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大野恭史 お知らせページ

ドキュメンタリー映画「涙の数だけ笑おうよ」 のテーマ音楽だった曲がSpotifyとApple Musicでストリーミング開始!!  いたしました。

ご存じ「金毘羅ふねふね」のジャズバージョンです。 2versionありまして最初のバージョンの

Konpira Fune Fune Jazz vers1

 

 

Konpira Fune Fune Jazz vers 2

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2019年1月 3日 (木)

新春コラムー「情報革命」はようやく始まってきた?昨今のエンタテインメント業界の状況を見て

もうだいぶ前に当ブログでこんな記事を書いていた

■死語とされている"IT革命”という言葉
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2009/08/it-f819.html

P.F.ドラッカーについてはご存じの方も多いだろうが、この記事で当時「情報革命」について論じている箇所があった。2009年の記事だが当時はまだ「ネット万能論」「IT万能主義」のような論調がネットで根強くあったが一方でそれらに対して「IT革命? どこが革命なんだ?」とか「IT革命なんてもはや死語じゃないか?」などという論調も勃興し始めていた。

要は産業革命の進展の仕方と今の情報革命の進展のしかたを照らし合わせているのだが、IT革命と産業革命を比較すると、コンピューターの誕生に相当するものとして、蒸気機関の発明がある。蒸気機関は社会や産業に大きな革新をもたらしたが、ドラッカー氏の見立てによると「産業革命前から存在していた製品の生産の機械化だけだった」。真に世の中を変えたのは鉄道である。蒸気機関の実用から鉄道の出現まで、ざっと50年かかっている。

コンピューターによるIT革命も同じだとドラッカー氏は指摘する。つまり本格的なコンピューターが生まれて50年がたったが、やったことは大きく言えば機械化であり、これからいよいよ「鉄道」が出現するという。

現代の我々にとってインターネットという便利なツールが出現したのが事実だが、まだ以前のビジネスの形をそのツールをつかうことによって「機械化」したに過ぎない。だから情報の数は多くなったが社会のしくみは殆ど何も変わらずに今日まで来ている。しかしそれらは単なる前ぶれに過ぎない、とドラッカー氏は指摘する。

ドラッカー氏は、鉄道が登場した10年後あたりから、「蒸気機関とは無縁の新産業が躍動を始めた」と述べる。それは電報や写真、光学機器、農業機械、肥料であった。一連の新技術の登場の後に、郵便や銀行、新聞などが現れ、鉄道が登場した30年後には、近代の産業と社会制度が確立した。ドラッカー氏は来るべき社会にも同じことが繰り返されると主張する。

 今後20、30年の間に、コンピュータの出現から今日までに見られたよりも大きな技術の変化、そしてそれ以上に大きな産業構造、経済構造、さらには社会構造の変化が見られることになる

 IT革命からいかなる新産業が生まれ、いかなる社会制度、社会機関が生まれるかはわからない。(中略)しかし絶対とまではいかなくとも、かなりの確率をもって予測できることがある。それは今後20年間に、相当数の新産業が生まれることであろうことである。しかもそれらの多くがIT、コンピュータ、インターネット関連ではないであろうことである。

 上記の最後の赤字の部分が非常に面白い。確かに産業革命では鉄道よりもその周辺の事業が大きく発展し、大もうけをした。IT革命も同じことになるだろう、というのがドラッカー氏の主張である。

実はもしかしたらドラッカー氏のこの主張はひょっとしたら正しいのではないか、と最近の社会の動きを見て思い始めた。

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2018年12月31日 (月)

平成最後の大みそかで音楽、映像のコンテンツ産業の激動の変化の時代に思う

本日は平成最後のおおみそかになります。

それにしてももう次の元号が決まっているでしょうに、政府が発表しないためカレンダー業界とかは困っているようですね。いっそのこと元号なんかやめて西暦に統一したら、なんていったら怒られますでしょうか?

いずれにせよ日本にとって1つの時代が終わるわけですが音楽産業も映画産業も大きな変化の時期に来ています。

CDの時代が完璧に終わった日本以外の音楽業界

まず音楽業界、

日本にいるとわかりませんが欧米では「音楽不況」はもはや過去のものになりつつあり欧米では完全にV字回復している点を当ブログの記事で述べました。

ストリーミングでアメリカ音楽市場がV字回復-でも日本ではこのままでは無理
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2018/04/v-6f77.html

まあ音楽業界筋の反応は今年の4月も現在も信じられない、ありえない"といった反応ですが以下の記事を見ればもはやと"CD"というメデイアは完全に過去のものになってしまったのはもはや否定しがたい事実といわざるを得ません

■「CD離れ」の始まったグラミー賞。CDスルーする新世代が追い風に
https://news.yahoo.co.jp/byline/jaykogami/20181229-00109465/

英HMVが事実上破綻 -ネット配信に押され
https://this.kiji.is/451391345103455329

勿論欧米と日本では音楽ストリーミングに大きな役割を果たすソーシャルネットの環境は欧米と日本では大きく違う(下図)。そのためSpotifyもApple Musicも日本は欧米と比べても有料視聴者数はかなり少ない。そのまま音楽産業側がいうように日本で同じことはできないという言い分も分からないではない。とはいえ欧米でこれだけCDが事実上消滅の状況になっている現状で日本だけがいつまで旧態依然のCDパッケージ中心のビジネスモデルを維持できるかは疑問である

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ジェネレーションZ(現在の18-28歳くらい)に関する調査で、どのソーシャルメデイアに使用頻度が多いかについての調査表

日本の音楽産業も映画産業も「バブル」時代にオイシイ思いをした世代がちょうど経営のトップにたっている。この世代はその「バブル」時代のオイシイ思いが忘れられず、バブル時代のビジネスモデルや事業形態を絶対視してそれ以外の形を受け入れない人間が多いように思います。

そしてトップがそのメンタリテイだとそれが従業員にも伝染るものです。かくして日本の音楽業界はいわゆる音楽不況が始まった時期からそうですが変化というものに極端に弱い業界になってしまいました。
コワいのは「ガラパゴスで何が悪い!!」などといいかねない人間が少なくない昨今の日本です。世界から30年は置いていかれている現状で残念ながら音楽では世界最後進国になってしまっています。そして一番そのことを理解していないのが日本の音楽業界関係者です。

そして変化の対応に対して鈍いのは日本の音楽業界だけではありません。映画、芸能界全般も今大きな変化のうねりが来ています

グローバル化、ユニバーサル化した映画制作現場

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2018年12月28日 (金)

仕事納めー来年から面白くなりそう

会社とかにもよるでしょうが、本日28日に仕事納め、というところも多いんでしょうね。(昨日の28日の場合もある) 実は今年の営業日が今日までと気が付いたのは昨日になってという始末、それまでは土曜日のイベントの準備とか、今とりかかっている中編の映画音楽のこととか、ミュージシャンとしての自分の楽器の練習とか、そんなことで頭がいっぱいだったわけです。

私はというと今少しふれた業界関係のイベントの幹事をやっている関係でそのイベントが終わってから正式に仕事納めになります。この「映画人交流会」での人脈をきっかけに私が映画音楽の仕事ができるようになったこともあり、今や音楽家なのに映画関係の仕事にどっぷりつかってしまうほどの状況になりました。その関係で自分としてはこの交流会、ものすごく感謝しているわけですね。その恩返しの意味もあって今は幹事までやっているわけです。

この「映画人交流会」は不定期ではありますが、恒例のイベントにもなっており、今回は特に内容が充実していると思います。昨今の映画の製作現場のグローバル化、ユニバーサル化の流れもあって、今回は国際的なラインアップです。アメリカ人監督作品、そしてアメリカで活躍する日本人が監督したアメリカ映画のデモ等を含むハイクオリティな映画デモ10作品、それに合わせてハリウッドの超一流プロデユーサー5人が審査員を務める映画祭ーダマー国際映画祭東京(5/10-5/11世田谷北沢会館)の詳細な情報等も告知します。

映画関係者なら「行かなきゃ損」という充実した内容だと思いますのでご興味ある方はFacebookのイベントページをご覧ください
https://www.facebook.com/events/357966561416310/

そんなわけでまだ正式な仕事納めではないので今年を振り返るのはやや早いですが、今年はいろんな意味で面白い一年でした。ある意味転機の一年だったかもしれません。いい年だったかというとやはり「いい年だった」といえるでしょう。

久しぶりに海外出張も行きましたし、CMで弦カルの編成でレコーデイングも行いました。何よりも音楽だけでなく映像制作の現場に参加することが多くなりました。

音楽の世界ではとかく枠組みとか、仕事の間に変な意味での敷居を作る傾向の人が少なくなく、私のように音楽家でありながら撮影現場にいたり、先日の海外出張でクルーの一人として活動することが理解できない人も少なくないようです。

でも結局音楽の仕事でも、勿論純粋な意味での映像制作の仕事でも映像制作に関わっていくことで結果的に仕事が増えているという事実があります。ミュージシャンも同じ、実は今年だけでミュージシャン役で映画やドラマに出ることが2回ありました、私だけでなく他のミュージシャンも派遣しました。映像に関わることでかえって音楽の仕事が増える。 こういうケースは少なくありません。

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中国のドラマで日本人ジャズバンド役として出演:左はトランペットの松尾さん  右がベーシストの大御所でハービーハンコックとも競演された水橋孝さん。

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商業映像の音楽でテーマ曲のレコーデイングを行った時の記念写真

そして来年は今まで以上に映像に関わっていこうと考えております。場合によっては映画音楽だけでなく映画そのものの制作に関わるかもしれません。

音楽人ではありますがもはや完全な「映画人」として

来年は面白くなりそうです


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2018年12月19日 (水)

クラシック曲=著作権がない=ということにはならない理由、映画やドラマで使用する場合はなるべく新録をお勧めする理由

以前から伝えられていたことだが、著作権の保護期間が権利者の没後70年にまでのびることが正式に決定した

■日本のレコード製作者/実演家も権利保護期間70年に延長へ。EUと協定
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1158745.html

TPP11協定が日本国について効力を生ずる2018年12月30日から施行される。つまり12月30日から大晦日を含めて、一旦著作権が切れた以下の日本の作曲家の著作権が復活することになる、

山田耕筰 (1965年没) 中山晋平(1952年没) 早坂文雄(1955年没)etc

いわゆる第二次大戦敗戦規定(連合国側でなく枢軸国の国籍を持つ作曲家)で戦時加算されなかった、ドイツやイタリア、ハンガリー等の作曲家では

リヒャルトシュトラウス (1949年没) パウル ヒンデミット(1963年没)ゾルターン コダーイ(1967年没) etc

等の著作権は復活することになる

尚、「春の祭典」のストラビンスキーや「剣の舞」のハチャトリアンなどはいずれも1970年の死亡なのでまだ著作権は旧規定でも生きていますのでお間違いなく

クラシック音楽の主だった曲の多くが著作権が消滅している曲だが、ここで大きな誤解が生まれている。つまりクラシック曲の著作権が切れているからといってクラシック音楽の音源を好き勝手にどこにでも使っていいというわけではない。

著作権というのは確かにわかり辛いが、そうであるがゆえに大きな誤解が生じる

実は作家の著作権が消滅しても別の著作権がまだ生きていることが多い

それが著作隣接権というものである

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2018年12月 8日 (土)

拙音楽担当ドキュメンタリー映画「涙の数だけ笑おうよ」、テーマ曲のストリーミング開始!!

久々のリリースです

2016年に全国11劇場で公開されましたドキュメンタリー映画「涙の数だけ笑おうよ

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この映画のテーマ曲である「金毘羅ふね船JAZZ」が本日Spotifyを始めデジタルでストリーミング開始となりました。

ご存じ「金毘羅ふねふね」のジャズバージョンです。 2versionありまして最初のバージョンです

こちらは弱音器を使い若干マイルスを意識したものです。

Apple Music のリンクです

Vers1

Vers2

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«ジャズだけでなくアレンジの名手だった前田憲男先生を悼む