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大野恭史 お知らせページ

■ドキュメンタリー映画「涙の数だけ笑おうよ」 再上映決定!!

2017年に角川シネマ新宿他11劇場で公開されましたが...
7月18日(火)に渋谷アップリンクの特集「名画発見」のシリーズの中で上映されます。「名画」の名に値するかどうか、是非ご覧になって判断下さい

7月1日よりチケット受付開始です https://shibuya.uplink.co.jp/movie/2019/54555

7月18日木曜11時から、渋谷アップリンクにて1回限りの上映です。

特集上映「11AM劇場 名画発見!」

11:00—12:25

★上映作品:『涙の数だけ笑おうよ—林家かん平奮闘記』
【上映後トーク】登壇者:竹藤恵一郎(本作監督)

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日時:2019年7月18日 午前11時
会場:渋谷アップリンク

■Now Playing at Spotify

大野恭史のアンビエントアルバム!

 

ドキュメンタリー映画「涙の数だけ笑おうよ
のテーマ音楽だった曲がSpotifyとApple Musicでストリーミング開始!! いたしました。 ご存じ「金毘羅ふねふね」のジャズバージョンです。
2versionあります

 

 

大野作曲のポップス。CDはもう販売していませんがストリーミングで聴くことができます。

 

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2019年7月13日 (土)

しつこくこだわる。映画の「音」についての世界的傾向

一応映画の「音」に関わっている人間として映画の音に関していくつか当ブログでも述べてきた

■映画のサウンドデザイン(音全般)のクオリティの向上をよびかけるー日本映画が世界レベルになるために
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2019/05/post-ddcc58.html

■映画ー特に自主制作の方にお願いーポスプロの予算はあらかじめ最低限度は確保して下さい
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2019/03/post-cad0.html

以前も書きましたが日本の映画では「音」関係は全部後回し。「音楽が大事」などといっている割には音楽には全くお金をかけない。

それは多くの場合撮影だけで制作予算の殆どを使い果たしてしまい、ポスプロにかけるお金が殆ど残っていないためにおきる。その結果、海外の映画界では「日本映画の音は酷い」というのが定評になってしまっている。

これは日本の映画が世界のレベルになるためには絶対にこれを改めないといけない。

今、世界の映画祭の傾向をみますと

1.応募作品の「オーデイオ部分」に「ステレオ」がない

  そう5.1なのか、ドルビーなのか、世界三大映画祭はサンダンスを始め海外の主要な映画祭は全てオーデイオは5.1もしくはドルビーが当たり前になっています。当然ながらフロントの2チャンネルしか音がないものは審査の上で極めて不利になります

2.映画祭は字幕でOKだが劇場公開の長編の音声は世界共通の「インターナショナルトラック」を用意する

私は個人的には字幕で映画を見る派ですが、海外では映画公開の時は殆ど字幕はなく英語やそれ以外の言語は全てローカライズされ現地の言語でボイスオーバー(吹き替え)が行われます。そのため台詞以外の現場の音、音響効果、音楽等をまとめた「世界共通トラック」を作る必要があります。この「世界共通トラック」を「インターナショナルトラック」と呼びます。日本の映画作品を海外に売り込む場合は現在必須になります

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MA のpro tools 画面

当然ながらMA(そもそもMAとは和製英語で海外ではAudio mixing とかAudio recordingといいます)だけで軽く数百万は飛びます。

日本では今「お金をかけないこと」がいいとされるおかしな雰囲気がありますが、その発想を捨てないと日本の映画が世界で通用する、日本映画が海外で売れるはずがない、といってインターナショナルトラックを作る予算を渋るのは自らビジネスチャンスを捨てているようなものです。

そんなことから音楽の分野からしてしつこく映画の音のクオリティにこれからこだわっていきたいと考えます。

 

 

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2019年7月 8日 (月)

映画「新聞記者」レビュー 政治に無関心な人な人に是非見て欲しい映画。選挙前にこの映画を見ることを強く推奨します

当ブログで既に言及していたが、言及した以上見ないと話にならないので本日見てきました。

Main_introduction

どの劇場も満席との話でしたが、私は都心ではなく郊外のシネコンで見ました。満席、ではありませんでしたがそれでも平日昼間でこれだけ入っているのはたいしたものです。少しうれしいのは数は多くなかったですが、若い人もチラホラいました。

ひとことでいって限りなくノンフィクションに近いフィクション。この映画を今の時期に公開したスタッフの皆さんに敬意を表します。

「限りなくノンフィクションに近い」フィクション、というのは伊藤詩織さん事件、加計事件、ネトウヨの暴走、「首相がお友達のみ優遇」等まさに登場人物の名前こそ違うものの、今の政権の構造、本質そのものを描いているからです。マスコミのトップに来る政府からの圧力ーそれも脅迫に近い内容のものが来るさまが描かれています。

演出は「内閣情報室」はダークな空間ということで薄暗く描き、新聞社は明るく書いているが、まさしく現政権下でマスコミが実質的に飼いならされている、政権に広報に貶められている現状を良く描いています。ただこれが日本の映画の限界なのか、映画「バイス」等に比べるともう少しサスペンス感、緊迫感があってもいい気がします。まあ日本とハリウッドではお金のかけ方が違うので「バイス」あたりと比較するのは酷でしょうか?

映画音楽作家の観点からいいますと、岩代太郎の音楽はよくできてはいるものの、やはり綺麗すぎて映画の緊迫感、サスペンス感が表現しきれていない印象があります。ここら辺は映画監督の考え方にもよりますが、音楽が目立つのを嫌う監督もいるのでセーブした可能性はあります。しかしハリウッドでは逆をやらないとダメですね。私ならもっと緊迫感を出す音楽にします。

政治に無関心な方、今まで「思考停止」だった人に是非みていただきたい映画。是非皆さんの周囲であまり政治に興味がない方にもおすすめ下さい。

田中哲司扮する「内閣情報調査室」の長官(見事なほど巨悪ーモンスターを演じている)の最後の言葉

「この国の民主主義は形だけでいいんだ」

これ安倍政権及び日本会議、安倍一味は本当にこう思っているでしょう。

最後にこう問うています

「このままで本当にいいんですか?」

皆さんには是非21日の参議院選挙前に観て、そして考えていただければいただければ幸いです。

 

■映画新聞記者公式サイト
https://shimbunkisha.jp/

 

 

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2019年7月 7日 (日)

「思考停止」「無関心」が多い日本はコンテンツ制作だけでなくすべてにおいて後進国に転落。原因は「一億総サラリーマン化」

このブログを読んでいる人の大多数はおそらく日本はG20にも参加しているし「先進国」だとまだ思っている人が多いだろうと思う。勿論衛生状態が極端に悪いとか未開の土地やインフラが全く整備されていない、とかそういうことではない。日本人はそういうところしか見ない人が多い。

だが国際ビジネスの環境からして既に日本という国は他の国から大きく後れをとっているのだ。インフラやハードウエアの問題ではない。日本人の中にある意識に起因するものだけに事態は余計に深刻なのだ

詳しくは以下の拙ブログ記事を参照されたい

■認めたくない人もいるだろうが残念ながら日本は既に後進国となっているーその原因と背景を考察
http://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/2018/10/07/162648

■グラミー2019年で日本がいかに「音楽後進国」であるかを改めて実感:
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2019/02/2019-7ecb.html

日本が後進国に落ちた理由はいろいろあるが、主なものは次が原因ではあるまいか

(1)ビジネス現場でのIT化の遅れ

海外ではインボイス(請求書)をPdfでメールで送るというのは既に当たり前になっている。ところが日本では「pdfではなく正式な用紙で提出するように」といわれることがよくある。面白いことに大企業ほどこの傾向が強い。会社によっては先方の指定された用紙に記入して郵送するように要求されることがある。「うちの会社はずーっとこのやりかたをしてきましたから」「わが社の慣習だから」 などとその会社のお局さんのような人が自慢気に語っていたことがあった。慣習やしきたりというものが日本企業にとってビジネスのイノベーションより大事、ということらしい。

「メールだとわかり辛い(????)からFaxで送ってくれ」などといわれることも少なくない。私の知る限りいわゆる先進諸国でいまだにFAXを使っているのは日本くらいだと思う。政府はペーパーレス、キャッシュレスを推進しようとしているようだが、肝心の会社関係でなかなか進まない原因がここにある。

キャッシュレスも昨今7payが大きな社会問題になったように、社会的信用性を大きく損ねる事態が起きている。これは要するに「コストダウン」の観点から各電子決済会社がセキュリテイにお金をかけることを躊躇するケースがあるし、何よりも「便利さ」と「セキュリテイ」は反比例する、ということを理解していない日本人が多いためである。「セキュリテイ」をきちんとするためには「便利さ」をある程度犠牲にしなければならない。

要するにハードウエアの問題ではなくITのツールを使うマインドがまだ日本人は社会について行っていないのである。

(2)グローバル化が進まない日本

日本人は島国の人間なので、日常的に自分の周囲のみの人達との関係、もしくは「日本国内だけ」を見て行動する人たちが圧倒的に多い。 

そもそも日本人の間にグローバル化について誤解している人が多い。日本人は某竹中のようにグローバル化=新自由主義と同義語に考えている人が少なくないがそれは全く間違った認識である。実際は「機会が均等な条件で公平な競争をする」という意味で弱肉強食で失敗者を「自己責任の論理」で黙らせてしまう新自由主義とは違う

映画、音楽の分野でのグローバリズムについて
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2017/04/post-589d.html

続きを読む "「思考停止」「無関心」が多い日本はコンテンツ制作だけでなくすべてにおいて後進国に転落。原因は「一億総サラリーマン化」"

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2019年6月29日 (土)

大多数の日本人はいまだ気が付いていないが時代の一大変革期に差し掛かっていることに触れー特にコンテンツ制作の分野

最近の日本人は「安定第一」-変化というものを忌み嫌う傾向が強い。驚くべきことは若い世代、10-20代ほどこの傾向が強い。そのため安倍政権がどんなメチャクチャなことをしても支持しているし、政府や社会の作った「ルール」を絶対視することによって「思考停止」や「無関心」の風潮の根強く日本社会に定着してさせた。文部省と自民党が長い時間かけてようやく日本国民の完全な洗脳計画が成功したのだ。実に見事なものだ。

かくして殆どの日本人は気が付いていないが日本という国は先進国から完全に後進国に転落してしまった。また先進国に戻るためにはどこから手を付けていいのかわからないほど多分野での改革が必要である。しかし変化を忌み嫌う最近の日本人には難しいかもしれない

どうしてこうなってしまったのかについては以下の記事をご覧いただくとしてここでは触れない

■「ルールが絶対」という「正義の暴走」-日本のあらゆる病巣、諸悪の根源がここに凝縮
http://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/2019/06/16/143250

■日本という国があらゆる観点からみて著しく劣化したことを実感する今日この頃
http://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/2019/06/08/152903

■安倍政権の支持率がなぜ下がらないのか?の分析を読んで「不都合な真実に目を背け偽りの夢を見続け破滅」に向かっている日本人の姿を見た
http://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/2019/06/03/214958

なぜこの話を持ち出したかというといわゆる「メジャー」の音楽業界も映画業界も昨今の日本の風潮をもっとも強く反映しているために停滞しているからである。メジャー会社のデイレクターといっても実質的には単なる「サラリーマン」である。本来はサラリーマンであっても仕事の意識の上でサラリーマンであってはならない分野の人間まで身も心も「普通のサラリーマン」になってしまった。これではその辺の商社マンとたいして変わらない。これはレコード会社や映画会社だけでなくマスコミ報道各社、テレビ局、全てそうである。(特にレコード会社の実態は酷いものである)

日本はもはや一億総思考停止の国になってしまった。

 海外に長く住んでいる知人と話していて出てきたのは日本人に啓蒙活動をしても無駄だという話になった。

理由は大半の人が思考を停止しているからだ。残念ながらそれは事実といわざるを得ない

日本人が変わることができるとすれば、誰がみても「凄い」という結果を出すしかない という。そこで私も今の業界がどうこう、というより具体的な形で実行に移そうと思う。

詳細はここではいえないが、今海外がらみの案件を2つ抱えている。ダマー映画祭のおかげなのだが、いずれのプロジェクトもビジネス的に「グローバルスタンダート」のスタイルを貫こうと思う。つまり「日本の業界スタイル」で制作を進行させない。(勿論日本のミュージシャンやアーチストを参加させない、という意味ではない)もっとはっきりいうと「日本人のために作らない」「日本の市場のために作らない」ということである。それをやったらどうなるか。理屈でどうこういうより具体的な実績例を作るしかないと考える。

それをここ1-2年以内に何らかの形で実現しようと思う。今はそれ以上はいえない

 

 

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2019年6月 9日 (日)

地上波テレビは末期症状ーそう遠くないうちに統合や消滅もありうる

ご存じのとおり日本では地上波テレビの影響力がまだ突出して大きい、

「テレビを見ない」という若者を始め私の周囲の人間でも増えてはいるものの、いまだ地上波テレビが日本のメデイアの頂点にたっていることに変わりはない。先進国で地上波テレビの影響がダントツであり続けているのはおそらく日本だけではないだろうか?(欧米では「テレビ」というと地上波ではなくケーブルテレビのことを指す)

ただし「今までは」という条件が、もう既についているかもしれない

実は地上波テレビの視聴者層に異変が起きていることがわかった。

今までは地上波の視聴者層のかなり大きな部分に高齢者、年配者がいた。私の母親にも「今はBSー衛星放送というのがあるよ」と進めても「いらない」という言葉が返ってきた。年配者は新しいものには抵抗する

その母親が最近はBS放送しか見ていないのである。

BSならば野球中継もあるし、大好きな時代劇もある(殆どが再放送だが)

地上波だとどのチャンネルも似たようなタレントしか出ていない、内容もないバラエテイーばかり、私などは見たいなどとも思わない。観るのが苦痛ですらある。

しかし母親のこの話だが、親戚の高齢者や他の年配者を見ても「BS放送しかみていない」とか「ケーブルしか見ていない」という人の方が圧倒的に多かった。私の母親が特殊なわけではなかったのである。

つまり、地上波のテレビはかつて視聴者の有力層だった年配者、高齢者の視聴者層を失ったということになる。

若い層、10-20代がテレビを見ない、というのは既に知られている事実だが、高齢者も見ない、その間の世代の私も地上波の番組でみるのは1-2つくらいしかない。

となるとあのくだらないバラエテイは一体誰が見てるのか? という話になる

なぜ、地上波にバラエテイーが多いのか、理由は2つある。

1つは「安く作れる」そしてもう1つは「企画が通りやすい」 この2点である、広告代理店には今流行のお笑いタレント、その他誰もが知っているタレントの名前が入っていればそれでいいのである。正直いってその番組が面白いかどうか、というのはもはや二の次である。

地上波テレビは前々からこんな感じで制作していったが状況は年々悪くなっている。

今日のような状態になるのはだいぶ前から見えていた。なのに誰もこの傾向に異を唱えなかったのか?とまともな人間なら思うのだが、問題はこれはテレビ局に限らない話だが、メデイア、テレビ局、そして映画やレコード会社すべてに云えることだが「業界の徹底的なサラリーマン化」である。

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