネルデイスカッションである。

まずロングテールマーケテイングについては以下のような議論から始まった

1, ロングテールマーケテイングが仮に一般的になってもテール(尻尾)の部分厚みを増すということはないのではないか?
 
 今注目されているマーケテイング手法だがこの手法が一般的になっても全体的な底上げにはならないのではないか? 結局ヘッド部分が高くないとテールの部分は厚くならないのでは?

2. ロングテールマーケテイングは一つ間違えるとかえって一極集中を招く可能性もあるのでは?

ロングテールに関する警告を書いた「グーグル、アマゾン化する社会」(森健著―光文社)にも書いてあるようにロングテールが普及することによってかえってヘッドの部分が高くなり結果的にはかえって一極集中を招く危険性があることを述べている

3.ロングテールとはいってもいつまでもテールに甘んじてはいけない

尻尾の部分を厚くするよりは尻尾の端からヘッド(頭)や背中に近い部分まで以下に移動させるかについて考えた方がよい。テールを大きくするのではなくテールの中の場所を移動する

音楽業界にロングテールの理論を応用することは可能か
音楽業界のプロモーション現状

1.地上波TV番組とのタイアップ
広告費300-1000万→リクープできないケース増加
従来のマスに投げかける広告手法のみ

2.ネットにおけるJASRAC音源の規制
1. 44秒の法則 
2. Jasrac登録メジャーアーチストのネット放送出演を事実上禁止

先日経団連がストリーミングサーバー、IPマルチキャストという条件のもとであればそこで流す音源は「放送」と見なすように業界に提言したもののレコ協とJASRACはこれを拒否。その後奥田会長自ら再度提案した時には何とレコ協関係者はその場を退席したという。
JASRACは、あまり映像には関わりたくない?
           ↓
ロングテールマーケテイングはネットを中心に宣伝、販売を行う(ネットだけではないが..)
           ↓
現状ではメジャーメーカーやJASRAC登録の音源のアーチストがロングテールマーケテイングを行うのは事実上不可能である。またそもそもメジャーの場合ロングテールマーケティングは必要ない。

ロングテールの基本手法
1. アフィリエート
2. Widget (ブログのサイドバーにつけるバナーのようなもの)
3. メルマガ
4. Adwords Overture
5. HPに関するSEO対策及びユーザーがアクションを起こし易くするHP作り
6. ネット放送
7. 上記1-6のモバイル環境化

以上はネット、バーチャル世界での対策

8 パブリシテイ HPや新聞、雑誌等話題を作り記事にする
9 ライブ  リアルの世界→ 集客の問題は残る

問題点

1ユーザーがネットでどれだけ音楽の情報を得るのか?

現状ではまだ地上波のテレビの影響が大きい。ユーザーが検索するのはテレビ番組等で得た情報を詳しく調べるために検索するという傾向が強い。情報に対して受動的(パッシヴ)な人が圧倒的に多く、自分の好きな音楽をわざわざ検索して捜す人は稀である。
 しかしサイトの話題性の提供で変化する場合もある。今回の出席者All aboutのToshiyaさんによるとランキングを提示することがアクセスが変わる場合があるという。All aboutはアクセス数の「伸び率」でランキングを作りランクインしたサイトの注目度を上げている

2.音楽情報を自主的に検索する人がどれだけいるのか?

基本的には1.と同じだがコアな層は検索して捜すという話もある

3 ネットだけで全てのプロモーションが可能なのか 充分なのか?

答えはNo です。 ネットといえども1メデイアに過ぎません。しかしネットというものが最も安価で参入障壁が低いメデイアであることは事実なのでこれを利用しない手はありません。

ロングテールを応用してインキュベーションを行う場合のポイント

1. コアなファン層を中心にマーケテイング、ブランデイングを行う

アーチストに関して熱烈なファン、コアな層を作り基本的にはその層を中心に数を増やす方向で考える。コアや熱烈なファンが増えることによってブランデイングが可能になる
今後の方向性として、「1アーティスト、1レーベル」ということも。メジャーレーベル(総合百貨店)に対する、レーベル(専門店)。その間で「フィルター」(DJ)の役割を果たす存在(セレクトショップ)が必要か?

2. アーチストの情報に関するコミュニテイ(ファンクラブ、SNS,ブログetc)を作りそこから枝葉のサイトも作る。

現代ある膨大な情報を一般人が取捨選択するのは不可能(特に日本人は)そこでそうした情報を中間でコーデイネートするセクションが必要。これがファンサイトという場合もあるし、FMのパーソナリテイやクラブDJだったりする場合がある

3.ユーザーが関心を持つような話題作り、記事になるようなパブリシテイの素材を考える

パブリシテイや記事は広告費をかけずに宣伝可能な手段である。この手法をもう一度見直すべきだろう。

追記
ここで述べているのは必ずしも従来のマスに向けての広告手法を全て否定するものではありません。寧ろあるアーチストがテールの部分から背中やヘッドに近い段階になれば必要があれば従来のニッパチ的な手法を行う必要があると思います。
 だが新人が基盤もないのにいきなりニッパチ的な方法でプロモーションを行うよりはこのロングテールの手法によってコアなファン層を固めた方がより現実的でありアーチストとしても長持ちすると思います。この手法にはさまざまなトライアンドエラーが必要だとは思いますが是非とも成功例を1つ作り出したいと考えます。
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以上です。またこの続編を機会があれば行いたいと思います

グーグル、アマゾン化する社会

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2006年12月10日 (日)

勉強会+オフ会終了

mixiの「音楽&マーケテイング」及び「音楽業界の未来を考える会」両コミュの共同イベントとして勉強会「音楽業界におけるロングテールマーケテイングの可能性」が終わりました

出席者は総勢5名と少なかったのですが皆さん関心の高い方、問題意識の高い方ばかりでしたので非常に中身の濃い有意義なパネルデイスカッションになりました。3時間半くらいでしたが本当にあっという間でした

勉強会の内容のまとめをいずれ当ブログにおいてご報告したいと思います。私自身も来年を睨んで参考になることが多々ありました。

二次会は会場近くの焼き鳥屋さんで行いました
そこでも話は大いにはずみました

年末のお忙しい中、また足元の悪い中皆さんが集まっていただいたおかげで非常に貴重な時間を過ごすことができました
ありがとうございました

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2006年12月 7日 (木)

勉強会(兼オフ会) 「音楽産業におけるロングテールマーケティングの可能性について 」

9月に行われたマーケテイング庵の勉強会「音楽業界」の続編で今回は他のコミュでの開催ですが念のためこちらでも告知させていただきます。尚、二次会でオフ会兼忘年会も行う予定です

ご存じのように長い間低迷している音楽業界、地上波のテレビとのタイアップを中心とした宣伝、販売戦略に対して限界が叫ばれております。

 こうした中従来の「ニッパチ」と呼ばれるマーケテイング手法に変わる「ロングテール」によるマーケテイング戦略が注目されいくつかの業界で成果を上げ始めています。従来のような大量の宣伝広告費を投入しないで済むこの手法をアーチストやCDのマーケテイングに生かすことができるのか。できるとすればどのようにすればよいのか、について様々な観点からパネルデイスカッションをしながら考えて行きたいと思います。

【日時】  :  12月9日(土) OPEN:17:30
     
【会場】  :代々木区民会館会議室

  (会場は21:45まで使えます)

http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_yoyogi.html

 (二次会では別会場で忘年会も兼ねたいと思います)

【会費】  :\500 (会場費+飲み物、お菓子代)

20人用の会議室なので定員になり次第締め切ります
ご参加いただければ幸いです。

「ロングテール」というのはいわゆる「売れセン」ではない商品をターゲットを絞って売る戦略のことをいい、各ターゲットを結ぶと恐竜の尻尾のように長くなることからその名がつけられています。要は個別のターゲットをたくさん結集させることによって売上額を揚げるという物で従来のマスに向かって広告費を大量に投げる方法とは対極にあるものです。

このメソードの利点は
1.ターゲットを絞った広告戦略のため広告費が少なくて済む
2.市場の小さなニーズにも対応できる
3.高い広告効果を揚げることができる

といったものが揚げられます。

この手法はEコマースや高級化粧品、ファッションなどで既に成果を収めつつある手法ですが、これを音楽、特に新人アーチストのインキュベーションに応用できないかと考えております。もしこれが実際本当に応用、実用が可能になった場合は音楽業界の既成概念、常識を根本からくつがえすほどの革命的な方法論になりえます

この勉強会では実際にそれが可能なのかどうかも含めてその可能性について論じて行きたいと思います
ご興味がある方は是非ご参加下さい。よろしくお願いします

参加ご希望の方はこちら

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2006年12月 3日 (日)

クリスマスライブ終了!!

えー大野のクリスマスソロライブ無事終了いたしました。
寒い中ご来場いただきましてありがとうございました

今回は12月ということもありクリスマスナンバーを多くいれました。まあクリスマスまでまだ3週間近くありますが一応もう街はクリスマス的な雰囲気なので...

曲目です

第一部
1. ホワイトクリスマス
2. My Favorite thing
3, Lost Forest(大野オリジナル)
4. C minor Nocturne (大野オリジナル)
5. O Holy Night
6. Pet Music 新安らぎのテーマ(大野オリジナル)
7 X mas メドレー(もろびとこぞりて、グローリア、ノーエル リトルドラマーボーイ)
8. 聖者が街にやってきた

第二部
1, ザ クリスマス ソング
2. My Love Joy of my desiring (大野オリジナル)
3. 穏やかな夜(大野オリジナル)
4. 映画俺たちの世界より悲しみのテーマ(大野オリジナル)
5. X mas メドレー(We wish you a Merry Christmas,シルバ-ベルス、ベスレヘムの道、きよしこの夜)
6. Short Story(大野オリジナル)

第三部
1, Have yourself a Merry little Christmas
2. Night Waltz(大野オリジナル)
3, Hymn (大野オリジナル)
4. 君にしか聞こえないーCalling you(大野オリジナル)
5.A-flat Nocturne(大野オリジナル)
6. Gotham City Waltz(大野オリジナル)
7 X mas メドレー(サンタが街にやってきた,ジングルベルロック、赤鼻のトナカイ、クリスマスツリ-の歌、ジングルベル)

以上です

次回のライブは年明けの1月10日の予定です
今度はゲストを登場させたいと思います

よろしくお願いします

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2006年11月 4日 (土)

マーケテイング庵9/30パネルデイスカッションーテーマ「音楽業界」議事録(長文です)

先々月の9月30日にmixi内のコミュ、「マーケテイング庵」にてレポーターとして音楽業界をテーマにパネルデイスカッションを行いました。それに関する議事録が出ましたのでここでも公開させていただきます

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 第23回マーケティング庵議事録

日時:2006年9月30日(土)17:00~21:00
会場:super studio,inc(渋谷)
天気:曇り
参加者:19名(男性15名、女性4名) 最多参加者記録!!
テーマ:音楽業界
ゲスト:大野恭史さん
作曲家/編曲家/ピアニストであり音楽制作会社を経営され、22年間にわたり音楽業界で活躍。現在約1,700人の参加者を集めるmixiの「音楽業界の未来を考える会」の管理人。
二次会:ZEST

1.音楽業界の現状
80年代後半~90年代後半→CDバブル
ピークは98年の約6,000億円市場だった。
その後下降し7年連続CD売り上げダウン、2006年は約4,000億円の市場見込み。
   ↓
  音楽業界不況!

供給側と需要側とのギャップがあるのでは?
レコード業界は風通しが悪い会社が多い。
会議でも上から下への一方通行。
レコード会社の淘汰が始まりそう。将来的に残るのはごく数社では?

ミュージシャンは厳しい経済環境
ただ同然で色々なことをやらされている
アーティストが崩れている、育たない環境。

音楽業界はなぜ不況になってしまったのか?

2.音楽業界の問題点(第1点目)~タイアップ~
音楽をプロモーションするには、莫大な費用がかかる
それは現在タイアップが主流になっているから
タイアップができなとCDが出せないとまで言われている
→莫大な広告費、プロモーション費がかかる

ネットでやればいいのでは?という疑問が生じるが、果たしてどれだけネットを見ている人がいるか?
ネット配信が広がっていると言われているが、売り上げ規模では全体のまだ10%位。
→ネットだけでは難しい。
CDの売り上げ規模は75%位。CDをやらないとダメ。そのためにはタイアップが必要。

ところで、
タイアップが主流になっているといっても、ユーザーと果たして一致するのか?
タイアップしたドラマや番組等のイメージと一致していない曲が多いのでは?
供給側とユーザー側とのミスマッチ?

現状のタイアップ…初めからこのプロダクションを使おうと決めている場合が多い。
だから曲とドラマや番組等のイメージが違うことがよくある。

タイアップしたからと言って、必ず売れるとは限らない。
→莫大な費用がかかる割には売れていない現実!

3.音楽業界の問題点(第2点目)~メジャーでないと認めない~
メジャーとインディーズの境界が明白。
両者の違いは、レコ協に加盟しているか否か。加盟していればメジャー。
メジャーかインディーズかで扱われ方が全く違う。
メジャーでないと、認めてくれない風潮。
インディーズでも売れているアーティストは沢山いる。
中にはライブを月20本以上こなしているアーティストや、ワンボックスカーで日本中移動しながらライブをやっているアーティストもいる。

インディーズが育たない。→いいアーティストが育たない。
ブランド志向、もうかればいいんじゃないの?といいう考え方が強い。

4.音楽業界の問題点(第3点目)~販売チャネル~
販売チャネルの問題点
レコード会社と特約店契約がないとCD販売不可。
もっとコンビニで販売してもいいのでは?需要はかなりあるはず。
→特約店契約がないので一部のCDだけに限定される。
メーカーはコンビニで販売したい。小売店が許さない。
あらゆる業種で販売チャネルの多角化が進んでいるのに、CD業界では全くできないでいる。
→販売機会を失っている

5.音楽業界の問題点(第4点目)~アーティストが育たない~
新人アーティストの数…1年で100人以上。
それが翌年は10人残っていない!これが最も深刻な問題!!アーティストが育たない。
育つのは一部のアーティストだけ!
それも3年もてばいいとさえ言われている

アーティストのファンは3種類ある
・コア層
・中間層
・ミーハー層←ここが多い

音楽業界はタイアップが主流になってから、ミーハーしか見なくなった。
音楽を一生懸命やっている人や、応援しているコア層に目を向けなくなった。
熱心なファンをみていない。

コア層は、アーティストとの結びつきが強い。
こういう人はインディーズの頃から結びついている場合が多い。
コア層の部分をいかにつかんでいくかが、アーティストが育つか否か決まる!

でも現状はミーハー層だけターゲットにして、売れなくなったら捨てるというやり方が多い。
ミーハーはタイアップされた1曲買えば直ぐ離れてしまう。
だからアーティストが育たない。

日本のミュージシャンのレベルは、実は世界でもトップクラス(ボーカルは少々落ちるが)
ところが冷遇されているので、表になかなかでてこない
だからレベルが低く見られる

最近、アーティストがライブやりたがらなくなった。
日本のライブハウス→ただの貸しホールになっている
ハコの問題
日本には拠点となるライブハウスが少ない。
例えば福岡ならここというものがない。
→アーティストが育たない原因のひとつ!

6.音楽会社の現状
市場規模10%の音楽配信
日本ではモバイル向けとPC向けがある
モバイル向けは浸透してきているので、これからはPC向けの方が将来性があるのでは?
しかし黒字の配信サイトはほとんどない!大半が赤字!

エーベックス
マーケティング凄い!
音楽業界ではビジネスモデルをしっかりたててやっている
着メロ…音楽としてではなく記号・情報。その先にCDがあると捕らえている

音楽業界は勝ち負けがはっきりしてきた
2社位が売れて他はいまいち!
レコード会社の機能が小さくなってしまった
音楽以外のビジネスモデルを立てないといけない
それがしっかりできているのは、エーベックスだけ。

これからは、映像売っていく会社は残っていく
もっていない会社は5年以内につぶれるかも?

7.なぜ音楽を購入するのか
CD…アイテム別売り上げの約75%
なぜCDを買うか原点を考えた方がいい!
音楽の本質…ライブ
ところが、好きなアーティストのライブを毎日聞くことはできない。
→それをCDで代わりに聞く。→最近ではさらにデジタル配信でダウンロード。→i-podで移動中でも聞く。→画像と一緒に聞く(DVD)
→“ながら音楽”が音楽を聴くシーンのひとつになった。
しかし、これは本当にいい音楽を聴くこと可能か?
しかもアナログの方が音がいいのに、デジタルで聞くシーンが多い。

10代・20代は文化として音楽を持たない人が多くないか?→下地を持っていない。
この層は、持っている人ともっていない人の差が大きくなったのでは?
音楽を聴いて感動したことがない人が多くなった。
音楽体験乏しい。
だから下手なアーティストが、タイアップのおかげで売れたりする
中には、ライブやらせたら下手すぎてとても聞けないアーティストもいる。

曲を作るとき、10代・20代向けの曲を書けとよく言われる→この層しか見ていない。
CDは30代、40代にもよく売れている。
この層にも目を向ける必要がある。
一方では30代・40代には、10代・20代向けでないと売れないという話もある
例えば
アンジェラ アキ…認知度は10代・20代が最も高いが、好感度は実は40代が最も高い。
認知度と好感度は一致しないこともある。

8.音楽業界が今後やるべきこと
CDアルバム約3,000円
配信1曲200円、10曲2,000円
この1,000円の差は??
だったら配信で音楽買う。だがジャケットや歌詞カード等配信ではないものがCDにはある。付加価値は高い。→CDはこれからも残る!
当然、配信も残る

音楽業界を取り巻く環境が昔と大きく違うのは、今は多チャネル化していること。
音楽を聴くシーンも多様化してきた。
ところが、音楽業界がそれに対応しきれていない。
CDもあり、配信もある
それ以外のビジネスモデルが全くできていない
音楽以外で攻めることも必要!
音楽業界は異業種交流を全くやっていない。
だから進化できない。
残るのはごく数社だけ。
一度業界崩壊するしかないかもしれない

これから音楽業界で最も大切なコト
芸術性を重視して、多チャネル化にどう対応していくか!
目先の金儲けだけでなく、長期的視野でアーティストを育てていくことを考えなくては、売り上げは上がらない。業界自体もますます衰退する!

そのうち、ユーザーが音楽を供給し始めるのでは?←アマゾン C to C
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以上が概要です。パネルデイスカッションとしてかなり有意義な議論ができたのではないかと思います。これを踏まえて一音楽家として、音楽製作会社の経営者として今後の方針等について考えたいと思っております




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Himawariとアンテネイジア

、オフィスブルーモルフォのハウザーさんこと小畑さんの担当のアーチスト、Himawariとアンテネイジアの渋谷Plugでのライブ、昼間はアコーステイックの話だったが夜はエレクトロニカ、その中で今まで例の冗談放送(懐かしい名前だ、あれはその後どうなったんだ?)で度々名前を聞いていたHimawariとアンテネイジアを始めて生で見れた。

Himawariは映像と合わせながらパフォーマンス的な要素を含んだエレクトロニカだが、ビート感は結構いい。ちなみにプログラミングをしている人はカンヌ広告祭でグランプリを取った作品の音楽も担当していたという。今後の活動に注目

Himawari公式サイト
http://himawaring.com/

そしてアンテネイジア、今まで何回かその独特のムードのサウンドを聞いて興味があったユニットだ。坂本龍一が日本のバンドで評価しているユニットでライナーも書いているという。エレクトロニカなのだが、退廃的でもあり幻想的でもあるヴォーカルと広がりのあるサウンド。実際ライブを始めて聞いたが本当によかった。またサウンドが坂本龍一好みであるのも何となくわかる。

アンテネイジア公式サイト
http://www.antennasia.com/

今日のPlugでのアーチストはいずれも日本より海外では評価が高いアーチストらしい。歌詞も英語が多い、日本では珍しいが考えてみれば海外、特にヨーロッパのアーチストは英語の詞を用意するのって実は当たり前なのだ。いわゆる先進諸国では日本だけだよ。日本人向けのみに作っているのは、おっと日本は文化的にはやはり先進諸国とはいえないか...

こういうアーチストにこれからがんばって欲しいものである。いっそのこと日本なんか無視して海外だけで大人気が出てくれるようになって欲しいとも思う。チボマットとか少年ナイフの例もあるし...

とにかく素敵なイベントにご招待いただきありがとうございました<ハウザーさん

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2006年11月 2日 (木)

いつのまにかつぶれていた音楽配信サイト

音楽配信はCDにとって変わるーなんて本気で信じている人もいるようだがつぶれているサイトも多い。つい最近知ったのだがまた1つある音楽配信サイトが閉鎖されていた。(知っている人には今更という情報かもしれないが)

kanaderu.jp である

実験的にアップしていた作品があってそれを出していたのだが(勿論JASRAC未登録曲-わざと登録していない曲だ)、無料音楽配信サイトとして広告を音楽に載せるという方法だったが広告主自体が見つからず先行きは危ぶまれていた。どうやらもうだいぶ前に閉鎖されていたらしい。実はもう昨年の話だが全曲削除を事務局に打診しても梨のつぶてだった。(その後何回も同じメールを送信)そのためやバイなとは思っていたのだが,,,

kanaderu自体はインデイースのみの配信サイトだが、アーチスト数はかなりの数だったように思う。腹立たしいのはユーザーや権利者(アーチスト)に対しては全く何の連絡もなくいつのまにか閉鎖というのは失礼な話ではないか。 権利者に分配するはずの広告費も1ダウンロード0.1円なんというタダ以下の価格じゃ殆どのアーチストに対してロイヤリテイ未払いのまま閉鎖したことになる。こういうのを世間では持ち逃げというのだが...(夜逃げ?)

私はkanaderuの中ではダウンロード数はたぶん多いほうだったと思うがそれでも最低支払い金額に達しなかった。おそらく殆どのアーチストが達しなかっただろう。ふざけた話だ

一方音楽配信サイトの戦略を見直すべく考えたのでkanaderu自体がなくなってある意味好都合ではあるのだが、やはり気分は悪い。

ナップスターやmora i-tunesが各携帯キャリアと組むことが決まった以上、インデイースのみの音楽配信サイトの時代は終わったといっていいだろう。WEEDにも実験的に出しているがこれもおそらくつぶれるのは時間の問題。音楽配信ともてはやされているが現実は厳しい。既に淘汰の時代だ。






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2006年10月28日 (土)

Kurzweil K1200復帰

今月の18日に鍵盤部分の故障で修理に出したKurzweilが戻ってきました、何と10日ぶりの復帰。

故障の原因はやはり鍵盤と音源部分のワイヤーが断線、それと鍵盤の基盤のラバー(鍵盤を弾くときにベロシテイを感じる部分、ピアノタッチの部分)がいくつか断線のために交換で、修理費用、締めて2万円、これに自分の車で持ち込みー引取りでガソリン代、高速代とかかかり結構な出費になってしまった。

しかしこのKurzweil K1200ーもう15年も愛用しているマスターキーボードでやはりKurzweil ならではのピアノ音源を始め私が頻繁に使う多くの音源があり、私自身の音楽制作の核をなすものだけに私にとっては必需品ではある。一応無事電源を入れて動作を確認したので安心した。

これで中断していた映画「俺たちの世界」の修正(編集に伴う修正)等の作業に入れる。

K1200のマスターキーボードがないときは何か仕事場に大きな穴があいている感じだったがようやく10日ぶりに復旧した。まずは一安心

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2006年10月26日 (木)

水木さとみ ナレーション録音

さて、今日は今まであまり話しにでは出てこなかったがかつてテレビ番組等に時々出ていた心理カウンセラーの水木さとみさん(医学博士)のヒーリングCD製作のためにナレーション録音を行った

これは私のヒーリング音楽に水木さとみ先生がヒーリングやカウンセリングのナレーションをしていくというもの。ナレーションの内容がなかなか決まらなかったが今日ようやくまとまった。

このヒーリングCDに関しては商品のプロダクトのコンセプトが二転三転していたのだが今日の打ち合わせでようやくまとまった。その関係でまたCDの装丁が大幅に変わることになるのでまたデザインのRoshie君には苦労してもらうと思います(でもその代わりギャラが上がるからね(^^))

要はカウンセリング入りのヒーリングCDにストレスチェックやアロマ等、水木さとみ博士のさまざまなノウハウが盛り込まれる。その関係でまた発売が少し後れるが内容は充実したものになる。この商品は主に水木さとみ博士の講演やネットを通じて発売されます。ちなみに水木さとみ先生は月2-3回の講演をされておられます

水木さとみ 公式サイト(現在工事中です)
http://www.htc-na.com/

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2006年10月21日 (土)

今年最後の京王閣

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今日の出演者は混田(むらた)美穂さんです。ひょんなことから知り合ったんですが、彼女の自主CDを聞いたら結構よかったのと、たまたま京王閣の枠に空きが出たので入れてみました。

混田(むらた)美穂さんは、国立音大出身、声はキャラクターがあり、よいムードを持っています。声楽家卒だけあって声に伸びがありますが、今日は久々に歌ったらしくかなり緊張していて思ったように声が出ていないようでした。それでも会場の人たちもかなり盛り上がりました。CDも結構売れたようでよかったです。

まあ初めて会ったのと、一度生で混田さんの声を聞いてみたかったので今回セッテイングしましたが、次回はもう少しちゃんとした所で彼女を使ってみようと思います。声質も曲もいいのですがどうも場数、経験がまだ少ないようです。それはこれから養っていくしかありません。もし何かあればまた考えていきたいと思います。ちなみにコンビを組んでいた内藤隆之さんはベテランのジャズピアニストです。美穂さんをきちんと支えています

えー5月から弊社が時々アーチストを派遣して、ゴールデンウイークには私自らジャズの箱バン営業等を行ってきた京王閣ですが今回で取りあえず年内は打ち切りにします。京王閣側にいろいろ提案はしたのですがどうもあまり予算が出ないようなので......今後の展開は未定です。もしかしたら今日のように「試し」に出してみようというアーチストが出てくるかもしれませんが、まだ確定ではありません。

取りあえず関係者の皆さんお疲れ様でした。

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2006年10月19日 (木)

KURZWEIL故障

一昨日、愛用のK-1200が故障した。

鍵盤部分のラバー洗浄作業中に、鍵盤のある区域の音が完全に
出なくなり、鍵盤のインターフェース部分と音の発信部分が
断線もしく基盤はがれの可能性があると思われるため

Kurzweil ジャパン(ハーモニクス)はK2000以降しかサポートしていないようだが基盤はがれや断線くらいなら対処して くれるとの話なので昨日、同社に持っていった。k1200となるともう部品がなくサービス担当者も少ないため1週間はかかるという。でも修理対応はしてくれるというので持っていった。
本来なら土曜日に京王閣(おそらくこれが最後)に使う予定だったが間に合いそうにない。仕方なくS330とDX7でやるしかないと思われる。

Kurzweilの音は自分のサウンドに重要な役割を果たしているのでなくてはならない音源である。この間急な仕事が来ても対処できないかも

引き取りはリリーズのライブの後になりそう
幸いリリーズライブはKBDではなく生ピアノなので当分は使わない。

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2006年10月 1日 (日)

「マーケティング庵」という会合でレポーターという形でしゃべりました

アーテイスト・ブランデイング・アンリストのIさんの要請で「マーケティング庵」なる会合で音楽業界についての現状のレポーターをやりました。これは毎月テーマを決めてから対話形式でマーケティングを考える会合でもう10年もこの活動を続けているという話です。mixiでも「マーケティング庵」なるコミュがあり活動を続けているようです。

出席者はIT業界からデザイン、そして音楽関係と幅広くその意味で異業種との交流も可能になるようです。

きっかけはもう2ヶ月も前のことになりますが私がこのブログで公開したコラム「音楽業界の現状と将来、そしてある取るに足りない者からの業界への提言」で、その内容に共感していただいたアクトンさんから話がきました
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2006/07/post_1324.html

どういう会かよくわかっていなかったので何からしゃべればよいかわからなかったのですが、取りあえず今問題となっている点を4-5点上げてそれを元にパネルデイスカッションを行いました。普通こういう会になかなか音楽業界関係者は参加しないものですが、今回はメーカーの関係者、プロダクションの関係者もいてかなり有意義な意見交換ができたと思います

7月に私が書いたコラムに関してはおおむね良い反応が帰ってきたのですが、業界関係者からの異論反論が私に直接かえってこなかったのが少し残念に思いました。というのはあのコラムをたたき台にいろんな意見や議論を巻き起こしたいという意図があったからなのですが、今日は直接いろんな話ができ、私自身も参考になる話が多々ありました。

5時に始まり終わったのが9時過ぎ、たっぷり4時間いろんな話があったため後程内容のまとめをレポートしたいと思います

取りあえず関係者、出席者の皆さん。お疲れ様でした




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2006年9月24日 (日)

トランス音楽の原点ーインド音楽コンサート

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先日久々に会ったプレームダーサ・ヘーゴタ(写真)のインド音楽のコンサートが横浜中華街の「シルクロード舞踏館」というスペースで行われた。初めての場所だったが座布団で座る形式のアットホームなスペースで100人も入らない。それだけにリラックスしながらインド音楽を聴ける

インド音楽はアメリカの黒人音楽と並んで現代の音楽に大きな影響を与えた音楽である。ロック音楽や環境音楽、クラブミュージックのトランス系もルーツはこのインド音楽である

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編成は中央の写真の通りで写真が小さくて見えにくいだろうが前の2人が打楽器のタブラー 中央がシタールのプレームダーサ、右側はタンブーラである

タンブーラはインド音楽の低音楽器でインド音楽の雰囲気をバックで支える楽器。目立たないが重要な楽器である。ギーンギーンと後ろで鳴っていてまるでアナログシンセのスイープ系の音ーそう実は故モーグ博士もインド音楽のファンで電子音でこれを再現しようとしていたのだ。それが今我々が当たり前に使っているアナログのLFO系、Q系の音である。

タブラーはヤギの皮でできた打楽器(左写真)、アフリカのトーキングドラムと同様通信にも使われた楽器なのでインドでは英国の植民地時代に使用が禁止されたが、インド音楽ではかかせないパーカッションである

そして右がかの有名なシタールである。実物を見ると思ったより大きい。何といっても弦が20本もある。通常のギターと違いフレットが曲がっているのだ。それが独特のサウンドを生む

それらの楽器で演奏会は行われた。インド音楽は全て即興である、最低限の決まりだけ決めて曲もいつ終わるかわからない。しかしあの独特の包み込むようなサウンドは時間を忘れさせ自然に人間をトランス状態へ誘う。何千年の歴史がある音楽なのだ。

私は基本的にミュージシャンは即興ができなければならないし、才能があれば即興はできるはずというのが持論である。クラシック音楽も実は19世紀の少なくとも中頃までは即興する演奏家が沢山いたし本来音楽はそうあるべきである。ジャズなどは即興ーアドリブができなければ話にならんし、ロックも同様だ、音大の演奏教育は(即興=悪)という教育をしているが、楽譜に忠実ードイツ語でSachlich(ザッハリッヒー即物的)がよいなどという教育はクラシック音楽を駄目にしたと考えている。この即物志向が支配した時点で西洋の古典音楽は死んだのだ。

インド音楽は会場と一体化して展開される音楽なので本人たちもどうなるかわからない。今日プレームダーサは途中で日本の童謡「さざんか」のフレーズをもじったインプロビゼーションを行った。わざとやったのかプレームダーサに聞いたら本人も意図しないまま自然に日本のメロデイが出てきたという。別にファンサービスではなかったらしい。そしてサウンドはちゃんとインド音楽になっていたのだ。不思議な体験だった

ふーむ インド音楽は深い

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2006年9月22日 (金)

京王閣ー本日はLittle Anemity

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ということで久々の京王閣は7月に続いて2回目の出演のLittle Anemityです。
今回はCD 君といたいを持参しての出演

うめなっちゃんとSolaさんのコンビですが、髪を切ったばかりのSolaさんは今日だけ自称奈美悦子さんでした(笑)

ライブ慣れしているお二人のやりとりが受けましたが
今日は人の入りが今ひとつだったかな?

とにかくLittle Anemity のお二人さん。
お疲れ様でした m(_ _)m

というわけで取りあえず京王閣は一区切りなんですが
10月の大きなレースがあるので何か考えてくれとH報堂側
よりいわれています。考えてくれはいいんだけど「予算をちゃんと出してくれよ、」と喉まで出掛かりました。

リリーズ再出演をなんて話もありますが、ふーむ、もう一度
友情出演してくれ、なんていえないしなあ。

というわけで今後はまだ何も決まっていませんが、すんなり抜けさせてくれそうにないです。困ったな(^^;)

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2006年9月11日 (月)

Vocoder-ヴォコーダー

PFFの映画「俺たちの世界」の音楽制作ーだいたいメドがたちいよいよ作業も佳境に入っている。

今回はいろいろクラシック音楽を使うが、1曲だけ悩んでいる問題がある。それは監督のイメージで「時計仕掛けのオレンジ」に使用されているウエンデイカルロスのベートーベン第九をかなりウエンデイカルロスの原曲に近い形でアレンジしようと思っているのだが監督は、この曲のVocoderの合唱のサウンドをすごく気に入っている。しかしこの音はVocoderでないと出せない音なのだ。一応サンプリング等でそれっぽい音は出せるのだがやはり何か違う。

ご存じの通りVocoderを製造した会社はもう存在しない。楽器の中古屋を探したってそう簡単にみつかるものではない。

これだけが難問だ。それ以外の音楽は全て何とかなるメドがたっているのだが...
Vocoderをどこかで借りれるといいのだが..

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2006年8月28日 (月)

今後の方針-作家として制作会社代表としてー

夏休み期間が終わり、まだ何となく体が重い感じだが今後の方針について考えがまとまった。先日の音楽コラム「音楽業界の現状と将来、そしてある取るに足りない者からの業界への提言」
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2006/07/post_1324.html

は予想以上の反響を得ることが出来たが、それに基づいて自分はどうするかについてが一番重要だからだ。

その中で私はクリエーターとしてそして制作会社代表として次の方針を貫く

1.いわゆる「売れセン」とか表面的な音楽スタイルにこだわらずに、人の心を揺さぶり人が聴いていて気持ちがいい、新鮮な体験ができる音楽を目指す。抽象的表現でしかできないが出来上がった作品がこれに当てはまるかどうかはクリエーターや作家がそして何よりもリスナーが決めることである。
そして当たり前のことだが製品にする音楽制作物は宅録に毛の生えた程度のクオリテイの音源を製品化することはありえない。(この当たり前なことが今当たり前でなくなりつつあるのは同じ業界人として情けないことである)

結局こういう音源を作り続けることがかえって近道かもしれない。メジャーの音源のクオリテイは確実に下がっている。このままいけばもっと下がっていくだろう。ハイクオリテイな音源を作っていけば必ず道が開けていくと信じている

2. 1制作会社=1レコードメーカーを引続き目指す。大手メーカーの下請けではなく自分で作ったものを自分で売り、流通する。これはいわゆるインデイースのことをいっているのではない。大手メーカーの原盤に頼らない方法で音楽を発表する体制ー実は大分前から作っているのだがーを作り上げる。
尚、これは必ずしも大手メーカーや大手プロダクションからの制作請負を一切やらないという意味ではない。あくまでも自分でプロデユースする音源での話しである。
また音楽配信の今後の動向にもよるがCDがなくなることはないだろうと思っている。そのためにもこの体制作りが必要

3. ネットメデイアのプロモーション+販売等で最大限の効果が得られるノウハウを構築。ネットはもっとも手軽にしかも安くプロモーション等を行えるメデイアチャンネルだからこれに関する効果を最大限に得られるようにする努力は引続きやるべきだろう。しかしこれに頼りすぎてもいけない。従来通りのプロモーションをやった上での話しである。そうでないとネットでの最大限の効果は得られない。
いずれにせよネットでのノウハウ、体制をどれだけ作れるかは重要なポイントである。引続きこの体制作りに努力。

特にうちの会社はネット経由でかなりの仕事を既に取っている。3年前から始めていることだが今思うとこれをやっていなかったら今頃どうなっているだろうと思う。ネットなしの今後の事業は考えられない。またそれに関するノウハウをどれだけ積めるかによって今後が決まるだろう。

というわけで引続きこの方針を元に邁進していきます。

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2006年8月24日 (木)

太陽系はホルストの「惑星」とおりに8個に

冥王星が惑星でなくなることが確実に

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060825k0000m040111000c.html

オーケストラの組曲でホルストというイギリス人の作曲家「惑星」という曲があるのをご存じだろう。身近な話でいえば平原綾香の「ジュピター」はこの「惑星」からの「木星」の中のメロデイーをJ-pop化したものだ。このホルストの「惑星」には冥王星がない。冥王星が発見されたのは1930年だがこの「惑星」組曲は1916年に書かれたためにこうなったのだ。

この会議まではこの冥王星がないため、結局ホルストの作品は何となく「何かが欠けている」ような感じだったがこれでようやくホルストの作品ー20世紀初頭の太陽系に戻ったことになる

それにしてもアメリカの科学者の駄々っ子ぶりは何だ。アメリカ人は何でも自分たちの意思をごり押せると思っているようだがこの科学的定義よりも自分たちの主張を押し通そうとしている行為ははっきりいって"Childish"といわれても仕方がない。日頃アメリカが日本を始め世界中に無理難題を押し付け「アメリカ一国だけの利益が守られればよい」という態度が世界中から反発を食らっている1つの証左かもしれない

それにしても冥王星が小惑星セレスと同等の扱いで「矮(わい)惑星」に降格されてしまったのは、少し寂しさは覚えるけどね (まだセレスは矮(わい)惑星ではないー従来通り小惑星になる可能性の方が高い)

まあしかし地球の月より小さいらしいから確かに惑星と呼ぶには何となく無理はあるかもしれない..




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2006年8月13日 (日)

京王閣「はな」3日目無事終了

昨日より好評のボサノバの「はな」の京王閣でのライブが無事終了。やはりボサノバはジャズと同様、京王閣の観客の年齢層 とマッチしていたようです

これで私の担当は9月22日のLittle Anemityのみになりました。

尚、10月以降の京王閣についてはイベント自体は今のやりかたで続きますが私がどうからむかはまだ白紙の状態です。リリーズを再度出演させて欲しいという声もチラホラ出ていますが、出演の条件次第なので現段階では何も決まっておりません。決まり次第またお知らせいたします。

ちなみにナイター開催は9月まで、10月よりデイタイムの開催になりますので出演する場合は従来より2-3時間ほど早くなります。

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京王閣今日ボサノバの「はな」出演です

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久々の京王閣、今日の出演者はボサノバの「はな」です。しかし生憎の雨、昨日とはうって変わってすずしい日でした。

実は写真を見て何か気づきませんか?(写真左)そう、はなさんはステージ正面より大きく右に向いていますね。これには理由があります。

このステージの最中かなりすごい雨が降っていました。しかしステージの右側は屋根があるため雨宿りが可能になるので写真のようにステージの左に観客が固まっているわけです。(写真中)

演奏はボサノバが好きな世代が観客に多いので好評でした。
後半の第二ステージは雨がやみましたが、ボサノバを聴いて踊り出したおばさんがいました(^^:)(写真右) 昔の日本の歌謡曲のボサノバ バージョンとかあったのですがそれが好評だったようです

明日、最終日です。ご興味がある方は京王閣へお出かけ下さい

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2006年8月 7日 (月)

シタール奏者の友人に十数年ぶりに会いました

先日某大手レコードメーカーの元プロデユーサーで現在は某音楽財団にいるF氏より連絡があった。その元プロデユーサーは二十年以上のつきあい、後にも先にもこんなに長い付き合いをした音楽プロデユーサーは彼だけである。

そのF氏が「シタール奏者のPさんが連絡を取りたがっている」との連絡をしてきて彼の連絡先を教えてくれた。実はそのシタール奏者とは昔何回か会っていて、自宅にもお邪魔したことがある。スリランカ人だがもう日本の30年以上いるので日本語はペラペラ、電話で話していると日本人と間違えるほどである。彼は時々自宅でカレーパーテイー兼インド音楽ホームコンサートを開いていてその関係で何回かお宅に伺った。彼のインドカレーは絶品である。
しばらくの間に何となく連絡がとぎれてしまったがまだ僕のことを覚えておいてくれたのだ。

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そのシタール奏者、プレームダーサ・ヘーゴダ氏は何とあの伝説のシタール奏者ラビシャンカールの弟子である。ラビシャンカールでわからなければ、ノラジョーンズのお父さんといえばわかるだろうか? そうノラジョーンズのお父さんは伝説のシタール奏者でジョージハリスン、ジミーページにシタールを教えた人として知られる。ロック音楽、特にプログレっシブロックがインド音楽より強い啓示を受けたのもこのラビシャンカール氏がいたからである。

このプレームダーサ氏、現在は創価大学でインド音楽を教えつつスリランカで政府認定NGO  プレーマダーサ・ヘーゴダ基金 、日本ではNPO法人 「アジア教育・文化・自然環境保護日本支援センター(JECNA)」の代表も勤める等、スリランカで恵まれない子供たちへの教育支援を行いつつ、シタール奏者、日本でのインド音楽伝承のパイオニアとしての活動をしている。

さて、本題だが今日プレームダーサ氏のお宅に伺ったのはプレームダーサ氏がシンセやパーカッション等によるセッションライブをやりたい、との話でその打ち合わせを兼ねていた。実は十数年前にもそういう話をした記憶があるが結局、そのままになっていた。今度はかなり具体的な話になる

プレームダーサ氏のシタール演奏を聴きながら、いろんな演奏のパターンについて語り合ったが、やはり生のシタールをそれも近くで聞くと本当に気持ちいい。シタール、ラーガの音色は明らかに人間の意識を開放、瞑想状態に追い込むーつまりラリる状態にもっていく本当に不思議な魅力を持っている。既に何千年という歴史がある音楽なのだ

というわけでできれば今年中にシタール、タブラー(プレームダーサ氏はタブラーも叩く)とシンセ、ピアノとのライブジャムセッションを行いたいと思います。具体的になったらここでお知らせします

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2006年7月 9日 (日)

久々にLTJ ブケムを聴く

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自分でもなぜかわからないが急に無性にある音楽が聴きたくなるということがある。というわけでレビューにも書いたがLTJブケムの"Earth Vol1&2"をCDの棚から出して聴いた。

癒し系とかアコーステイックなイメージが強い私だが実はこういう音楽も結構好きなのである。反対にエレクトロニカ系が好きな人はアコーステイックを聴かないなどという俗説を唱える人がいるが全くのナンセンスである。その逆も同じ。それに元々私はYMOはじめBイーノやローデリウス等のエレクトリック系もよく聴いていたからこういうのを僕が好んで聴いても少しも不思議ではない

ちなみに少々ポップすぎているかもしれないが僕自身も自主制作ながらエレクトロニカのアルバムを出している

http://homepage1.nifty.com/hyb-music/metanature.htm
理由あってわざとJASRAC登録していない音源である。
興味ある人は聴いてみてください

このLTJブケムの"Earth Vol1&2"、いわゆるドラムンベースが 注目浴び始めた頃のアルバムで既に発表から8年もたっている。しかしドラムンベースというよりは寧ろアンビエントに近い。Vol1が動としたらVol2は静になるだろう。8年前に作られたアルバムだが今聞いても新鮮である。クラブ系お勧めのアルバム。Earthシリーズの原点がここにある。
時々テクノでありながらジャズ的なエッセンスが多分に入っているのがさすがアメリカ人のユニットだ。ヨーロッパのテクノユニットとは明らかにテクスチュアが違う

ちなみにうちの小学生一年の娘は結構これを聞いてノリノリだった。こいつ大きくなったらクラバーにでもなるのかな? ちょっと困るかも..(^^:)

興味ある方はこちら
LTJ ブケム Earth, Vol. 1

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2006年7月 4日 (火)

京王閣ーLittle Anemity

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さて、変則的ですが今日一日だけ京王閣の担当をします 。1ヶ月ぶりの京王閣ー本日の出演はさばいばるいとうさんのご紹介で女の子ユニット "Litte Anemity" (写真)

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なかなかお二人ともライブなれしていて沢山のお客さんにものびのびとやっていました

お二人とも歌唱力はなかなかのものでした。 でも時々お腹の支えの甘さが出るかなー そこは気をつけようね(^^)

ちなみにこの子たち9月22日にも京王閣にて出演予定
その時はCDが出てきているそうです

ちなみに私の会社でもCDプレス承りますので..
hiroさんのご紹介ならお安くしますよ(宣伝してしまったー)

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