音楽業界7年目のジンクスー2009年は音楽業界「死に体」の年
また暗い話ですみません。どうしても音楽業界の話になると暗い話になってしまいます。去年の12月私はこういう記事をブログに書きました。
■音楽業界7年目のジンクスー世界大恐慌の対策が急務
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2008/12/post-1a95.html
引用しますと
1.1988年ー 私はこの年を「音楽バブル元年」と呼んでいます。日本もいわゆるバブルに沸き始めた時期で、いわゆるメデイアとのタイアップでお金を湯水のように使うのはこの時期に始まったと思っています。音楽業界のプロモーション方法はこの時期から現在まで殆ど変わっていません。
2.1995年ー その「音楽バブル」にかげりが見え始めた時期です。業界の人間の大半がもう忘れていますが1995年の一時期急に仕事がなくなった時期がありました。今思うとその後の音楽業界の衰退の前奏曲だったような気がします。またお金の使い方もこの時から変わり始めました。音楽業界の数字的には1998年がピークですが、私は1995年が変曲点だったと思っています。
3.2002年ー レコード会社がアーチスト育英金、音楽制作費、専属契約金等を大幅にカットした年。もはや音楽事務所を支える力をレコード会社が失ったこともあって、音楽事務所がこの年バタバタつぶれていきました。今、はっきりいってレコード会社に期待する事務所は殆どないと思いますが、この年にそうした動きが始まりました。この年は多くの音楽事務所にとっては悪夢の年だったかもしれません。うちも存続が危ぶまれるほどの大打撃を受けました。
そして今年の2009年ー 残念ながらこのジンクスは生きていたといっていいように思いますね。勿論表面上はまだ大手レコード会社は存在していますし、放送局系の音楽出版社の売上は伸びています。(たださすがに頭打ちにはなっているようですが) しかしレコード会社の大半は実質的に機能停止になっていますし、制作の仕事は本当に減りました。あっても耳を疑うような低予算、残念ながら2009年は「音楽業界死に体の年ー機能停止の年」と後の時代からいわれるかもしれません
昨年から確かに2009年はヤバイぞ、といってきたわけですがそのとおり、今年の年末の経済状況は輪にかけて悪いです。来週の総括でも述べますが、根本的な発想の転換が必要ですね。政府の景気対策も即効性の期待は殆どなく、来年度の予算が史上最高規模といっても「コンクリート」から「人へ」(コンセプトは支持しますけど..) の予算で景気回復にどれだけの効果があるのかわかりません。仮にあっても効果が我々のような業者に恩恵が来るにはどんなに早くとも来年の後半くらいと考えておいてよいかもしれません。
そんなわけで来年はいろんな意味で私自身も腹をくくらないといけません。
実は昔つきあいがあった音楽事務所とかでいくつかが既に音信不通になっています。電話しても連絡がつかないし、事務所やスタジオにいっても鍵が閉まって誰もいない。そんなところが増えています。はっきりいって明日はわが身です。
辛い現実ですが来年はそういうところがもっと増えるでしょう。残念ながら既存のビジネスの形、モデルにこだわっていたらもう駄目でしょうね。それに変わるものを早く見出したいのですがもう3年も試行錯誤を続けていまだに見つけられていないのが現実です。
別に煽るつもりは毛頭ないですが、来年が本当に正念場、修羅場でしょうね。今から腹をくくっておいて損はないと思います。私ならびに私の会社の展望で現状の詳細は月曜日に書きます。
逆にそれを乗り切ることができたらもしかしたら道が開けるかな、などと考えるのは甘すぎるかなー?










最近のコメント